忍者としてではなく、少女としての意外な告白に、ネギは言葉を失っていた。
「やっぱり……拙者では駄目でござるか?」
よほど焦っているのか、答えを待たずして落胆する楓。
「駄目なわけはありません。一教師として、そして、一個人として、誰かに慕われるのは嬉しい限りです。
しかし、まだ、的確な答えを出すには、長瀬さんと触れ合っている時間が今の時点では十分ではありません。
でも、以前や、今日触れ合った事で、長瀬さんがどんな人なのか、少しだけわかってきました。
今後、さっき語り合ったように、日常から信頼し合って、長く触れ合っていった時には、
長瀬さんの事をもっと深く知る事が出来て、今よりもはっきりとした良い答えを出せるかもしれません。
ごめんなさい……まだ今はこんな頼りない答えしか出せませんが……でも、今の時点でも、長瀬さんを良いと思えます。」
まだ答えは出せないといったものの、そのしっかりとした態度に、楓はほっと安堵し、
同時に、自分を見捨てたわけではない事の嬉しさに、再び感情を昂らせていた……
「まだ10歳だというのに……ほんとに人間が出来ているでござるなぁ……。
でも、せめて今だけは、今晩だけは、恋人同士同然に、若い夫婦同然に、振舞いたいでござる……駄目で、ござるか?」
「いいえ、僕でよければ……」
この時の楓とネギの間には、先ほど語り合った「信頼」が、当人が気づかない内に固く強く成立されていた。
そして、ネギに対する蟠りが消えた楓は、無限の責め苦に置かれているネギを開放しようと、既に動き出していた……
「ああん!あ、はぁん…………ら、らめぇ……長瀬さぁん……もっと変になっちゃうぅ!」
「ふふふ……もうちょっと辛抱するでござる……そうすれば、もっと良くイケるでござるよ?」
先程の緊張から開放されてほっとしたと同時に、沈黙した「恵根鮪」製の獲物が発動し、
女性的快楽の無限ループに置かれているネギを、楓は愛しげに全身をくまなく愛撫していた。
「それにしても……本当にデカイでござるなぁ……?」
「あ、あんまり見つめないで下さいぃ〜……
わ、あひゃあん!長瀬さん、そ、そんなに激しくしないで……?」
「だって……大人顔負けの大きさなのに、持ち主より繊細で敏感だから……
思わずいぢめたくなってしまったでござる……ほら、袋もこんなにパンパンに?」
「やあああんっ!」
先ほどから、活火山のマグマのように先走りを絶えず湧出しているネギのズルムケ巨根を、
時には壊れ物を扱うように、或いは力強く勢いに任せて、カリ首を擦ったり、
握りきれない軸を先走りを潤滑油代わりに扱いたり、そして、睾丸も優しく、激しく揉みしだいた……
「しかし……これほどデカイと、こんな事も出来そうでござるな……えいっ!それそれ〜!」
ずぷっ!じゅぶっじゅぶっじゅぶっ……
「はううううううんっ!ゆ、指、指入れちゃ駄目ぇぇぇん!!」
楓はネギのペニスの尿道に指を一本入れてかき回し始めた。
尋常ではない大きさだからこそ出来ると踏んで嬉々としてかき回しつつピストン運動を行い、同時に左手は外側を扱き続けていた。
ネギは、常識で考えられない事にかなり驚いているが、それとは裏腹にペニスは鮮烈に楓の指に感じていたようである。
「尻穴で感じて、おまけに尿道で感じるなんて……前後の穴で感じるなんて言うと、ふしだらな女人と変わらないでござるぞ♪」
「いやぁん、言わないで……あぁ、長瀬さん、僕、もう……」
「イキそうか?イキそうでござるか?…………なら、えいっ!」
すぽん!
楓は、ネギの尿道から指を抜き取った。離れた指と尿道からは、いやらしく先走りで出来た糸が引いていた……。