(並列的)エア・ギアとスキマスイッチの共通点(奇才)
1 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:
現実な所にベースをおきながらそこから変化を求める。
エアギア 日本が舞台 スキマスイッチ 日常の感性が舞台
エアギア アカデミーでなく堅苦しくない スキマスイッチ 感性そのまま
2 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2008/02/28(木) 23:19:07 ID:OKA+SlgB0
エアギア
絵が異常に上手く、2000年に急に画力が高く、前後の歴史の進化とかそういう
時代に沿った進化とは読み取れないのに、基本ベースが少年漫画には沿っている。
スキマスイッチ
前後の歴史の進化とかそういう音楽界全体の進化でなく、一種のサッカー感覚がある
メロディはどこかで聞いたことあるのにどこかディフェンスのスキマを縫うような
予想ができない感覚。
3 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2008/02/28(木) 23:23:01 ID:OKA+SlgB0
中身の深さとかいうより、目に見えない求心力がところどころにちりばめている
中身を重視しすぎるとそれを伝えないといけないので、質感や情感を一般人が
理解できるようになるから型にはまりがちである。
これが音楽ではメロディに、漫画には絵に影響してしまうのである。
どんなに個性的な中身でも中身から始まるベースは単調増加なので、質感や情感に
変化を与えることができない。
それがエアギアやスキマは質感や情感がベースなので、中身や内容は飾りとなるのである
一万年と二千年前から愛してるううううう
5 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2008/02/28(木) 23:24:48 ID:OKA+SlgB0
週刊スピード、リリース速度が速い。
2003年からエアギアを連載、現在19巻も連載
それにもかかわらず天天を同時連載
2003年デビューで40曲以上リリース、その曲のおよそ
3割がメディアに利用されている。
八千年過ぎたー頃かーらもっと恋しくなあっーたー
BLEACHと同レベルのオサレ漫画としか思ってない。
8 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2008/02/28(木) 23:38:34 ID:OKA+SlgB0
中身や内容サブスタンスってのは結局、社会に合わせようとした努力であり
そこから生まれる質感何て限られている、例えそれがどれだけ深くあろうと
社会世間をを無視できていないのだ。
初めてしたオナニーの感覚や、FFが急に3Dになった感覚をそのまま歌にしたのが
スキマやエアギア。
9 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2008/02/28(木) 23:39:24 ID:OKA+SlgB0
別にスキマやエアギア以外のエンターテイメントを否定するつもりはないが
10 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2008/02/28(木) 23:43:32 ID:OKA+SlgB0
奇才エンターテイメント
ギャグ漫画 浦安鉄筋家族
音楽 スキマスイッチ
漫画 エアギア
好きな
漫画
ジョジョ デスノート ハンター ブリーチ
ゆうはく ナルト ...etc
好きな漫画は山ほどあるが、奇才な漫画は少ない。
好きなマンガは中身ベースな件。
奇才漫画の頂点は浦安。
感性を説明できないが、めちゃくちゃ死ぬくらいに笑えるのに
これがギャグ漫画だと思った事はひとつもない、人間が本能に持ってる
オナニーを直接刺激するものをギャグとくくれるはずがない。
11 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2008/02/28(木) 23:49:27 ID:OKA+SlgB0
模倣しにくい、IQという数値の延長上にない。
12 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2008/02/29(金) 03:44:13 ID:oha+lY/pO
そ
なんというクソスレ
こ、これは突っ込み所があり過ぎて俺の手に負えねえ…!
一体どこから突っ込めばいいんだ!?
>>1さんは2ちゃんねる初心者ですか?
書き込む前にSG(セキュリティー・ガード)に登録しないと危険ですよ。
SGに登録せずに書き込んだ場合、
あなたのパソコン内の情報が他人に見られる恐れがあります。
初期の頃から2ちゃんねるにいる方達はかなりのスキルとこのBBSのコマンドを知っています
ですから簡単にあなたのIPアドレス等抜かれ、住所まで公開された人も数多くおり
社会的に抹殺されてしまう。それが2ちゃんねるの隠れた素顔でもあります
SGしておけばまず抜かれるコマンド自体が無効になってしまうので
どんなにスキルがある人でもIPアドレスを抜くことが不可能になります
SGに登録する方法は、名前欄に「 fusianasan 」と入れる。
これでSGの登録は完了します
一度登録すれば、電話番号を変えない限り継続されます。
2ちゃんねるはルールさえ守れば危険な場所ではありません。
しかし悪意を持った人間も確かに存在します。気を付けて下さいね。
fusianasanは、正式にはフュージャネイザン、
又はフュジャネイザンと読みます。
元々はアメリカの学生達の間で、チャットの時に
セキュリティを強化する為に開発されたシステムです。
fusianasanを掲示板に組み込むのは結構面倒なのですが、
2ちゃんにカキコしてたらウィルスに感染したとか、
個人情報が漏れた等の抗議がうざったくなったひろゆきが、
仕方なく導入しました。
悪意のある人間にクラックされる前にSGを施す事をお勧めします。
>>15 やっぱまずはそこから突っ込むかw
今時SGせずに2ちゃんやるなんて自爆に近いよなぁ。
17 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2008/03/01(土) 23:13:46 ID:Y+Yct1sd0
>>16 ですよねー
漏れもSGしてなかった時期にウイルスに感染してもた
18 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2008/03/02(日) 02:07:39 ID:bGsIw7D2O
くま
20 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2008/03/04(火) 15:21:46 ID:JBvhEsTSO
お父さんの名前が一緒
糞スレ
22 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2008/03/08(土) 18:04:52 ID:RpoJa80t0
23 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2008/03/13(木) 22:24:11 ID:rpqsJAHj0
>>1は半年後くらいに自分の書き込み思い出して悶絶するんだろーな
25 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2008/03/14(金) 22:33:30 ID:SSoXE9ddO
半年後にはこのスレの事なんか綺麗さっぱり忘れてるかと
26 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2008/03/14(金) 22:57:07 ID:zMKUDkVWO
おれも一年前くらいにエアギアとスキマスイッチの共通点に気付いてスレたてたけど思い出すと死にたくなるくらい恥ずかしいし
このどうしようもないクズのこと、たまにでいいから思い出して下さい
29 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2008/03/19(水) 13:02:58 ID:T+Ouf1uj0
30 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2008/03/24(月) 01:06:56 ID:MzFYgqXe0
vb
ピタゴラスイッチの方がいいです
どくさいすいっち
33 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2008/04/12(土) 23:10:30 ID:VvaPZ2ASO
俺の誕生日上げ
-''":::::::::::::`''
ヽ::::::::::::::::::::::::::`::..、
|::::::;ノ´ ̄\:::::::::::\_,. -‐ァ
|::::ノ ヽ、ヽr-r'"´ (.__
_,.!イ_ _,.ヘーァ'二ハ二ヽ、へ,_7
::::::rー''7コ-‐'"´ ; ', `ヽ/`7
r-'ァ'"´/ /! ハ ハ ! iヾ_ノ
!イ´ ,' | /__,.!/ V 、!__ハ ,' ,ゝ
`! !/レi' (ヒ_] ヒ_ン レ'i ノ
,' ノ !'" ,___, "' i .レ'
( ,ハ ヽ _ン 人! 本当にゆっくりしたい気持ちで…
,.ヘ,)、 )>,、 _____, ,.イ ハ 胸がいっぱいなら…!
/l ̄ '-~三~-'  ̄h
. / | レ兮y′/ l どこであれゆっくりできる…!
〈 く ∨ l/ ,イ |
\_,.>、 /,L..]]_ たとえそれが…
. 0ニニニ)而}ニニニニニ),リリニニ)
. L| |_____|____| | 肉焦がし… 骨焼く…
l | |._______| | ,:
, l \ヽ l | , '/ ;' 鉄板の上でもっ………!
:, ____l_|_|_;_|_|___|_|__ ;
|\゙;三三゙';三三三,;゙三三\ ;'
|\\三三゙三ジジ三三,''三;'\,;' ;'
|、 \\三゙;三三ジジ・'三三三;\ ;
0ト、\\\;'三三;'三三三;''三三,;'\
\\\| 炎炎炎炎炎炎炎炎炎 |
\\| 二I二二I二二I二二I二 |
\LI二二I二二I二二I二二]]
0]] 0]]
結局の所
笛の調べ Flotenspie
夜もふけて、茂みと木立ちの間に
あかあかと窓の輝く一軒の家、
そこに、見えない部屋の中に、
笛ふく人が立って吹いていた。
古いなじみの歌であった。
しみじみと闇の中に流れた。
どの国もがふるさとであるかのように、
どの道もが完結されでもしたかのように。
この世の秘められた意味が
彼の呼吸の中にあらわれていた。
そして心はいそいそと浸りきっていた。
そしてすべての時が現在となった。
38 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2008/05/04(日) 00:58:03 ID:INkrvLbZ0
^^
エアギアとスキマスイッチの共通点など無い
少年の五月の歌
おとめらは
美しい花ぞのの中で遊ぶことができる。
金色の柵がまわりにある。
男の子らは
うらやましそうに柵のふちに立ってぬすみ見し、
あの中にはいれたら、と考える。
この美しい花ぞのの中は
清く明るい光に溢れ、
そこにいる人はみなたのしげだ。
ぼくたち、男の子らは待たなければならない。
大きくなり、若い紳士になるまで、
中にはいることはできない
Traurigkeit 悲しみ
きのうはまだ命の火に燃えていたものが
きょうは死の手にゆだねられている。
花が一枚一枚、
悲しみの木から落ちる。
花が落ちつづけるのが見える、
雪が私の小みちに落ちるように。
足おとはもうひびかない、
長い沈黙が近づく。
空には星がなく、
心にはもう愛が無い。
灰いろの遠いかなたが沈黙し、
世界は老い、空虚になる。
こういう悪い時勢に
だれが自分の心を守ることができよう?
花が一枚一枚
悲しみの木から落ちる。
おお、この身とこの命よ!
いくたびも思い悩むこの疑問
信仰のないものが長蛇の列をなし
都会は愚者であふれんばかり
どこに美点があるというのか?
おお、この身とこの命よ!
答はひとつ
きみがそこにいるということ
命が息づき、この身がまさしく存在するということ
壮麗な芝居がつづけられ
きみもそこに一篇の詩を寄せることができるということ
「きみもそこに一篇の詩を寄せることができるということ」
「諸君の”一篇の詩”はどんなものになるのだろう?」
^^
44 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2008/05/23(金) 20:25:59 ID:swR02wLIO
45 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2008/05/25(日) 18:28:05 ID:wHsoHpvPO
スキマスイッチは漫画で例えるなら銀魂クラス。
エアギアはないわ。
47 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2008/05/25(日) 18:56:41 ID:ZUevSlePO
どっちが上ってこと?
ぐほぐほほwwww
喧嘩は〜止めて〜♪
Verzuckubg 陶酔
酔いしれた夜の中で
森と遠方が私の方にからだを曲げる。
私は青空と冷たい星と
夢の傷ついた華麗さを呼吸する
おお、そうすると、酔った世界が、
女のように私の胸に横たわり
うっとりとした苦痛のうちにあかあかと燃え、
その叫びは、かん高く幻惑させる。
遥か遠い深みからくる
けもののうめきと羽ばたき、
海辺で過ごした青春時代の
跡形もなくなった日々の余韻、
いけにえの叫びと人間の血、
火あぶりの死と修道院の僧房、
すべては私の血の波、
すべては神聖でよい!
何ものも外になく、何ものも内になく、
何ものも下になく、何ものも上になく、
すべての固いものは消滅しようとし、
すべての限界は飛散した。
星は私の胸の中を巡り、
ためいきは空に没し、
すべての生命の心と喜びとが、
一層うっとりと燃え、一層はなやかにゆらぐ。
あらゆる陶酔が私には好ましく、
私はあらゆる苦痛に胸を開き、
祈りつつ流れこみ、
世界を心臓に引き入れられる。
笑えば愚か者と思われるかもしれない。
泣けば女々しいやつだと思われるかもしれない。
他人に手をさしのべれば、やっかいごとにまきこまれるかもしれない。
喜怒哀楽をあらわせば、自分の本性までさらしかねない。
夢を語れば、他人にもみくちゃにされてはかなく消えかねない。
愛することには、失恋の危険がつきまとう。
生きることには死の危険が、
求めることには失望の危険が、
挑戦することには失敗の危険がつきまとう。
しかし危険は冒さなければならない。
人生最大の悲惨は、なにひとつとして危険を冒さないことにある。
危険を冒さぬ人は、なにも成し得ず、なにも手に入れられず
何もない人生を送る。
危険に身をさらさなければ、苦しみや、憂いは避け得ても
学び、変革し、成長し、愛し、生きていくことができない。
危険に対して及び腰でいる人は、自由を剥奪された奴隷のようなものだ。
危険を冒すものだけが、自由に人生を生きられる。
歌
私の歌を聞いて――
それは愉しいものではない
雨が泣き そして 泣く
そして雨を見る者は
どっちみち知ることになる
幸せがこの世をどう思ったかを
わたしたちに笑うことを教えてくれた
明るい時は
過ぎ去った
それは真っ二つに割れた
分裂がはびこる――
世界があらがおうとも
明るい時は戻ってくるのかしら
わたしにはわからない
おそらく 風は知っているのでしょう
風は幸せを知っている
幸せがこわれていなければ
風がすぐにわたしたちにそれを伝えてくれる
でも ごらん 風は
隠れてしまった――
風はどこにもいない
まるで子どものように
風はまだ信じている――
何が起こったのか知っているのは自分だけだと
わたしの歌を聞いて――
おそらく わたしの歌は
いつか 笑い声を引きつれてくる
そして わたしの歌を読む者は
笑い声が見えると言い
笑い声とは幸せのことだと考える
54 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2008/06/06(金) 10:47:06 ID:oqJQqe0g0
sarashiage
Heraclitus
ヘラクレイトスよ、人の噂によれば君は死んだとのこと、
この辛い報せを聞いて僕はなんど辛い涙を流したことか。
君と僕は終日、そうだ、太陽が辟易して沈むまで、いくたび、
談笑の時をすごしたことか! そのことを思い、僕は泣いた。
ヘラクレイトスよ、カリアから来た友よ、君が一握りの灰と
化し、永遠の眠りについてから、長い歳月がたった、――だが、
今でも、君の快い、夜鳴鶯のような声が響いている。死は、
一切を奪い去るが、君の声を奪い去ることはできないのだ・
56 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2008/06/13(金) 21:28:20 ID:9X9Z5/I70
r'´ ,イ´f´ / `ヽ ノ
,rー--{ / / | / | ヽ ノ
/ / ̄! / 〈 ノ/ / ‖ ヽ (_!
| レ´ ̄_> / ! 'Y / ! / ‖ | ' , `!
,ヘ`二彳´ | | f/ / | | / | ‖ | ', `!
/ | | .ノ-イ ! ! | ノ' | j | /} | | |
| !f }| { | |,イ|,f/| .‖ .j / } | | | |
レ‐イ | ) .{| ,ヘバ十-|-‐'ム .イ/ , / /, ,イ /! | / ノ
/ | rュ,⌒)ル' -―- 、__,ノノ/ /レ'`ナメイァ // / / <(´
/ `ー<@〉},' '叨¨ヽ " ノ.r `ー-、 z'//イ /レ ノ
/ `マ ,' ` ー /叨¨) zィ' レ'_ _,...-‐´ うお!!
/ ,' | |', ヽ, // ) `´ まぶしいのだわ!!
