これガチ?
3 :
きゃすばるにーさん:2007/08/15(水) 19:10:36 ID:KtUjGMgxO
ネタだろ
ホントならもっと大々的になるよ
4 :
オリセー ◆MpX8DRMmfc :2007/08/16(木) 00:26:31 ID:kZ9R1k930
こんにちわ
6 :
きゃすばるにーさん:2007/08/16(木) 00:27:33 ID:jvQin5O+O
ババンギダ
よろしく
7 :
オリセー ◆MpX8DRMmfc :2007/08/16(木) 00:29:20 ID:kZ9R1k930
8 :
オリセー ◆MpX8DRMmfc :2007/08/16(木) 00:31:03 ID:kZ9R1k930
よろしく
ヌワンコ
9 :
ウソバレ師 ◆ZSF8Q6tXbc :2007/08/16(木) 00:31:46 ID:RWUrT/l4O
>>1乙
今さらそんな画像持ち出してくるのはアレだけど
前スレで支援してくださってくれた方々、感謝です。需要があるうちは書き続けますんで。
てなわけで皆さんお休みなさいノシ
前スレで支援してくださってくれた方々、感謝です。
10 :
オリセー ◆MpX8DRMmfc :2007/08/16(木) 00:34:58 ID:kZ9R1k930
>>9 確かに・・・
まあこれから、変わらずいきましょうよ
乱さんwktk
12 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/16(木) 01:18:49 ID:7Z8GuSWfO
マジでこの先の展開が楽しみだワ
13 :
オコチャ:2007/08/16(木) 02:09:52 ID:UkrJGCUTO
>>1さん乙
乱さん、ウソバレ師さん
頑張って下さい!
続き楽しみにしてます!
14 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/16(木) 11:47:55 ID:7XQczQLq0
15 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/16(木) 12:12:04 ID:Ghv+xdYvO
14のやつしってる、小学校のとき下痢もらして、ウンコバエとあだ名をつけられたやつだ、自分いじられキャラでかわいがられてるとおもってるが、実際天下一品のパシリ君ということをみなさんわかってあげてください
冨樫を記憶喪失にする
↓
ハンタを読ませる──→途中で記憶が戻ったら失敗
↓
感動した冨樫に続きを描かせる
17 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/16(木) 12:43:05 ID:bBPMbzmyO
18 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/16(木) 15:51:31 ID:FmPLn/5+O
以前書いた内容のものが、
原作本編の設定やシナリオと食い違っている箇所が結構あることに気がついたので、
そこらへんを微妙に修正しつつ、最初から書き直していきたいと思います、すみませんでした…。
19 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/16(木) 15:53:28 ID:FmPLn/5+O
〜序章〜
《選別と称する殺戮をより効率的に行うため、
催眠作用のある鱗粉を国民に撒き散らすプフ。それを目撃するノヴ。
ノヴ「あ、あれは……」
しかし、突入メンバー達は動じない。
パニックによる被害の心配が無くなるので、むしろ好都合だと考えたからだ。
そして、
ゴン・キルア ・イカルゴ
ナックル・シュート
モラウ
メレオロン
ら突入まで、あと10分となった。
ピトーは、
選別のため宮殿に移動した国民の中に、王の敵が紛れ込み潜伏していると思い込んでいる。
全ては順調、あとは突入するのみ…
しかしキルアは、心のどこかで、説明のつかない『何か引っかかるもの』を感じていた…
【それぞれの現在地】
王・コムギ;王の間
プフ;鱗粉を撒き、宮殿の外
ピトー;最上階付近にて円を使い監視
ユピー;宮殿の中
突入メンバー;宮殿1階へと通じる穴の前にて待機
ネテロ;突入メンバーとは別の場所で待機
突入開始まで…あと僅か…!》
20 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/16(木) 15:55:47 ID:FmPLn/5+O
〜序章2〜
-回想‐
〜《ナックル「ピトーの円の外側からやってくる会長は、俺達よりも突入が遅れる。
その時間を利用して、俺達は護衛軍を王から分散させる。
戦陣は…ゴンとキルアとイカルゴ。
いきなり自陣のど真ん中に出現する俺達に、
驚いた奴らがおそらく本能的にとる行動は…」
ゴン「…身をもって王を守ること…!!」
ナックル「その通り…予想されるであろう陣形…それは…
護衛軍が三方向からそれぞれ王を取り囲むようにしてガードするフォーメーション…!」
‐宮殿‐
ユピー「奴らはやはり、選別者に紛れて接近してくる可能性が高いな…」
プフ「3人のうち最低1人は王の側にいなければなりませんね…」
ユピー「それは王が許さないだろ?
ただでさえ…
最近俺達が近くに居すぎると煙たがるし…」
プフ「だから誰かが王にバレないようにさり気なく…
つかず離れず王の周囲に気を配らなければ…」
プフ(………
ユピー ←体がでかくてイヤでも目立つ
ピトー ←自分が楽しいと夢中になってしまうタイプ)
プフ「要するに…私が…適任なわけですね…
消去法…それだけのことですが…」》〜
錯綜する両陣営の策…
すれ違うそれぞれの思惑は、
果たしてどのような未来を導くのか…!?
21 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/16(木) 15:57:18 ID:FmPLn/5+O
《ネテロが古い知人と会っている回想》
「会長…いや…師範…死ぬ…おつもりですか…」
「ホッホッホ、大げさなことを…なに、お主にちょいとカツを入れてもらうだけじゃよ…」
「しかし師範…私の能力は、他人に使うと一時的にしか効果をもたらさない上に…
師範の年齢を考えると…効果が切れた時の体への負担が大き過ぎますわさ…死に至ることも…」
「いやいや…久しぶりに、全盛期の頃の肉体に戻ってみたくてのぅ…
なぁ〜に心配せんでよい、ワシの体は頑丈じゃて♪」
「…分かりました…全身全霊を込めて…師範を…あなたを、全盛期の肉体に若返らせてみせますわさ…」
「ムフフ…実に70余年ぶりか…
いやワクワクするのぅ…♪」
22 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/16(木) 15:59:04 ID:FmPLn/5+O
《ネテロ回想》
「ハァ…ハァ…ハァ…お…終わっただわさ…
こ…これで師範は数日後…突入決行の日に肉体が変異し…
それから30分程度は…全盛期の肉体で闘うことが出来る…ハズだわさ…」
「無理をさせてしまって済まんのォ…まぁお主はゆっくり休んでいてくれ…
ホッホッホ…しかし…決行の日が楽しみじゃのう…
…オーラの量だけで…恐らく軽く倍以上にはなるか…」
「し、師範…しかしそれは裏を返せば…肉体に相当無茶な負荷を掛けているということだわさ…
私のこの能力は…他人に使用した場合…リスクが計り知れない…
効き目が切れた時…どれほど巨大な負担が体に襲いかかってくるか…私にも想像が…」
「安心せい…元弟子の能力で死ぬなどということは、ワシのブライドが許さんよ♪
さて…ではワシは決戦の日まで…人里離れた場所にでも赴いて…
精神を研ぎ澄まし牙を研いでおくとするかの…」
「師範……」
こうしてネテロは、古い知人…
心源流の愛弟子、ビスケとの再開を後にした…
ビスケは、年齢・経験・実績・戦闘力・そしてネテロの心源流の愛弟子であることから、
ネテロの次期会長候補に挙がったこともあった…
性格が不適合者という理由と、性別による差別、そして本人の意向により、
候補からは結局除外されてしまったのだが…
そんなビスケは、かつての師匠であるネテロを辞任に追いやろうとする
副会長派の連中が次期会長になるという事態にだけはなって欲しくないという思いがあった…
「師範…任務を全うし…必ず生きて…お戻り下さいだわさ…
ハンター協会の会長は…あなたでなければいけません…どうか…ご無事で…」
23 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/16(木) 16:01:07 ID:FmPLn/5+O
突入まであとわずか…
一階広場へと通じる穴の前…
宮殿外の草村の影に、メンバー達は待機していた…。
《王座の間》
王(…選別の刻まで…あと僅かか…余は一体……)
コムギ「……」
王「…どうしたコムギ?
(これは…念…オーラ…か??コムギの身に一体何が…)」
コムギ「…総帥…様…危険…だす…!」
王「何?」
コムギ「お城のすぐ外に…ふ、複数の殺気が……!」
王「馬鹿な…城外の監視はピトーが抜かりなく行っている…
殺気に気づかぬわけがない…案ずるなコムギ…」
コムギ「し、しかし総帥様…!」
他人の念を開花させる能力のあるプフが常時王の傍にいたからなのか…
コムギはいま…念能力者としてのその才能を開花させた…!
プフにとってこれは皮肉なことだった…
王の身を危険に晒すと常に危惧していたコムギが、
プフがきっかけとなり、王の危険を、誰よりも、プフ自身よりも早く察知したのだ…
〈(現時点で発動している)コムギの能力…
軍棋をしている時のように、視界がなくとも、
こちらに向かおうとしている生物、
自分の陣営に責めてくる生物のいる位置を、立体的に、正確に把握することが出来る〉
キルア(突入まであとわずか…
でも一体なんだ…この…何かが引っかかるイヤな感じ…
いややめろ…これはきっと、兄貴に植え付けられた俺の悪いクセが、まだ完全に抜けきっていないだけだ…
もう俺は…後には退かない…!)
俺もビスケで体を全盛期にするんじゃないかと思ってたけど、
冨樫ほどの異才がそんなつまらん事しないだろうと考え直した。
それくらいはすると予想
というかしない理由がない
26 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/16(木) 16:07:14 ID:FmPLn/5+O
《宮殿内部》
コムギ「そ、総帥様…!き、危険だす…!
護衛のお方たちが気配に気がつかないほどのウデ…
よ、余計に危ないだす…!」
王「(…この慌てぶり…そして見たことのないコムギのオーラの色彩…)
…その者達はいまどこにいる?」
「お、おそらく…お、お城の外…斜め後ろ右下375めえとるほど離れた位置に…7にんほど!!」
(…ピトーらが秘密裏に話していた侵入者の潜伏場所は、確か選別者の中だったはず…
コムギの勘違いか…?
いや…この口調から感じ取られる確信めいた波長…コムギはおそらく真実を語っている…一体…何者が…
さほど気にとめる程のことでもないが…
余の配下の監視を、完璧にかいくぐって宮殿の付近にまで接近し得た者が7人もいることを考慮すると…
…ここは念のためクギを刺しておくべきか…)
「ユピー!」
「…はっ!」
「プフを呼べ…」
27 :
こち亀最高 ◆EgfQURw9Zo :2007/08/16(木) 16:08:28 ID:mwA8z5wA0
似たようなこと書きすぎ
28 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/16(木) 16:09:41 ID:FmPLn/5+O
《宮殿外の茂みの中…
突入まで残り数秒となったメンバー達。》
モラウ「…!!」
シュート「き、強大なオーラが接近してくる…!?」
ナックル「馬鹿な!??何故…何故ここの位置がバレた!??」
シュート「は、早く…穴に入って宮殿の中にワープを!!」
モラウ「いや…俺だけはここに残る…!
お前らは気付かれないうちに早く全員ワープしろ…!」
ゴン「で、でも…!」
モラウ「いいから行け!!」
宮殿外の茂みの中には、モラウ1人だけが取り残された…
モラウ(こういう状況下では、作戦をシナリオ通りに運ぶことに必要以上に固執しちまったらアウトだ…
この異常なまでのオーラ…おそらくここに向かっているのは護衛軍の1匹…!
王を護衛軍から引き離し戦力を分散させるというのがこの作戦の最優先事項…
3匹の護衛軍のうち1匹を引き離せたのは、むしろ好都合…!
ヘッ…しかし連戦続きの今の俺の力は、マックスの4割がいいところ…
うまく相討ちにでも持ち込めればいいがな…)
…そしてついに、モラウの前に姿を現したプフ…!
プフ「…あぁ…私は…私だけは…何があっても王の傍らにいると…誓ったというのに…
(しかしピトーは円の監視の任務で手が離せない…
ユピーは飛行に慣れておらず、標的への移動に時間がかかってしまう…
私が王にこの任を与えられたのは必然…それだけのこと…しかし…)
7人程がここに潜伏していると聞きましたが…一体どこに隠れたのですか…?
常に王の傍らにいるのが私の務め…一刻も早くあなた達を処分し…
王の元へと帰還させていただきます…」
モラウ(コイツ…残り6人がまだ近くに潜伏していると勘違いしているのか…?
こいつぁ好都合…思ったよりも少しは時間稼ぎが出来るかも…な…)
29 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/16(木) 16:11:39 ID:FmPLn/5+O
こうして…
ゴン・キルア・イカルゴ、
ナックル、シュート、メレオロンら6人は…
ついに《宮殿一階フロア》へとワープを果たした…!
(メレオロンの〈『神の共犯者』…自分自身と、自分に手を触れた者の気配を完全に消せる能力〉
によって、ナックル・シュート・メレオロンの3人は完全に気配を絶った状態)
ピトー(…!!ウニャッ!??城内に突然…円への反応が3匹も…!??
奴らは人民に紛れて潜伏していたはず…??それ以前に…円の監視の中一体どうやって…!?)
とっさに携帯を取り出すピトー。
キルア「よし!作戦通りイカルゴはパームを救出しに地下室へ…!」
イカルゴ「まかせとけ!」
ピトー「城内一階…ネズミが3匹突然現れたニャ…!」
ユピー「!??バカな…一体どうやって…チッ…!」
ピトー「僕はネズミ共を狩りにいくニャ!!
ユピーは王の側に…!」
ユピー「…わかった!」
《宮殿一階》
キルア「よし、このまま俺達が先陣をきって…」
ナックル「待て!円の反応…護衛軍が1匹こっちへ向かってくる…!」
ゴン・キルア「な…!?」
30 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/16(木) 16:12:54 ID:FmPLn/5+O
《王座の間へと向かうユピー》
ユピー「王…宮殿内に侵入者が…」
王「なに?」
ユピー「どうやら敵は宮殿の外だけではなかった模様…
現在はピトーを討伐に向かわせております。私はここで王の護衛を…」
王「構わぬ」
ユピー「は…しかし…」
王「余の力を…愚弄する気か…?」
ユピー「いえ…決してそのような…」
王「選別は侵入者を全て討伐してから行うことにする、
余はここでコムギと軍棋を続ける…
ユピーはピトーと共に侵入者討伐に加われ…」
ユピー「は…しかし…」
王「余にこれ以上何か言わせる気か…?」
ユピー「は…か、かしこまりました…」
《宮殿一階》
ゴン(……来る…!!!)
31 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/16(木) 16:13:59 ID:FmPLn/5+O
《宮殿一階》
ゴン(来た…あ、あいつは…アイツは…!!!)
ゴン達の前に姿を現したのは…
ピトー…!!
ピトーはゴン達がやる、と決意していたのを知っていたナックル・シュートらは、
メレオロンと共に気配を絶ったまま様子を見守る。
ピトー(ウニャ?円で確認した数が…3匹から2匹に減っている…???)
