HUNTER×HUNTER ネタバレスレッド part890

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447 名前:名無しさんの次レスにご期待下さい[sage] 投稿日:2008/04/08(火) 23:56:07 ID:QMqJVN160
煽り「恐怖と重圧の中メレオロンがキルアと合流!!」

 HUNTER×HUNTER
 No.277◆侮辱

キルア「……よし」
    「ここなら大丈夫だろ 説明してくれ」
メレオロン(神の共犯者♂除!!)
      「シュートがリタイヤして」
      「ナックルが単独ユピーと戦ってる 手を貸してくれ!」
      「ナックルの奴逃げの一手で」
      「時間を稼ぐつもりらしいんだ 無謀だぜ!?」
キルア「オッケ 神の共犯者″ナ低何秒いける?」
メレオロン「最初は無様に10秒でタップしたけど落ち着けてきた」
      「不動でいいなら絶対一分いける!」
キルア「充分」
    「あと一回分だけオレにくれ」
  【キルア人差し指を立てる】

 キルアが人差し指を立てたおよそ三分五秒前
 ナックルは宙にいた
 ナックルが自ら思う最高の長所は逃げ足であった
  【ナックル飛び降りながらユピーの攻撃をかわす】
 仲間を逃がすため警官を殴り倒し
 パトカー4台 白バイ2台を相手に脚力のみで一昼夜走り回り
 結局 逃げおおせたのが小学校卒業の日

 カイゼル型
 最高速度を維持し走り続ける持久力は
 チーターのそれを遥かに凌駕する

 シュートのため姿を現し
 ヒットアンドアウェイの霍乱戦法を選択した…
 ナックルは概ね正しい
ナックル「!」
  【ナックルを追って飛び降りず建物の奥へ戻るユピー】
ナックル(追って来ねェ…!?)

 誤算があるとすれば意識の違いである

ナックル「シュートが!! やべえ!!!」
  【シュートの元へ全力で戻るナックル】

 シュートとナックルにとってユピーは重要な標的であるが
 ユピーにとっての二人はそうではない
 護衛軍の任務は王の護衛であり
 敵を王に近付けない事を念頭に行動している
 ユピーはまだ王が玉座の間にいるものと認識しており
 自分が階段付近の監視を任された以上
 現状ではピトーとプフの両名が
 王の護衛についていると確信している
 よってユピーにとって重要なのは
 玉座の間に敵を近付けない事であり
 敵の数が不明な現状においては
 自らに憑いた敵の能力の正体も二の次
 逃げた敵も瀕死の敵も警戒の範疇外なのである
3 :2008/04/09(水) 21:57:34 ID:0Da2JWC00
452 名前:名無しさんの次レスにご期待下さい[sage] 投稿日:2008/04/08(火) 23:56:36 ID:QMqJVN160
 シュートは生きていた
 位置から考えて踵を返したユピーの
 目に触れたのは明らかである
 ユピーにとってシュートの生死は全くの関心外
 それは全身全霊を賭けて闘っている二人に嘗て無い屈辱を与えた

ナックル「払って終いか 手前らにとっちゃ…」
     「オレもシュートもただの蝿かよ!?」
     「上等だ……せいぜい後悔するといいぜ」
     「その蝿の攻撃で十数分後にはテメェはトぶんだ……ッ!!!」

 【三階からユピーの声】
ユピー「いねェのかオイ!! オイ!!」
ナックル(モラウは玉座の間で監獄ロック≠アとはプフと一対一!!)
     (王は玉座の間にいねェ…!!)
     (間抜けがッ 蛻の玉座を守ってろ!!)
     (オレはシュートを連れて対岸から高みの見物を決め込むぜ!!)
  【シュートに肩を貸し移動するナックル】
シュート「チク…ショウ…」