,' !! ヽ、 `ヽ.___´, /├‐-‐ '´
,' ‖`ヽゝ^ヽ `ニ´ _.. イ |
, ‐ ´ ̄`ー、._ | |>´ ヽ.._.. -≦ / {
/ `┤ ‖ ヽ r-―-、_! |
日本刀のように鋭い
心の刃は肉を切らせて骨を絶つ。
俺の心は穏やかなのに
世界は混沌としている。
熱い心を失ったら
世の中は冷めていくだろう。
そうさ、俺は俺の行き方をみつけなきゃ。
地を踏みしめ、水を歩き、火の中を行く
それこそが最高傑作を成す要素。
俺のやり方はさまざまなスタイルが
混ざり合った混合物。
武器はAll Proの称号を持つ
装甲に内蔵されたマイクロチップに収容されている。
俺の求める究極の報酬は
名誉であり、賞や賞金なんかじゃない。
君主どもとの戦いに反目する
フリーランサーのように。
鷹の雄たけびでハトは逃げ出す
「鳩の涙」も乾いてしまう。
"なぜ孤高の狼は群れることをしないのですか?"
"ただ本能に従って、己の行く道を持てばいいのさ"
昼も、夜も
ある者は生き残り
ある者は死ぬ
それがサムライ道
日が昇り、日が沈むまで
ある者は戦い
ある者は血を流す
まさに鬨の申し子
サムライの名において
炎
お前がつまらぬものの間を躍って行こうと、
お前の心が憂いに苦しみ傷つこうと、
お前は日ごとに新しく味わうだろう、
生の炎がお前の中に燃えているという奇跡を。
我を忘れる喜びの瞬間に酔って、
その炎を燃え上がらせ、消えつきさせる者も少なくない。
慎重にゆうゆうと自分の運命を
子どもや孫に伝えるものもある。
だが、陰気な薄明を通ずる道を行くもの、
日々の煩いにたんのうし
生の炎をついぞ感じないものだけは、
その日々を空しく失うのだ。
けれども
いまごろ ちゃうど
おまえの年ごろで
おまえの素質と
力をもってゐるものは
町と村との一万人の中に
おそらく5人はあるだろう
それらのひとのどの人も
またどのひとも
五年のあひだに
それを大抵無くすのだ
生活のために
けずられたり
自分でそれを
なくすのだ
すべての才や
力や材といふものは
ひとにとどまるものではない
ひとさへひとにとどまらぬ
おまへのいまのちからがにぶり
きれいな音の正しい調子と
その明るさを失って
ふたたび回復できないならば
おれはおまへを
もう見ない
なぜならおれは
すこしぐらゐの仕事ができて
そいつに腰かけてるやうな
そんな多数をいちばん
いやにおもふのだ
みんなが町で暮したり
1日あそんでゐるときに
おまへはひとりで
あの石原の草を刈る
そのさびしさで
おまへは
音をつくるのだ
多くの侮辱や
窮乏の
それらを噛んで
歌ふのだ
ちからのかぎり
そらいっぱいの
光でできた
パイプオルガンを弾くがいい。
^^
61 :
名無しさんの次レスにご期待下さい@全板トナメ出場中:2008/06/27(金) 22:52:01 ID:UxFS3uPc0
^^^^
見えない明日をつかむためには
自己をふりかえなければならない
見えない明日をつかむためには
時として涙をながす決意がないといけない
見えない明日をつかむためには
自分以上の友人をもたないといけない
見えない明日をつかむためには
自己の能力を日々研鑽しなければならない
見えない明日をつかむためには
自己に内在する怠惰と恐怖の感情をできるだけとじこめないといけない
見えない明日をつかむためには
豚からの脱却をはたさないといけない
そして見えない明日をつかんだ後は
その勝利の酔いからはやくさまないといけない
そして見えない明日をつかんだ後は
豚どもを一人でも救出しないといけない
63 :
名無しさんの次レスにご期待下さい@全板トナメ出場中:2008/07/02(水) 01:38:00 ID:BQ92rwMhO
謎揚
^^^^^
夕暮の家々
遅い斜めの金色の光の中に
家々の群れが静かに赤々と照らされている。
いみじくも深い色の中に、
そのまどいの夕べが祈りのように咲いている。
家々は互いにしっくりと寄り添い合い
姉妹のように丘の斜面に根ばえている。
だれも習いはしないが誰でも歌える
歌のように、簡素に古めかしく。
壁、漆喰、かしいだ屋根、
貧しさと誇らしさ、衰えと幸いが、
愛情をこめてやさしく深く、
昼に向ってその熱を照らし返す。
屋根の向こうに
空は青いよ、空は静かよ
屋根の向こうに
木の葉が揺れるよ
見上げる空に鐘が鳴り出す
静かに澄んで
見上げる木の間に小鳥が歌う
胸のなげきを
神よ、あれが人生ですね
静かに単純にあそこにあるあれが
あの平和なもの音は
街の方から来ますから
♪世の中はいつも、変わっているから 頑固者だけが、悲しい思いをする
変わらないものを、何かにたとえて その度崩れちゃ、そいつのせいにする
シュプレイヒコールの波、通り過ぎてゆく 変わらない夢を、流れに求めて
時の流れを止めて、変わらない夢を 見たがる者たちと、戦うため
世の中はとても、臆病な猫だから 他愛のない嘘を、いつもついている
包帯のような嘘を、見破ることで 学者は世間を、見たような気になる
シュプレイヒコールの波、通り過ぎてゆく 変わらない夢を、流れに求めて
時の流れを止めて、変わらない夢を 見たがる者たちと、戦うため
シュプレイヒコールの波、通り過ぎてゆく 変わらない夢を、流れに求めて
時の流れを止めて、変わらない夢を 見たがる者たちと、戦うため
シュプレイヒコールの波、通り過ぎてゆく 変わらない夢を、流れに求めて
時の流れを止めて、変わらない夢を 見たがる者たちと、戦うため♪
Heraclitus
ヘラクレイトスよ、人の噂によれば君は死んだとのこと、
この辛い報せを聞いて僕はなんど辛い涙を流したことか。
君と僕は終日、そうだ、太陽が辟易して沈むまで、いくたび、
談笑の時をすごしたことか! そのことを思い、僕は泣いた。
ヘラクレイトスよ、カリアから来た友よ、君が一握りの灰と
化し、永遠の眠りについてから、長い歳月がたった、――だが、
今でも、君の快い、夜鳴鶯のような声が響いている。死は、
一切を奪い去るが、君の声を奪い去ることはできないのだ
69 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2008/07/18(金) 00:10:35 ID:uFWgFLuh0
ズライカ (東風の歌)
風のこのそよぎは何を意味するのでしょうか。
東風はうれしい便りを持ってくるのでしょうか。
風の翼のさわやかな動きは
心の深い傷をひやしてくれます。
風は愛撫するように道のほこりをもてあそび
かりたてて、軽いちぎれ雲にします。
戯れる小さい虫の群れを
安らかなブドウの葉のかげに吹き寄せます。
東風は、照りつける夕日をやさしくやわらげ
私の熱いほほをひやしてくれ
畑や丘に照りはえるブドウに
吹き過ぎながら口づけします。
そのかすかなささやきは私に
あの方のねんごろなことばを伝えます。
丘がまだ暗くならないうちに
千たびもの口づけが私をよみがえらせるでしょう
では、風よ、吹いて行くがよい!
友だちや悲しんでいる人を慰めておあげ
高い城壁が夕日に赤く輝いてあすこで
私はまもなく、いとしい人に会えるのです。
ああ、ほんとの心の便りを
愛の息吹を、よみがえった命を
あの方の口づけだけが、あの方の息吹だけが
私に与えて下さるのです。
白い雲
おお見よ、白い雲はまた
忘れられた美しい歌の
かすかなメロディーのように
青い空をかなたへ漂っていく!
長い旅路にあって
さすらいの悲しみと喜びを
味わいつくしたものでなければ
あの雲の心はわからない。
私は太陽や海や風のように
白いもの、定めないものが好きだ。
それは、ふるさとを離れたさすらい人の
姉妹であり天使であるのだから。
72 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2008/07/25(金) 11:33:49 ID:pnmXsuV40
わたしは雨
わたしは雨、そしてわたしは
裸足であちこちの土地を歩き回る。
わたしの髪の中で風が戯れる――
ほっそりした、褐色の手で。
蜘蛛の糸からつくられた、わたしの薄い服
それは灰色の悲しみよりも灰色。
わたしはひとりぼっち。ただ、ときおり
病んだ鹿と戯れる。
わたしは手に紐を持っている。
紐のうえにならべられているのは
少女の蒼白な口がながした
すべての涙
わたしはそれらの涙をすべて、夜更けに
きゃしゃな少女たちから奪い取った。
彼女らが長い道の途上で、憧れと手をたずさえながら
不安に怯え、眠れないでいるときに。
わたしは雨、そしてわたしは
裸足であちこちの土地を歩き回る
わたしの髪の中で風が戯れる――
ほっそりした、褐色
午後
世を離れたヴェールのように優雅な枝が
すらりとした白樺の幹からしなやかに伸び、
祝祭の時のような静寂が、
小鳥のさえずりに青空が過剰に注ぐことがないように
青空をせきとめようとしてるかのよう。
褐色の濡れた道。そしてあふれ咲く木は
大地をあらたに切り開こうとしているようだ。
緑の草はまだほとんど萌えず、
樅の木の緑はすっかりあらたまり、
ほっそりした、黄色い蝶が思い切って
日の光に酔ったベンチにとまる。
追われた緑の蝿はつぶやく――
「太陽は自分だけのためにあるのではないのか?」
リンボクの先端だけが小声でささやく――「ちがう!」
75 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2008/08/06(水) 14:37:21 ID:OaVUq4zh0
何なんだ、このスレは…
何か俺の知らないところで、ものすごい陰謀が進行しているのか?
ある友の死の知らせを聞いて
無常なるものは速やかにしぼむ。
枯れた年々は速やかに散り去る。
久遠と見える星も嘲りの光を放っている
私たちの胸の奥の魂だけが、
嘲らず、痛まず、動ぜず、
世の営みを見ているだろう。
魂にとっては、「無常」も「久遠」も
等しく貴くもあり、つまらなくもある・・・・・・
だが心は
それに逆らい、愛に燃え上がり、
身を委ねる、しぼむ花よ、
限りない死の叫びに、
限りない愛の叫びに
極から極をおおうこの地獄のような暗闇の
わが身をつつむこの闇の奥より
わたしはなべて神なるものに感謝を奉げる
この不屈の魂をさずけてくれたことに
炎
お前がつまらぬものの間を躍って行こうと、
お前の心が憂いに苦しみ傷つこうと、
お前は日ごとに新しく味わうだろう、
生の炎がお前の中に燃えているという奇跡を。
我を忘れる喜びの瞬間に酔って、
その炎を燃え上がらせ、消えつきさせる者も少なくない。
慎重にゆうゆうと自分の運命を
子どもや孫に伝えるものもある。
だが、陰気な薄明を通ずる道を行くもの、
日々の煩いにたんのうし
生の炎をついぞ感じないものだけは、
その日々を空しく失うのだ。
なんか知らないけどカッケーなこのスレ
Er ging im Dunkel 彼は闇の中を歩いた
彼は、黒い木立のかさなる影が
彼の夢を冷すやみの中を好んで歩いた
だが、彼の胸の中には、光へ、光へと
こがれる願いが捕えられて悩んでいた。
彼の上に、清い銀の星のこぼれる
晴れた空のあることを、彼は忘れていた。
夢を求めて跳躍せよ
さもないと標語に足をすくわれる
(樹木とはその根のこと
そして風は風)
大海原が燃えあがったら
おのれの心を信じればよい
(たとえ星辰が後退していこうとも
愛をよすがに生きよ)
過去をたたえ
かつ未来を歓迎せよ
(そして婚礼の席では
踊って死を追い払え)
世界に邪悪なものがいようと
はたまた英雄がいようと気にかけるな
(なぜなら神が愛するのは少女と
あしたと。そしてこの大地なれば)
83 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2008/08/27(水) 10:11:25 ID:MiLFNmoJ0
今までに見たこと無いぐらいカオスなスレだな。
面白いからage支援。
「フランダ―スの戦場に」
フランダースの戦場にケシの花が咲く
列また列の十字架のはざまに
十字架はわれらが住みか
空になおヒバリは翔べど
砲声に歌は聞えず
われは死せり、命ありて
曙を膚に感じ、黄昏の光芒を眺め
愛し愛されは昨日の事
いま、われはフランダースの戦場に横たわる
われに続き敵と戦え
力尽きしわれらの投げる
たいまつを高く掲げよ
なんじら、死せる我ら背かば
永遠にわれらは眠らじ
フランダースの戦場にケシの花は咲くとも
”No coward soul is mine” 私の魂は怯懦ではない
私の魂は怯懦ではない、
この世の吹きすさぶ嵐におののくような、そんな魂ではない。
私には、天の栄光の輝きと、それに劣らぬ人の信仰の輝きが、
はっきり見えている、――私にはなんの不安もない。
私は今汝に呼びかける、・・・・・・わが胸の衷なる神よ、全能にして
永遠に存在する者よ、生命よ、わが衷に宿る者よ、――
わが衷にありて強き者よ、と。
世の中には、人心を惑わす夥しい信条があるが、
その空しさときたら、言語道断という他はない。
枯れ果てた雑草というか、果てしない大海原に
浮かぶ泡沫というか・・・・・・全く無意味という他はない
わが衷なる神よ、汝の無限の力を固く信ずる者に、汝の
永遠の生命をもつ、微動だにせぬ巌に確乎たる碇を
おろしている者に、そのような空しい信条が、
いささかでも懐疑の念をもたらすはずは全くないのだ。
汝の霊は、すべてを抱擁する大きな愛をもって、
悠々たる永遠の歳月に生命を与え、
天地に充満し、上より覆い、変化を与え、
保持し、亡ぼし、創造し、育成してゆく。
地と人は過ぎ去るかもしれない、
日月星辰も宇宙も姿を消すかもしれない、
だが、汝さえ後に残るならば、
すべての存在は汝により存在し続けるはずだ。
そこに死を容れる余地はない、
死の力が破壊しうるものはひとかけらもない。
おお、わが衷なる神よ、汝はまさに「在るもの」、まさに「命」、
汝の本質が永久に亡びざらんことを!
Chanson d’automne 秋の歌
秋の日の
ヴァイオリンの
ながいすすり泣きに
こころ痛み
単調な
もの悲しさを誘われる。
時の鐘
鳴りわたるとき
息つまり、青ざめて
むかしの日々を
思い出し
涙ぐむ。
まことわたしは
吹き荒れる
風のままに
ここ かしこ
飛び散らう
落葉の身の上。
September 九 月
庭が悲しんでいる、
冷たく花の中に雨が沈む。
夏がそっと身ぶるいする、
その終りに向かって。
金色のしずくとなった木の葉が一枚一枚、
高いアカシアの木から落ちる。
夏は驚き疲れて
死に行く庭の夢の中にほほえむ。
まだ長い間バラのもとに
夏はとどまり、休らいを慕い
おもむろに、大きな
疲れた目を閉じる。
Heraclitus
ヘラクレイトスよ、人の噂によれば君は死んだとのこと、
この辛い報せを聞いて僕はなんど辛い涙を流したことか。
君と僕は終日、そうだ、太陽が辟易して沈むまで、いくたび、
談笑の時をすごしたことか! そのことを思い、僕は泣いた。
ヘラクレイトスよ、カリアから来た友よ、君が一握りの灰と
化し、永遠の眠りについてから、長い歳月がたった、――だが、
今でも、君の快い、夜鳴鶯のような声が響いている。死は、
一切を奪い去るが、君の声を奪い去ることはできないのだ・
おお、この身とこの命よ!
いくたびも思い悩むこの疑問
信仰のないものが長蛇の列をなし
都会は愚者であふれんばかり
どこに美点があるというのか?
おお、この身とこの命よ!
答はひとつ
きみがそこにいるということ
命が息づき、この身がまさしく存在するということ
壮麗な芝居がつづけられ
きみもそこに一篇の詩を寄せることができるということ
「きみもそこに一篇の詩を寄せることができるということ」
「諸君の”一篇の詩”はどんなものになるのだろう?」
うn?
