☆魔法先生ネギま!☆246時間目

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しかし、当然ながら傷痕はそこに残ったままだ。あわててはだけた上着を掴んで、裸身を隠そうとする。
「だ、ダメッ」
「待って下さい、亜子さん」
ネギが亜子の手首を掴み、それを押し止める。亜子は抵抗するが、ネギの力は思いの外強く、振りほどく
ことができない。亜子は半泣きになって懇願する。
「放して、放して下さい…」
「(亜子さんに自信をつけさせないと…)聞いて下さい、亜子さん。亜子さんの体、とてもきれいですよ」
「えっ…」
「ほら、もっとよく見せてください」
そう言いながら、ネギは手早く亜子の上着を脱がせていった。




「自信を持って下さい、亜子さん。亜子さんの肌はこんなに白くて、きれいで……」
「……でもっ、傷がっ」
(うーん、やっぱり気にしてるんだなぁ、どうしよう。……そうだ!)
「亜子さん、ちょっと目を閉じて下さい」
「?」
言われるままに目を閉じる亜子に、ネギが魔法をかける。
「……目を開けて下さい、亜子さん」
「えっ……き、傷が、傷がない!」
「ほら、こうすれば亜子さんの肌の綺麗さがよくわかるでしょう? これは幻術で、一時的なものですが……
って、あの、亜子さん?」
「……やっぱり」
「え?」
「これは、夢や」
「夢? あ、そうです、夢です」
調子に乗って魔法を使いすぎたネギだったが、夢だと思い込んでくれれば後始末の手間が省ける。
「夢だけど、亜子さんが綺麗なのは本当で…… って亜子さん、な、何を!」
「どうせ夢なら、楽しまな損や」
突然、亜子がブラジャーを外し始めて、ネギは大いにあわてた。
「こんなHな夢を見るなんて、ウチって結構エロエロやったんやなぁ……」
スカートを脱ぎ捨て、下着に指を掛ける。ネギはどうすることも出来ずただ、おろおろするばかりだ。
「あの、ちょっと、亜子さん!? 待っ……」
一糸まとわぬ姿で、亜子が強引にネギの唇を奪う。
(ああ、亜子さんの唇って柔らかいなぁ…… それになんだか、いい香りがする)
「……ナギさん」
「は、はいっ」
ちょっと恥ずかしそうに顔を赤らめながら、それでも普段からは考えられない大胆さで、


「抱いてください」
亜子はネギに抱きついた。
「え、は、はい」
反射的にネギは亜子の肩を抱き締める。そのまま、しばらく時間が流れ、
「……あの、ナギさん?」
亜子が怪訝そうにネギの顔を見上げる。
「あの、抱くって、その……」
薬で大人の姿になっているとは言え、中身はしょせん十歳の子供。実は、亜子の言っていることがよく
わかっていなかったのだ。戸惑うネギを見て、どう勘違いしたのか亜子はくすっと笑い、
「もう、女の子にここまでさせるなんて、ナギさんはひどい人やなぁ」
そう言って、ネギの服も脱がせ始めた。
「わあっ、じ、自分で脱ぎますっ」
あっという間にネギも裸に剥かれる。何が何だかわからず、ネギは半分パニック状態だ。