 ナックルが誤算に気付いた時
 新たな誤算はもう生まれていた
ナックル(シュートとユピーは目が合った…!)
     (その時シュートは死を覚悟しただろう…)
     (オレ達はそういう闘いに臨んだ!!)
 ついさっき思考でなぞった冷静な言葉とは裏腹に
 ナックルの臓腑は生涯最高の怒りで湧き立っていた
 血濡れのシュートをただ一蔑し
 三階へと向かったであろうユピーの表情を想い
 新たに生まれた誤算にナックル自信も気付いた
ナックル(そのシュートをあの野郎は侮辱(シカト)した!!)
     (戦友を侮辱されたまま…黙って見過ごす!?
     (何の為!?)
     (世界の為!?)
     (人類の為!?)
     (それで仮に任務を果たしてシュートと握手を交わす!?)
     (やったな!!……と肩を叩きお互いを讃える!?)
     (親友を侮辱されたまま………!?)
     (出来る訳がねェ!!!!)
     「あり得ねェ…」
  【ナックル肩を貸すのを忘れシュートを地面に落としてしまう】
シュート「……お 前…な……」
ナックル「あ ワリィ」
     「ワリィついでだ もう少しここで我慢してくれや」
     「まだ面と向かって野郎の顔面に一発も入れてねーからよ」
     「必ず…オメーの分も!! ぶち込んで来っからよ!!!」
シュート(…ここで 冷静にナックルを止めるのがオレの役目…)
     (正気か!?よせよ!!黙って時間を稼げって……)
     (それが…オレの…!!)
4 :2008/04/09(水) 21:57:43 ID:0Da2JWC00
455 名前:名無しさんの次レスにご期待下さい[sage] 投稿日:2008/04/08(火) 23:56:57 ID:QMqJVN160
シュート「頼む…ッ ナックル!!!」
     「畜生っ!!! あの野郎…」
     「オレを…オレを…ゴミみたいに見やがった」
     「あの糞野郎にオレの分も…ッッ!!!」
ナックル「応っ 任せろ!!!」
    (師匠すんません オレ達バカなんです)
 新たな誤算
    (世界より大事なものがあるんです!!)
 大切なものの重さ


  【玉座の間 ユピーが監獄ロックの煙に攻撃する】

ユピー「…チイッ」
    (この煙もオレの攻撃が効かねェ!?)
    「王!!」
    「ピトー!! プフ!!いねェのか!! オイ!!
    「オイ!!」

モラウ(あれはユピーか!?)
    (まさか二人は殺られりまったのか…!?)
    (会長は上手くやってるといいが…)
    (なぜプフは呼びかけに応じない?)
    (おかしい…!なぜコイツはこんな悠長に殻にこもってられるんだ!?)
    (本来ならもっと慌てて王の元へ向かう努力するはず)
    (オレ達は…蟻の…護衛軍の何かを誤解している…!?)
    (この作戦は果たしていい方向へ進んでいるのか…!?)
    (迷うな!! オレは任務を遂行するのみ!!)
プフ(疑惑…不安…焦燥…負の感情に包まれながらも信念の割合は揺るがない)
   (優秀な戦士の感情図…惚れ惚れします)
   (しかしそれがあなたの決断を鈍らせる枷となるのです…)

ユピー「くそっ」
    (なぜピトーの円≠ェでてねェんだ!?)
    (王もピトーもプフもどっかに消えたってのか!?)
    (オレだけおいて…!? 何があった!? 何が起こってる!?)
ポットクリン「時間です 利息がつきます」
ユピー「うるせェ!!!」
    (肩の黒い霧は消えねェし…こいつはどんどん数が増えやがる)
    (早く王を探さねば)
    (しまった下のハエ殺しとけば肩の霧は消せたかも知れねェのに)
    (しかし早く王を探さねば)
    (なんなんだクソ!! イライラするぜ!!!)

  【ナックルがユピーの前に現れる】
ナックル「よォ」

ユピー「なんなんだよ どいつもこいつもよォオオオオ」

0:02:09:04

煽り「見下し、蔑み、侮辱する敵!!」
   「怒れ、ざらつけ、闘えナックル!!!!」
5 :2008/04/09(水) 21:58:15 ID:0Da2JWC00
507 名前:エロイ人 ◆.QrIe30Kvw [sage] 投稿日:2008/04/09(水) 00:04:16 ID:9vBZTfXM0
池のおたまじゃくしが今年は
無事にかえりました。
              <義博>

612 名前:エロイ人 ◆.QrIe30Kvw [sage] 投稿日:2008/04/09(水) 00:13:07 ID:9vBZTfXM0
ID変わってるw
オイラが書いたのは
>447
>452
>455
ですよ

>500,579
誤字の指摘ありがとう
実際は(まさか二人は殺られちまったのか…!?)です