☆魔法先生ネギま!☆246時間目

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「すいませーん、アキラさーん。」
「あ……ネギ先生、良く来てくれたね。」
大河内アキラは、部活を終えてプールのチェックと戸締りをする頃になったら来るようにと
ネギに約束をつけていた。アキラの格好は水着にジャージの上を羽織っているだけという、
今しがた部活動と後始末を終えたようないでたちある。
「それじゃあ、始める前に、更衣室まで来てくれませんか。」
「あ、はい…。」


「えっと……今日は、コ…コレを着てもらって、搾り取ろうかなって、思ってるんだけど…。
 偶然、部屋の押入れから、初頭部の頃使っていた水着が出てきたんだけど、い、いいかな?」
どういう訳だか、アキラはキョドりながら、ネギに今日のやり方を説明しつつ、昔のスク水を差し出した。
「えーっ、な、なんで、僕が女の子の水着を着なけりゃ」
「しーっ!先生、声大きすぎ!」
驚きを禁じえず大声を出すネギをアキラは慌てて押さえ込み、またも恥ずかしそうに理由を述べた。
「だって……ネギ先生、素顔が女の子っぽくて、力がそこそこある割に華奢だから、
 ひょっとしたら、女の子の水着も似合うかな、と思ったんだけど……
 扉には鍵かけたし、今日の水着の事は誰にも公言しないからさ……お願い、先生!」
「そこまで言われると、断るのも悪いので…やります。でも、誰にも言いふらさないで下さい。」
「あ、ありがとう……ネギ先生。」
少し顔を紅潮させて薄く微笑むアキラの顔に、普段のマニッシュな雰囲気はどこにも無い。




「あ、アキラさん、これで…いいですか?」
「!!…うーん、どうせなら……ここはこうして……」
スク水を纏ったネギを見て、何かを思ったらしく、眼鏡と髪留めを外し、水泳帽を取り付けた。
「うわぁ……思ったとおりだよ、ネギ先生……どっからみても完璧だよ!」
「あ、あまり見ないで下さい……誰も見て無いとはいえ、女の子の格好してると思うだけで恥ずかしいですから…。」
パシャッパシャッ!
「わっ、アキラさん、何写真撮っているのですか!?」
ポケットに入れていた携帯電話をカメラに変形させて、アキラは生まれ変わったようなネギを撮るのに夢中になっていた。
「あ、ごめん……女の子の水着着こなしているネギ先生が凄く可愛いから、つい……。
 あ、この写真もさ……自分で楽しむだけに留めておくから……これも二人だけの秘密にして、ね。」
「あ、はぃ……。」
アキラと仲が良いまき絵・亜子・裕奈からも聞いていない変貌振りにネギはただ呆然としていた。
「そうだ。…ネギ先生もさ、自分がどうなっているか、見てみたらどうだ?」
そういって、ロッカーの横にある長い鏡を転がして、ネギの前にかざした。
(え……うそ……これが……僕なの?僕が…女の子になってる……。)
自分の見事な変貌振りに、自分が映っていると認識していながらも、ネギは思わず息を呑んだ。その刹那……


どくんっ!!


「!?」
「!!」
何と、ネギは鏡に映った女の子の自分に興奮してしまい、スク水の股間を女の子ではありえない形に隆起させてしまっていた。