ヴァイオリンひき
野をわたるどんなざわめきも
私はきき耳をたてて、あとを追う、
あこがれたずねながら、一心不乱に、
そのたぐいない音に親しむまで。
それから私の指はその基調の絃の上に
探りを求め、傷つくほど苦心する。
たそがれの音にならってかなで、
たぐいない微妙な調べを会得するまで。
私の胸の中の悲しみの一つとして、
私の夢の中の郷愁のまとの一つとして、
明るみに出て、私の弾奏の
飾りやあやにならないものはなかった。
ため息も、口づけも、愛の言葉も
友だちが友だちに言うことも、
私は否応なしに私の気持ちに従わせ、
奏でながらふさわしい役をさせる。
私はほほえみながら弓をあちこちに動かし、
私の血のにじむ命をかなでる。
そしてだれも現わさなかったものを現わす――
J・F・ケネディ が1961年にマサチューセッツ州の州議会で行ったスピーチ
「
多くを与えられている者には多くが要求される。そして何時の日か歴史という高貴な裁きの場で我々が国家に対するつかの間の奉仕においてどれだけの責任を果たしたのかが問われるであろう。
その時4つの疑問に対し我々がどう答えるかで審判が下されるだろう。
第1に、真の勇気があったか。その勇気とは単に敵に対するものでなく必要とあらば仲間に対しても立ち向かうことのできる勇気であり、公のプレッシャーだけでなく私的な欲望にも立ち向かえる勇気である
第2に、われわれには真の決断力があったか。未来と過去を真正面から見つめ、自らの過ちを認め、自分達の知識の限界を知り、それを認める英知があったか。
第3に、われわれに真の尊厳があったか。自らの信念を貫き通し、人々の信頼を裏切らなかったか。政治的野望や金銭的欲望のために神聖なる任務を汚さなかったか。
最後に、われわれは真に国家に献身したか。名誉や特定の人間やグループに妥協せず、個人的恩義や目的の為に道を曲げず、ただひたすら公共の為、国家の為に身を捧げたか。
勇気、判断力、尊厳、そして献身・・・これら四つの要素が私の政権の活動の基準となるであろう。
恭謙の念をもってこれからの任務につくにあたって、私は神の助けを求めたい。
しかしこの地上では神の御意志はわれわれ人間が実行に移さねばならぬということを心に刻んで、私はこの厳粛な旅に向かう。あなた方の支持と祈りをお願いしたい
」
誠実な人間
誠実な人間とは
その心が清潔で、
曲がったことをせず、
虚栄心とは無縁な人のこと。
そういう人は、ただ黙々と、
純粋無垢な日々をおくり、
希望にも心惑わされず、
悲しみにも乱されはしない。
そういう人は、城壁や鎧で
自分の身を守る必要もなく、
晴天から降ってくる禍を避けるため
秘密の地下室を設ける必要もない。
そういう人は、いや、そういう人だけが、
深遠から迫ってくる恐怖も、
大空から襲ってくる脅威も、
臆することなく見据えることができるのだ。
そして、運、不運のもたらす
苦悩を超然と直視し
天を仰いでそこに神意を読み、
敬虔な思いこそわが知恵と考えるのだ。
さらにまた、善き思いをわが友とし、
満ちたれる老齢をわが財産と見なし、
この土地の生を静かな旅の宿と見、
自らを静かにそこに宿る旅人と考えるのだ。
94 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2008/11/06(木) 00:06:24 ID:SWjskaWO0
あげ
Gestntzte Eiche
カシの木よ、お前はなんと切り詰められたことよ!
なんとお前は異様に奇妙に立っている事よ!
お前はなんと度々苦しめられた事だろう!
とうとうお前の中にあるものは反抗と意志だけになってしまった。
私もお前と同じように、切り詰められ、
悩まされても、生活と絶縁せず、
毎日むごい仕打ちを散々なめながらも、
光に向かってひたいを上げるのだ。
私の中にあった優しいもの柔らかいものを
世間が嘲って息の根をとめてしまった。
だが、私というものは金剛不壊だ
私は満足し、和解し
根気よく新しい葉を枝からだす、
いくど引き裂かれても。
そしてどんな悲しみにも逆らい、
私は狂った世間を愛しつづける。
For the Fallen 戦歿者を悼む (1914)
誇りにも似た感謝の念をもって、子供の死を悼む母のように、
イギリス今は遠く海の彼方で斃れた若者を悼む。
彼らはイギリスの肉の肉、霊の霊であった、――
そして自由を守るために、斃れていったのだ。
今、弔鼓が厳かに轟き、「死」が粛然として、
悲しみの歌をかの永遠の彼岸に向って献げている。
この荒涼寂寞の中にも、美しい調べが漂い、
栄光を偲ぶ思いが我々の涙にきらめく。
彼らは軍歌を口ずさみつつ戦場に赴いた、彼らは若かった、
四肢直く、眼は誠実さに輝き、臆する色を見せなかった。
いくたび窮地に陥ろうと、最後まで怯むことなく、
正面に敵を見据えたまま斃れていったのだ。
残された我々は老いてゆく、だが彼らは老いることはない、
老醜に打ち拉がれることも、歳月の重圧に屈することもない。
そして、夕陽が沈むにつれ、朝日が昇るにつれ、
我々の心には彼らの思い出が蘇ってこよう、
彼らは、再び仲間と談笑の時をすごすこともなく、
家族の団欒の食卓に着くこともなく、
我々の昼間の労働に伍することもなかろう。
彼らは眠っているのだ、――イギリスの離れた海の彼方に。
だが、我々が祖国を思い、その将来に希望を強く托す限り――
人目につかぬ泉がかえって切々と人の心に訴えかけるように――
祖国の人々の奥底で彼らは脈々と生き続けよう、
空が暗くなり始めて星が蘇り、生き生きと生き続けるように。
そうだ、我々が土と化したときでも頭上に輝き、
あの大空を堂々と厳かによぎってゆく星のように、
我々が夜の闇に沈淪したときでも輝く星のように、
終りの日まで、終末の日まで、彼らは輝き続けよう。
愛猫
背の高め金魚鉢のふちで起こったことだ。
そのかめにはシナの豪華な芸術が
紺青の花を彩って咲かせていた。
世にも淑やかなトラねこのやからで
もの思いがちなセリマは身を寄せて
下の湖を見つめていた。
尻尾が動くのは、心の喜びを現わしていた。
美しい丸い顔、雪白のあごひげ、
ビロウドのような双の前足
三毛にも敗けぬその毛並み、
まっ黒な耳、緑玉の眼を
彼女は見た、そして賞賛の咽喉を鳴らした。
尚も彼女は見つめていた、その時水中を
天使の姿が二つすべってゆくのが見えた。
この湖の精たちだ。
鎧なす鱗の色はタイアの紅
豊麗な深紅の底に
金色のきらめきもある
不運な彼女は見て驚いた。
先ず頬ひげ、それから爪と、
胸内にあまる願いのままに
獲物へ伸ばしてみたがと届かぬ。
女心で、黄金を、軽んじるわけがない。
猫にして、魚の嫌いなものはない。
タイヤ交換
ぼくは道端にしゃがみ、
運転手はタイヤを換える。
出て来たところにもいたくはない。
今から行くところにもいたくもない。
ならどうしてタイヤ交換を見ているのだろう。
いらいらしながら。
Das Gottliche 神 性
人間は気高くあれ、情け深くやさしくあれ!
その事だけが、我らの知っている
一切のものと人間とを区別する。
我ら知らずしてただほのかに感ずる
より高きものに幸あれ!
人間はその高きものに似よ
人間の実際の振る舞いがそれを信じさせるようであれ
自然は無感覚なり。
太陽は
善をも悪をも照らし、
月と星は
罪人にもこの上ない善人にも
同様に光り輝く。
風と溢るる流れと 雷鳴のあられとは
ざわめきつつ進み、
だれ彼となく捕えては
急ぎ通り過ぎる。
同じように運命も
人々の中に探りの手を入れ、
少年のけがれない 巻き毛を捕えるかと見れば
罪を犯せる はげ頭をも捕える
永劫不変の
大法則に従い
我らはみな
我らの生存の環をまっとうしなければならぬ。
ただ人間だけが
不可能なことをなし得る。
人間は区別し
選びかつ裁く。
人間は瞬間を
永遠なものにすることもできる。
人間だけが
善人にむくい、
罪人を罰し
癒し救うことができる。
またすべての惑いさまよえる者を、
結びつけ役立たせる。
我らはあがめる不滅なものたちを。
彼らも人間であって
最上の人間が小さい形で
なし、あるいは欲することを
大きい形でなすかのように。
気高い人間よ、 情けぶかくやさしくあれ!
うまずらゆまず、
益あるもの正しきものをつくれ。
そしてほのかに感ぜられた
より高きもののひな型ともなれ!
時は身をかたむけて
時は身をかたむけて、わたしにふれる、
あかるい金属のひびきをたてて。
感官はふるえる、わたしは自分の可能性を感じ――
そして造形の昼をつかむ。
わたしが観るまでは、何ひとつ完成していなかった、
あらゆる生成がしずかに停まっていた。
いまこそわたしの眼差しは熟し、そのひとつひとつに
望むものがくる、花嫁のように。
わたしにとって小さすぎるものはなく、しかもわたしはそれらを愛し、
金地のうえに大きく描く、
そしてたかだかとささげ、そうしてそれが
だれのたましいを解き放つのかを知らない・・・・
掴みかけた熱い腕を 振りほどいて君は出て行く
わずかに震える白いガウンに君の 年老いた悲しみを見た
リングに向かう長い廊下で 何故だか急に君は立ち止まり
振り向きざまに俺に拳を見せて 寂しそうに笑った
やがてリングと拍手の渦が 一人の男を飲み込んでいった
(you are king of kings)
立ち上がれ もう一度その足で
立ち上がれ 命の炎を燃やせ
君はついに立ち上がった 血に染まった赤いマットに
わずかに開いた 君の両目に光る涙が何かを語った
獣のように挑戦者は 襲いかかる 若い力で
やがて君は静かに倒れて落ちた 疲れて眠るように
わずかばかりの意識の中で 君は何を考えたのか
(you are king of kings)
立たないで もうそれで十分だ
おお神よ 彼を救いたまえ
ロッカールームのベンチで君は 切れた唇でそっと呟いた
(you are king of kings)
帰れるんだ これでただの男に
帰れるんだ これで帰れるんだ
グ ロ テ ク
夕暮れの秋めく森にこだまして
死を呼ぶ火筒が鳴りひびく 金の平地が
青い湖水が。その上の太陽は
ひとしお陰鬱にころがっていく。夜は
瀕死の戦士を包み 傷ついた彼らの口の
あらあらしい訴えを包んでいる。
とはいえ 柳の谷底に
怒れる神の住む赤いむら雲がひそやかに寄りつどう
そそぎこぼされた血が 月の冷たさが。
路はみな黒い腐敗へみちびいて尽き
金いろの夜の枝組みと星のもとで
英雄の霊たちに 血をながすその顔々に会釈しようと
妹の影は沈黙の林をぬけてよろめいてゆく。
するとひくく 葦間がくれに秋のフルートが響いている。
おお さらに誇り高き悲しみを! もろもろの青銅の祭壇よ
今日おそるべき苦しみが 精神の熱い焔をはぐくむ
うまれていない孫たちを。
103 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2008/12/09(火) 23:29:58 ID:KXwCHWDuO
エイシンバーリン
猫になれ!
奴隷は、奴隷の境遇に慣れ過ぎると、驚いた事に
自分の足を繋いでいる鎖の自慢をお互いに始める。
どっちの鎖が光ってて重そうで高価か、などと。
そして鎖に繋がれていない自由人を嘲笑さえする。
だが奴隷達を繋いでいるのは実は同じたった1本の鎖に過ぎない。
そして奴隷はどこまでも奴隷に過ぎない。
過去の奴隷は、自由人が力によって征服され、やむなく奴隷に身を落とした。
彼らは、一部の甘やかされた特権者を除けば、奴隷になっても決してその
精神の自由までをも譲り渡すことはなかった。
その血族の誇り、父祖の文明の偉大さを忘れず、隙あらば逃亡し、あるいは
反乱を起こして、労働に鍛え抜かれた肉体によって、肥え太った主人を
血祭りにあげた。
現代の奴隷は、自ら進んで奴隷の衣服を着、首に屈辱のヒモを巻き付ける。
そして、何より驚くべきことに、現代の奴隷は、自らが奴隷であることに
気付いてすらいない。
それどころか彼らは、奴隷であることの中に自らの
唯一の誇りを見い出しさえしている。
(リロイ・ジョーンズ 1968年、NYハーレムにて)
Er ging im Dunkel 彼は闇の中を歩いた
彼は、黒い木立のかさなる影が
彼の夢を冷すやみの中を好んで歩いた
だが、彼の胸の中には、光へ、光へと
こがれる願いが捕えられて悩んでいた。
彼の上に、清い銀の星のこぼれる
晴れた空のあることを、彼は忘れていた。
わたしは夜
わたしは夜。わたしのヴェールは
白い死よりもはるかにやわい。
わたしはすべての熱い悲しみを
わたしの冷たい、黒い船に乗せる。
わたしの恋人は長い道。
わたしたちはどこまでも結ばれている。
わたしは愛しい彼を絹のようにやわい
わたしの黒髪でおおってあげる。
わたしの接吻はライラックの香りのよう―
さすらい人はそれを見に沁みて知っている。
わたしの腕のなかに沈むさすらい人は
すべての熱い女を忘れる。
わたしの手はほっそりとして白く、
いかなる熱も冷ましてしまう。
この手に触れられると、どんな額も
意志とうらはらに小声で笑い出す。
わたしは夜。わたしのヴェールは
白い死よりもはるかにやわい
わたしはすべての熱い悲しみを
わたしは冷たい、黒い船に乗せる。
あるひとに
やさしい歌声が消えたとて
調べは思い出の中にふるえ――
かわいいスミレがしぼんだとて
香りは呼び覚まされた感覚のうちに生きる
バラは枯れたとて バラの花びらは
恋人の寝床に敷かれる
あなたが去ったとて あなたへの想いに
愛はやすらかにねむるであろう
鷹
われらが主・キリストに
私は今朝、朝の寵児、真昼の王国の世嗣が、――
斑色の夜明けの雲から飛び出した鷹が、
悠然と天翔けるのを見た。
穏やかな大気を翼下におさめて水平に翔け、
かと思うと、
大空高く、震える翼を繰りながら、恍惚として
舞い上がってゆく姿を見たのだ! ついで忽ち輪を描き始めた、
スケートの踵がゆるやかに曲線を描くように。
悠々と飛びながら、烈風を
はねつけていた。隠れて見ていた私の心は、鳥の姿に
感動した、これこそ造化の完璧さ、造化の精華を示すもの!
恐るべき美と力と動きと、否、大空と栄光と翼とが、この
一点に集まる! しかして、主よ、汝より発する火は、
何億倍も愛すべく、かつ危なし! おお、わが騎士よ!
まさに然り。農夫、鋤を畠に打ち込むにつれ、その鋤輝く。
愛する主よ、わがこの蒼白き灰燼、消え去ることなく
再び勢いをえ、今、汝とともに、真紅の血を流さんとす!
3 :名無しさん :2008/12/31(水) 18:31 ID:HI6EAsho
清められし秋
ちからづよく、こうして年は終わる
金色の葡萄と園の稔りをともなって。
あたりの森はふかしぎにおし黙り
孤独な者の伴侶となる。
そのとき農夫は言う――これでよし。
おまえら晩鐘はながくしずかに
ひびき終えてなお、はれやかな気持ちを与え
飛びゆく鳥の列があいさつをよこす。
これは愛のおだやかな季節(とき)。
青い流れを小舟でくだりゆけば
なんと美しくかたちにかたちが並び
すべては安らぎと沈黙のうちに沈みゆく。
4 :名無しさん :2009/01/01(木) 00:00 ID:6FP/UYqs
Dover Beach
今夜の海は実に静かだ。
潮が満ち、月が煌々と海峡を照らしている。
フランスの海岸では、燈火がが明滅しており、イングランドの巨大な断崖は白く輝き、
穏やかな湾内を見下ろし、佇立している。
君も、窓際にきて、この爽やかな夜風に当るといい。
海原が月光の下に白く浮かび上がった陸地と接し、飛沫が延々と続いている、ほら、あの辺りから、
小石の擦れ合うざわめきが聞えてこないかい?
