☆魔法先生ネギま!☆ 23時間目

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「――っ、あぁっ……!」
馬にまたがったまま、片脚を上げてペニスを晒す形になってしまう。
右手で手綱を華麗に操りながら、脚を抱え込んだ左手でネギのペニスに触れた。

「ひぅ……! こ、こんなところで…っ!?」
ネギは快楽と同時に恐怖にわなないた。
少しバランスを崩したら落馬してしまうのではないかと思ったからだ。
小刻みにしごかれるペニスから生み出される悦楽に耐えながら、あやかに向けて首を捻り訪ねる。
見えたのは、舌なめずりをするあやかの姿であった。
「ご安心くださいな、ネギ先生♪
 私、馬術には並々ならぬ自信がございますから。
 ――それに。ネギ先生のココ…まだ大きくなってますわ。期待してますのね?」
「あぅんっ…、そ、そんなこと、あ、ありませ……――んぐっ!?」
喘ぎながらも否定しようとしたネギの口に、突然あやかの口唇が重ねられた。

(ふふ…、素直ではない先生の可愛らしい口唇、封じさせていただきますわ…)
もごもごと口を重ねたままでそう言い放ち、一気に口内を蹂躙していく。
じゅぷ、ぐちゅ、ちゅぱ、ちゅ……!
「ん、んむぅ……!!」
ペニスをしごきたてる左手の動きも一層速さを増す。
シャフトの部分を緩くしごいてから、少しだけ剥けかけた包皮の内側を緩急をつけて擦り上げる。
全体の形を把握するように動かしていくと、一点。
尿道のあたりを指がかすめた瞬簡に、ネギの喘ぎが強くなる。
(――ここですわね…!)
ウィークポイントを発見した後の動きは、まさに神速と呼ぶに相応しく。
ネギの感じる場所を重点的に、しかし刺激に慣れてしまわないように巧みに触れる箇所を変えながらタッチしていった。
「…! …!? 〜〜っっ!!」
声にならない叫びを、あやかの口に向けてあげるネギ。
フィニッシュが近いことを悟ったあやかは、手の動きと舌の動きを同調させるように吊り上げていった。

それが「雪広あやか流 房中術 曼陀羅華」と名づけられた必殺の連動攻撃であることをネギは知るよしもない。
ただ、理性が爆発的に高まった快楽に押し流された。

「〜〜〜〜っっっっ!!」
ビクビクッ、ビクンッ――――!!
びゅ、びゅくっ、びゅるぅっ―……!
ディープキスをしたままのあやかの身体までも震わせ、痙攣に似た動きを見せて、精は放たれた。

しかし、あやかは試験管を持っていない。
否、服を脱ぐ前にその手に試験管を持っていたのをネギは見ている。
だが、服を脱ぎ、二人で草原を走り回り、こうして馬に乗っている間…あやかは両手に何も持っていなかった。
全裸であるからにはポケットがあるはずもなく、また、裸には隠す場所など――ないでもないだろうが、それをあやかがする訳はない。
――では、これはただのあやかのポカであり、二回戦に突入するのかというと――。
無論、そんなことはなかった。

ネギの射精の直前。
亀頭が白濁液を吐き出そうと蠢いた瞬間に、駆け抜ける白馬と同じ速度で並走する人影があった。
おおよそ激しい運動とは似つかわしくないメイド服――――雪広家のメイドである。
超人じみた脚力で追いつき、ネギの射精した精液を残さずに試験管に収めて――
まるで、そこにははじめから何も存在していなかったかのように、空間に溶け込むように消えていった。