いや、微妙だよシンデレラ編も。
シンデレラのインパクトで誤魔化されてるだけだ、絶対。
自分はシンデレラ編からサンデーは立ち読みになった。
それまでの月打された登場人物って狂った後にとった行動っていうのが定められた「おとぎばなし」の中で
本当はしたかったんだけれど制約があるからできなかった、我慢していた
ようなことだったからすんなり受け入れられたんだけど、今回のシンデレラに関してはどうして狂って目指した先が
スピード狂なのかがさっぱり分からない。
シンデレラだと他にありそうじゃない?不満に持ってたこと我慢していたことって。
それよりも何よりもスピードを求めている回答をこの先に用意してもらわないと疑問符が消えない。
天童もキャラが微妙だし…エンジンルームを破壊されて火を噴かない車も納得がいかない。
スピード狂については、のろまてつまらない宮廷暮らしは願い下げ、みたいなセリフからして
シンデレラ・コンプレックスについて描きたいのかな?とも思った。
その意味で、自己解放の模索中に暴走にはしるのは、
尾崎的というか何というか 分かりやすい非行・ご乱行ではあると思う。
でも、天道のキャラが微妙なのは大いに同意。
天道(=太陽)なんて月光と対になるような名前で登場させるほどの奴でもないと思うんだが、
使い捨てではなく、今後も月光の喧嘩ライバルの地位で定着させるつもりなのか?
×のろまて
○のろまで
サンデーの品質劣化に故参の読者がサンデーから去った結果
どんな作品でもマンセーする藤田原理主義みたいな連中だけ残ってる感じ…
なるほどね、シンデレラコンプレックスか。
シンデレラその人がシンデレラ的サクセスストーリーに憧憬していたわけだ。
で、月打の結果、自立と自由を追求し、その果てが王子の与えてくれた生活からすらも脱却したくなったと。
確かに自己解放としての暴走は分かりやすい発露の仕方だね。
メインキャラですら魅力がないことに定評のある月光条例でこれまた微妙な天道。
他のキャラの口を借りて天道の生い立ちをくどく説明させてるところをみると月光パーティに加わるんだろうか。
読み手の世界のバトルにすると日常描写がつまらないからテンポが悪くて仕方がない。
シンデレラ姐さんが盛り上げても天道がピンのコマがガッカリの出来だから。
違うだろう?
スピード狂はたぶん12時までに…の下りが原因じゃないか?
しかしシンデレラかっこいいな
萌えたw
>>236 いや、そんな形式上の造型は当然の前提として、そういう表面的なことじゃなく
>>231が言ってるのは、それが月打後シンデレラ本人の心情にとってどういう意味を持つかだろ?
帰りを急ぐ属性の誇張ってだけの理由なら、薄すぎるよ。
単にそれだけだったら、シンデレラをああいう性格にしなくても
強迫観念に取り憑かれて誰にも耳を貸さず ひたすら疾走し去るメンヘラがかったシンデレラ、でもいいわけだし。
今回は、冒頭でも 物語中では特段の個性もない印象の薄い「王子様」がクローズアップされ、
シンデレラは甘ちゃんのボウヤ呼ばわりでそれを一蹴、でも王子はくじけず一途な想いで月打解除に努力する、
って展開を見る限りでは、シンデレラと王子との関係も今回のエピ中では重要なポイントになる一つだと思う。
でも、それってちょっと前回の一寸法師&姫と二回連続で、傾向がかぶる気はするが…。
>>237 正気に戻ったときに「どうして暴走してしまったか」の理由をシンデレラが語るだろうとは思うが
心理的な深い理由などどこにもなく
>>236 の言うような浅薄な理由しかないのかもしれない。
自分は藤田先生の作品には深いテーマ性が例え幕間的な回であってもあると信じていたけれど月光条例にはそれが全く感じられない。
一寸と姫の恋愛も泥沼を自分たちの手で解決させるのかと思いきや、金棒のせいでした、最初から好き合ってました、
なんて逃げとも思える手法を取ってしまったような、それまでの積み重ねは何だったのかと疑問ばかりを抱かせるのは止めて欲しい。
シンデレラと王子も役を演じているかと思えば、好きだ何だと言ったところで茶番にしかならないし、
いやこれは彼らのリアル人生です、と言われればどうしてロールプレイしている登場人物とそうでない人物がいるのか、
両方がいるのならその線引きはどこにあるのか、なんていうしっくりきてない点が読みながら浮かび上がる。
月打にしてもおとぎばなしにしても体系立てて骨太の設定をきちんと据えていれば
とても読み応えのある作品になっただろうに。
見捨てるのはまだ早い、後付設定に定評がある、ここから絶対に立て直すというのなら是非やってもらいたい。