あの音は、波が引くとき運び去り、打ちよせては岸辺の奥へと、運んでくる小石の奏でる音だ、――そうだ、あれは。
ゆるやかに篩えるような音響を響かせながら、大きくなっては静まり、静まっては大きくなり、――永劫にやむことの無い、
悲しみの調べを奏でているのだ。
かつては、信仰が、いや信仰の海が、この海原と同じように、漫々と水を湛え
きらめく帯の襞さながらに、地球の岸辺をくまなく取り囲んでいた。
だが、私が今耳にしているのは、ただ、その海の愁いをおび、陰にこもった長い唸り声に過ぎない、――
それは、夜風の息吹きとまざり合い、この世界の荒涼無残な極限の彼方へ、――裸の小石が
空しく群がっているあたりへと、流れていく声なのだ。
ああ、君、せめてわれわれだけでも、
お互いに忠実であろうではないか!なぜなら
多彩で流麗で溌剌たる夢を孕むもののように、
われわれの眼前に横たわっているこの世界も、
その実は、喜びもなく、愛もなく、光もなく、
確かさもなく、平和もなく、苦痛を癒す力も無い世界なのだ。
われわれは、今、夜陰に乗じて衝突する無知の軍勢が上げる、
闘争と壊走の阿鼻叫喚の声に呑まれ、なすすべもなく、
暮れなずむ荒野に佇んでいるのだ・・・。
112 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2009/01/03(土) 00:12:21 ID:y8/TeOrn0
主人公がアフロではない
省察
ああ、人は何を願うべきなのか
じっとしていた方がよいか。
しっかり自分を守っていた方がよいか。
それとも活動する方がよいか。
ささやかながら自分の家を建てるべきか。
それともテントの下に住むべきか。
岩をたのみとすべきか
かたい岩でさえゆらぐものを。
一つのことがだれにでもあてはまりはしない。
めいめい自分のすることに注意せよ。
めいめい自分のいるところに注意せよ。
立っている者は倒れないように注意せよ。
114 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2009/01/16(金) 19:44:08 ID:BonIQkul0
でつ
喜びの歌
氷がどっしりと、白くよこたわり、
あらゆる動きを妨げている。
川は身じろぎもせず、とても静かだ。
けれども、荒々しく、燃えたぎるように泡立とうとしている。
波はざわめくこともできず、
冬の歌に耳を澄ますこともできず、
深い悲嘆に身をよじらせて、
重く、陰うつな冬のまどろみのなかにある。
灰色の空には太陽がけだるくかかり
白く、また疲れて雪がよこたわる。
すべてが死に、疲れ、そして香りなく、
雪におおわれた木は悲しみのうちに泣く。
川は氷をいとい、鎖を引きちぎろうと
やけになり、猛り立ち、かっかっともがき、
狂ったように青の中に泡立ち、溢れようとする。
火のように燃えあがり、いまだ死ぬことができない。
ある日のこと、かっこうが鳴き、
太陽が突然、ぱあっと輝く。
雪は山また山と消えていき、
川はばりばりと最後の音をたて、
重く、白い氷の屋根を破って、
その上を迸り、まだ緑の萌えない
薔薇の生け垣を嬉々として眺め、
泡立ち、轟々と流れ、白い氷塊を嘲笑う。
笑い、そして笑い、自分を抑えようともせず、
りんりんと流れ、はしゃぎまわる。
太陽はうららかに照り、
すべての地の襞に春の花が芽を吹き出し、
若い生け垣はすでにほのかに葉をまとう。
川は岸を押し流し、大地を洗い、
もう二度と会えないと思っていた、
昔なじみの白い獣の群れにうれしそうにあいさつを送っている。
Der Trinker
幾夜も、ひたいをあつい手に埋めて、
私は眠りもやらずに書物に向かってすわりすごした
求めるものを私は見出さなかった。
見出したものは、それから幾年も忘れていた。
幾夜も口びるをあつく燃えあがらして、
私はそれから美しい女たちの遊び仲間になった。
そして恋のなぞを知った、
燃えさかる歓楽と戦慄を同様に豊かに味わって。
幾夜も、物思いにふけって
私はいまだ一人座り、自分が、
陶酔とブドウ酒の混乱した夜に沈むのを感じる。
そのあかりが幽霊のように私をさし招く。
私の久しいあいだ追い求めた知恵や
ことばや歌が心の中で熟するのを感じる。
私はそれをそっと無言のまま
青い黄昏の中にさまよい出させる。
あらしの後の花
兄弟のように、みんな同じ方を向いて
かがんだ、滴の垂れる花が風の中に立っている。
まだおどおどとおびえ、風にめしいて。
弱い花はいくつも折れて、見る影もない
花はまだ麻痺したまま、ためらいつつおもむろに
頭をなつかしい光の中にまた上げる。
私たちはまだ生きている、敵に飲み込まれはしなかったと、
兄弟のように、最初の微笑を試みながら。
そのながめで私は思い出す。自分も気も遠く
ぼんやりとした生の衝動に駆られ、やみと不幸とから
感謝しつついとおしむやさしい光に
立ち帰った時のかずかずを。
う
私は世を愛さなかった
私は世を愛さなかった、世もまた私を―
彼らの臭い息の前に諂ったこともなく
彼らの偶像の前に、恭々しく膝を屈したこともなく
心にない笑いを頬に浮かべもしなかった
うつろな木霊を崇めて、高らかに叫んだ事もなく
人群れの中にありながら、その仲間とは扱われなかった。
彼らと交わりながら、ただひとり立ち
屍衣のように、人と異なる思想を身にまとった
今もなお、というべくは、あまりに心屈して汚れたのだが――。
私は世を愛さなかった、世もまた私を――
所詮、敵ならばいさぎよく袂を別とう
だが私は信じたい、彼らには裏切られたが
真実ある言葉、欺きえぬ希望があり
めぐみ深く、過ちの穴をつくらぬ美徳があると
また人の悲しみを心から悲しむものもおり
1人か2人かは、見かけと変らぬものもあり
善とは名ばかりでなく、幸福とは夢ではない、と
いまはさまようのをやめよう
いたくも更けたこの夜に
さまよい出るのをやめよう
こころはまだも愛に燃えたち
月光は明るく照らすとも。
剣は、鞘がやぶれた後まで残り
魂も、胸が張り裂けた後まで、と人はいう
しかし胸には、憩いの息をあたえねばならぬ
恋にも、やすらかな静まりを。
夜は、恋をするためにつくられ
そしてたちまち昼はかえってくるが
しかし、われらは、さまようのをやめよう
月光にいざなわれてさまようのを。
家に帰る
長い旅からもどって来、
冷たい部屋に、待ちうけている郵便を見つける。
腰をおろして、重苦しい気持ちで手紙を開き、
息苦しい寒気の中に白い息を吐く。
ああ、君たちははなんと色々な手紙をくれることだろう。
見知らぬ人や、私と同じ巡礼や求道者は!?
――ものみなのかげに夜と秘密が眠っていなかったら、
生活はどんなにか荒涼とすさまじいことだろう!
君たちの手紙を私は黒い暖炉積み上げる。
君たちのたずねることに対し、私は答えを知らない――
ぎらぎらと燃え上がる焔で私と共に暖まれ、
あすはまたあすの日の明けるのを私と共に喜べ!
世界は冷たく、私たちのまわりに敵意ある壁をめぐらしている。
私たちの心だけは太陽で、楽しむ事が出来る――
おお、世界の数々の幻よりも生きながらえる
内気な火花が、私たちの胸の中でなんとふるえることよ!
わたしは雨
わたしは雨、そしてわたしは
裸足であちこちの土地を歩き回る。
わたしの髪の中で風が戯れる――
ほっそりした、褐色の手で。
蜘蛛の糸からつくられた、わたしの薄い服
それは灰色の悲しみよりも灰色。
わたしはひとりぼっち。ただ、ときおり
病んだ鹿と戯れる。
わたしは手に紐を持っている。
紐のうえにならべられているのは
少女の蒼白な口がながした
すべての涙
わたしはそれらの涙をすべて、夜更けに
きゃしゃな少女たちから奪い取った。
彼女らが長い道の途上で、憧れと手をたずさえながら
不安に怯え、眠れないでいるときに。
わたしは雨、そしてわたしは
裸足であちこちの土地を歩き回る
わたしの髪の中で風が戯れる――
ほっそりした、褐色の手で。
test
色 彩
雪白の雪の上はとても青く
緑の樅の木々はとても黒く
静かに駆けていく鹿が
どうしても断ち切れない悲しみのように
灰色にみえる
雪の調べに足音がぎしぎしとまじる
風が白いヴェールをかぶった木々に
雪片を吹きもどす
ベンチが夢のようにたたずんでいる
光たちが落ち 影とたわむれる――
果てしのない輪舞
遠くの灯火が雪明りから借りた
くすんだ光をまたたいている
Stanzas for Music
「美」の娘らの中にあっても
おまえのように奇しき力を持つものは無いであろう
そのうるわしい声は私の耳に
さながらに海波に流れる音楽であり
その時、音に魅せられた大洋は鳴りをひそめ
浪はしずまりきらめきわたり
風は凪ぎ、夢みながらまどろむ。
真夜中の月かげは
きらびやかな鎖を海の上に織りなし
その海の胸ははやさしく波だち
おさな児の眠りのようである
天地の精はきておまえの前にひざまずき
あなたの声に耳をかたむけ、おまえをを讃える
夏の日の海のうねりのように
おだやかに、しかしあふれてくる想いをもって。
テスト
Youth .
青春とは人生のある期間を言うのではなく、心の様相を言うのだ
優れた創造力、逞しき意志、炎ゆる情熱、怯懦をも却ける勇猛心、
安易を振り捨てる冒険心、こう言う様相を青春と言うのだ
年を重ねただけで人は老いない 理想を失うときに初めて老いが来る
歳月は皮膚のしわを増すが、情熱を失う時に精神はしぼむ
苦悶や狐疑や、不安、恐怖、失望、こう言うものこそ恰も長年月の如く
人を老いさせ、精気ある魂をも芥に帰せしめてしまう
年は七十であろうと十六であろうと、その胸中に抱き得るものは何か
曰く、驚異への愛慕心、空にきらめく星晨、その輝きにも似たる事物や
思想に対する欽仰、事に処する剛毅な挑戦、小児の如く求めて止まぬ探求心
人生への歓喜と興味
人は信念と共に若く 疑惑と共に老ゆる
人は自信と共に若く 恐怖と共に老ゆる
希望ある限り若く 失望と共に老い朽ちる
大地より、神より、人より、美と喜悦、勇気と壮大、そして偉力の霊感を受ける
限り、人の若さは失われない これらの霊感が絶え、
悲嘆の白雪が 人の心の奥までも蔽いつくし、
皮肉の厚氷がこれを堅くとざすに至れば、
この時にこそ人は全く老いて、神の憐れみを乞うる他はなくなる
128 :
クラークへ:2009/03/19(木) 17:46:39 ID:tSoLHIjS0
年老いたものに新時代の価値を予言して
彼らを打ち滅ぼさん
ひとつの時代とは死にゆく夢の謂なれば
生まれいずる夢の謂なれば
春
太陽。溶け始めた、僅かに残る雪。
すべての屋根から滴る水。
こつこつとひびく靴の踵。
濡れてきらきら光る道。
高い柵のうしろにある、
なかば追いたてられた鹿のような草・・・・・・
空。降り下る、緩やかな、暖かい雨。
わけもなく吠えたてる犬。
ふわふわと風になびくコート
笑い声のような、薄い服。
子どもの手のなかに、少し湿った雪。
目のなかに、最初のクローバへの憧れ・・・・・・
春。木々は今ようやくすべての葉を落とし、
どの潅木も新しい幸福の使者として、
やさしく鳴りひびいているよう。
そして、明日は燕も戻ってくる。
130 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2009/03/27(金) 01:14:22 ID:t9uGEQf80
糞スレ晒し上げ
板違いだがこれらの詩を列挙したスレを糞とは言い難い
然るべき場で書いてくれたらちゃんと読む人もいたものを
ゲーテも草葉の陰で泣いている
見えない明日をつかむためには
自己をふりかえなければならない
見えない明日をつかむためには
時として涙をながす決意がないといけない
見えない明日をつかむためには
自分以上の友人をもたないといけない
見えない明日をつかむためには
自己の能力を日々研鑽しなければならない
見えない明日をつかむためには
自己に内在する怠惰と恐怖の感情をできるだけとじこめないといけない
見えない明日をつかむためには
豚からの脱却をはたさないといけない
そして見えない明日をつかんだ後は
その勝利の酔いからはやくさまないといけない
そして見えない明日をつかんだ後は
豚どもを一人でも救出しないといけない
みんなが寝静まった真夜中に、もし君がふっと思い出に耽り、
かつて君を愛し君に愛された僕というが男が死んで、
墓場の下にいることに、――愚かな連中言わせれば――
死の虜囚となっていることに、思いをはせるとしたら、
僕を哀れと思うか?
あんなに愛し愛された友人同士だったのに、誤解も甚だしい!
僕が地上に生きていた時、怠け者や泣き虫や
女々しい奴とはおよそ無縁だったはずだ。志も力も望みも
ない奴のように僕が愚痴を零したことが一度でもあったか?
僕という人間を、――何だと思っているんだ?
僕は、敵に背を向けることなく胸をはって邁進、暗雲に
閉ざされても晴れることを疑わず、正義が敗れても悪が
勝つとは夢想だにせず、斃れるのは再起するため、敗れるのは
よりよき戦いを戦うため、眠るのは目覚めるため、と
固く信じていた男だ。
哀れむのは真っ平だ! みんなが働いている昼間に、もし、
死んだ僕のことを思い出したら、心の中で激励してくれ!
胸と背それぞれの方向に向けて前進しろ、と言い、さらに、
叫んでくれ、「戦え、勝つんだ!成功を祈る!奮戦し、
前進せよ、この世と同じくあの世でも!」と
---------------------------------------------------
「……もちろん、国民は戦争を望みませんよ。
運がよくてもせいぜい無傷で帰ってくるぐらいしかない戦争に、
貧しい農民が命を賭けようなんて思うはずがありません。
一般国民は戦争を望みません。ソ連でも、イギリスでも、アメリカでも、
そしてその点ではドイツでも同じことです。
政策を決めるのはその国の指導者です。
……そして国民はつねに指導者のいいなりになるように仕向けられます。
国民にむかって、われわれは攻撃されかかっているのだと煽り、平和主義者に対しては、
愛国心が欠けていると非難すればよいのです。そして国を更なる危険にさらす。
このやりかたはどんな国でも有効ですよ。」
byヘルマン・ゲーリング
---------------------------------------------------
Fruhling
若い雲が静かに青空を走って行く。
子どもたちは歌い、花は草の中で笑う。
どちらを見ても、私の疲れた目は、
本で読んだことを忘れたいと願う。
ほんとに、本で読んだむずかしいことは
みんな溶け去って、冬の悪夢に過ぎなかった。
私の目はさわやかに癒されて、
新しいわきいでる造化を見つめる。
だが、凡そ美しいもののはかなさについて
私自身の心の中に書き記されているものは
春から春へながらえて
どんな風にも吹き消されはしない
tesuto
`Say Not the struggle nought availeth‘
悪戦苦闘しても無駄だ、
骨折り損だし、怪我をするだけだ、
敵は一向に怯まないし、逃げる気配もない、
結局元の木阿弥だ、などと言ってはならない。
希望を抱いて馬鹿を見るなら、心配が杞憂に終わることもある。
もしかしたら、ここから見えない戦場の一隅で、
まさに今、君の戦友が逃げる敵を追っているかもしれない、
君さえいなければ、勝利は味方のものかもしれないのだ。
疲れきった様子で浜辺に打ち寄せている波も、
いくら苦労しても一歩も前進してはいないように見える。
それでも、ずっと彼方の湾や入江では、じわじわと、
そして黙々と、大きな潮がみちかけているのだ。
夜明けの時にしても、東側の窓からだけ、
光が射してくるのではない。
東の空に太陽が昇るのが、どんなに遅々としていても、
西の方を見るがいい、天地はもう明るくなっているのだ。
五月に
ああ、教会の鐘が鳴っている……
この緑の大地のこの鮮やかさ、美しさはどうだ!