思考を遮るかのように、キルアの電撃を帯びたヨーヨーがピトーの眼前に放たれる。
瞬時に身をかわすピトー。
その先にあったものは…ゴンのパーによる、巨大な念弾だった。
ピトーは両腕で念弾をガッチリとガードしたが、
そのまま壁を突き抜け、一階フロア外にある庭園にまで吹き飛ばされた。
キルア「追うぞゴン!」
ゴンは無言で頷き、2人は庭園へと移動した。
キルア(……ゴン…??お前は………
いや…今は、何も…考えるな…集中しろ…!)
32 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/16(木) 16:16:49 ID:FmPLn/5+O
《宮殿一階》
ナックル(残る護衛軍はあと一匹…
ここに移動中か…)
ナックルは目でシュートに合図を送る。
メレオロンから手を離し、気配・姿を露わにするシュート。
ナックルはメレオロンと共に気配を絶ったままの状態でいる。
シュート(ドキドキドキドキ…こ、来い…!!)
最後に姿を現したユピー…!
ナックルとメレオロンは姿を消しているため、ユピーの眼前にはシュート1人しか映っていない。
ユピー「あぁ?なんだなんだ?聞いてた話と全然違うぞオイ…まさかお前1人でやるってのか?」
シュート「う…ハァハァ…ハァ…お、お前などは…
お、おお俺1人で…じ、じ十分だ…!!!」
ユピー「ヘヘヘ…声がうわずってるぜェ?
王の判断は正しかったな…こんなヤツからわざわざ王をガードする必要はねぇ…すぐラクにしてやるよ…」
背後から姿を消し、不意打ちを伺うナックル。
ナックルは凝で確認したユピーのオーラが最も薄い点…背中上部に向け、
渾身の一撃を放った…!
ユピー「ッッ!!??な…なんだ…!?…ガッハ…」
すかさずシュートが3つの手を操り攻撃を加えた後、ユピーの手足を握り締め、
ノヴの作った4次元マンションの穴へと放り込んだ。
《4次元マンション内》
ユピー「いてて…あ〜?一体どこだコリャ…
てゆーか…そこの三角頭…お前誰だ?いつからそこにいた…?
まぁいい…今のはちっと痛かったぜ…クチャクチャにしてやる…!!!」
シュート(!!!こ…こ、ここれが…これが…護衛軍…か…
な……な、なんてオーラだ……?!?
う…くそ…か、勝てる…気がしない…い、いや…落ち着け…ハ…ハァ…ハァハァ…)
護衛軍の巨大なオーラを目の前にしたシュートの心拍数は、
頂点にまで達しようとしていた…。
33 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/16(木) 16:19:17 ID:FmPLn/5+O
《宮殿外草原》
モラウ(このコンディションで護衛軍と一対一…やれやれ…骨が折れるな…
しかしあいつは確か、催眠作用のある鱗粉を撒くことが出来る厄介なヤローだったはず…
あいつとの相手がマトモに務まるのは、突入メンバーではこの俺だけ…か…皮肉なモンだな…)
モラウの肺活量はハンター界屈指で、それはクジラに匹敵するほどまでに凄まじいもの。
彼は、その圧倒的な肺活量をもって、全力で息を吸い込んだ。
(ふぅ…これで息を止め続けて戦えば、鱗粉を吸収せずに済む…。
特殊合金で作られたこのサングラスも、鱗粉から目をガードしてくれるだろう…。
俺のキセルは息を吐くだけで煙が出せる…問題は無い…
あとは…いかに短い時間でケリをつけるか…だな…)
プフ「…私は一刻も早くあなた達を葬り、王の元へと帰還する…それだけのこと…」
モラウ(…やはりヤツも、短期決戦を望んでいるようだな…よし…)
プフ「…神聖なる王の宮殿の自然が…何故か煙で汚されてしまっている…
やったのはあなたですか?…それ相応の見返りは…覚悟して頂きましょう…」
モラウ(ヘッ…上等…)
34 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/16(木) 16:21:07 ID:FmPLn/5+O
こうして…
《中央庭園》
ゴン・キルアVSピトー
《四次元マンション内》
ナックル・シュートVSユピー
《宮殿外草原》
モラウVSプフ
それぞれの戦いが、幕を開けた…
胸にあるリモコンのようなモノを取り出し、
複数あるうちの1つのボタンを選んで押すモラウ。
《宮殿付近にて待機中のネテロ》
「とうとう…合図が来たか…突入開始から数秒でカタがつくと聞いていたが、随分と時間を要したようじゃな…
どれ…点滅しているのは…なんと!?黄色いランプ…か…」
各メンバーは、ネテロに合図を送ったり、
また不測の事態などの必要に応じて、各チームがそれぞれ互いに一瞬での状況報告を可能にするための超小型転送機を所持しており、
作戦から生じた状況に応じて、ネテロの所持している同じく超小型転送機に、様々な色のランプが点滅するような仕掛けになっていた。
黄色いランプの点滅した場合…その合図が意味するものは…
『突入メンバー達は、
護衛軍3人を王から引き離し、戦力を分散させ、
それぞれの護衛軍を各個撃破する態勢に移行することに成功。
会長が王の間へと突入するための体制は整った。
会長は準備が整い次第、王の元へと突入されたし。』
であった。
ネテロは黄色いランプの点滅を見つめながら、
意外にも不安げな表情を浮かべた…。
35 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/16(木) 16:22:54 ID:FmPLn/5+O
当初描いていたシナリオとは大幅に予定が狂い混乱状態には陥ったものの、
結果的には護衛軍を王から引き離すということにはなんとか成功した突入メンバー達。
ネテロ(そうか…護衛軍勢力分散に…成功…して…しまったか…
ワシは作戦が失敗することを想定して…いや…心のどこかで願っていたのかもしれん…
突入メンバーが護衛軍と各々やり合うというは、
王の纖滅のみを何よりも最優先に考えた場合、確かに一番効率的な形ではあるのじゃが…
しかし…あやつらが護衛軍と一体どこまでやり合えるのか…
言ってしまえば…ワシが…王と戦っている間の時間稼ぎ…捨て駒のようなもの…
本当は…ワガママを言うなら…
ワシ1人で宮殿に突入し、護衛軍と王を、我が身が滅するまで撃破し続け…
そして残った兵達の掃討を、若い連中に託す…これが望みじゃった…
しかし奴らがそんな願いを聞き入れてくれるはずもない…
行き着くべくしてこの作戦に行き着いてしまったわけじゃが…
果たして一体どれほどの犠牲者が出てしまうのか…
今はただ…祈りながら…王との対峙に全力を注ぐしかない…か…)
ネテロは複雑な心境のまま潜伏場所から飛び出し、
王の間へと向かった…
36 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/16(木) 16:24:24 ID:FmPLn/5+O
《四次元マンション内》ナックル・シュートVSユピー
ユピー「…あん?なんだぁ…コイツは?」
ポットクリン『時間です。利息がつきます。』
〈ナックルの能力『ハコワレ』…
自らのオーラの一部を削り相手を殴り、
一定時間が経過すると、相手を1ヶ月間強制的に『絶』の状態に出来る〉
ナックル(俺が削ったオーラの量は1割…そして…ザッと見たところ…推測になるが、
ヤツのオーラの量は…俺のオーラの量の…約4〜5倍…ってところか??
て〜と…ヤツが絶の状態になるまでにかかる時間は…約7〜8分…既に30秒は経過していると見て…
絶にするまでに必要な時間は約7分…ってとこか……
あのバケモン相手に7分……チッ…長過ぎる…!!
なるべく長期戦に持ち込むようにはしたいが…ハコワレへの期待は薄だな…)
ユピー「オイ三角頭…この人形みてーなのは一体なんだ?おめーの能力か?」
ナックル「まぁな…あんまりそいつに近づかねぇ方がいいぜ?
その人形は、どこまでもお前を追跡する…そして…お前が激しく動くほど…
その人形はお前からオーラを奪っていく…
人形のその能力の発動条件は、相手から20m以内で能力の説明を行うこと…条件は整った…
もうあんましそこから動かねー方がいいぜ、ダンナ?
(な〜んちゃってな…ま、こんなウソを素直に信じてくれっとは思っちゃいねーが…
少しでも時間を稼がねーとな…)
ユピー「ヘヘヘ…よく喋る野郎だ…まぁ別にどうでもいい…
俺はここから動かなくともお前らを攻撃出来るしな…」
ナックル(え、なんか微妙に信じてる!??単純な野郎…)
シュート(さ、さて…そ…そろそろいくか…ガクガク…
ク…そ、そそれにしても…な、ななんてオーラの量なんだ…!??ウグ…
ひ、ひょっとして…こ、ここの空間に閉じ込められているのは、ヤ、ヤツではなく…お、おお俺達の方なのでは…!?ハァ…ハァ…)
37 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/16(木) 16:26:01 ID:FmPLn/5+O
《四次元マンション内》ナックル・シュートVSユピー
シュート(ゴクリ…ハァ…ハァ…いくぞ…!!)
〈シュートの『ホテル・ラフレシア』…
一定以上のダメージを与えた相手に対し、攻撃した部位を籠の中に閉じ込めることが出来る〉
人間は、あまりにも強大な恐怖心を抱くともはや感覚が麻痺し、恐怖心を感じなくなる
と言うが…今のシュートは、その状態に近かったのかもしれない…。
怪物を目の前にしながら、シュートは次第に冷静になっていった…。
(ヤツはオーラの薄い部位をナックルに不意打ち、思い切り直撃をされ、俺の攻撃も受けた…
一定量のダメージは満たしているはず…よし…。)
シュートの3つの手が宙を舞い、ユピーに襲いかかる…!
ユピー(!!速い!!??
フン…しかし威力はさほどでもないな…ムキになって全てをガードする必要もない…)
その油断を突いて…
浮遊するシュートの手たちがユピーの両目に接触した…!
ユピー(ッッ痛っ…!! 小賢しいマネを…これぐらいで…
! ? )
ナックル(やった…!シュートが相手の両目を奪った…!!)
ユピー「み、見えねえ…!?俺の目が…ねぇぞ…!?
て、てめぇ一体…何をしやがった…!」
ナックル「よしシュート、連携でいくぞ!」
シュート「待て!!」
ナックル「!?」
ユピー「てめぇら…俺にこんな小細工が…効くとでも…!!?」
ナックル(な…ヤツの顔が…変化していく…!?)
ユピーは奪われた目の付近の形状を変化させていき…そして…
シュート(目が…新しく生えた…!??)
ユピー「ハァハァ…ヘ…ヘヘ…てめぇらが一体何をやったのか知らねぇが…
俺の前では無力…元通りってわけよ…」
ナックル(ま、まずい…!コイツの能力…!!シュートの能力と相性が悪すぎる!!
こいつぁハコワレ狙いどころじゃねぇ…!)
ユピー「てめぇら…もう許さねぇ……八つ裂きだ…!!」
38 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/16(木) 17:04:25 ID:FmPLn/5+O
《中央庭園》ゴン・キルアVSピトー
ゴン「………ッッ!!」
オーラを充実させていくゴン。
ピトー(お、いいね♪なかなかの気迫だニャ♪)
キルア(?ゴン…!?…お前は…ゴンなのか…?何かが…違う…
オーラの量やパワーなんかじゃあない、何かが…
何だ…この…モヤモヤした感じは…
駄目だ…!また余計なことに頭が…!
俺はとにかくサポートに徹するんだ…!早くゴンとピトーの元へ急がなきゃ…!)
その時、キルアは背後に突然殺気を感じた…!
とっさにかわすキルア。
そこに立っていたのは…ヂートゥ…!
「あ〜クソ…てか…おっそ!
な〜んかイマイチ役に立たないんだよな〜この武器は…」
キルア(!?なんだ?兵隊蟻か?チッ…こんな時に…
ここは俺の足で一気にカタをつける…!」
左手を刃物化し、
素早いフットワークで相手の首を狙うキルア。
キルア(!??完全によけられた!??バカな…)
ヂートゥ「お〜お〜お〜、速い速い!やるねボウヤ!今のちょっとびっくりしたかも!
おれ、ガタイのいいグラサンのオッサンを見返してやろうと思って探してんだけど…知らない?
でも…いいか…なんかお前とやっても面白ろそうだしな!こんな速い人間見たの初めてだし…!」
キルア(な、なんだコイツは…本当に兵隊蟻か?スピードが異常過ぎる…
クッ…待ってろよゴン…!)
39 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/16(木) 17:54:11 ID:7wXXV8Oy0
王は世界中の人間を食べてしまいました。
そのため王は一人ぼっちになってしまいました。
おわり
それなんてモンスター?
いや、だから4次元マンションは一度使ったら入り口閉じる一方通行なんだって
宮殿で作った穴から4次元マンションに戻れるのはノヴだけ
突入したら宮殿の出口を使う以外戻れなくなるとシュートがハッキリ言ってる
突入第一陣はゴン、キルア、イカルゴってセリフもあるから、残り4人は時間差で突入なのも確定
モラウは護衛軍を倒すんじゃなく足止めだけに全力を出すっていうセリフもあるから勝ちにいくこともなし
明確に提示されている作戦は、ゴンキルが3階直行、イカルゴが地下でパームと合流しそのまま脱出
その突入の時、本当に3階に王がいるか再三キルアが怪しんでいる描写アリ
突入10分前までは、確かに3階に王とコムギがいてその部屋の出口扉(同じ3階)にユピーがいる
ピトーのいる場所は、王のいる場所から声が届くほどの距離しかなく、ユピーの場所から何をしているかも視認できる
ノヴが単独突入した際、宮殿内にいた王と護衛軍以外の蟻は7匹でその中にヂートゥもいた
突入時にも宮殿内にヂートゥがいる可能性大、ウェルフィンとブロヴーダは不明
あとネテロは古い知人に会うと言ってから牙をとぐ描写まで多少時間が経過していて
連絡が取れなくなる最後の描写で身体的な変化は見られていない
あと、2度ビックリの作戦は王が3階にいた場合だけ
あんだけキルアがいないケースを懸念してたから、これで3階にいる展開になるとは考えづらい
レアケースとして、ピトーの円を感じなかったとき=王たちが宮殿中にいない、もしくはピトーが円を使っていない
状況を想定している
休載前の展開見たら、ハンター側が綿密に立てていた計画(一部タネあかしまでしてた)どおりにいくとは思えんのよね
まずハンター側が予想外のケースが発生するとオモ
43 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/16(木) 19:53:30 ID:VUTIXNPC0
乱さん最初からやり直したほうが・・・
44 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/16(木) 20:01:34 ID:6pzjf9M70
ウソバレ師の前スレの書き込みコピペしたほうが良くないか?
途中からだと分からん
45 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/16(木) 20:03:20 ID:6pzjf9M70
822 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/13(月) 21:11:50 ID:so7i0s8rO
シャウ?シャウはいるか?
