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名無しさんの次レスにご期待下さい:
ネギの放った光の矢は、間違いなくスパッツを直撃した。――なのに。
光はスパッツに当たるのだが、激しい勢いでその威力を減じさせていく。
「そ、そんな…! ただのスパッツに……レジスト……っ!?」
――ドン……っ!!
威力は減じさせられたとはいえ、攻撃魔法の光の矢の衝撃はかなりのものである。
スパッツには微塵も傷はつかなかったとはいえ、――それを穿いているネギの下腹部はそうはいかない。
「う……ぁっ……!」
パンパンに張った膀胱に、直接鉄拳を叩き込まれたような感覚。
痛みだけならば、まだ耐えられただろう。エヴァンジェリンの修行は苛烈であったのだから。
しかしそこに尿意が加わった瞬間、堪えきれない苦しみとなった。
「ぅ、あああうううぅぅぅ…!!」
すさまじい勢いで押された膀胱は、その内容物を吐き出す先を求めて荒れ狂う。
トイレの床に崩れ落ちてしまう。必死に尿意をやり過ごそうとするのだが、最早、耐え切れない。
言葉にならない悲鳴をあげるだけ。
――トイレの床はピカピカに綺麗にされていたことだけが、救いであった。
(も、もう…っ、我慢できない……っっ!!)
ネギが苦しみに我慢を止めようとした、その瞬間。
「……だっ、大丈夫ですか!?」
心配そうな顔をした高音が、トイレに駆け込んできた。
年上の女性に見られている――。
その事実が、尿意に震えるネギのペニスを…恥知らずにも、より大きく勃起させてしまった。
勃起していた股間が、更に体積を増す。
目の前でむくむくと膨らむ股間を見て高音は飲み込むように悲鳴をあげるが、目は逸らせなかった。
そしてネギもまた勃起をしたままで、――遂に、限界を迎える。
「あ、っっっっ――――!!」
じょ、じょろじょろじょろじょろ…………!!
「あ、ぁぁぁぁっ! な、何、これぇぇ……!!」
ネギは当惑する。
自分は射精しているわけではない。我慢しきれずにおしっこを漏らしてしまったのだ。
なのに、焼け付くような快楽が尿道を通り抜けていくのである。
「あぅっ! んぁっ!!」
トイレの床でのたうちまわるたび、スパッツを高々と押し上げるペニスも跳ねる。
じょぼじょぼと溢れていくおしっこは、それでもスパッツから漏れ出すことなくどんどんと溜まっていく。
精液の液溜まりなど目ではない。
既に、水風船さながらの膨らみを見せていた。
「ああっ、熱いっ、っ――!!」
下半身に纏わりつく自分のおしっこの熱さ、
そして、じいっと高音に見られているという感覚がネギを押し上げていく。