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名無しさんの次レスにご期待下さい:
裸で、野外で。乗馬したまま片脚を抱えられ、口唇を奪われたままで――手コキで、果てる。
多分に、ネギの深層心理には――この、普通考え付くことも、ましてや実行など出来ないだろうプレイの記憶が刻まれた。
「――また、ご一緒に運動をいたしましょう。…今度は、違うスポーツで」
言外に『裸で』と付け加えられた誘いの言葉に、ネギは抗う意思を持たなかった。
そして、長いようで短かった搾精当番の時間が終わりを告げる。
明日も学校であるから、今日中に帰らなくてはならない。
シャワーで汗を洗い流して、再び服を着る。
「……ん?」
いつものスーツを着込んだネギが、首をひねる。…どこか、着慣れない感じがしたのだ。
「あの、いいんちょさん、これ…」
「――ああそれですか搾精をしている間に侍従に洗濯をさせてノリをきかせましたの」
…なんだか異様に早口で弁解された気もするが、ネギはとりあえず納得した。
ヘリに乗り込むと、走り回った疲れが出たのか眠気が襲ってきた。
うつらうつらと船をこぎかけるネギの頭を優しく包み込むあやかの手。
「…学園まではまだしばらくかかりますわ。どうぞ、私の膝でよければ」
優しげに微笑むあやかに吸い寄せられるように、ネギは膝枕で眠りについた。
――――そこから、ヘリが不要に遠回りをしてから学園に帰ったことをネギは知らず。
――――また、着慣れない感じのしたスーツ(下着から何から一切合財含む)はすべて同じ製品の新品で、
――――それまでネギが着ていたものは丸ごとあやかの宝物となってしまったわけだが、それもネギは知らない。