王よ、ここに。
余は…しばらく食事をとっていない
はい、あの娘と軍棋を取り初めてから
なぜだ?腹が減らぬ
我々はあくまで種族の繁栄のために食事をとっているだけですから。食欲などという俗なものはありません。王が食事を欲さないのであれば、王が種族の繁栄を望んでいない。ただ、それだけの事…
尻尾で打ちつけられるシャウ。
余を愚弄する気か。
いえ、そのような事は…我々はあなたの望みを叶えるだけ。ただ、それだけの事。
もうよい、下がれ。
仰せのままに…
王室から離れるシャウ
(しかし、妙)
(王はあれ程弱いのか…?)
場面変わってピトー。
侵入者…
5、6、7、8…
…近い
場面変わり中二階、階段踊り場。
階上を見据えるゴンキル。
来たな。ゴン!何があるかわかんねー。常に凝は…
ゴン、お前…
46 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/16(木) 20:04:17 ID:6pzjf9M70
823 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/13(月) 21:30:25 ID:so7i0s8rO
キルア、オレ、言っておかなきゃいけない事がある。
抑えられないんだ、自分を。今まで、色んな敵と戦ってきたけど、これだけ気持ちが昂ぶるのは初めてなんだ。早く、戦いたい。
(こんなゴンは初めて見る…けど、この感覚は初めてじゃない。あれは、修行を終えて初めて暗殺(仕事)に参加した時。
オレは…自分の力の確認と、獲物を仕留められる喜びで自分を抑えられなかった。今のゴンは、あの時のオレだ…今ここで獲物を仕留める喜びを覚えたら、きっと、ゴンは…)
行こう、キルア。
ああ…
場面変わり王室の前に立つメレ&ナックル。
ナックル、捕まれ。失敗は絶対に許されねースペシャルミッションだ。解ってるな?
へっ。言われるまでもねー。
ガッチリと手を握るメレ&ナックル。
場面変わり物陰から中を覗き震えるシュート。
47 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/16(木) 20:05:01 ID:6pzjf9M70
826 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/13(月) 22:03:50 ID:so7i0s8rO
(これは…何だ?オレは…何を見ている…?)
震えだすシュート。
目の前にいるのはモントゥトゥユピー。
但し、四肢はなく虫の息。
そして、ユピーのものと思われる腕と足を貪る影。
誰だ、お前は?オレは死ぬのか?
死なないよ。僕と生きるんだ。僕は君を救うんだ。
倒れこみ、震え、失禁をするシュート。もう、部屋には血だまりしか残っていない。シュートに気付き、近づく影。
あれ?まだ誰かいるの?もうあんまりお腹空いてないんだけどなぁ…
場面変わりパームと合流し、走るイカルゴ。
私は…見つけたわ、ヤツらを…その代わり、見つかった。
けど、アイツらは何もしなかった。無視されたわ。私はそこにいないもの、っていう感じだった。あれ程絶望的な、屈辱的な無視のされ方は初めてだった。そして、恐怖を覚えたの。かってない恐怖を。
泣き出すパーム。
もう、少しだってここにいたくない。ヤツらには、誰も勝てない…
48 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/16(木) 20:05:40 ID:6pzjf9M70
827 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/13(月) 22:20:01 ID:so7i0s8rO
場面変わり、手を繋ぎ王室へ侵入する、メレ&ナックル。
王は目と鼻の先。
王へ親指を向けるメレ。
(さぁ、やりな?お前のハートのこもった一撃、食らわしてやれ?)
(寝込みを襲うの主義じゃねーが、野良達の無念だ。王、行くぜ!)
拳を振り上げるナックル。
そこで手を離すメレ。
!?何を?
さよなら、ナックル。
左腕を吹っ飛ばされるナックル。
な、何でだ…
メレオロン、おめーは…
殺された里親の話は…全部、嘘だったんか…
嘘じゃないぜ?ただな?里親なんか殺されたっても人間だった時の話だぜ?まさか信じるとは思ってなかったけどな?能力で視界から消えるメレオロン。
オレは、こんなところで…
うつぶせになるナックルを見据える王。
場面変わり廊下を走るゴンキル。
(ゴン!止まれ!何かいる!)
(今、ここで力を消耗するのは得策じゃない。ゴン、もし、他の蟻なら、お前は先を急げ。オレが一人で何とかする。)
そっと中を見るゴンキル。
そこにいるのは、コムギ。
49 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/16(木) 20:06:14 ID:6pzjf9M70
831 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/13(月) 22:37:41 ID:so7i0s8rO
誰っすか?総帥様の使いの方ですか?
いや、総帥を倒しにきた。オレはゴン、こっちはキルア。
君は?
そそそそそそそ総帥様を倒すだなんてそんな事!!ダメっすよ!誰かに聞かれたら死刑っすよ!
顔を見合わすゴンキル。
…というわけでもう総帥はいないんだ。今の総帥はただの操り人形。オレらはそれを倒す。理解できたか?
むむむ…よく解んないっすけど…それ以前に信じられないっすけど…
まあ、信じる信じないは勝手だけどとりあえずもうすぐこの辺は戦場になるから、早く逃げた方がいいよ。
…やっぱり信じられねっす。もう一度総帥様に会って、本当の事を聞くっす。
入り口に向かって駆け出すコムギ。
しかし、行く手を遮られ倒れるコムギ。
行く先を見つめて動かないゴンキル。
僕の円の中で遊ぶ子達は誰かニャ?
入り口によしかかるピトー
その子に何かあったら僕が王に怒られるんだよね
50 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/16(木) 20:06:46 ID:6pzjf9M70
838 :ウソバレ師 ◆ZSF8Q6tXbc :2007/08/13(月) 22:53:05 ID:so7i0s8rO
場面変わりうつ伏せになるナックル。遠くを見つめる王。傍らにシャウ。
王に手をあげようとする愚か者…
王は動かない。
食されないので?王?レア物ですが。
気分ではない。お前が食うがよい。
私は生肉は口に合いませんので…
シャウ…なぜだ?
何がです?王?
今、余は虚無感に覆い尽くされている。あれ程空腹だった腹が、今は何も求めていない事と関係があるのだろうか?
王、あなたは…
立ち上がろうとするナックル。
なぜ、止めをささねぇ?
オレはもう回復したぞコラァ!!
余は、疲れている。見逃してやる。ここから去るがいい。
!?
王…あなたはそこまで…
51 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/16(木) 20:08:29 ID:6pzjf9M70
839 :ウソバレ師 ◆ZSF8Q6tXbc :2007/08/13(月) 23:08:43 ID:so7i0s8rO
階段下。疲弊するモラウ。周りにはウェルフェンとブロブーダの死骸。しかし、まだ数匹の蟻が取り囲んでいる。
想像以上にやっかいなヤツらだった。もうオーラの残量もほとんど…
ここまでか…
モラウに襲い掛かる蟻達。覚悟を決めた表情のモラウ。
その瞬間、蟻達の首が飛ぶ。
ジャジャン。旦那ぁー疲れてんじゃない?
爪をニギニギさせるヂートゥ。
まだ、戦える?
場面変わりノヴと会長。
そうか、お前をそこまで畏怖させる存在か…
はい…お言葉ですが、会長。あなたの力を持ってしてもきっとヤツらは…
良いよ。ワシがやられても、意志をついでくれる者さえおればの。ワシは喜んで捨て石になるよ。ノヴ、お前は、意志をつぐものを育てる良き師となれ。
会長…
宮殿を見つめる会長と、その横に若い黒髪の男。
行こうか、ランドロン。
指図するな、ジジィ
52 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/16(木) 20:09:13 ID:6pzjf9M70
840 :ウソバレ師 ◆ZSF8Q6tXbc :2007/08/13(月) 23:22:21 ID:so7i0s8rO
戦いを始める前に聞きたい事がある。
何?
カイトは、どうすれば元に戻る?
カイトって何?
切れかかりオーラが吹き上がるゴン。前髪が跳ね上がり、驚きの表情を見せるピトー。
オレ達を覚えてないのか?
うん。
さらにオーラが吹き上がる。
もう話は終わりだ。お前を倒せばきっとカイトは元に戻る!
試してみたらいいんじゃないかなぁ?僕も…
ドクロの形のオーラがピトーを取り囲む。
操り人形を元に戻す方法なんて知らないし♪
場面変わり仰向けに倒れるシュート。
(あれは、本当にアイツなのか…)
回想。
シュートに近づく影。匂いを嗅いでいる。
あれ?君は人間かぁ。何でこんな所にいるの?ま、いっか。君は食べないよ。だって…
顔がアップになる。白い髪にふくよかな顔。
パパに人間は食べるなって言われたしね!
53 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/16(木) 20:09:59 ID:6pzjf9M70
842 :ウソバレ師 ◆ZSF8Q6tXbc :2007/08/13(月) 23:34:57 ID:so7i0s8rO
拳を合わせるゴンとピトー。衝撃で両側の壁が崩れ落ちる。
うん、いいパンチ!楽しめそうだね。
オレも楽しいよ。やっとお前を殺せる。
あはぁ♪
コムギを抱えて窓から部屋を離れようとする。キルア。ゴンを見つめている。
(アイツ…戦闘で初めて『殺す』って使った…)
うつむき舌打ちするキルア。
どこ行く気?
足下にピトー。
その子はダメだってば。
キルアを攻撃しようとするピトー。しかし、ゴンのキックがあたり、吹っ飛ぶピトー。
その子はここにいた方が危ないんじゃないか?オレは周りに気を使う余裕はない!
立ち上がろうとするピトー。
んー。それもそうかもね。君、思ったより強いし。
最初はグーッ!
飛び上がりピトーに向かいジャンプするゴン。
ゴン、絶対に死ぬなよ…
部屋から離れるキルア。
54 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/16(木) 20:10:42 ID:6pzjf9M70
844 :ウソバレ師 ◆ZSF8Q6tXbc :2007/08/13(月) 23:58:43 ID:so7i0s8rO
窓から庭へ降りたキルア。
ちょうどイカルゴ、パームが門からでるところに遭遇。
パーム!タコ!生きてたか!
タコじゃねー!
震えが止まらないパーム。
だいぶ弱ってんな…。パーム!タコ!コイツを頼む!
コムギを放り出す。キャッチできずに潰されるイカルゴ。
あんた…どこ行くの?
決まってる、ゴンのとこ。あいつ今バトルの真っ最中だから。怒るだろーげど援護しなきゃな。
(じゃないと…ちょっとゴン1人じゃどーにもなんねー…)
あんた!バカなの!?目の前でヤツらを見たんでしょ!?何が援護よ!怖いんでしょ!?どうせどうにもならなくなったらゴン君を見捨て逃げるんでしょ!それなら始めからゴン君連れて逃げなさいよ!
息切れするパーム。見つめるキルア。
あー、あんたの言う事すっげー解る。ちょっと前のオレ、そんなんだったし。
だったら、何で…
変われたんだ、オレ。ゴンに会って。アイツは、オレの光なんだ。ゴンは絶対、オレが守る。例え、オレが殺されても…
唾を飲むパーム。
んじゃ、その子よろしく!
…なんで、アイツ…ちょっと…カッコいい…
飛び上がったと思ったら急に戻ってくるキルア。ビビりまくるパーム。
そーだ!そいつ、丁重に扱えよ。もしかしたら、蟻達の弱点になるかもしれないからな。
ニヤリとするキルア。
55 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/16(木) 20:11:47 ID:6pzjf9M70
854 :ウソバレ師 ◆ZSF8Q6tXbc :2007/08/14(火) 08:00:44 ID:FVKFCLzJO
オレさ、アンタに勝ちたいんだけど。
今なら大チャンスだぜ?
いやいやいや、そんなボロボロなアンタに勝っても意味無いんだよねー
しゃがんでモラウを見つめるヂートゥ。
シャウ様に聞いたらさー、オレにはもうあーゆー風に念を具現化できないんだって。
あぁ、そりゃそうだ。お前はどう見ても強化系。ロクに修行もしてないのにあんな空間を作って、そこに転移させるだけでも大したモンだったがな。
どうすればいい?
あ?
オレはどうすればもっと強くなれる?
ヘッ。敵のオレにそれを聞くかぃ。まぁ、向上心のあるヤツは嫌いじゃないがね。
考え込むヂートゥ。
決めた!オレ、アンタの下で修行する!
ハァ?
んで、いつかもう1回オレと勝負してくれ。
…ブハハ!おもしれーヤツだな、お前は!オレの修行は、厳しいぜ?
ジョートー。
笑顔のモラウとヂートゥ。
次の瞬間、ヂートゥの首が胴から離れる。
後ろには、ユピーを食ったヤツが立っている。
56 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/16(木) 20:12:28 ID:6pzjf9M70
928 :ウソバレ師 ◆ZSF8Q6tXbc :2007/08/15(水) 07:39:32 ID:oOhgpEZVO
窓から戦闘が繰り広げられている元の部屋へ戻ったキルア。
ゴン!無事か!…?
目の前にある光景、それは息一つ乱していないゴンと、衣服がボロボロになり傷だらけで息切れしながらも笑顔を見せるピトー。
キルア、オレ、不思議なんだけど、全く負ける気がしないんだ。
(圧倒?ゴンが?ネフェルピトーに?なぜだ?念の総量ではゴンに勝ち目は無いはず…それに…余裕がないのはダメージを殆んど負ってないゴン…何が起きてる?)
キルア、負ける気がしない、しないはずなのに…何か嫌な感じが、頭を離れないんだ!!アイツ、まだ何か隠してる…あの時は、こんなもんじゃなかった!
ニヤリと笑うネフェルピトー。
ここで部屋中に鳴り響く電子音。
あ、ちょっと待ってくれる?
携帯を取出し電話をしだすネフェルピトー。真剣な表情に変化。
ああ、わかったよー。
電話を切るピトー。
ごめん、もうあんまり遊んであげられない。
宮殿を覆っていた円が少しずつ縮んでいき、ピトーの元へ集まっていく。
もう、円を張る必要はない…
場面変わり王室。電話をたたむシャウアプフ。王に正対。
王、私を食してください
王室外に息を潜めて中の様子を伺うネテロ。
57 :
きゃすばるにーさん:2007/08/16(木) 20:12:43 ID:jvQin5O+O
乱さんオレは楽しんでますよ。
>>42まだ進んでない話を仮定されてもなw
念能力だってすべてが掲載されているわけでもあるまい?
横槍いれるのは勝手だが、 ここは妄想スレということをお忘れなく
58 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/16(木) 20:13:45 ID:+aEaYgFTO
前スレの32です
自分もハンネ付けたほうがいいですかね?
一応、皆さんの配慮?のおかげですぐに自分のものと分かると思いますが… ところで自分も乱さんみたいに前スレから過去作品持ってきたほうがいいですか?