鶫の群れが鳴いている……
この大気を吸っただけで、万物は恍惚となっている!
ああ、教会の鐘が鳴っている……
あそこの小川が夢を見ている
鶫の群れが鳴いている……
緑の焔が見渡す限り燃えている!
ああ、教会の鐘が鳴っている……
聞くがいい、全世界が神を讃え、神に祈っている!
鶫の群れが鳴いている……
安息日の平和に大気が酔っている!
139 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2009/05/07(木) 23:20:58 ID:F+o6gNJR0
しびれるし、あこがれるゥ!!
22:00
∧_∧
( ・ω・) 明日は6:30起きなんよ
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
\/ /
23:45
∧_∧
( ・ω・) そろそろ寝るべきなんよ
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
\/ /
2:15
∧_∧ ネットに熱中しすぎてしまったんよ
(.;・ω・) これはヤバイんよ もう寝たら起きられない予感なんよ
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
\/ /
4:00
<⌒/ヽ-、___
/<_/____/
10:00
∧_∧
(・ω・ ) ナゼコンナコトニ…
r'⌒と、j ミ ヽ
ノ ,.ィ' `ヽ. /
/ i!./
(_,. //
く.,_`^''ー-、_,,..ノ/
Acquainted with the Night 夜に馴染んで
わたしは夜に馴染んだ人間だ。
雨のなかを出歩いて――また雨のなかを戻ってきたこともある。
いちばん遠い街の灯の、もっと先へも歩いていった。
見るも哀れな路地のなかをのぞき込みもした。
巡回中の夜警とすれ違い、
言い訳をするのがいやで、目を伏せたこともある。
じっと立ち止まって足音を消し、
家並みごしに、向こうの通りでふっととぎれた
叫び声に耳をすましもしたが、それはわたしを
呼び戻すためでも、さよならを言うためでもなかった。
そして、もっと向こうのこの世ならぬ高みには、
煌々たる天体の時計がひとつ、空を背景に、
いまがまずい時でも、いい時分でもないと告げていた。
わたしは夜に馴染んだ人間だ。
142 :
月齢:2009/05/11(月) 22:32:21 ID:pZimH/J70
二人の囚人が鉄格子から外を眺めた。
一人は泥を見た。一人は星を見た。
ねぇねぇ 今どんな気持ち? | |
┼╂┼ \|\| |/|/ ┼╂┼
∩_ ┃_∩ |~\ | | /~/| ∩_ ┃_∩
♪ | ノ ⌒ ⌒ヽハッ ヾヾヽ、_|_|_/ // ハッ / ⌒ ⌒ 丶| ♪
/ (●) (●) ハッ \/ \/ ハッ (●) (●) 丶
| ( _●_) ミ :/ :::::i:. ミ (_●_ ) | ねぇ今どんな気持ち?
___ 彡 |∪| ミ :i ─::!,, ミ、 |∪| 、彡____ ねぇねぇったらー
ヽ___ ヽノ、`\ ヽ.....::::::::: :::::ヽ / ヽノ ___/
/ /ヽ < r " ̄ ̄ ヽ.r ミ_● 〉 /\ 丶
/ /  ̄ :|::| ::::| :::i ゚。  ̄♪ \ 丶
/ / ♪ :|::| ::::| :::|: \ 丶
(_ ⌒丶... :` | ::::| :::|_: /⌒_)
| /ヽ }. :.,' ::( :::} } ヘ /
し )). ::i `.-‐" J´((
ソ トントン ソ トントン
アナロ熊のうたにアニメつけてみた
http://www.youtube.com/watch?v=bUMtQCPbTuc アナログマとは
http://analoguma.com/ 地デジカ
http://chidejika.jp/
144 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2009/05/17(日) 09:09:20 ID:41bP54oK0
むむ
少年の五月の歌
おとめらは
美しい花ぞのの中で遊ぶことができる。
金色の柵がまわりにある。
男の子らは
うらやましそうに柵のふちに立ってぬすみ見し、
あの中にはいれたら、と考える。
この美しい花ぞのの中は
清く明るい光に溢れ、
そこにいる人はみなたのしげだ。
ぼくたち、男の子らは待たなければならない。
大きくなり、若い紳士になるまで、
中にはいることはできない
ヴァイオリンひき
野をわたるどんなざわめきも
私はきき耳をたてて、あとを追う、
あこがれたずねながら、一心不乱に、
そのたぐいない音に親しむまで。
それから私の指はその基調の絃の上に
探りを求め、傷つくほど苦心する。
たそがれの音にならってかなで、
たぐいない微妙な調べを会得するまで。
私の胸の中の悲しみの一つとして、
私の夢の中の郷愁のまとの一つとして、
明るみに出て、私の弾奏の
飾りやあやにならないものはなかった。
ため息も、口づけも、愛の言葉も
友だちが友だちに言うことも、
私は否応なしに私の気持ちに従わせ、
奏でながらふさわしい役をさせる。
私はほほえみながら弓をあちこちに動かし、
私の血のにじむ命をかなでる。
そしてだれも現わさなかったものを現わす――
栄光の空しさ
血筋や地位のもたらす栄光などは、
単なる影に過ぎず、実体などというものではない。
堂々たる鎧で身を守っていても、運命には逆らえないのだ。
王様だって氷のような手をもった死神に見舞われる。
王笏や王冠を誇った者も、
必ず真っ逆様に転落し、
土の中に入ってしまえば、曲がった鎌や鋤を使って
野原で働いていた農民と同じ身分になってしまうのだ。
野原ならぬ戦場で武勲をたて、敵を殺した記念に
その場所にわざわざ月桂樹を植える者もいる。
だが、その武勇を誇った強靭な肉体もやがては亡びる。
啀み合うのもいつも仲間同士のことで、
遅かれ早かれ、
彼らは運命の前に平身低頭し、
わけの分からぬうわ言を呟きながら息を引きとる、――
蒼白な囚人然として死の世界へ引きずりこまれるというわけだ。
私は言いたい、――君たちの額を飾っている花輪も、
必ず凋む。だから、自分の偉業を誇るのはやめるがいい。
そして、死神の赤い祭壇をよく見ることだ、
そこには勝者即敗者の血が流れている。
いずれ栄光を誇った君たちの頭も、
冷たい墓場の下に入ってしまうのだ。
だが、正しく生きた人間の営みだけが、
土の中でもフクイクと薫り、爛漫と咲き誇るのだ。
型にはめられたルール通りに 生きてゆくことはことは易しいけど
何もないゼロのところで ルールを作るのは難しいことさ
だけど 古いロープに縛られちゃいけない
僕たちは自由なんだ
夢を忘れた子供たちと人は言う
全て忘れた大人たちと僕は言う
夢を忘れた子供たちと人は言う
ああ 時代が泣いてる
誰かに敷かれたレールの上を 歩いてゆくことは楽だけれど
道もない荒れた原野に レールを作るのは苦しいことさ
だけど 遠い向こうも知らなくちゃいけない
僕たちはこれからなんだ
夢を忘れた子供たちと人は言う
全て忘れた大人たちと僕は言う
夢を忘れた子供たちと人は言う
ああ 時代が泣いてる
午後
世を離れたヴェールのように優雅な枝が
すらりとした白樺の幹からしなやかに伸び、
祝祭の時のような静寂が、
小鳥のさえずりに青空が過剰に注ぐことがないように
青空をせきとめようとしてるかのよう。
褐色の濡れた道。そしてあふれ咲く木は
大地をあらたに切り開こうとしているようだ。
緑の草はまだほとんど萌えず、
樅の木の緑はすっかりあらたまり、
ほっそりした、黄色い蝶が思い切って
日の光に酔ったベンチにとまる。
追われた緑の蝿はつぶやく――
「太陽は自分だけのためにあるのではないのか?」
リンボクの先端だけが小声でささやく――「ちがう!」
ズライカ (東風の歌)
風のこのそよぎは何を意味するのでしょうか。
東風はうれしい便りを持ってくるのでしょうか。
風の翼のさわやかな動きは
心の深い傷をひやしてくれます。
風は愛撫するように道のほこりをもてあそび
かりたてて、軽いちぎれ雲にします。
戯れる小さい虫の群れを
安らかなブドウの葉のかげに吹き寄せます。
東風は、照りつける夕日をやさしくやわらげ
私の熱いほほをひやしてくれ
畑や丘に照りはえるブドウに
吹き過ぎながら口づけします。
そのかすかなささやきは私に
あの方のねんごろなことばを伝えます。
丘がまだ暗くならないうちに
千たびもの口づけが私をよみがえらせるでしょう
では、風よ、吹いて行くがよい!
友だちや悲しんでいる人を慰めておあげ
高い城壁が夕日に赤く輝いてあすこで
私はまもなく、いとしい人に会えるのです。
ああ、ほんとの心の便りを
愛の息吹を、よみがえった命を
あの方の口づけだけが、あの方の息吹だけが
私に与えて下さるのです。
けれども
いまごろ ちゃうど
おまえの年ごろで
おまえの素質と
力をもってゐるものは
町と村との一万人の中に
おそらく5人はあるだろう
それらのひとのどの人も
またどのひとも
五年のあひだに
それを大抵無くすのだ
生活のために
けずられたり
自分でそれを
なくすのだ
すべての才や
力や材といふものは
ひとにとどまるものではない
ひとさへひとにとどまらぬ
おまへのいまのちからがにぶり
きれいな音の正しい調子と
その明るさを失って
ふたたび回復できないならば
おれはおまへを
もう見ない
なぜならおれは
すこしぐらゐの仕事ができて
そいつに腰かけてるやうな
そんな多数をいちばん
いやにおもふのだ
みんなが町で暮したり
1日あそんでゐるときに
おまへはひとりで
あの石原の草を刈る
そのさびしさで
おまへは
音をつくるのだ
多くの侮辱や
窮乏の
それらを噛んで
歌ふのだ
ちからのかぎり
そらいっぱいの
光でできた
パイプオルガンを弾くがいい。
152 :
6月25日:2009/07/04(土) 00:31:29 ID:zDPl3/0p0
Stanzas for Music 音楽に寄せて
「美」の娘らの中にあっても
おまえのように奇しき力を持つものは無いであろう
そのうるわしい声は私の耳に
さながらに海波に流れる音楽であり
その時、音に魅せられた大洋は鳴りをひそめ
浪はしずまりきらめきわたり
風は凪ぎ、夢みながらまどろむ。
真夜中の月かげは
きらびやかな鎖を海の上に織りなし
その海の胸はやさしく波だち
おさな児の眠りのようである
天地の精はきておまえの前にひざまずき
あなたの声に耳をかたむけ、おまえを讃える
夏の日の海のうねりのように
おだやかに、しかしあふれてくる想いをもって。
153 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2009/07/09(木) 19:05:32 ID:mm9DPHyY0
makaao
J・F・ケネディ が1961年にマサチューセッツ州の州議会で行ったスピーチ
「
多くを与えられている者には多くが要求される。そして何時の日か歴史という高貴な裁きの場で我々が国家に対するつかの間の奉仕においてどれだけの責任を果たしたのかが問われるであろう。
その時4つの疑問に対し我々がどう答えるかで審判が下されるだろう。
第1に、真の勇気があったか。その勇気とは単に敵に対するものでなく必要とあらば仲間に対しても立ち向かうことのできる勇気であり、公のプレッシャーだけでなく私的な欲望にも立ち向かえる勇気である
第2に、われわれには真の決断力があったか。未来と過去を真正面から見つめ、自らの過ちを認め、自分達の知識の限界を知り、それを認める英知があったか。
第3に、われわれに真の尊厳があったか。自らの信念を貫き通し、人々の信頼を裏切らなかったか。政治的野望や金銭的欲望のために神聖なる任務を汚さなかったか。
最後に、われわれは真に国家に献身したか。名誉や特定の人間やグループに妥協せず、個人的恩義や目的の為に道を曲げず、ただひたすら公共の為、国家の為に身を捧げたか。
勇気、判断力、尊厳、そして献身・・・これら四つの要素が私の政権の活動の基準となるであろう。
恭謙の念をもってこれからの任務につくにあたって、私は神の助けを求めたい。
しかしこの地上では神の御意志はわれわれ人間が実行に移さねばならぬということを心に刻んで、私はこの厳粛な旅に向かう。あなた方の支持と祈りをお願いしたい
」
Heraclitus
ヘラクレイトスよ、人の噂によれば君は死んだとのこと、
この辛い報せを聞いて僕はなんど辛い涙を流したことか。
君と僕は終日、そうだ、太陽が辟易して沈むまで、いくたび、
談笑の時をすごしたことか! そのことを思い、僕は泣いた。
ヘラクレイトスよ、カリアから来た友よ、君が一握りの灰と
化し、永遠の眠りについてから、長い歳月がたった、――だが、
今でも、君の快い、夜鳴鶯のような声が響いている。死は、
一切を奪い去るが、君の声を奪い去ることはできないのだ
白い雲
おお見よ、白い雲はまた
忘れられた美しい歌の
かすかなメロディーのように
青い空をかなたへ漂っていく!
長い旅路にあって
さすらいの悲しみと喜びを
味わいつくしたものでなければ
あの雲の心はわからない。
私は太陽や海や風のように
白いもの、定めないものが好きだ。
それは、ふるさとを離れたさすらい人の
姉妹であり天使であるのだから。
157 :
7/21:2009/07/23(木) 23:29:52 ID:IV2YwDgg0
Seifenblasen
長い長い年月の研究と思想の中から
遅くなって一老人が晩年の著作を
蒸留させる。そのもつれたつるの中に
彼は戯れつつ甘い知恵を紡ぎこんだ。
溢れる情熱に駆られて、ひとりの熱心な学生が
功名心に燃え、図書館や文庫を
しきりとあさりまわって
天才的な深さのこもった青春の著作を編んだ
ひとりの少年が腰かけて、わらの中に吹きこむ。
彼はシャボンの泡に息を満たす。
泡の一つ一つがきらびやかに賛美歌のようにたたえる。
少年は心のありたけをこめて吹く。
老人も少年も学生も三人とも
現世の幻の泡の中から
不思議な夢をつくる。それ自体は無価値だが、
その中で永遠の光がほほえみつつ
みずからを知り、ひとしおたのしげに燃え立つ。
ズライカ (東風の歌)
風のこのそよぎは何を意味するのでしょうか。
東風はうれしい便りを持ってくるのでしょうか。
風の翼のさわやかな動きは
心の深い傷をひやしてくれます。
風は愛撫するように道のほこりをもてあそび
かりたてて、軽いちぎれ雲にします。
戯れる小さい虫の群れを
安らかなブドウの葉のかげに吹き寄せます。
東風は、照りつける夕日をやさしくやわらげ
私の熱いほほをひやしてくれ
畑や丘に照りはえるブドウに
吹き過ぎながら口づけします。
そのかすかなささやきは私に
あの方のねんごろなことばを伝えます。
丘がまだ暗くならないうちに
千たびもの口づけが私をよみがえらせるでしょう
では、風よ、吹いて行くがよい!
友だちや悲しんでいる人を慰めておあげ
高い城壁が夕日に赤く輝いてあすこで
私はまもなく、いとしい人に会えるのです。
ああ、ほんとの心の便りを
愛の息吹を、よみがえった命を
あの方の口づけだけが、あの方の息吹だけが
私に与えて下さるのです。
Sehnsucht
金色に星はかがやき
わたしはひとり窓辺にたった、
しずかな野のかなたより
きこえくる郵便馬車の角笛ひとつ。
身体のうちに心は燃え立ち
ひそかにわたしは思った、
ああ、だれかともに旅する者はいないか
このすばらしい夏の夜に!
