HUNTER×HUNTER ネタバレスレッドpart719

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337名無しさんの次レスにご期待下さい
 キルアが宮殿に突入した瞬間思ったことは

キルア(やっぱり)

 であった

煽り「招かれざる局地戦!!」

 ピトーの円≠ヘ全く感じられず
 目の前には1階にいるはずのない
 ユピーが立っているという「あり得ない場面」
 打ち合わせの段階で検討にすら挙がらなかった
 状況に直面しても経験によってキルアは平静を保てた

 HUNTER×HUNTER
 No.266◆『万が一』

ユピー(何だコイツらは? どこから沸いた!?)

 「あり得ない場面」はユピーにとっても同様であったが
 ユピーはすぐに考えるのをやめた

ユピー(我ハ盾 身ヲ以ッテ 王ヲ護ル)

 異形
 護衛軍の中で唯一人間ではなく魔獣との混成
 それに由来するのか他の二匹に比べ個に頓着がなく
 無我故の強さを持つ

 ユピーが形態変化と好戦的な笑みを
 見せた時シュートは動きを止めた
 しかし それはシュートが精神的に遅れをとったからではない
 「自分がこれ以上接近するとユピーはそれを迎え撃つ」
 「その攻撃が万が一にも前にいるはずの
 ナックル達に命中することを避ける」ためである
 ユピーの注意を更に自分へ向けるため
 飛ぶ腕とカゴを操作しようとした瞬間
 それは来た

  龍星群≠ェ降ってくる
  前回の最終見開きページと同じ場面

キルア(これはジイちゃんの龍星群!!?
    会長の知人って…!!)

 唯一回答を得たキルアがそれ故 一瞬固まる
 事情を知らぬ他の者の衝撃はそれ以上である
 その中で唯二名  ゴンとユピーが敵だけを見ていた

モラウ(バカな!!?)
シュート(暴走!?)
キルア(お前の相手はユピーじゃねェだろ!?)

キルア(いや…!! 違う!!)

 やや遅れてキルアが
 さらにコンマ数秒遅れて他の者が理解する

キルア(あの野郎この状況で………!!
    なんて早く!!何てトコに気付きやがるんだ!!)