よかったら意見お願いします
59 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/16(木) 20:13:45 ID:6pzjf9M70
937 :ウソバレ師 ◆ZSF8Q6tXbc :2007/08/15(水) 10:32:14 ID:SDbyOJvc0
-3日前-
ベッドの上寝ころび本を読むクロロ。
ドアを開ける二つの影。ヒソカと顔を腫らしたアベンガネ。
連れてきたよ。
彼が除念を?
ああ。
ずいぶん痛めつけられてるじゃないか。
拷問でもしたのか?大事なゲストだ。丁重に扱えよ。
うん。そのつもりだったんだけどね。
もう充分な前金をいただいてるはずなのに、僕にまでふっかけてくるからさ。
僕、お金無いから、ちょっとイラッとしてね。
フッ。お前らしいな。除念師、名前は?
アベンガネ。
よろしく。君に会えて嬉しく思う。さて、本題だが、オレの念は外せそうか?
凝で目を覆い、クロロを見つめるアベンガネ。
…可能だ。執念めいた物は感じるが所詮具現化された鎖が心臓を取り巻いているだけの事。
初歩レベルの除念で終わる。
…心強いな。
複雑そうな表情を浮かべるクロロ。笑顔のヒソカ。
ここじゃ除念はできない。場所を変えよう。
60 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/16(木) 20:14:44 ID:6pzjf9M70
938 :ウソバレ師 ◆ZSF8Q6tXbc :2007/08/15(水) 10:57:37 ID:H5dapPN10
場面変わり薄暗い森の中。
今から除念の準備にとりかかる。ここで待っていてくれ。
座り、向き合うクロロとヒソカ。
ゲームはどうだったんだ?
僕には向いてないね。
旅団のヤツらは元気か?
ああ。相変わらずだね。
なぜ、オレと戦いたい。
愚問だね。君が強いからさ。
オレが強い、か。
世間話はこの辺にしよう。あんまり話をし過ぎると情が移って全力を出せなくなる。
フッ。よく言う。
ガサッ。
準備は終わったのかぃ・・・!?
茂みから飛び出すアベンガネの首。
暗がりから出てくるカマキリ師団長。
場面変わりPCをたたくシャル。ベッドに寝ころびいびきをかいて寝ているフィンクス。シャルの携帯が鳴る。ディスプレイには『団長』
フィンクス!起きろ!団長からだ!
ベッドから転げ落ちるフィンクス。
な、なに!貸せ!
シャルから携帯を取り上げるフィンクス。
もしもし!だんちょ・・・
やぁ、僕だけど。
ヒソカ…何バカな事してやがる…。除念はどうした!
まだ終わってない。僕の携帯じゃきっと電話に出てくれないと思ってね。ちょっと大事な話があるんだ。シャルに変わってくれないか?
シャルに携帯を渡すフィンクス。
何?
ちょっと深刻な問題が起きてね。以前、ハンター協会から留守電に蟻退治の話が入ってたよね?
五体をバラバラにされたカマキリ師団長を足元に携帯を耳に当てるヒソカ。本を読むクロロ。
61 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/16(木) 20:15:32 ID:6pzjf9M70
939 :ウソバレ師 ◆ZSF8Q6tXbc :2007/08/15(水) 11:12:48 ID:I3Sw2xsP0
オレは、誰だ。なぜここにいる。
暗闇に手をつながれたカイト。
なぜ、オレは自由じゃない…。オレをこんな目に合わせたのは誰だ…
場面変わり、耳をピクッとさせるピトー。
あはぁ♪今、アレが僕の事考えた♪
さらに禍々しいオーラを纏うピトー。
さっさと君たちをやっつけて
腰を落とす。
王のところへ向かう。
手を前に出す。
選別が終わったら…
オーラを具現化し、不気味なムカデのような形に変化させる。
帰ってオモチャと遊ぶんだ♪
行け!『枯らし過ぎの一生』(カラカラホッパー)
場面変わり、カイト。NGLの事、ゴンとの言葉を回想している。
回想の中のジン。
涙を流すカイト。
オレは、死んだのか…
940 :ウソバレ師 ◆ZSF8Q6tXbc :2007/08/15(水) 11:15:36 ID:I3Sw2xsP0
上記3つは1−2年程前に本スレか今後の展開を予想するスレとかで書いたモノです。
ガイシュツ?って思った人いたらすいません。
62 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/16(木) 20:16:34 ID:6pzjf9M70
946 :ウソバレ師 ◆ZSF8Q6tXbc :2007/08/15(水) 12:45:42 ID:A1tdP+ac0
おめぇは…?
僕?僕は、メルエム。
(!?コルトが育ててたあの赤ん坊の名前…)
君は誰?
オレはモラウ。お前、何しに来た?
モラウさん!パパに聞いてるよ!協力してあげろって言われてるんだ!
僕はお兄ちゃんに会いにきたんだよ。お兄ちゃんはお母さんを殺した悪い人なんでしょ?
ああ、お前の言う事は間違っちゃぁいねぇ…。だがな!全く無抵抗の敵を後ろから襲うとはどういう了見だ!!
なんで?パパから聞いてるよ。この宮殿にいるのは人間以外は全部敵なんでしょ?
僕はモラウさんを助けてあげたんじゃないのかなぁ?
だって…モラウさん達も僕の仲間をいっぱい殺したんでしょう?
(!!…あぁ、確かにその通りだ。ヂートゥだって多数の人間を殺して食ってきてたはずだ…。
オレは馬鹿か…。ここは戦場…。こいつの判断は間違ってねぇ…。
だが…気になる。コイツ、いくら敵とはいえ…あっさり殺し過ぎじゃねぇのか…
この作戦、ここまでは恐ろしく順調…。だが、こいつの存在は完全に想定外…。
…嫌な予感がするぜ…)
行こう!モラウ!お兄ちゃんのところへ!
場面変わりシャウと王。シャウの足もとに血だまりの中でうつ伏せになっているナックル。
シャウ、どういう意味だ?
今のあなたには、覇気が感じられませぬ。生まれた時の方が、貪欲でした。
あの娘と軍棋を取り出してからあなたは変わられた。弱くなったと言ってもいい。
取り戻すのです。覇気を。覚悟を。あなたは世界の頂点に立つべきお方。
私一人いなくても、ピトーも、ユピーもいる。あなたの地位は揺るぎますまい。
あなたを誰よりも想う私を食い、あなたはさらなる高みへと上り詰めるのです。
プフを尾で殴りつける王。
口が過ぎるな、プフ。食すまでもない…死ぬか…?今すぐここで…。
弱いのです。あなたは。余りに弱い。弱くなったのか元から弱いのかは解りませぬが。
いまのあなたは我々護衛軍に遙かに劣る。手練のハンターにすらひとたまりもないでしょう。
だからこそ私を食らってほしいのです。あなたは…食うほどに強くなるのですから。
それがお前の覚悟か?
はい。
よかろう。お前を食う。我の一部となれる事、誇りに思うがよい。
63 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/16(木) 20:17:16 ID:6pzjf9M70
949 :ウソバレ師 ◆ZSF8Q6tXbc :2007/08/15(水) 14:07:20 ID:oa4mXbo00
よかろう。そこへなおれ。
ははっ。
王の前に座し頭を下げるプフ。手を振り上げる王。その時、ナックルが立ち上がる。
ま、待てコラ…。
(シャウアプフの話が本当なら、今、王に護衛軍を食わすのはマズい。
確かに一人護衛軍が消えりゃ作戦としては理想的!完璧とも言えるだろう…。
だが!問題は王と会長がタイマンを張るという事。その時に会長の力を大きく超えているのは非常にマズい。
王を倒すのがこの作戦の最終目標!過程で護衛軍を分散させても会長が王を倒せなければ意味がない。
この食事、絶対阻止だ!)
てめぇ…いい加減にしやがれ…。黙って寝てりゃいいのにこのダボ助が…。
立ち上がるシャウ。表情は普段とは比べ物にならないくらい険しくなっている。
禍々しいオーラがシャウを包み、怯えるナックル。
もう無理。殺す。ってゆーか死ね。
ナックルに詰め寄るシャウ。
あいや待たれい!!
会長登場。
食うがよい。王。
誰だお前?
ハンター協会会長、ネテロと申すものじゃ。うちの不徳な弟子が無粋なマネをして悪かったのう。
やめろなんて野暮な事はもう言わん。思う存分召し上がるが良いぞ。
か、会長!なんで…。
(それ程自信があるのか、会長は…。)
踵を返し再び王の元に座す王。
さらばだ、シャウアプフ。お主のような家臣に恵まれて、余は幸せ者であった。
ご武運を…。
シャウアプフの首を飛ばす王。
終わりだ…。
冷汗のナックル。不敵な笑みを浮かべるネテロ。無表情のランドロン。
飛ばされたシャウアプフの首を持ち、口に運び始める王。
64 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/16(木) 20:17:51 ID:6pzjf9M70
951 :ウソバレ師 ◆ZSF8Q6tXbc :2007/08/15(水) 14:39:31 ID:vtmasx360
食事を終えた王。鼓動が王を打ち、体格が仰々しく変化していく。翼が生え、体格も一回り大きくなっている。
化け物…。
冷汗をかくナックル。無表情のネテロとアンドロン。
何もしてないのに滲み出る凶悪なオーラ!
最悪だ…もう、人類は終わり…。
うむ…。『喰う』事で対象のオーラを取り込む事ができる能力か。
同族であれば食っても効果はないとふんだんじゃが、そんな事はないようじゃのぅ。うむ。見込み違いじゃ。参ったのぅ。
フハハハハハハハ!湧いてきたわ!食欲が!お前らも旨そうだ…。
ネテロの懐へ飛び込み、みぞおちへパンチ。壁まで吹っ飛ぶネテロ。
うむぅ。こりゃ予想以上じゃ。
瓦礫から立ち上がりランドロンの横へジャンプするネテロ。
さて、ランドロン。さっそくだがお前の出番なわけだが。
指図するなジジィ。
目をつむり両手を広げるランドロン。
天上人作人不!(イコール・ジャッジ)
ランドロンの両手から光が飛び出し、ネテロ、ナックル、王を包む。
なんだこれは…余の力が…抜けていく…。
なんだこれは…オレのオーラが…どんどん跳ね上がっていく!!
ランドロンのイコール・ジャッジは、視界にいる者のオーラを『均一化』する。圧倒的強者と戦う時は非常に有効!しかし、効果はおよそ10分弱!ナックル!その間にケリをつけるぞ!!
会長…おぉぉおおおぉ!!!
65 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/16(木) 20:18:27 ID:6pzjf9M70
963 :ウソバレ師 ◆ZSF8Q6tXbc :2007/08/15(水) 17:57:50 ID:oOhgpEZVO
優勢に戦闘を進めるネテロとナックル。一旦体勢を整える。
オーラが均一化されたこの空間では発は出せぬ。身体能力とオーラの攻防力移動がスムーズにできるか否かで勝負が決まる。身体能力では劣るかもしれんが、念の扱いは…
うずくまり、片膝をつく王。
圧倒的優位!!
ナックル、お主はランドロンを守れ。ランドロンがやられた瞬間、全てが終わる!
押忍!
戦闘を再開するネテロ。多少の攻撃はもらい、手数も王の方が多いが、やはり有効打はネテロの方が多い。
なかなかのセンスじゃの。しかし、悲しいかな経験が足り無さ過ぎじゃわい。個人的な恨みはないがね。お主の命、もらい受ける。覚悟!
いける!これなら倒せる!残り時間もまだ5分以上ある。あとはオレさえランドロンを守りぬけば…
ナックルの後ろから呻き声。振り向くと喉から血を流し倒れこむランドロン。
!!一体なぜ…
おいおい?もう忘れたのかよ?
姿を表すメレオロン。
どうやら、チェックメイトだな?
なぜ…ランドロンの視界の中では発は使えないはず…
!!そうか…ヤツはずっと姿を消していた…ランドロンの視界に確かに『入っていなかった』クソ…メレの存在を完全に見落としていたオレのミス…
落ち込むナックル。
会長!
振り向くナックル。
!!
目の前には王に腹を貫かれているネテロ。
66 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/16(木) 20:19:03 ID:6pzjf9M70
966 :ウソバレ師 ◆ZSF8Q6tXbc :2007/08/15(水) 19:49:38 ID:oOhgpEZVO
ずいぶんとやってくれたな、下郎が…
尾を振る王。投げ出されるネテロ。
終わりだ…
うずくまるナックル。
グフッ!こりゃ…致命傷じゃの…もう起き上がる事すらできんわい…
辺りを見渡す王。
余は、王だ。
最強の力を持ち、この世界のあらゆる生態系の頂点に立つべくして生を受けた。
これからも余はお前達ハンターを…食って!食って!食らい尽くす!!!それが余の存在価値!この世に生まれた理由だ!
ずいぶん勝手な事を言っておるのう、王。させんよ。そんな事は。
立ち上がろうとするネテロ。
死に損ないが何を…
作戦とは…失敗しては意味が無い。失敗を覚悟のうえで、それでも成功を考える…意味が解るか。
解らぬ。
そうか…つまりこういう事じゃ!
ネテロが両手を前に出す。
命の洗濯!(ストライクビッパー)
王の周りを光が包む。
な、なんだこれは…
これが、わしの唯一無二の発じゃ。この能力には強力な制約がついておってな。これを使えば死ぬ、という至極明解なものなんじゃが。どんな能力かは、身を持って思い知るがよい!
こ、これは…
光がまとわりついた部分が徐々にその形を失っている。
逃れるすべはないよ。お主は光になるんじゃ。フォッフォッフォ
67 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/16(木) 20:19:47 ID:6pzjf9M70
970 :ウソバレ師 ◆ZSF8Q6tXbc :2007/08/15(水) 22:13:29 ID:oOhgpEZVO
ワシはここまで。ナックル、ノヴを、モラウを信じよ。己の道を信じよ。ワシの死に様を伝え、ハンター達を正しい道に導くのだ。頼むぞ…。
会長…
光に包まれ、消えるネテロと王。一片の肉片も残さず。
オレは、何もしてねぇ!
本当なら誰も死なずに終わるはずだったんだ!そうだ!メレはどこに行きやがった!せめて、アイツだけでもオレの手で仕留める!
ナックルの後ろの壁によりかかるメレ。
王が、やられたか?こりゃ、予想外だな?さて、この単純バカは放っておいて、ネフェルピトー殿に戦況を伝えに行くか?
部屋から離れようとするメレ。しかし、入り口を塞ぐ影。
誰だ?お前?
あれ?人間しかいない。お兄ちゃんはどこ?
身構えるナックル。
メルエムの脇から顔を出すモラウ。
ナックル。構えを解け。コイツは敵じゃあねぇ。コイツは王の片割れ、メルエムだ。
!?
あの時の…
土下座するナックル。
モラウさん!すみません!オレ、何もできませんでした!会長が自らの命と引き換えに王を倒したってのに…オレは…オレは…
ナックルの肩を叩くモラウ。
お前のせいじゃねー。これは、会長が望んだ事なんだ。
キョロキョロ辺りを見渡すメルエム。
コイツは驚きだな?アレが王の片割れ?なんで人間と徒党を組んでるかは知らないが…コイツは使えるな…?と、そろそろ息がもたねぇ、とりあえず部屋から出て…!?