若者がふたり
山坂をゆき
静寂の地に歩きながら
歌うのが聞こえる、
かすかにざわめく森の
めくるめく巌の谷のこと、
崖の裂けよりたぎり落ち
森の夜に吸われゆく水のこと。
大理石の像を歌い、
岩をおおう小暗い葉陰に
荒れすさぶ苑を歌い、
月光のはえる館を歌う、
館では娘らが窓辺に耳を澄ます、
立琴のひびきがめざめ
ものうい噴泉がさざめくとき、
すばらしい夏の夜に――
痛み
赤く暮れる校舎の裏で わかりあえないもどかしさに殴り合い
切れた唇 血の味と痛み ワルぶる事が勇気だと信じてた
込み上げてくる熱い何かを 押さえるすべも知らなかったのは……ティーンエイジ
コンクリートの教室は暗く冷たく感じ 背を向けてたけど
少年を卒業する日
振り向いて見た景色をそっと そっと胸に刻んだ
いつか大人の表情に慣れて 瞳の色はこんなにも変わったよ
僕の中で大事なものが さびた線路になろうとする事に気づく
誰もの背中くたびれた気配 同じようなコートを着た人の群れ
鳥も飛ばない切りぬかれた空 西陽のビルのため息で枯葉がまう
見かけの自由で飾りたてられ 目に映るのはついに乾き果てた……都市風景(タウンスケイプ)
Ah・……人混みでふいに肩を押され 交差点の途中で立ち止まる
渡りきる前に何かやり残してる気がして 僕は僕はたまらなくなる
ラッシュのホームで首をすくめて 血の気のない風景に埋もれてないか?
あみ棚の上置いていかれた 雑誌みたいな気分にひたりきってないか?
いつわりの歌歌ってないか?
にせものの夢買わされ続けてないか?
傷つく事におびえてないか?
ひたむきでいたい自分をだましてないか?
いたずらに時を憎んでないか?
招かれるままに明日へ流されてないか?
汗も流さず甘えてないか?
なまぬるい部屋飼いならされちゃいないか?
見ないふりして逃げていないか?
物わかりのいいふりをしてあきらめてないか?
夕暮の家々
遅い斜めの金色の光の中に
家々の群れが静かに赤々と照らされている。
いみじくも深い色の中に、
そのまどいの夕べが祈りのように咲いている。
家々は互いにしっくりと寄り添い合い
姉妹のように丘の斜面に根ばえている。
だれも習いはしないが誰でも歌える
歌のように、簡素に古めかしく。
壁、漆喰、かしいだ屋根、
貧しさと誇らしさ、衰えと幸いが、
愛情をこめてやさしく深く、
昼に向ってその熱を照らし返す。
冒 It's urinara taste !
l l Λ_Λ
/〜ヽ <ヽ`∀´> 糞便99%!
( ).__ |/⌒ー ー⌒ヽ.
( )d.○_ノト 。人 。 イ、ヽ
( )ス..|| ヽニキ ニ /_ゝ .)
||.ル || 丶 (_ソ
 ̄ ̄ ,vwVVVWVVVVVwv、
< 前頭葉にガツン!>
^VwvWWwwvVwV^
163 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2009/08/18(火) 01:38:44 ID:xDceQGSk0
問題に口を閉ざした時から終わりが近づくのだ
マーティン・ルーサー・キング牧師
私は同胞達に伝えたい。今日の、そして明日の困難に直面してはいても、私にはなお夢がある。
それはアメリカン・ドリームに深く根ざした夢なのだ。
つまり将来、この国が立ち上がり、「すべての人間は平等である」というこの国の信条を真実にする日が来るという夢なのだ。
私には夢がある。ジョージアの赤色の丘の上で、かつての奴隷の子孫とかつての奴隷を所有した者の子孫が同胞として同じテーブルにつく日が来るという夢が
私には夢がある。
今、差別と抑圧の熱がうずまくミシシッピー州でさえ、自由と正義のオアシスに生まれ変わり得る日が来るという夢が。
私には夢がある。
私の四人の小さい子ども達が、肌の色ではなく内なる人格で評価される国に住める日がいつか来るという夢が。
私には今夢がある!
いつの日にかすべての谷は隆起し、丘や山は低地となる。荒地は平らになり、歪んだ地もまっすぐになる日が来ると。「そして神の栄光が現れ、すべての人々が共にその栄光を見るだろう。」
これが私達の希望なのだ。
この信仰をもって私は南部へ戻って行く。
この信仰をもってこそ絶望の山からも希望の石を切り出すことが出来るのだ。
この信仰をもってこそ私達は祖国にうずまく不協和音を人類愛のすばらしい交響曲に昇華することが出来るのだ。
この信仰をもってこそ、自由がいつか来るのだということを信じながら、私達は共に働き、共に祈り、共に苦しみ、共に投獄され、共に自由のために立ちあがることが出来るのだ。
そしてその日が来れば、その日が来れば神の民はみなおしなべて、新しい意味をこめて歌えるのだ。
「我が祖国よ、美しい自由の国をたたえ私は歌う。父が骨を埋めた国、開拓者の誇りとする国。すべての山々から、自由よ鳴り響け」と。
真にアメリカが偉大な国となるためには、これが実現しなければならない。
Beim Einzug in ein neues Haus 新しい家に入るに際し
母の胎内から来て
土の中で朽ちる定めをもって、
人間は不思議そうに立っている。
神々の追憶が朝の夢に軽く触れる。
それから人間は神を離れ、大地に向かい、
働き努める。あわただしい生活の
過ぎごし方と行く手とを恥じ怖れつつ、
家を建てて、それを飾り、
壁を塗り、たんすを満たし、
友だちと宴を祝い、そして
愛らしい笑う花を植える、門の前に。
夕暮れT
空の青、かぎりなく澄み、
白い雲もほほえんでいる。
黒い、あるいは緑のたおやかな木々が
おまえを見つめ、声もなく言う――「ごらん!」
なにもかも、メルヘンに聞き入っているように静かな、
やさしい空気につつまれている。
小鳥たちもみな、うっとりしたように耳を澄ませている――
香りしか聞こえない。
勿忘草のうえに落ちた雪のように、
白い雪がきらめく。
やわい痛みも青々として、
木々のうえに降りそそぐ。
あの木たちは黒か、緑か?
おそらく、木自身にもよくわからないだろう。
一つの窓の中で、青から浮き出た
一滴の赤がふるえる。木々が花咲く。
黒い騎士
私は馬上黙々と試合から帰る。
私はあらゆる勝利の名を負っている。
私は貴婦人たちのさじきの前で身をかがめる、
低く。だが、だれも私をさし招かない。
深い音のわいて来る
竪琴の調べに合わせて私は歌う。
竪琴ひきはみな黙々と耳をすましている。
だが、やさしい婦人たちは逃げてしまった。
私の紋章の黒い地には、
百の勝利に金色に輝きはえる
百の花輪がかけられている。
だが、恋の花輪が欠けている。
私の棺の前に騎士や歌い手が
身をかがめ、月桂樹とあおざめたソケイで
棺をおおうことだろう。
だが、一本のバラも私の棺を飾らないだろう。
Gestntzte Eiche
カシの木よ、お前はなんと切り詰められたことよ!
なんとお前は異様に奇妙に立っている事よ!
お前はなんと度々苦しめられた事だろう!
とうとうお前の中にあるものは反抗と意志だけになってしまった。
私もお前と同じように、切り詰められ、
悩まされても、生活と絶縁せず、
毎日むごい仕打ちを散々なめながらも、
光に向かってひたいを上げるのだ。
私の中にあった優しいもの柔らかいものを
世間が嘲って息の根をとめてしまった。
だが、私というものは金剛不壊だ
私は満足し、和解し
根気よく新しい葉を枝からだす、
いくど引き裂かれても。
そしてどんな悲しみにも逆らい、
私は狂った世間を愛しつづける。
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::..- −―::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::./ \..:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::./ .::::::::::::::::::::::::::::::.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::....、 |.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ / ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.....\ ./..........
.............................. .. ー −::::::::::::::::::::::::::::::::::::::..........................
∧_∧
(::: )
/ つ
::::○、__,.へ__)
""゛""''""""゛゛""''' "j'
:::::ヘ :::::....ヽ :::;;;ノ ::(
:: ゝ :::::......ノ:;;../
. `"''`~"''''ー-‐ー-、,、~~^^ ~~~~~^^^~~~^ ^^~~~^~~~^~~~~~~ ^~~~^~~~ ^~~ ^~ ~~^~~^~ ~ ~^ ~ ~
`⌒´"'^'ー-‐、, ー:::::::: ::::::.. ..:. .:::::::: ::::::.. ..:. .:::: - _ .::::::::: ::::::.. ..:. .:::::.:.:: .::: ::::::: ::::: : :::: :::: :::::
. ´`"'"''ー'ー-、,.` ー - _ ::...:: ::: ::: :::..::::::..:: :::: :: :::: :: :::: ::::: :::: :: ::::: :: :: :::: ::::: :.. .
. `^´`"''ー〜"''ー〜.:: : :: ::: :: :: : :: ::: :: : ::: ::: : ::: :::::: : ::: ::.. ..:. .::
170 :
ウォルト:2009/09/13(日) 17:13:18 ID:ID8kUqdO0
The Scholar
私は多くの故人に囲まれて毎日の生活を送っている。
あたりを何気なく見回しただけで、
忽ち彼らの姿が目に付く。
いずれも大昔の先達で
親しい、信頼のおける人たちばかりだ。
私は毎日彼らと話を交わしながら暮らしている。
嬉しい時には、彼らと喜びを分かち合い、
悲しい時には、彼らに慰めてもらえる。
この人たちにどれほど自分が
お世話になっていることかと、しみじみ思うにつけ、
深い感謝の念が胸に込み上げてきて、
いつのまにか、頬に涙が流れてくることもしばしばだ。
私はこれら故人と思いをともにし
永い間一緒に暮らして今日に及んでいる。
私は彼らの美徳を愛し、彼らの弱さを不憫に思い
その希望や不安を我が事のように感じ
それらの教訓から、人生いかに生くべきかについて、
敬虔な思いをこめて学んでいる。
私はこれら故人と希望をともにしている、そして
もうすぐ近いうちに、彼らの仲間になれると思う。
そしたら、一緒に長い旅に出て、あの
永遠の未来へと行けそうな気がしている。
だが、たとえ私が墓の下の土と化しても、
神に嘉される一つの名前を後に残せたら、と思っている。
Everyone Sang
みんなが突然大声で歌いだした。
私の胸は悦びで溢れた――それは、
囚われていた鳥が急に自由の身になった悦びに似ていた、
激しく羽搏きながら、白い花の果樹園を超え、緑の野を超え、
飛んでゆく、飛んでゆく、・・・・・・見えなくなるまで・・・・・・。
みんなの歌声が突然高くなった。
眼の前が美しさに輝きだした、夕陽のあの美しさに。
私の心は涙で震え、恐怖の念が
洗い流されていった。――いや、一人一人が鳥であった、
歌には言葉がなかった・・・・・・いつまでも終わろうとは
しない歌だった。
Written at an Inn at Henley
甘美なる自由よ! 私は今お前の懐に抱かれている、
追従、博打、そして、喧噪の世界からやっと逃れて!
自由よ、お前が溌剌と生きているのは大邸宅の中ではなく、
このささやかな家屋、この質素な旅籠屋の中でだ。
ここでは、私も無限の権力が行使できる、――
私が乾杯の杯を高く挙げるたびに、
粗末な葡萄酒も煌めくシャンパンへと一変する、
自由がそうさせるのだ、――この旅籠屋では。
私は栄耀栄華が嫌いだ、贅沢な食器は真っ平だ、
虚飾のもっともらしい作り笑いにはぞっとする。
私は自由を愛し、形式を憎む。
だから、ここに泊まるのだ、――この旅籠屋に。
ああ、君、ウェイター! 些少だがこの金をとってくれ!
お屋敷の奉公人だって実は欲しがっている金なんだ。
この金で、宮廷内でも余り手に入らぬものが私には買える、
自由が買えるというわけだ、――この旅籠屋では。
さて、腰を上げて次の旅にでるとしよう、
雨でも晴れでも、霧が出ようと出まいと、構うことはない。
夕暮れには、必ず心のこもった歓迎が、
私を待っているはずだから、――どこかの旅籠屋で。
人生の物憂い旅路を辿り、いろんな苦労に
疲れた人なら、恐らく懐かしく思い出しては
溜息をつくかもしれぬ、昔は温かい歓迎を
受けたものだった、――いろんな旅籠屋では、と。
173 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2009/09/26(土) 23:38:59 ID:XOzQluBUO
(゚ω゚)ニャンポッコー
174 :
先生 ◆TEACherNJw :2009/09/29(火) 22:14:49 ID:G/90aAED0
【音楽・新譜】CDチャート速報/売上議論・予想スレッド 9/29
476 :読者の声:2009/09/29(火)
なんでB'zて日本人のアーティストから全然リスペクトされてないの?桜井みたいにさ
521 :読者の声:2009/09/29(火)
>>515 B'zの場合、音楽業界からはパクリで思いっきり叩かれてたぞw
大御所からもテレビで堂々と叩かれてるし
B'zの場合は逆リスペクトってやつか
524 :読者の声:2009/09/29(火)
桜井をリスペクトしてるアーティストは腐るほどいる
B'zは失笑の対象wwww
コブクロ黒田に失笑される始末wwww
桑田にもばかにされる始末
526 :読者の声:2009/09/29(火)
小田和正や浜田省吾からも何がいいのか分からないわB'zと言われるくらいだしなwwww
530 :読者の声:2009/09/29(火)
ファンキー加藤も名指しはしてないがパクりは最低と言ってたしな
明らかにB'zのことだし文章読んだらwwww
540 :読者の声:2009/09/29(火) 01:05:18 ID:0ISuhQIA
桑田はB'zを小馬鹿にしてるよ
イエローマンていう歌でも皮肉ってたし
ラジオでも言ってた
553 :読者の声:2009/09/29(火)
桑田浜田小田布袋氷室矢沢という大御所から評価されてる桜井は凄いだろ
B'zとか失笑の対象だしな
ほかにもミスチルをリスペクトしてるアーティストは腐るほどいる
エアギアはホルモンっぽい
Chanson d’automne
秋の日の
ヴァイオリンの
ながいすすり泣きに
こころ痛み
単調な
もの悲しさを誘われる。
時の鐘
鳴りわたるとき
息つまり、青ざめて
むかしの日々を
思い出し
涙ぐむ。
まことわたしは
吹き荒れる
風のままに
ここ かしこ
飛び散らう
落葉の身の上。
省察
ああ、人は何を願うべきなのか
じっとしていた方がよいか。
しっかり自分を守っていた方がよいか。
それとも活動する方がよいか。
ささやかながら自分の家を建てるべきか。
それともテントの下に住むべきか。
岩をたのみとすべきか
かたい岩でさえゆらぐものを。
一つのことがだれにでもあてはまりはしない。
めいめい自分のすることに注意せよ。
めいめい自分のいるところに注意せよ。
立っている者は倒れないように注意せよ。
”闘士(Fighter)には誰もがなれる。しかし武人(Warrior)には誰もがなれるとは限らない”
”戦うのが簡単な事であるのはおわかりだろう。
武器があり、敵がいて、その敵にダメージを与えようという意思さえあればだれもうが闘士になれる。
たんなる闘士にとって敵を理解する必要ない。敵との妥協を計る事に何の意味も無い。
そして同情や誇りなどというものは弱さの現われでしかないのである。
しかし、武人はもっと事態をわきまえている。彼は、敵を理解する事が勝利を得る鍵だという事実を知っている。
そしてまた、敵を理解する事が、状況の変化に応じて勝利そのものの定義に変化をもたらす事実を知っているのだ。
チェスの名人を考えてみるとよい。彼の目的は王を捉える事であって、おかまいなしに兵隊を虐殺する事ではないのを彼はちゃんとわきまえている
もしこの事実を忘れずに適切な行動をとる限り、したたかな敵と思われていたものが大きな値打ちのある味方に変わる事がよくあるのだ。
彼等たちに対決しなければならぬ戦いがあるように、我々もまた戦いに直面している。
それは、人生と呼ばれている戦いだ。そして、きみの周囲でその戦いを戦っている人々の大部分はたんなる闘士にすぎないのである。
きみはそんな闘士の一人になってはいけない。
なんとしてもきみは武人になりたまえ”
白い雲
おお見よ、白い雲はまた
忘れられた美しい歌の
かすかなメロディーのように
青い空をかなたへ漂っていく!