メレオロンの前で大口を開けるメルエム。そのままメレオロンの上半身に食らい付く。
なんでオレの位置が正確に…
食事を終えたメルエム。
どうしたメルエム?
お腹空いたからお口動かしてたら何かいたみたいー
68 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/16(木) 20:20:09 ID:FmPLn/5+O
>突入第一陣はゴン・キルア・イカルゴ
>よって残りの4人は時間差
作中での作戦会議の大体の要約は…
ナックル「ネテロは俺達よりも突入が『数秒』遅れる。
その時間を利用して、俺達は護衛軍を王から分散させる。
先陣は、ゴンとキルアとイカルゴ。
いきなり宮殿に現れた俺たちに護衛軍らが取る行動は…
おそらく三方向から王をピッタリとガードする陣形。」
キルア「この陣形を崩すのはカンタンじゃねーな…」
メレオロン「そこで俺の出番だ」
キルア「なるほど…奴らにしてみりゃ2度ビックリだな」
『数秒で王から護衛軍を分散』とまで断言はしていないけれど、
突入メンバー達は、
相当短い時間(30秒〜1分くらい?)で、王へのガードの固くなった護衛軍を王から分散させる
…という、かなりハイパーな作戦
という印象を受けたので…
個人的な妄想になってしまうんですが…
自分個人の予想としては…
メレオロンが、ナックル・シュート・もしかしたらモラウも含めた
メンバー達の姿を消す
→ゴン・キルア・イカルゴ(気配あり)
と
ナックル・シュート・モラウ・メレオロン(気配なし)
が宮殿に突入
→護衛軍達はいきなり円に気配反応してビックリ、
護衛軍3人は本能的に王を3方向からピッシリとガード
→パーム救出のイカルゴ除く6人が王の間へ行く
→王の間で視界に入ったゴン・キルアが護衛軍らの注意を引きつけている間に…
気配を絶ったメレオロン陣による奇襲攻撃
(モラウの煙目くらましや何本もの「絶対に千切れない縄」などでの捕獲、
ナックルとシュートの連携による視界強奪を利用した捕獲、
あたりをうまく利用した、何らかの策…?など)
で、護衛軍達は2度目のビックリ
→以上のこと全てをかなりの短い時間で行い護衛軍を王から引き離し、
ネテロを王と一対一で戦わせる状況を作る
ナックル達が考えている作戦は、大体こんな感じのものなのではないか…
といった感じです…予想や意見の別れるところではありますが…
69 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/16(木) 20:20:18 ID:6pzjf9M70
977 :ウソバレ師 ◆ZSF8Q6tXbc :2007/08/15(水) 22:41:24 ID:oOhgpEZVO
疲弊し、傷だらけのゴン。傍らで見つめるキルア。
(…ここまでか)
ゴン!終わりだ!代われ!
首を振るゴン。
いい加減にしろ!これ以上やったら…死ぬぞ!
構うもんか!
まあまあ喧嘩しない喧嘩しない。僕は別にどっち相手でもいいし、何なら…
さらにオーラを増幅させるピトー。
二人で来たっていいんだよ?
ピトーに向かって飛び出すゴン。
最初はグー!
またそれかぁ。当たらないじゃん。
ジャンケン…パー!あいこでグー!
念弾をグーで打ち付けるゴン。
ドッジボールの時の…グーの威力を持った念弾!これなら、或いは…
避けきれないピトー。クリーンヒット。
しかし、何事もなく立ち上がる。
これが最強の威力なんだぁ…もう、終えるけどいい?
両膝に手を付き息を切らすゴン。
まだ…まだだ…。
ゴンの延髄に衝撃が走る。傍らに手刀をあげているキルア。
キルア…いくらキルアでも…許さないぞ…
気を失うゴン。
(ごめんな、ゴン。アイツの前でお前を気絶させるのは2回目だな。あの時はお前にヤツを攻撃させないため。逃げるため。だけど、今回は違う。逃げるためじゃない。オレが、お前の代わりにヤツを倒すためだ…。)
ここからはオレが相手だ。
構わないよ。
場面変わり宮殿正門。宮殿内に踏み込むヒソカ。
70 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/16(木) 20:21:08 ID:6pzjf9M70
983 :ウソバレ師 ◆ZSF8Q6tXbc :2007/08/15(水) 23:15:56 ID:oOhgpEZVO
円…。
オーラのぶつかり合いが2階で1つ。少し離れた場所に3つ。さらに離れた場所に1つ。さらに1つ、で合計8つ。さて、どこから行こうか。
んん〜。
やっぱりバトルの最中のところかな。
害虫はさっさと始末しなきゃね。
場面変わりキルアvsピトー。
お前、電流って食らった事あるか?
無いけど何で?
味合わせてやるよ。
ヨーヨーを取り出すキルア。
ヨーヨーを投げるキルア。しかしピトーには当たらない。
(やっぱりヨーヨーじゃ埒があかないか…ならば…飛び込む!)
イヅツシをピトーにヒットさせる。後退りし、口から血を吐くピトー。
何だ、今のは…?
(よし、電気なら効く!それに今ので迂闊に飛び込んでは来れないだろう…一気に、片をつける!!)
キルアの掌に電気が走る。。
カンムル!
ピトーの体が電気を帯びていき、また、キルアは電気を帯びたオーラで練を行っている。
キルアのオーラを受けたピトーの静電気は通常より電気を帯びた状態になる。キルアはその静電気の動きを自らのオーラで関知し、相手の動きを事前に知る事ができる!効果はキルアのオーラが尽きない限り続く!
何を…
今から数分、お前がやろうとする事がオレには手に取るように解る。お前の攻撃は一切ヒットしないが、オレの攻撃は全て当たる。応戦しようが、逃げようが構わないよ。その間にお前を倒せなければオレの負け…。そしてオレは、負けるつもりは無い…。行くぜ!
71 :
きゃすばるにーさん:2007/08/16(木) 20:21:17 ID:jvQin5O+O
このスレ引っ張ってきたのは 32氏さんの功績がでかいよ
あとは ウソバレ氏さん
乱さんだと思う
72 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/16(木) 20:28:56 ID:Ghv+xdYvO
ウソバレしさんの方が上手だな、絵がなくてもわかりやすい
73 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/16(木) 20:37:04 ID:FmPLn/5+O
>>42 >>68というわけで、とりあえず
『コムギがきっかけで、
ナックル達の当初描いていた作戦とは、
全く違う不測の事態になってしまった、
しかし王から護衛軍を分散させるという目的は達成出来た』
という展開にしてみた、
といった感じです…
ネテロに関しては、
「数日後、ちょうど決行日に、肉体が全盛期の頃になるようにしておいた」
と書いておきました…
ビスケの能力が100%全てが明らかになったかは作中では定かではないのと、
あとはまぁ妄想スレということで…w
四次元マンションに関しては
単純に間違っていました、すみません…
修正しておきます
74 :
きゃすばるにーさん:2007/08/16(木) 20:42:27 ID:jvQin5O+O
こんだけ作品たまると さすがに読みにくいね
ハンター妄想専用のホームページつくっかな
きゃっするばにーさん期待してます。
しかし、妄想スレが盛り上がるってのも変な話だ
77 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/16(木) 20:58:46 ID:PJsPR5eHO
せっかくの新スレだし、32氏さんもコピペ貼って欲しいな…
あとハンドルネームもつけてほしい…
>>74 2ちゃんでやることで生まれる、
色んな意見や感想や新手の職人さん
そういう意味では、
あえて2ちゃんでやるのにも意義があるような…
78 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/16(木) 21:02:03 ID:6pzjf9M70
984 :ウソバレ師 ◆ZSF8Q6tXbc :2007/08/15(水) 23:53:53 ID:oOhgpEZVO
ゴンとの戦いでヤツのスピード、パワー、念の総量、攻撃、防御のクセは全て把握済み。問題は能力!カラカラホッパーがどんな効果があるか正直解らない。直接攻撃ならやり過ごせる!来る…
前進で…右手…パンチ…やり過ごして…
ネフェルピトーの攻撃を躱し、雷掌を打ち込む。後退りするピトー。
上…左足…首を狙う…
またもや攻撃を躱し、雷掌。
いける!
(駄目か…完全に読まれてる。さっきの言葉は嘘じゃない…ならば……)
両手を交差させ、ガードの形をとるピトー。
君の能力は『先読み』。なら僕は君からの攻撃を待つだけ…
ナルカミ!
雷がピトーを襲う。
ぐっ…
ずっとそうしてろよ。雷打ち込みまくってやるからよ!
部屋から離れるピトー。
逃がすか!!
(あの場所へ行けば、どうにか…)
場面変わり、電話をかけているモラウ。シュートが合流し、ナックルの肩を支えている。
コルトか!聞きたい事がある!
…逃げろ
あ?
ヤツは…化け物だ…
ヤツってのはメルエムの事か!?
あぁ…
こっちのキメラアントは全滅だ…みんな、ヤツに食われた…
携帯を覗き込むメルエム。
誰と電話してるの?パパ?代わって!代わって!
無理矢理携帯をはぎ取るメルエム。
パパ!僕ね!いっぱい敵を倒したよ!凄くお腹いっぱいになったよ!
モラウ達の方向を向き、涎を垂らすメルエム。
けど、まだ足りないなぁ…
79 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/16(木) 21:03:20 ID:PJsPR5eHO
自分的には乱さんが好き
でも皆それぞれ個性があって面白いね。
楽しませてもらってます…!
80 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/16(木) 21:04:18 ID:6pzjf9M70
81 :
きゃすばるにーさん:2007/08/16(木) 21:09:15 ID:jvQin5O+O
読みにくいだろ?
オレ基本携帯だから余計さ
ハンター専用サイト 狩人の酒場風にサクッとつくっとくよ
新作はこのスレで、ホームページはまとめるかんじさ
82 :
ウソバレ師 ◆ZSF8Q6tXbc :2007/08/16(木) 21:10:37 ID:RWUrT/l4O
>>ID:6pzjf9M70氏
ありがとう。素直にめちゃめちゃ嬉しい。
子守しながら書いてるんで更新遅くてごめんなさい。
今から2つ貼ります。
83 :
ウソバレ師 ◆ZSF8Q6tXbc :2007/08/16(木) 21:13:45 ID:RWUrT/l4O
どこに行く気だ?あてもなく逃げて時間切れを狙ってる感じじゃない…。目標があって、そこにむかってる感じだ…、だったら、たどり着かせるわけにはいかない!
ナルカミ!
ピトーの前に雷が落ち、それを何とか躱す。しかし、進行方向にはキルアが。強烈なキックが脇腹を打ち、壁に叩きつけられるピトー。
このチャンス逃がさない!
ピトーに対しヨーヨーでおびただしい程の連打を加えるキルア。
とどめ!
ヨーヨーをピトーに打ち付ける。ピトーは動かない。
殺ったか…?だが、近付きはしない…念には念を!
ナルカミ!
雷に貫かれても微動だにしないピトー。
本当にやったのか…?まだしばらくカンムルの効果は続く。行ってみるか…。
ピトーに近づくキルア。
カラカラホッパー!
!!
キルアに襲い掛かる念獣。ナルカミで打ち落とすキルア。
!?
ピトーがいない…どこに…?オーラの流れは…下!
床をぶち抜いたのか!マズい!
穴から階下へ行き、オーラの残り香を追うキルア。
この扉の向こうか…
クソッ。やな雰囲気だな…
扉の前まで近付くキルア。
鍵は、かかっていない…
くそ、この扉の厚さじゃカンムルが機能しない!
考えこむキルア。
…行く!
ウソっち子持ちだったんだ
85 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/16(木) 21:15:34 ID:PJsPR5eHO
>新作はこのスレで、
>ホームページはまとめるかんじ
なるほど!いいかも!
86 :
ウソバレ師 ◆ZSF8Q6tXbc :2007/08/16(木) 21:16:58 ID:RWUrT/l4O
扉を蹴り破り中へ飛び出すキルア。眼前には座り込むピトー。傍らにヒリン。
んじゃ、よろしく、ヒリン。
えー、せっかく起きれたのにぃ…しょうがないですよね…
寝そべりだすヒリン。
その瞬間!ヒリンの横に獏が現れ、ピトーを覆っていた帯電した静電気を、少しずつついばんでいく。
いびきをかき眠るヒリン。
静電気が!なぜ!ネフェルピトーの動作が感知できない!カンムルが無効化…?
ヒリンの能力はねー
立ち上がるピトー。
『念食い獏』(バクバクドリーム)
念獣が念を食べてくれるんだー。解除条件を満たさない限り、術者は目覚めないけど、とりあえず君を殺したら念は解けるんだよね?
構えるピトー。
もう電撃は食らわない…。君は…絶対に殺す……
冷や汗をかくキルア。
へー。おもしろい事してるね。
誰だ!
振り向くキルア。そこに立つのはヒソカ。部屋に踏みこんでくる。
場面変わり、相対するメルエムと、モラウ組3人。
人間ってさぁ、おいしいんでしょう?
涎をふき舌舐めずりするメルエム。
パパと人間は食べないって約束したけどさぁ、どうせ僕が王になれば君たちは僕の言いなりにならなきゃいけないんだから、ここで食べちゃってもいいかな?
>>80 乙!
>>77 オレもそー思う。書き手にしろ読み手にしろ、人の集まりやすさは重要だと思う。でも、きゃすにーが言うように読みにくさはなんとかしたいね
88 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/16(木) 21:19:49 ID:RWUrT/l4O
>>81 なるほど…さすが!
32氏さんもハンネつけて!
90 :
トうガらシ:2007/08/16(木) 21:35:44 ID:+aEaYgFTO
期待に答えてハンネを…って、さすがにこれはまずいですかねW
とりあえずはこれで行こうと思います!
後、過去作品持って来るんで待ってて下さい
91 :
ウソバレ師 ◆ZSF8Q6tXbc :2007/08/16(木) 21:42:45 ID:RWUrT/l4O
身構えるナックルとシュート。
へっ、やっぱ蟻は蟻か…
あの光景を見た時に、こうなる気はしてたんだ…
しかし、それを制すモラウ。
いや、ダメだ!
な、な、なんで!?
いいか、お前は王になるんだろ?そして、お前とお前のパパは生まれた時にオレと約束した。もう二度と『人間は食わない』ってな。いいか…王ってのは偉いんだ…偉い人はな…約束を破らねぇんだよ!!!
!!
衝撃を受けるメルエム。泣き出す。
ごめんなさいー!びぇぇえぇぇん!
ナックルとシュートの方を振り向き、親指を立てるモラウ。
(す、すげぇ…汗さすが二男一女の父…汗)
(あぁ…オレらには真似できん…汗)
メルエムの頭をなでているモラウ。
場面変わり、キルアに近寄るヒソカ。
ゴンは?
上で寝てる。お前、なんでここに…!!
キルアに襲い掛かるピトー。キルアは何とか躱すもすぐに二撃目。
(避けきれない…!)
ガードするキルア。しかし、吹っ飛ばされる。
避けきれないって判断して敢えて飛び込んだのか…やるなぁ♪
いつの間にか移動し、眠っているヒリンを見つめるヒソカ。
何?
いい夢見てるんだろうね〜。うん!ねぇねぇ君。
この子もらえないかなぁ?
92 :
トうガらシ:2007/08/16(木) 21:44:15 ID:+aEaYgFTO
261話(突入まで…)
茂みから宮殿を見つめるゴン達 そこにノヴが戻ってくる ノヴの指示で宮殿裏の入口へ移動
《宮殿の中》
王座の間で行列を見つめる王と護衛軍 ネフェルピトーがコムギの異変を感知、王に知らせる ピトーに行く様指示するがやはり自分が行くと言いだす 動き出す王 ピトーはとりあえずシャウアプフにこのことを伝える(ハンター達はこれを見逃す)
部屋に行くとコムギのオーラが強くなっていた コムギは「王に危険が及ぶ」と注意 しかし、それを笑い飛ばす王
その時、突入の時間を迎えた
93 :
トうガらシ:2007/08/16(木) 21:47:47 ID:+aEaYgFTO
262話(不測の事態)
予定通り王座の間へ進むゴン達 しかし、そこにはネフェルピトーとモントゥトゥユピーしかいなかった
だが、ためらうことなくゴンの一撃はピトーにヒット すぐにその場を去るゴンとキルアをピトーが追う ユピーも追い掛けようとしたとき、モラウの煙がユピーを捕らえた
異変を感じたシャウアプフ(王の後についていってた)が、王座の間へと戻る!
94 :
トうガらシ:2007/08/16(木) 21:49:46 ID:+aEaYgFTO
263話(それぞれの…)
王座の間へと戻るシャウアプフ しかし、そこには誰もいなかった 戸惑うシャウの顔にナックルの拳が当たる 王以外に攻撃されたことで冷静な口調ながらも怒りを表すシャウ 予定と違えどそれぞれの戦いが始まった
王も気配を感じ、間へ戻ろうとする しかし、コムギが危険だと必死に止める 無視する王だが心配してくれる者がいることに不思議な心地良い感じを受ける(今までもシャウがいたのだが…W)
王室の間に戻るとそこには「心」を胸に記した会長が待っていた
95 :
トうガらシ:2007/08/16(木) 21:50:32 ID:+aEaYgFTO
264話(開戦)
王と対峙するネテロ
次の瞬間、ネテロが消え、にぶい音とともに王が後ろに吹き飛ぶ
しかしネテロの蹴りを王は尾で防いでいた
ネテロがくりだす超高速の攻撃 だがこれを足と尾だけで防ぎ、笑みをこぼす王 ネテロの鋭い蹴りを尾で防いだと思った次の瞬間 ネテロの手から放たれた念弾が王に直撃
砂煙の中からでてきたのは両手を交差して防御した王の姿 本気になる王 「少しまずいかな」と苦笑いするネテロ
96 :
トうガらシ:2007/08/16(木) 21:51:40 ID:+aEaYgFTO
265話(激戦‐@)
高い次元で攻防を続けるネテロと王 しかし、徐々にネテロが押され始める 二階へ飛ばされるネテロ 王が階段の上からネテロを見下ろし、「この程度か」とつぶやく ネテロは冗談まじりの返事を返すと何かを決心したかのような表情で力を一気に解放する
《場面は宮殿外へ》
大きな力を感じ、王を心配するシャウ そこにナックルが仕掛ける それを払いのけ、宮殿に戻ろうとするシャウ しかしシュートの暗い宿(ホテル ラフレシア)がシャウの左翼を奪う 怒るシャウ
その時、モラウは厳しい状態であった…
97 :
トうガらシ:2007/08/16(木) 21:52:16 ID:+aEaYgFTO
265話(激戦‐@)
高い次元で攻防を続けるネテロと王 しかし、徐々にネテロが押され始める 階段下へ飛ばされるネテロ 王が階段の上からネテロを見下ろし、「この程度か」とつぶやく ネテロは冗談まじりの返事を返すと何かを決心したかのような表情で力を一気に解放する
《場面は宮殿外へ》
大きな力を感じ、王を心配するシャウ そこにナックルが仕掛ける それを払いのけ、宮殿に戻ろうとするシャウ しかしシュートの暗い宿(ホテル ラフレシア)がシャウの左翼を奪う 怒るシャウ
その時、モラウは厳しい状態であった…
98 :
トうガらシ:2007/08/16(木) 21:53:14 ID:+aEaYgFTO
266話(激戦‐A)
ユピーの指から念弾が連射される モラウは紫煙機兵隊(ディープパープル)で防ごうとする しかし念弾は貫通 すぐに避けるもわずかに披弾 けれどモラウの体にはダメージがない
ユピーの念能力 それは《忍び寄る暗殺者(サイレントスナイパー) ユピーが放った念弾が体を貫く時、体には傷一つつかないが、そのかわり披弾者のオーラを奪っていく もちろん無生物にはなんの影響もない》
機兵隊によって奪われるオーラは減らしているが、モラウにはオーラが少なかった(しかし、高いレベルでの話で超高性能機兵隊を三体は作れていた) 近距離戦では勝ち目がない しかし機兵隊のみの攻撃では通用しない
ダメージの隠せないモラウにユピーの拳が…諦めかけたその時
そこに現れたのは………ノヴ!!!
99 :
トうガらシ:2007/08/16(木) 21:54:40 ID:+aEaYgFTO
267話(激戦‐B)
モラウのピンチに駆け付けたノヴ
「ずいぶんやられているな?」
「誰かさんのおかげでな」
笑い返すモラウ
そこにユピーの放った弾が飛んでくる 避ける二人 モラウは、ノヴにユピーの能力を説明 5対1で戦うも、二人とも接近戦は得意でないため互角の状態
そこで、モラウはノヴに四次元マンション(ハイドアンドシーク)の入口を作るよう提案 ほんの少しでも時間をつくれれば と答えるノヴ
すると、モラウはユピーに「その羽は飾りか?」と挑発 ユピーは怒り「飛んだらお前らには勝ち目がなくつまらないから」といいながら羽を広げ、上空へ(本当は飛行が苦手なため)
ユピーが下を見ると二人は消えていた
100 :
トうガらシ:2007/08/16(木) 21:55:45 ID:+aEaYgFTO
268(激戦-C)
目の前から消えた二人を探すユピー 自分が騙されたことに気付くと、残っていた紫煙機兵隊の攻撃も全く避けず、ただ怒りだけが強くなっていく その時地面から二人が現れた
二人を見つけたユピーは騙されたことに怒り、二人に向かって両手から多数の弾を打ち出す 雨の様に降ってくる弾を避ける二人 しかし、避け切れないモラウ 披弾したモラウになぜか激しいダメージが
ユピーの能力は変化していた(ユピーは「トドメは自分の拳で」と決めていたため、殺してしまわぬようにダメージは必要としていなかったが、怒りによって殺すことを優先させたため 特殊効果は元のまま)
ますます近づけなくなった二人
しかし、このピンチの中、モラウの顔には笑みが!!
101 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/16(木) 21:57:59 ID:1PkKr88JO
ちょWWW嘘バレ師だか本人だかしらないが作品としてできすぎだろ、おもしろすぎ!
いろんな場面のイメージが全部頭をよぎったぞ!
102 :
トうガらシ:2007/08/16(木) 21:58:19 ID:+aEaYgFTO
269話(激戦-D)
笑みをこぼすモラウを見つめるノヴ
《四次元マンションの中で》
ノヴに作戦を説明するモラウ うなづかないノヴに「迷っている時間はない」と一喝する 首を縦に振るノヴ それを見てモラウが微笑む
ピンチの二人だったが、紫煙機兵隊が消されていなかったことはラッキーだった(核を攻撃されたら消えていた)
ユピーに接近戦を挑む二人だが、相手にならない ボロボロの二人を怒りの表情で見つめるユピー 機兵隊がユピーを襲うが完全に無視
これが二人にチャンスを生んだ
モラウは機兵隊を煙に戻し、ユピーの体を捕らえる 逃れようとするユピー それをモラウが「逃がさねーよ」と自らの体で防ぐ ノヴが手を合わせる
「ありがとよ」
モラウの口からこぼれた感謝の言葉
そして、ノヴはユピーとモラウを囲む扉を閉じた
何が面白いのか理解できない
104 :
ウソバレ師 ◆ZSF8Q6tXbc :2007/08/16(木) 22:15:00 ID:RWUrT/l4O
だめだめ!あげれないよー
ヒソカの視界から消えるピトー。次の瞬間、ヒソカの両腕を掴む。
せーの!
千切れ飛ぶヒソカの腕。
!
もう、キミ達邪魔だからさ、殺すね。
…アイツ、結構ダメージ与えてるはずなのに、ほとんどオーラを消耗してない。桁違いってヤツか。ヒソカでさえ何もできずにあのざま…こりゃ、いよいよもってヤバイかもな…くそ、立ち上がらなきゃ…
場面変わってゴン。
ゴン、起きろ…
ジン…
何してる?
ネフェルピトーとの勝負を…あれ?そうか、キルアに後ろから…
ゴン。
え?
オレは、オレだ。そして、お前はお前。あの時、アカンパニーを使った時、オレに会えたら、お前はオレに何をするつもりだった?
キルアを…紹介するつもりだった。オレの一番の友達だって。
はは。お前はやっぱりオレの息子だ。
え?
ゴン、仲間を、友達を大切にしろよ…
ジン!どこに行くの!
暗闇に消えていくジン。
ゴンが目を開けると、目の前にモラウ一行の姿
は!キルアは!ネフェルピトーは!?
落ち着け、オレらがこの部屋に着いた時にはお前しかいなかったぜ?
…後ろ、誰?
メルエム。王の弟だ。
そうだ!王は!?
…終わったよ。会長が自分の命と引き換えに、完全に消滅させた。
ネテロさん…そうか。…!!
宮殿を揺るがす轟音。
まだ!戦ってる!キルアだ!急ごう!
105 :
ウソバレ師 ◆ZSF8Q6tXbc :2007/08/16(木) 22:34:19 ID:RWUrT/l4O
キルア・ヒソカvsネフェルピトー。
優位はもちろんネフェルピトー。しかし、満身創痍ながらも、ある程度の均衡は保たれている。
ヒソカ、まだやれんだろ?
もちろん。
作戦がある、耳貸して。
耳打ちで、何かを告げるキルア。
…ベタだね。
っせーな!これしかねーんだよ!
それしかないなら、しょうがないね
チャンスは一回!行くぞ!
両サイドに開く二人。
ん?何する気?
キルアが仕掛ける。しかし、全く当たらない。
無駄じゃない?もう僕の動きは読めないよ?
しかし、最後のキルアの蹴りを躱した瞬間、背後に立っていたのはヒソカ。そのままピトーを羽交い締め。
準備完了。さぁ、どうぞ。
うおぉぉぉおおぉ!!!
(オレの残りの電力を、全てこの一発に…)
ナルカミ・極!
今までの数十倍はあろうかという稲妻が、ヒソカとネフェルピトーを襲う。
死ぬぞ!お前も!
僕は死なないよ。
二人にヒットする稲妻。黒焦げになり、崩れ落ちるネフェルピトー。傍らに、無傷のヒソカ。
やったか…?
うまくいったね、うん。
バンジーガムを解除し、体から離すヒソカ。バンジーガムが絶縁体となり、キルアの電撃を遮断したのだ。
バンジーガムはガムとゴム、両方の性質を持つ。
座り込むキルア。
もう、ダメ。立ち上がる事もできねー。
106 :
トうガらシ:2007/08/16(木) 22:36:55 ID:+aEaYgFTO
270話(激戦‐E)
持ち主を失ったキセルを手にするノヴ マンションの中でノヴは「ユピーを捕らえるには煙の能力で十分だ」と主張した しかしモラウは「ギャンブルに犠牲はつきものだ」と返していた
ノヴはキセルを見つめ「これはギャンブルとは言いませんよ………あなたはいつも確実な選択しかしない」
モラウ・ノヴvsモントゥトゥユピー 勝者 ノヴ
《ゴン・キルアvsピトー》
落雷(ナルカミ)を放つキルア 避けたピトーにゴンの拳がヒットする 二人はピトー相手に互角の戦いをしていた しかしピトーが力を抑えているのは明らかだった それをいちばん感じていたのも二人だった
怒るゴン だがキルアは冷静だった
「相手が遊んでいる今しかチャンスはない 俺が一瞬だけ相手の動きを止める そこにお前が決めるんだ」
張り詰める空気 その戦いを遠くから見つめるのは メレオロンだった
107 :
トうガらシ:2007/08/16(木) 22:37:40 ID:+aEaYgFTO
271話(激戦‐F)
メレオロンは、改めてこの戦いのレベルの高さを感じていた
「当たったら」なんて甘かった 攻撃に「触れた」だけで自分は吹き飛ぶだろう チャンスは一度しかない それを分かっているからこそ、そこに行くことが出来なかった
自分よりはるかに強い相手に向かっていくゴンを見て、初めて会った時の事を思い出していた
《あいつは絶対に自分を信じている こっちから頼んで加えてもらったってのに、俺があいつらを信じないでどうする ゴンならやってくれる そう感じたから今、ここにいるんじゃないか》
一歩を踏み出したメレオロン 人生で最も大事な一瞬のために
その時、イカルゴは地下でパームを見つけていた
パームは無事だった!!
108 :
トうガらシ:2007/08/16(木) 22:40:11 ID:+aEaYgFTO
272話(激戦-G)
ピトーとの激しい乱打戦が続いていた
その時、ゴンの体制が一瞬くずれる ピトーはそれを見逃さない 吹き飛ぶゴン
キルアはこれ以上はゴンの「ジャジャン拳」でも倒せなくなると判断 しかし、メレオロンが来れるかが不安だった はっ、とするキルア 「いくぞ!!」とゴンに大声で呼び掛ける
(これにはもちろんメレオロンに作戦実行を知らせるのと、未だに仲間を信じ切れていない自分に喝をいれる意味もあった)
ゴンがうなずく と同時に動き出す二人 そしてゴンの気配が完全に消えた 驚くピトー しかし本能か 攻撃の手は既にキルアに向いていた
突然目をとじるキルア ピトーの右腕がキルアの体を貫く
しかし、ピトーの腕には感触がない 次の瞬間、ピトーの体に電気が走る!!