長い旅路にあって
さすらいの悲しみと喜びを
味わいつくしたものでなければ
あの雲の心はわからない。
私は太陽や海や風のように
白いもの、定めないものが好きだ。
それは、ふるさとを離れたさすらい人の
姉妹であり天使であるのだから。
L'Astre roung 赤い星
天空の深遠には、サヒールなる大きく
赤き星あらむ。 アベン=エズラ師
死んだ「諸大陸」にかぶさる昏睡状態の大波、
そこに一世界の臨終の戦慄が走ったその大波が、
沈黙と無辺の広がりのうちに、膨れ上がる。
そして赤いサヒールは、悲劇の夜々の奥底から、
ひとり燃え上がり、血に染まる眼差しをその波に投げる。
むきだしの孤独の、はてしない空間を通して、
この、無気力で、鈍重で、空虚で、虚無さながらの深遠、
サヒール、無上の証人、海をいっそうどんよりさせ
天をいっそう暗くする陰性の太陽が、
万物の睡りを、血みどろな眼で、いとしげに眺めている。
天才、愛情。苦痛、絶望、憎悪、羨望も、
人が夢みるもの、人が崇めるもの、人をだますものも、
「天」も「地」も、往古の「瞬間」に属するものは、もう何もない。
「人間」と「生命」の忘れられた夢の上で
サヒールの赤い「眼」は永遠に血を流す。
181 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2009/10/27(火) 19:02:41 ID:/l7W8PRfO
age
13 :名無しさん :2009/11/07(土) 06:38 ID:qzFkXyMo
時は身をかたむけて
時は身をかたむけて、わたしにふれる、
あかるい金属のひびきをたてて。
感官はふるえる、わたしは自分の可能性を感じ――
そして造形の昼をつかむ。
わたしが観るまでは、何ひとつ完成していなかった、
あらゆる生成がしずかに停まっていた。
いまこそわたしの眼差しは熟し、そのひとつひとつに
望むものがくる、花嫁のように。
わたしにとって小さすぎるものはなく、しかもわたしはそれらを愛し、
金地のうえに大きく描く、
そしてたかだかとささげ、そうしてそれが
だれのたましいを解き放つのかを知らない・・・・
タイヤ交換
ぼくは道端にしゃがみ、
運転手はタイヤを換える。
出て来たところにもいたくはない。
今から行くところにもいたくもない。
ならどうしてタイヤ交換を見ているのだろう。
いらいらしながら。
わたしは生きたい。
わたしは笑い、重荷をふりはらいたい、
そして闘い、愛し、憎しみたい、
そして両手で空をつかみたい、
そして自由になって、呼吸し、叫びたい。
わたしは死にたくない、いや!
いやだ。
生は赤い。
生はわたしのもの。
わたしのもの、そしてあなたのもの。
なぜ、大砲はうなるの?
なぜ、きらめく王冠のために
生命は死ぬの?
あそこに月は出ている。
月はある。
近くに。
すぐ近くに。
わたしは待たねばならない。
何を?
山また山をなして、
彼らは死んでいく。
二度と起ち上がることがない。
ない、そして、ない。
わたしは生きたい。
同胞よ、あなたもまた。
吐く息が
わたしの、そしてあなたの口から
たちのぼる。
生は鮮やかに輝いている。
あなたはわたしを殺そうとする。
なぜ?
千の笛をふきならし、
森は泣く。
月は青の中の明るい銀。
ポプラたちは灰色。
そして風がわたしに向ってごうごうと吹く。
道は明るい。
それから・・・・
それから彼らがやって来る、
そしてわたしの首を絞める。
わたしを、そして、あなたを
殺す。
生は赤い。
ざわめき、そして笑う。
あっという間に
わたしは
死んでいる。
ひとつの木の、ひとつの影が
月の彼方にさまよっていく。
影はほとんど目に見えない。
ひとつの木。
ひとつの
木。
ひとつの生命は
影を投げる事ができる――
月の
彼方に。
ひとつの
生命。
山また山をなして、
彼らは死んでいく。
二度と起ち上がることがない。
ない、
そして、
ない。
死よ、驕るなかれ
死よ、驕るなかれ、たとえ連中がお前を強大で恐るべき者と
呼んだとしてもだ――お前はそんな者では全然ない。
お前が亡ぼしたと自惚れている相手にしても、
死んでなんかいない、――私だってお前に殺せはしないのだ。
お前とよく似た休息と眠りからでも、喜びが溢れ出ている、
とすれば、お前からはもっと多くの喜びが溢れ出るはずだ。
敬虔な人たちが喜んでお前と共に旅立つのも当然な話だ、
お前が肉体を休めてくれ、魂を解放してくれるからだ。
お前は、運命や偶然や王侯や絶望した人間のしがない奴隷、
そして、毒薬や戦争や病気のしがない同居人にすぎない。
眠るだけならケシの実や呪いに頼る手もある、――しかも、
お前の一撃よりも効目がある。だから威張るのはよすがいい。
ほんの束の間の仮眠から目覚めれば、永遠の命がやってくる。
つまり死は無くなる。死よ、お前は死んでしまうのだ。
Das Gottliche 神 性
人間は気高くあれ、情け深くやさしくあれ!
その事だけが、我らの知っている
一切のものと人間とを区別する。
我ら知らずしてただほのかに感ずる
より高きものに幸あれ!
人間はその高きものに似よ
人間の実際の振る舞いがそれを信じさせるようであれ
自然は無感覚なり。
太陽は
善をも悪をも照らし、
月と星は
罪人にもこの上ない善人にも
同様に光り輝く。
風と溢るる流れと 雷鳴のあられとは
ざわめきつつ進み、
だれ彼となく捕えては
急ぎ通り過ぎる。
同じように運命も
人々の中に探りの手を入れ、
少年のけがれない 巻き毛を捕えるかと見れば
罪を犯せる はげ頭をも捕える
永劫不変の
大法則に従い
我らはみな
我らの生存の環をまっとうしなければならぬ。
ただ人間だけが
不可能なことをなし得る。
人間は区別し
選びかつ裁く。
人間は瞬間を
永遠なものにすることもできる。
人間だけが
善人にむくい、
罪人を罰し
癒し救うことができる。
またすべての惑いさまよえる者を、
結びつけ役立たせる。
我らはあがめる不滅なものたちを。
彼らも人間であって
最上の人間が小さい形で
なし、あるいは欲することを
大きい形でなすかのように。
気高い人間よ、 情けぶかくやさしくあれ!
うまずらゆまず、
益あるもの正しきものをつくれ。
そしてほのかに感ぜられた
より高きもののひな型ともなれ!
!
189 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2009/11/22(日) 04:28:25 ID:YMB9WEYj0
A Valediction
――窓ガラスに彫った名前
ここにぼくの名を彫りつけたら
ぼくの固さがガラスにのりうつった
すでにこのまじないにつかった
ダイヤモンドとおなじほど固いし、
こうして君の眼がうつっていれば、
どんなダイヤモンドよりねうちがある。
秘密がなくて透明なところ
このガラスは感心にぼくによく似ている。
おまけに反応もすばやく
君の眼に君をはっきり反射させる。
しかしこの愛の文字はもっと奇跡を起こした、
君はぼくを見ている――そのぼくは君だ。
ここにある点と線とは
(ひとつひとつ、ぼくの付属品だが)
雨にもあらしにも消えないから、
いつまでもぼくはおなじだし、
まして君は、ここにこれだけの護符がある
SAGE
アメリカの「独立宣言」から有名な一節を取ってみよう
我々は以下の如き心理を自明の理と信ずる、即ちあらゆる人間は平等に造られたものであり
彼等は造物主に依って特定の絶対権力を賦与されたのであり、
これらの諸権利には生命と自由と幸福の追求が含まれているという事を信じる。
これらの諸権利を確保する為に、政府が人間の間に組織されたのであり、権力は被治者の同意を得て生じたものであり、
如何なる形の政体であれ、これらの諸目的を破壊するようになった場合は、
人民がこれを改変し、或は廃止し、新たな政府を組織する権利があることを信ずる・・・。
時は身をかたむけて
時は身をかたむけて、わたしにふれる、
あかるい金属のひびきをたてて。
感官はふるえる、わたしは自分の可能性を感じ――
そして造形の昼をつかむ。
わたしが観るまでは、何ひとつ完成していなかった、
あらゆる生成がしずかに停まっていた。
いまこそわたしの眼差しは熟し、そのひとつひとつに
望むものがくる、花嫁のように。
わたしにとって小さすぎるものはなく、しかもわたしはそれらを愛し、
金地のうえに大きく描く、
そしてたかだかとささげ、そうしてそれが
だれのたましいを解き放つのかを知らない・・・・
Fog
霧はやってくる、
小さな猫足で。
そっと腰を下ろして、
港と町を
見渡すと、
また静かに歩き出す。
J・F・ケネディ が1961年にマサチューセッツ州の州議会で行ったスピーチ
「
多くを与えられている者には多くが要求される。そして何時の日か歴史という高貴な裁きの場で我々が国家に対するつかの間の奉仕においてどれだけの責任を果たしたのかが問われるであろう。
その時4つの疑問に対し我々がどう答えるかで審判が下されるだろう。
第1に、真の勇気があったか。その勇気とは単に敵に対するものでなく必要とあらば仲間に対しても立ち向かうことのできる勇気であり、公のプレッシャーだけでなく私的な欲望にも立ち向かえる勇気である
第2に、われわれには真の決断力があったか。未来と過去を真正面から見つめ、自らの過ちを認め、自分達の知識の限界を知り、それを認める英知があったか。
第3に、われわれに真の尊厳があったか。自らの信念を貫き通し、人々の信頼を裏切らなかったか。政治的野望や金銭的欲望のために神聖なる任務を汚さなかったか。
最後に、われわれは真に国家に献身したか。名誉や特定の人間やグループに妥協せず、個人的恩義や目的の為に道を曲げず、ただひたすら公共の為、国家の為に身を捧げたか。
勇気、判断力、尊厳、そして献身・・・これら四つの要素が私の政権の活動の基準となるであろう。
恭謙の念をもってこれからの任務につくにあたって、私は神の助けを求めたい。
しかしこの地上では神の御意志はわれわれ人間が実行に移さねばならぬということを心に刻んで、私はこの厳粛な旅に向かう。あなた方の支持と祈りをお願いしたい
」
夢を求めて跳躍せよ
さもないと標語に足をすくわれる
(樹木とはその根のこと
そして風は風)
大海原が燃えあがったら
おのれの心を信じればよい
(たとえ星辰が後退していこうとも
愛をよすがに生きよ)
過去をたたえ
かつ未来を歓迎せよ
(そして婚礼の席では
踊って死を追い払え)
世界に邪悪なものがいようと
はたまた英雄がいようと気にかけるな
(なぜなら神が愛するのは少女と
あしたと。そしてこの大地なれば)
愚かァ
あるひとに
やさしい歌声が消えたとて
調べは思い出の中にふるえ――
かわいいスミレがしぼんだとて
香りは呼び覚まされた感覚のうちに生きる
バラは枯れたとて バラの花びらは
恋人の寝床に敷かれる
あなたが去ったとて あなたへの想いに
愛はやすらかにねむるであろう
このなきがらを葬る
<黒人霊歌>
私は知っている、月の出る時、星の出る時―
このなきがらを葬るのだ。
わたしは歩く、月明かりを、星明りを
このなきがらを葬るために。
わたしは歩く、墓地の中を、墓地中を、
このなきがらを葬るために。
わたしは草の中に横たわり両腕をのばす―
このなきがらを葬るのだ。
わたしはその夜、審判をうける、
このなきがらを葬る日の夜。
そしてわたしの魂はあなたの魂と会う
このなきがらを葬るその日に。
彼女が居なければ迷子のままだったろうな・・・
清められし秋
ちからづよく、こうして年は終わる
金色の葡萄と園の稔りをともなって。
あたりの森はふかしぎにおし黙り
孤独な者の伴侶となる。
そのとき農夫は言う――これでよし。
おまえら晩鐘はながくしずかに
ひびき終えてなお、はれやかな気持ちを与え
飛びゆく鳥の列があいさつをよこす。
これは愛のおだやかな季節(とき)。
青い流れを小舟でくだりゆけば
なんと美しくかたちにかたちが並び
すべては安らぎと沈黙のうちに沈みゆく。
炎 と 氷 Fire and Ice
ある人々は世界の終りは火になるだろうと言う、
ある人々は氷になるだろうと言う。
自分が欲望を味わい知ったところから判断して
わたしは火になると言う人々と同意する。
だが、もし世界の滅亡が二度あるものならば、
わたしは憎悪も十分に知っていると思うから
壊滅のためには
氷もまた偉大で
それもよいだろうと言いたい。
喜びをもって
喜びをもって……
ただひたすらに感情を爆発させようとする、
燃え上がり、陶然としている一連の人々……
喜びをもって……
わたしたちの内部に貯えられたエネルギーはすべて、
この歓呼、歌、ステップで使い果たされる――
周りで見物している人にとっては、この踊りは無秩序な叫び、
足踏みとしかみえないかもしれない。
しかしわたしたちにとっては、これはわたしたちの生活、
わたしたちの願いのシンボルなのだ――
《 あらゆる領域で自由を! 》
そして、始めはゆるやかに揺れ――ぶらり、ぶらり――
突然、踊りは解き放たれ、嵐のようにすべてをひっさらっていく……
わたしたちはみんないっしょに笑い、歌い、歓声をあげる――
そして踊りに踊る――息が絶えてしまいそう……
ようやく、このもつれ合いは解きほぐれる。わたしたちは疲れ、
しわがれ、息もつけない――それでもわたしたちは幸福なのだ!
203 :
>>202:2010/01/01(金) 00:04:20 ID:xXWLbvBQ0
king of popへ
[Prison Version]
204 :
【吉】 【43円】 :2010/01/01(金) 00:42:58 ID:UkXq6/KZ0
sizin
ID似てない?
彼は闇の中を歩いた
彼は、黒い木立のかさなる影が
彼の夢を冷すやみの中を好んで歩いた
だが、彼の胸の中には、光へ、光へと
こがれる願いが捕えられて悩んでいた。
彼の上に、清い銀の星のこぼれる
晴れた空のあることを、彼は忘れていた。
問題に口を閉ざした時から終わりが近づくのだ
マーティン・ルーサー・キング牧師
私は同胞達に伝えたい。今日の、そして明日の困難に直面してはいても、私にはなお夢がある。
それはアメリカン・ドリームに深く根ざした夢なのだ。
つまり将来、この国が立ち上がり、「すべての人間は平等である」というこの国の信条を真実にする日が来るという夢なのだ。
私には夢がある。ジョージアの赤色の丘の上で、かつての奴隷の子孫とかつての奴隷を所有した者の子孫が同胞として同じテーブルにつく日が来るという夢が
私には夢がある。
今、差別と抑圧の熱がうずまくミシシッピー州でさえ、自由と正義のオアシスに生まれ変わり得る日が来るという夢が。
私には夢がある。
私の四人の小さい子ども達が、肌の色ではなく内なる人格で評価される国に住める日がいつか来るという夢が。
私には今夢がある!