109 :
トうガらシ:2007/08/16(木) 22:41:23 ID:+aEaYgFTO
273話(激戦-H)
キルアはゴンが消えたと同時にオーラを手足に集中・強化 それを電気に変えていた さらに自分の周りに円を展開(正確には1分も持たないため円ではないが) その範囲にいる敵の攻撃をかわすことだけを指示
(さらに人の目は構造上、コンマ数秒後の世界を見ているらしい そのため無駄な情報を排除するため目をつぶったのだ)
キルアはピトーの攻撃を完璧に避け、頭に雷掌(イズツシ)を当てる しかし渾身の一撃も手へのオーラの割合が低かったため、わずかに動きを止める程度
しかし、それで十分だった(ジャン ケン )
グ―!!!!!
すべてを吹き飛ばすゴンの一撃がピトーに直撃!!
吹き飛ぶピトー その場に座り込むキルア 喜びを分かつ二人(三人?)!!
110 :
トうガらシ:2007/08/16(木) 22:42:27 ID:+aEaYgFTO
274話(激戦‐I)
「ぷはぁ〜」 息を吐くメレオロン ゴンが「ジャジャン拳」を放った直後、全速力で逃げていたのだ。 ゆっくりと岩の陰から姿を表す メレオロンの姿を見て、ゴンが大きく腕を振る
このとき、メレオロンは「こいつらと一緒になれて本当によかった」と心の底から感じていた
涙で視界がぼやける
ゴンが何か叫んでいるようだった
「えっ?」
ゴンの声が届くよりも早く、メレオロンは肉片と化した
ピトーは右半身がボロボロになりながらも生きていた ゆっくりと二人に近付くピトー
「遊びは終わりニャ もう十分楽しんだニャ」
安息の時間から一転 二人は「死」に直面していた
《宮殿内》
何もないところに激しい音だけが鳴り響く 「ドゴッ!!」という音ともに現れたのはボロボロになった王
そして 強大なオーラを纏ったネテロだった
111 :
トうガらシ:2007/08/16(木) 22:43:08 ID:+aEaYgFTO
275話(ネテロ)
激しいオーラを放つネテロ その破れかけている服の隙間から見えるネテロの肌には、びっしりと謎の模様が
ネテロは自分に直接、「神字」を書き込んでいた
その効果はまさに絶大 しかし、自分の能力を大きく上回るオーラを操る難しさは想像を絶する つまり、「念」を極めた者にのみ許される荒業なのだ
攻撃を続けるネテロ それはまさに圧巻だった
疾きこと 風の如く
徐かなること 林の如く(スムーズな流)
侵掠すること 火の如く(強烈な硬)
動かざること 山の如し(頑丈な堅)
その姿 「風林火山」
念の一種の最終型であった
王を追い詰めていくネテロ
しかし、その顔には焦りが!?
112 :
トうガらシ:2007/08/16(木) 22:43:55 ID:+aEaYgFTO
276話(ナックル&シュート
地面に倒れているナックルとシュート
<数分前>
シャウアプフと戦う二人 埋まらない力の差を感じながらも、連携を駆使し、シュートの「暗い宿」がシャウの体を削っていく
「まずいですね………しかし、それだけのこと」 そうつぶやくと、シャウはバイオリンを具現化、弾きはじめる
この隙に攻撃しようとする二人 しかし、思うように体が動かない
それがシャウの能力
(弾き手のオーラを食べることで音をだすバイオリン その音を聞いた者の行動を制限・精神的ダメージを与える 相手が弾き手に近い程、効果が大きく、弾き手は演奏中、動けない 曲によって効果は異なる)
シュートは「暗い宿」で攻撃を試みるが、攻撃するどころか消えてしまう
為すすべのない二人 このままやられてしまうのか!?
113 :
トうガらシ:2007/08/16(木) 22:47:12 ID:+aEaYgFTO
277話(近付く最期)
《宮殿内》
王を相手に優位に戦っていたネテロ しかし、ここにきてその強大な力の反動がきてしまった
王との力が徐々に縮まっていく そして、ネテロはとうとう王の強烈な一撃をあびてしまう
限界のネテロは次の攻撃が最後になるだろうと感じていた 体の中に残るわずかなオーラも搾りだし、チャンスを待つ
その時、王を呼ぶ声が…… 声の主はコムギだった
王の一瞬のスキをつき、ネテロが特大の念弾を放つ
巻き起こる砂煙
すこしずつ視界が良くなっていく
そこに立っていたのは …… ネテロ …… ではなく、王だった!!
114 :
トうガらシ:2007/08/16(木) 22:48:19 ID:+aEaYgFTO
278話(勝者)
ネテロの渾身の一撃を王は寸前で防いでいた
虚しく横たわるネテロを王が見つめる
王(この腕は、当分使えんな しかし人間のどこからこんな力が……)
王がネテロに歩み寄る
「人間 名は何と言う」
問い掛ける王 だが、ネテロの返事はない
「声もでぬか…ならば、せめて一撃で楽にしてやろう」
王の尾がネテロの胸に突き刺さる
「……気付いて…おったか……」
王の背中にはもうひとりのネテロの姿が… ネテロは分身を作っていた、が、王はそれに気付いていた 逆転の一手も防がれたネテロ
王「よくやった しかし、これで詰み…だ…」
王の尾が捕らえたネテロが消えていく、と共にネテロの腕が王の胸を貫く 倒れていたのが本物だったのだ
(もちろん、王が分身に気付かなければ、結果は違っただろう 相手の力を認めていたからこその作戦であり、結果だった)
人対蟻 最強どうしの闘いに遂に終止符が打たれた……
115 :
トうガらシ:2007/08/16(木) 22:52:38 ID:+aEaYgFTO
279話(光)
その頃、ゴンとキルアは埋めようのない圧倒的な力の差を感じていた
ピトーは左腕しか使っていない 数でもこちらが有利 にもかかわらず、有効打を決められない二人 逆に攻撃をもらい、倒れてしまう
しかし、立ち上がるゴン 既にピトーを倒す力は残っていないだろう けれど、ゴンはピトーに向かい続ける キルアは見ていることしかできなかった
キルア(ゴンは俺の友達なんだ…… ゴンは俺が守るんだ……)
「楽しかったニャ」 ピトーがゴンに近づいていく
(…ゴンは… … 俺の… ………光なんだ!!)
ピトーの背後からキルアが襲う
「邪魔だニャ…」
振り向くピトー
…想いを込めた一撃も空しく、ピトーの腕がキルアの胸を貫いた…
116 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/16(木) 23:30:15 ID:FmPLn/5+O
とりあえず、
四次元マンションに関する箇所を訂正したものだけ投下しておきます。
117 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/16(木) 23:30:58 ID:FmPLn/5+O
《宮殿一階》
ナックル(残る護衛軍はあと一匹…
ここに移動中か…)
ナックルは目でシュートに合図を送る。
メレオロンから手を離し、消していた姿を露わにするシュート。
ナックルはメレオロンと共に、気配・姿を消したままの状態でいる。
シュート(ドキドキドキドキ…こ、来い…!!)
最後に姿を現した…ユピー…!
ナックルとメレオロンは姿を消しているため、
ユピーの眼前にはシュート1人しか映っていない。
ユピー「あぁ?なんだなんだ?聞いてた話と全然違うぞオイ…まさかお前1人でやるってのか?」
シュート「う…ハァハァ…ハァ…お、お前などは…
お、おお俺1人で…じ、じ十分だ…!!!」
ユピー「ヘヘヘ…声がうわずってるぜェ?
王の判断は正しかったな…こんなヤツからわざわざ王をガードする必要はねぇ…すぐラクにしてやるよ…」
背後から姿を消し、不意打ちを伺うナックル。
ナックルは凝で確認したユピーのオーラが最も薄い点…背中上部に向け、
渾身の一撃を放った…!
ユピー「ッッ!!??な…なんだ…!?…ガッハ…!??」
シュート(…現在一階の中央庭園では、ゴンとキルアが護衛軍の一匹と戦っている…
いま…護衛軍の戦力を分断する最も合理的な方法は…!)
シュートはすかさず3つの手を操り攻撃を加えた後、ユピーの手足を握り締め、
すぐ近くにある2階へと通じる階段へと放り投げた…!
《宮殿2階》
ユピー「いててて…あ〜?一体なんだったんだ?今の不意打ちは…
てゆーか…そこの三角頭…お前誰だ?いつからそこにいた…?
まぁいい…今のはちっと痛かったぜ…クチャクチャにしてやる…!!!」
シュート(!!!こ…こ、ここれが…これが…護衛軍…か…
な…な、なんてオーラだ…?!?
う…くそ…か、勝てる気がしない…い、いや落ち着け…ハ…ハァ…ハァハァ…)
護衛軍の巨大なオーラを目の前にしたシュートの心拍数は、
頂点にまで達しようとしていた…。
118 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/16(木) 23:33:03 ID:FmPLn/5+O
こうして…
《中央庭園》
ゴン・キルアVSピトー
《宮殿2階》
ナックル・シュートVSユピー
《草原》
モラウVSプフ
それぞれの戦いが、幕を開けた…
胸にあるリモコンのようなモノを取り出し、
複数あるうちの1つのボタンを選んで押すモラウ。
《宮殿付近にて待機中のネテロ》
「とうとう…合図が来たか…突入開始から数秒でカタがつくと聞いていたが、随分と時間を要したようじゃな…
どれ…点滅しているのは…なんと!??黄色いランプ…か…」
各メンバーは、ネテロに合図を送ったり、
また不測の事態などの必要に応じて、各チームがそれぞれ互いに一瞬での状況報告を可能にするための超小型転送機を所持しており、
作戦から生じた状況に応じて、ネテロの所持している同じく超小型転送機に、様々な色のランプが点滅するような仕掛けになっていた。
黄色いランプの点滅した場合…その合図が意味するものは…
『突入メンバー達は、
護衛軍3人を王から引き離し、戦力を分散させ、
それぞれの護衛軍を各個撃破する態勢に移行することに成功。
会長が王の間へと突入するための体制は整った。
会長は準備が整い次第、王の元へと突入されたし。』
であった。
ネテロは黄色いランプの点滅を見つめながら、
意外にも不安げな表情を浮かべた…。
119 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/16(木) 23:34:37 ID:FmPLn/5+O
《宮殿2階》ナックル・シュートVSユピー
ユピー「…あん?なんだぁ…コイツは?」
ポットクリン『時間です。利息がつきます。』
〈ナックルの能力『ハコワレ』…
自らのオーラの一部を削り相手を殴り、
一定時間が経過すると、相手を1ヶ月間強制的に『絶』の状態に出来る〉
ナックル(俺が削ったオーラの量は1割…そして…ザッと見たところ…推測になるが、
ヤツのオーラの量は…俺のオーラの量の…約4〜5倍…ってところか??
て〜と…ヤツが絶の状態になるまでにかかる時間は…約7〜8分…既に30秒は経過していると見て…
絶にするまでに必要な時間は約7分…ってとこか……
あのバケモン相手に7分……チッ…長過ぎる…!!
なるべく長期戦に持ち込むようにはしたいが…ハコワレへの期待は薄だな…)
ユピー「オイ三角頭…この人形みてーなのは一体なんだ?おめーの能力か?」
ナックル「まぁな…あんまりそいつに近づかねぇ方がいいぜ?
その人形は、どこまでもお前を追跡する…そして…お前が激しく動くほど…
その人形はお前からオーラを奪っていく…
人形のその能力の発動条件は、相手から20m以内で能力の説明を行うこと…条件は整った…
もうあんましそこから動かねー方がいいぜ、ダンナ?
(な〜んちゃってな…ま、こんなウソを素直に信じてくれっとは思っちゃいねーが…
少しでも時間を稼がねーとな…)
ユピー「ヘヘヘ…よく喋る野郎だ…まぁ別にどうでもいい…
俺はここから動かなくともお前らを攻撃出来るしな…」
ナックル(え、なんか微妙に信じてる!??単純な野郎…)シュート(ハァ…ハァ…ハァ…く!気圧されるな…ハァ…ハァ…)
120 :
◆CgtYKI9LDU :2007/08/16(木) 23:36:06 ID:FmPLn/5+O
《宮殿2階》ナックル・シュートVSユピー
シュート(ゴクリ…ハァ…ハァ…いくぞ…!!)
〈シュートの『ホテル・ラフレシア』…
一定以上のダメージを与えた相手に対し、攻撃した部位を籠の中に閉じ込めることが出来る〉
人間は、あまりにも強大な恐怖心を抱くともはや感覚が麻痺し、恐怖心を感じなくなる
と言うが…今のシュートは、その状態に近かったのかもしれない…。
怪物を目の前にしながら、シュートは次第に冷静になっていった…。
(ヤツはオーラの薄い部位をナックルに不意打ち、思い切り直撃をされ、俺の攻撃も受けた…
一定量のダメージは満たしているはず…よし…。)
シュートの3つの手が宙を舞い、ユピーに襲いかかる…!
ユピー(!!速い!!??
フン…しかし威力はさほどでもないな…ムキになって全てをガードする必要もない…)
その油断を突いて…
浮遊するシュートの手たちがユピーの両目に接触した…!
ユピー(ッッ痛っ…!! 小賢しいマネを…これぐらいで…
! ? )
ナックル(やった…!シュートが相手の両目を奪った…!!)
ユピー「み、見えねえ…!?俺の目が…ねぇぞ…!?
て、てめぇ一体…何をしやがった…!」
ナックル「よしシュート、連携でいくぞ!」
シュート「待て!!」
ナックル「!?」
ユピー「てめぇら…俺にこんな小細工が…効くとでも…!!?」
ナックル(な…ヤツの顔が…変化していく…!?)
ユピーは奪われた目の付近の形状を変化させていき…そして…
シュート(目が…新しく生えた…!??)
ユピー「ハァハァ…ヘ…ヘヘ…てめぇらが一体何をやったのか知らねぇが…
俺の前では無力…元通りってわけよ…」
ナックル(ま、まずい…!コイツの能力…!!シュートの能力と相性が悪すぎる!!
こいつぁハコワレ狙いどころじゃねぇ…!)