いつの日にかすべての谷は隆起し、丘や山は低地となる。荒地は平らになり、歪んだ地もまっすぐになる日が来ると。「そして神の栄光が現れ、すべての人々が共にその栄光を見るだろう。」
これが私達の希望なのだ。
この信仰をもって私は南部へ戻って行く。
この信仰をもってこそ絶望の山からも希望の石を切り出すことが出来るのだ。
この信仰をもってこそ私達は祖国にうずまく不協和音を人類愛のすばらしい交響曲に昇華することが出来るのだ。
この信仰をもってこそ、自由がいつか来るのだということを信じながら、私達は共に働き、共に祈り、共に苦しみ、共に投獄され、共に自由のために立ちあがることが出来るのだ。
そしてその日が来れば、その日が来れば神の民はみなおしなべて、新しい意味をこめて歌えるのだ。
「我が祖国よ、美しい自由の国をたたえ私は歌う。父が骨を埋めた国、開拓者の誇りとする国。すべての山々から、自由よ鳴り響け」と。
真にアメリカが偉大な国となるためには、これが実現しなければならない。
`Say Not the struggle nought availeth‘
苦闘を無駄と呼んではならぬ
悪戦苦闘しても無駄だ、
骨折り損だし、怪我をするだけだ、
敵は一向に怯まないし、逃げる気配もない、
結局元の木阿弥だ、などと言ってはならない。
希望を抱いて馬鹿を見るなら、心配が杞憂に終わることもある。
もしかしたら、ここから見えない戦場の一隅で、
まさに今、君の戦友が逃げる敵を追っているかもしれない、
君さえいなければ、勝利は味方のものかもしれないのだ。
疲れきった様子で浜辺に打ち寄せている波も、
いくら苦労しても一歩も前進してはいないように見える。
それでも、ずっと彼方の湾や入江では、じわじわと、
そして黙々と、大きな潮がみちかけているのだ。
夜明けの時にしても、東側の窓からだけ、
光が射してくるのではない。
東の空に太陽が昇るのが、どんなに遅々としていても、
西の方を見るがいい、天地はもう明るくなっているのだ。
炎
お前がつまらぬものの間を躍って行こうと、
お前の心が憂いに苦しみ傷つこうと、
お前は日ごとに新しく味わうだろう、
生の炎がお前の中に燃えているという奇跡を。
我を忘れる喜びの瞬間に酔って、
その炎を燃え上がらせ、消えつきさせる者も少なくない。
慎重にゆうゆうと自分の運命を
子どもや孫に伝えるものもある。
だが、陰気な薄明を通ずる道を行くもの、
日々の煩いにたんのうし
生の炎をついぞ感じないものだけは、
その日々を空しく失うのだ。
冬の日
おお、なんと麗しく、きょうは
雪の中で光が冷めることよ!
おお、なんと優しくバラ色の遠空が火花を散らす事よ!
だが、夏、夏ではない。
ひと時も休まず、私の歌はあなたに話しかける、
遥かな花嫁の姿よ。
おお、なんと優しくあなたの情けは私に話しかけることよ!
だが、愛、愛ではない。
長い間、情けの月光は照らなければならない。
長い間、私は雪の中に立たなければならない。
いつの日か、あなたと空と山と湖とが
深い愛の夏の炎熱の中でやけるまで
tesu
鷹
われらが主・キリストに
私は今朝、朝の寵児、真昼の王国の世嗣が、――
斑色の夜明けの雲から飛び出した鷹が、
悠然と天翔けるのを見た。
穏やかな大気を翼下におさめて水平に翔け、
かと思うと、
大空高く、震える翼を繰りながら、恍惚として
舞い上がってゆく姿を見たのだ! ついで忽ち輪を描き始めた、
スケートの踵がゆるやかに曲線を描くように。
悠々と飛びながら、烈風を
はねつけていた。隠れて見ていた私の心は、鳥の姿に
感動した、これこそ造化の完璧さ、造化の精華を示すもの!
恐るべき美と力と動きと、否、大空と栄光と翼とが、この
一点に集まる! しかして、主よ、汝より発する火は、
何億倍も愛すべく、かつ危なし! おお、わが騎士よ!
まさに然り。農夫、鋤を畠に打ち込むにつれ、その鋤輝く。
愛する主よ、わがこの蒼白き灰燼、消え去ることなく
再び勢いをえ、今、汝とともに、真紅の血を流さんとす!
不器用な天使たちが・・・
鳩たちよ、不器用な天使たちが君らを真似る
君たちは聖母に礼拝する。
彼らは各自の哨舎の前で、フランスの守護に任じる
ああ! 僕らは彼らを失望させる。
一晩じゅう天はマーガレットを摘み続ける、
最後の一輪まで摘み終えると人たちは鎧戸を開ける。
秋が来たので天使たちが墜落する、
牛乳鍋ほど天使たちがこぼれる。
金いろの木、オペラには蜜柑がよくなる。
三階席の観客が好んでよく食べる、
低いところの観客は蜜柑を食べたりなさらない
この十行の詩は美しいか、醜いか?
それは醜くも美しくもないが、それには別の価値がある。
見えない明日をつかむためには
自己をふりかえなければならない
見えない明日をつかむためには
時として涙をながす決意がないといけない
見えない明日をつかむためには
自分以上の友人をもたないといけない
見えない明日をつかむためには
自己の能力を日々研鑽しなければならない
見えない明日をつかむためには
自己に内在する怠惰と恐怖の感情をできるだけとじこめないといけない
見えない明日をつかむためには
豚からの脱却をはたさないといけない
そして見えない明日をつかんだ後は
その勝利の酔いからはやくさまないといけない
そして見えない明日をつかんだ後は
豚どもを一人でも救出しないといけない
216 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2010/02/28(日) 12:55:20 ID:QQgttyNtO
内容がねぇな
絵も劣化しとる
歌
私の歌を聞いて――
それは愉しいものではない
雨が泣き そして 泣く
そして雨を見る者は
どっちみち知ることになる
幸せがこの世をどう思ったかを
わたしたちに笑うことを教えてくれた
明るい時は
過ぎ去った
それは真っ二つに割れた
分裂がはびこる――
世界があらがおうとも
明るい時は戻ってくるのかしら
わたしにはわからない
おそらく 風は知っているのでしょう
風は幸せを知っている
幸せがこわれていなければ
風がすぐにわたしたちにそれを伝えてくれる
でも ごらん 風は
隠れてしまった――
風はどこにもいない
まるで子どものように
風はまだ信じている――
何が起こったのか知っているのは自分だけだと
わたしの歌を聞いて――
おそらく わたしの歌は
いつか 笑い声を引きつれてくる
そして わたしの歌を読む者は
笑い声が見えると言い
笑い声とは幸せのことだと考える
白い雲
おお見よ、白い雲はまた
忘れられた美しい歌の
かすかなメロディーのように
青い空をかなたへ漂っていく!
長い旅路にあって
さすらいの悲しみと喜びを
味わいつくしたものでなければ
あの雲の心はわからない。
私は太陽や海や風のように
白いもの、定めないものが好きだ。
それは、ふるさとを離れたさすらい人の
姉妹であり天使であるのだから。
Youth .
青春とは人生のある期間を言うのではなく、心の様相を言うのだ
優れた創造力、逞しき意志、炎ゆる情熱、怯懦をも却ける勇猛心、
安易を振り捨てる冒険心、こう言う様相を青春と言うのだ
年を重ねただけで人は老いない 理想を失うときに初めて老いが来る
歳月は皮膚のしわを増すが、情熱を失う時に精神はしぼむ
苦悶や狐疑や、不安、恐怖、失望、こう言うものこそ恰も長年月の如く
人を老いさせ、精気ある魂をも芥に帰せしめてしまう
年は七十であろうと十六であろうと、その胸中に抱き得るものは何か
曰く、驚異への愛慕心、空にきらめく星晨、その輝きにも似たる事物や
思想に対する欽仰、事に処する剛毅な挑戦、小児の如く求めて止まぬ探求心
人生への歓喜と興味
人は信念と共に若く 疑惑と共に老ゆる
人は自信と共に若く 恐怖と共に老ゆる
希望ある限り若く 失望と共に老い朽ちる
大地より、神より、人より、美と喜悦、勇気と壮大、そして偉力の霊感を受ける
限り、人の若さは失われない これらの霊感が絶え、
悲嘆の白雪が 人の心の奥までも蔽いつくし、
皮肉の厚氷がこれを堅くとざすに至れば、
この時にこそ人は全く老いて、神の憐れみを乞うる他はなくなる
220 :
クラークへ:2010/03/19(金) 00:03:17 ID:lyI37YMC0
年老いたものに新時代の価値を予言して
彼らを打ち滅ぼさん
ひとつの時代とは死にゆく夢の謂なれば
生まれいずる夢の謂なれば
221 :
計劃:2010/03/20(土) 19:22:51 ID:3GRvb9xM0
イタリアを望む
湖のかなたに、バラ色の山の後ろに、
イタリアが横たわっている、私の青春の賛仰の国が、
私の夢になじんだ故郷が!
赤い木立ちは秋を語っている。
私の一生の秋の始めにのぞんで
私はひとりすわって、
世界の美しいむごい目をのぞきこみ、
愛の色を選んで、描く。
この世界は私をあんなにも度々欺いたが、
私はやっぱり世界をいつもいつも愛している。
愛と孤独、
愛と、満たされぬあこがれ、
それが芸術の母だ。
私の一生の秋にもまだ、
それらは私の手を引いて導いてくれる。
そのあこがれの歌が
湖と山々と、別れを告げる美しい世界に
不思議な力で輝きをひろげる。
222 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2010/03/21(日) 15:18:12 ID:w1D7G86k0
223 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2010/03/24(水) 15:18:03 ID:O99BqZBo0
喜びの歌
氷がどっしりと、白くよこたわり、
あらゆる動きを妨げている。
川は身じろぎもせず、とても静かだ。
けれども、荒々しく、燃えたぎるように泡立とうとしている。
波はざわめくこともできず、
冬の歌に耳を澄ますこともできず、
深い悲嘆に身をよじらせて、
重く、陰うつな冬のまどろみのなかにある。
灰色の空には太陽がけだるくかかり
白く、また疲れて雪がよこたわる。
すべてが死に、疲れ、そして香りなく、
雪におおわれた木は悲しみのうちに泣く。
川は氷をいとい、鎖を引きちぎろうと
やけになり、猛り立ち、かっかっともがき、
狂ったように青の中に泡立ち、溢れようとする。
火のように燃えあがり、いまだ死ぬことができない。
ある日のこと、かっこうが鳴き、
太陽が突然、ぱあっと輝く。
雪は山また山と消えていき、
川はばりばりと最後の音をたて、
重く、白い氷の屋根を破って、
その上を迸り、まだ緑の萌えない
薔薇の生け垣を嬉々として眺め、
泡立ち、轟々と流れ、白い氷塊を嘲笑う。
笑い、そして笑い、自分を抑えようともせず、
りんりんと流れ、はしゃぎまわる。
太陽はうららかに照り、
すべての地の襞に春の花が芽を吹き出し、
若い生け垣はすでにほのかに葉をまとう。
川は岸を押し流し、大地を洗い、
もう二度と会えないと思っていた、
昔なじみの白い獣の群れにうれしそうにあいさつを送っている。
19 :アク禁 :2010/04/03(土) 04:36 ID:ifcb.hu2
Beim Einzug in ein neues Haus 新しい家に入るに際し
母の胎内から来て
土の中で朽ちる定めをもって、
人間は不思議そうに立っている。
神々の追憶が朝の夢に軽く触れる。
それから人間は神を離れ、大地に向かい、
働き努める。あわただしい生活の
過ぎごし方と行く手とを恥じ怖れつつ、
家を建てて、それを飾り、
壁を塗り、たんすを満たし、
友だちと宴を祝い、そして
愛らしい笑う花を植える、門の前に。
20 :アク :2010/04/10(土) 04:22 ID:ONqC6I42
春
太陽。溶け始めた、僅かに残る雪。
すべての屋根から滴る水。
こつこつとひびく靴の踵。
濡れてきらきら光る道。
高い柵のうしろにある、
なかば追いたてられた鹿のような草・・・・・・
空。降り下る、緩やかな、暖かい雨。
わけもなく吠えたてる犬。
ふわふわと風になびくコート
笑い声のような、薄い服。
子どもの手のなかに、少し湿った雪。
目のなかに、最初のクローバへの憧れ・・・・・・
春。木々は今ようやくすべての葉を落とし、
どの潅木も新しい幸福の使者として、
やさしく鳴りひびいているよう。
そして、明日は燕も戻ってくる。
色 彩
雪白の雪の上はとても青く
緑の樅の木々はとても黒く
静かに駆けていく鹿が
どうしても断ち切れない悲しみのように
灰色にみえる
雪の調べに足音がぎしぎしとまじる
風が白いヴェールをかぶった木々に
雪片を吹きもどす
ベンチが夢のようにたたずんでいる
光たちが落ち 影とたわむれる――
果てしのない輪舞
遠くの灯火が雪明りから借りた
くすんだ光をまたたいている
花咲く枝
たえずあちらこちらに
花咲く枝が風の中で動く。
たえずあちらこちらに
私の心は子どものように動く。
明るい日と暗い日の間を、
願いと諦めの間を。
花が風に散り、
枝が実もたわわになるまで、
心が幼さに飽いて、
落ち着きを持ち、
人生のあわただしい戯れも
楽しさに満ち、むだではなかった、と告白するまで。
?
?
231 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2010/05/19(水) 02:33:51 ID:YxZ39HYt0
4/20 宮崎県で10年ぶりに口蹄疫感染確認。農水省、日本産牛肉輸出全面停止、口蹄疫防疫対策本部設置
赤松農水相、宮崎選出の外山いつきから消毒液が足らない報告を受ける
4/21 政府から指示なし、仕方なく現地で対応。消毒薬は現地の組合が用意したが不足
4/22 山田農水副大臣(長崎の離島で牧場経営)「現場の状況について今初めて聞いた」
4/25 殺処分の対象が1000頭を突破、過去100年間で最多
4/27 東国原知事、赤松農水相や谷垣自民党総裁に支援要請
4/28 国内初の「豚」への感染疑いを確認。自民党口蹄疫対策本部長の谷垣総裁、現場視察
4/29 農水副大臣が宮崎県出張。現場には入らず生産者への面会もなし。27日に知事が上京した時にした話を再び聞く
4/30 自民党口蹄疫対策本部、政府に42項目の対策要請を申し入れ
対応を予定していた鳩山総理・赤松農水相は当日になってドタキャン。赤松農水相は夕刻に南米へ外遊出発
自民党、政府に6日7日の委員会開会を要求。政府は拒否
民主仕分け組、口蹄疫により被害を受けた畜産農家に融資を行う中央畜産会を仕分け
移動・搬出制限区域を宮崎・鹿児島・熊本・大分の4県に拡大
自民党口蹄疫対策本部記者会見
「10年前の感染の際はただちに100億の予算が確保され対策がなされた」
「ところがこの段階になっても国から宮崎県には一箱も消毒薬が支給されていない」
「この状況で農水大臣が外遊するとは自民政権時代からすれば前代未聞」
「国からは消毒液一箱も届かず。国があたかも配ったように報道されているが、まったくの誤報」
5/1 宮崎県、自衛隊に災害派遣要請を行う(県の権限の関係上、小規模)。家畜の殺処分は8000頭超へ
5/2 1例目のウイルスがアジア地域で確認されているものと近縁であることを確認
5/4 感染19例目確認 殺処分27000頭突破。舟山農林水産大臣政務官、デンマーク出張
5/5 1例目から約70km離れたえびの市で感染確認、感染23例、殺処分34000頭に
5/7 小沢幹事長、宮崎県訪問。『選挙協力要請』のため東国原知事と会見。小沢は「県の問題」と無関心
5/8 赤松農水相帰国
5/9 舟山政務官帰国
5/19 赤松「お詫びする事は全くねーよ。対策?別に今じゃなくていいだろ」。
県は非常事態宣言。東国原知事、疲労とマスゴミのバカ質問のためブチ切れる
?
233 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:
スwwwwwキwwwwwマwwwwwスwwwwwウィwwwwwッwwwwwシュwwwwwwwwww