ユピー「てめぇら…もう許さねぇ…八つ裂きだ…!!!」
121 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/16(木) 23:46:59 ID:FmPLn/5+O
122 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/16(木) 23:50:02 ID:FmPLn/5+O
123 :
トうガらシ:2007/08/16(木) 23:59:00 ID:+aEaYgFTO
280話(異変)
「ゴン… ごめん…」
倒れるキルア その時、ゴンの中で何かが切れた
「オレのせいだ…」
カイト メレオロン そしてキルアをも失い、怒り 悲しみ 後悔 あらゆる負の感情がゴンに流れ込む
他に何もいらない ただ あいつを倒せる力がほしい
強く願うゴン
ピトーは恐怖を感じたことがなかった あの王にでさえ、抱いていたのは好奇心だった だから恐怖とはどういうものなのかを知らなかった
しかし、今、間違いなくピトーはゴンに恐怖を抱いていた その純粋な負のオーラは今まで感じたことのないものだった
動物の本能がピトーに間合いをとらせた
「パー」 突然放たれたゴンのジャジャン拳を防ぐピトー
「チー」 素早い連携にピトーの左腕が切り落とされる
「あいこで…」
ゴンのオーラが膨れ上がる ピトーに残された策は一つしかなかった
「グー!!!」
放たれた一撃 しかし、既にピトーの姿はなかった
倒れるゴン 二人の戦いは静かに幕を閉じた
124 :
トうガらシ:2007/08/16(木) 23:59:39 ID:+aEaYgFTO
281話(戦いを終えて…)
宮殿からの大きな爆発音(ネテロによる)
宮殿に戻ろうとするシャウアプフ
「まだ…終わってねぇ」
呼び止めるナックル
その姿を哀れむように見つめるプフ
「貴方たちはいつでも殺せるのです 私が王の元に行くことで、少し死ぬのが遅くなる…それだけのこと」
そう言い残し、宮殿へ戻っていくプフ
その姿を見ていることしか出来ない二人 胸には悔しさだけが込み上げて来ていた
《宮殿内》
力を使い果たし倒れている王とネテロ
短い沈黙のあと、王がつぶやく
「なぜ、余に向かってきた?」
「王を倒せば、わしが王だから。」
即答するネテロ
「恐怖はなかったのか?」
「自分より強い奴に向かっていくのはワクワクするじゃろ?」
そのふざけたようなネテロの答に、王はコムギと軍棋をしていたときの自分を思い出していた
「総帥さまぁ〜?」
間の抜けた声が宮殿内に響く
王の顔に笑みがこぼれた…
125 :
トうガらシ:2007/08/17(金) 00:00:41 ID:+aEaYgFTO
282話(繋がり)
《宮殿内》
王の元に駆け付けたプフ そこには、激しい戦いでボロボロになった王の姿が
「王!!!」 近寄るプフ
「余は… もう、王ではない」 王の言葉にプフは、ネテロに殺意を抱く しかし、王はそんなプフを一喝し、殺さないよう命じる
プフ「王… 何故…?」
王の変化に戸惑うプフ
(コムギとネテロ 自分より強い者と出会うことで、自らが強くなっていくのを感じていた王 目標がなかった王にとって、二人はそれをくれた大事な存在だった)
王「名は何という?」
ネテロ「そっちが先に言うのが礼儀じゃろ?」
応えられない王
プフ「王は王で…」
?「メルエム」
プフの言葉を遮る声
ノヴ「メルエム それが貴方の名前です」
(実はノヴは少し前から来ていた しかし、自分はネテロの力になるどころか、足手まといになることをすぐに感じたため出ていかなかった)
ノヴはその名に込められた意味を伝えた
(メルエム《全てを照らす光》…か)
王「プフ コムギをここへ」
王の言葉の真意とは?
>きゃすばるにーさん
おめー前スレではムカツクキャラだったのに、、いいやつじゃねーか。
127 :
トうガらシ:2007/08/17(金) 00:12:28 ID:kOjqAr1vO
283話(戦いの行方)
「……うっ……」
ゆっくりと眼が開いていく 次第に視界もはっきりしてくる
「うわっ!!!」
その眼に飛び込んできたのは涙でぐちゃぐちゃになったイカルゴの顔
「うぅ〜 キルア〜」
喜びで上手く話せないイカルゴ
「ゴンは…? ピトーは…?」 起き上がろうとするキルア しかし、激しい痛みが襲う
「ピトーならゴンが倒したよ」
イカルゴの口からは、1番聞きたかった答えが
(そうか…やったな、ゴン) ほっとするキルア 笑みがこぼれる
(実は、イカルゴはピトーが去っていく姿を目撃していた が、ボロボロになった二人を見たイカルゴは本当のことは言えなかった)
「ゴンは…まだ分からないけど、多分大丈夫」
イカルゴの言葉に首を傾げるキルア
「あの人が二人を助けてくれたんだ」
キルアがイカルゴの指す方を見る
そこにいた人物とは…!?
128 :
トうガらシ:2007/08/17(金) 00:13:07 ID:kOjqAr1vO
284話(希望と絶望)
王「プフ コムギをここへ」
何も言わず、コムギを王の元へ導くプフ コムギの杖が床を突く音が徐々に王に近づく その音が王の前まで来たとき、王がコムギに問い掛けた
「コムギ……一局打つか」
突然の提案に慌てるコムギ
「フッ…冗談だ」
王が微笑む
(この何ともないような一言は、そこにいる者全てに王の確かな変化を感じさせた)
「…王…」
下を向くプフ
「コムギよ 近う寄れ」
「え……はぁ」
コムギは声のする方へ近づき、座り込む
王は体を起こし、手をコムギの顔にそっと近づける
「…総帥様…?」
コムギは眼の周りを何か温かいもので覆われているのを感じていた
「コムギ 眼を開けてみろ」
状況を飲み込めないコムギだったが、王の再度の言葉にゆっくりと眼を開ける
…王は確かに光を与えた 未来への光を… それはコムギにとって最高の贈り物になったに違いない…
しかし、未来に待つのは良いことばかりではない
「王 …あなたは本当に変わってしまったのですね…」
誰かがささやく声
眼を開けたコムギ そこに待っているはずの新世界 しかし、その眼に映ったのは首を切られた王の姿だった…
129 :
トうガらシ:2007/08/17(金) 00:14:12 ID:kOjqAr1vO
285話(信念)
その瞬間、コムギの眼に確かにそれは映っていた
バイオリンを具現化するプフ その弓をオーラで鋭利なものに変化 ひと振りで王の首を飛ばした
「総…帥…様? うわぁ〜ん」
泣き叫ぶコムギ その時、コムギの眼の前にプフが弓を突き立てる
動き出そうとするノヴ しかし、プフの睨みによってそれは無駄な事だと悟る もう、ただ殺されるのを待つだけだった
プフは悲しげな声で話し始める
「貴方と出会ったことで王は大きく変わってしまった これは全て私の責任… 私には貴方を殺す義務がある」
「そして私も死ぬのです…… 私にとって、王のいない世界など…」
淡々と語るプフ
「いやです!!」
突然、反論するコムギ
「ワダすは、総帥様から頂いたこの眼でもっとたくさんのものが見たいんです だから、まだ死ねません」
コムギは、泣き声ながらその眼を大きく開き、プフを見つめる
その眼にプフが感じたものは?
130 :
トうガらシ:2007/08/17(金) 00:15:04 ID:kOjqAr1vO
286話(忠誠)
プフの周りの空気が変わる
弓が振り上げられたその時、
「…プフ」
王の呼ぶ声 と同時に王の尾がプフの体を貫く
しかし、王の体は確かにプフの後ろに倒れている……それはプフの恐怖心が生み出したものだったのだ
「プフ 何をしている?」
恐怖で体を動かせないプフ 王のそれは以前よりも増していて、コムギの自分を見る力強い視線が、ますますプフの心を苛立たせる
冷静さを失ったプフに王の言葉が響く
「おまえの力 認めているからこそ、そばにおいていたのだ その力、これからも余のために使ってくれ」
その言葉にはっとするプフ それはプフが1番欲しい言葉だった
具現化物を消し、王の方を振り向きひざまずく
(ああ、私には…まだ、王…あなたが必要です…)
プフの目からは大粒の涙がこぼれた…
131 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/17(金) 00:15:50 ID:yjAYbRW5O
>>126 きゃす兄さんは、前スレの最後の方で、
自分が軽い気持ちで作品を書いてみて…
書き手の立場になってみて初めて、
作品を書くことの難しさやパワーをとっても痛感した…
みたいなことを言っていたが、
そこらへんが大きいんじゃないかな?
改心したディーゴみたいなw
132 :
トうガらシ:2007/08/17(金) 00:15:53 ID:kOjqAr1vO
287話(王の力)
王への絶対忠誠を再び決意したプフ
「王 すぐにピトーを連れてきます それまで…どうか…」
ピトーの元へ向かおうとするプフ しかし、その前にノヴが立ち塞がる
ノヴの足はガクガク震え、目にはうっすら涙さえ浮かんでいた しかし、これ以上モラウのような者を出したくなかった
《わずかでも可能性がある命は救いたい》
その気持ちがノヴを動かした 精一杯の抵抗だった
プフから殺気がひしひしと伝わってくる しかし、今度は逃げない
「もうよい プフ」
「しかし…!!」
その言葉からノヴもプフの思いの強さを感じ取っていた しかし、だからといって引き下がることはできない
「ピトーの気が感じられぬ… やられたか、…どちらにしろ、近くにはいないだろう」
「まさか…ピトーが…」愕然とするプフ
「王 何か私に出来ることは…」
「余の体を近づけてくれ」
「?」
王の言葉の真意がわからないプフは、とりあえず王の首を体に近づける
すると、見たことのあるオーラ(発)が王の首を修復していく
「王… これは?」
ピトーによく似た能力を使う王に戸惑うプフ
「おまえたちに出来ることが余に出来ぬと思うか?」
さも当然の様に話す王に言葉を失うプフ
(こやつ 本当にバケモンじゃわいw)
これにはさすがのネテロも王の類い稀なるセンスに驚き呆れるしかなかった…
133 :
トうガらシ:2007/08/17(金) 00:16:43 ID:kOjqAr1vO
288話(未来に待つのは…)
ボロボロになりながらも宮殿に向かって歩を進めるナックルとシュート そこにノヴが現れる
「ノヴさん!!」
驚く二人 ノヴは二人を見て嬉しそうに微笑む
「あいつらは?」
必死に問い掛けるナックル ノヴは下を向く
(回想シーン)
ひとまず、首を修復した王
(この時、他の部位は修復しなかった オーラの節約というのも一つの理由だろうが、ネテロと戦った証[俗にいう名誉の負傷]だから、というのが1番の理由)
「プフ 帰るぞ」
「帰る、とはどこへ?」
「余の生まれたところへ、だ」
王の言葉に疑問を持ちながらも、プフは理由を聞こうとはしなかった 王への忠誠心からだった
「総帥様…」
泣きそうな顔のコムギ
「コムギよ 次に打つ時こそ余が勝ってみせる」
「………はい!!」
王が見せた優しい笑顔にコムギも最高の返事で答える
王は最後に再びネテロと戦うことを約束(勿論、一方的に)し、自分は世界の王になることを諦めていない、と残していった
(プフとともに空を飛ぶ王)
「プフ」
「はい、王」
「余は変わったか?」
「はい、間違いなく… しかし、その力は以前よりも…」
「そうだな これも余の体に眠る人間の力によるものか… プフ、余は世界を統べてみせる」
「はい!!……王」
感涙のプフ
「ところで…プフよ」
「はい」
「余にも名前があるのだが…」
「はい…メルエム様」
個を持つ喜びから王に笑みがこぼれた
場面は変わり、宮殿内で一人、軍棋を打つコムギ それは全てメルエムと打ったものだった
コムギの目に浮かぶ涙 しかし、その目に宿った光はしっかりと未来を照らしていた…
134 :
トうガらシ:2007/08/17(金) 00:17:45 ID:kOjqAr1vO
289話(バトンタッチ)
ノヴの話が続く
(回想シーン)
宮殿内に残されたネテロとノヴ、そしてコムギ
倒れているネテロにノヴがサッと近寄る
「大丈夫ですか、会長?」
「大丈夫なように見えるか?」
「…………はい」
本気で心配しているノヴの言葉に勢いよく立ち上がり、ホコリを掃うネテロ ノヴは緊張がとける
「ところで、お主 コムギといったか」
話しかけるネテロにコムギは自分がここにいたときの話をした
ノヴ(なるほど…円が消えたのはその時か)
コムギの話が終わる
「じゃ、わしはそろそろ行くかの」
「会長、どこへ?」
「そうじゃな…古い知人の所にでも世話になるかの…」
「そう…ですか」
「コムギさん あなたはどうするんかの?」
「ワダすはもう少し、ここにいます」
そう言って部屋へ戻っていくコムギ その後、続いて出ていこうとするネテロ
「会長!!」
「なあに、協会のことなら心配いらんよ 誰が会長になろうが、お前達が変わらなければ、何も変わらんよ」
「………」
下を向くノヴ
「こう見えても、わしはお主達に期待しているんじゃぞ…」
その言葉を残し、去っていくネテロ
「会長 知人に会いにいくのはまだ早いですよ!!」
ノヴの言葉にネテロは振り向く事なく、ただ手を振り、去っていった
「古い知人ねぇ… あんなに生きている人間が他にいたら会ってみてえぜ…」
呟くナックル
「いつまでもくよくよしてらんねぇ 今回は完璧にオレ達の負けだ だが、今度会ったときはぜってぇ勝つ!!」
「ああ!」
ナックルの言葉に頷くシュート
「会長 あなたの想いは しっかり伝わっています…」
「ノヴさん… いつまで泣いてるんすか」
…大きな太陽の下で育った芽は太陽に向かってまっすぐのびてゆく…
135 :
トうガらシ:2007/08/17(金) 00:24:05 ID:kOjqAr1vO
とりあえず、今までの作品はこれで全部のはず…
新しく読んでくれる人のために少しずつ修正を入れました(話自体には変化なし)
後、話数に少し変更あり
しかし、いっぱい書いたなぁ…
136 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/17(金) 00:47:49 ID:yjAYbRW5O
トうガらシさん
ウソバレ師さん
乱さん
のこれまでの作品を、
まとめていきたいと思います。
137 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/17(金) 00:49:54 ID:yjAYbRW5O
138 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/17(金) 00:52:11 ID:yjAYbRW5O
139 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/17(金) 00:54:18 ID:yjAYbRW5O
140 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/17(金) 00:56:05 ID:yjAYbRW5O
141 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/17(金) 00:57:05 ID:yjAYbRW5O
142 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/17(金) 00:58:25 ID:yjAYbRW5O
143 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/17(金) 00:59:58 ID:yjAYbRW5O
144 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/17(金) 01:01:08 ID:yjAYbRW5O
145 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/17(金) 01:05:27 ID:yjAYbRW5O
146 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/17(金) 01:06:16 ID:yjAYbRW5O
147 :
:名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/17(金) 01:36:38 ID:OH0fviG50
うそばれ死さんの作品でさ、カメレオンのやつが裏切ってる描写
あるけど、それはどうなの?今までの展開からいってあれはないと思う
けど。カメレオンの能力は最大限ごン側の使われるでしょ。
まあ妄想だからなんともいえんけど。
148 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/17(金) 01:58:34 ID:jNqylatuO
《宮殿内をうろつくヂートゥ》
ヂートゥ(なんだか騒々しいな…
…って、おぉ…!?中央庭園でネフェルさんが遊んでる…!?
なんか騒がしいと思ったら、やっぱり侵入者か〜…?
チェッ…しっかしこの超〜〜〜一大事に、師団長である俺様が指示一つ貰えないなんて、あんまりだよなぁ…
ったく信用薄もいいトコだぜ…ん…待てよ…侵入者が来たってぇことは…
グラサンのダンナが恐らく近くにいるはず!これはリベンジのチャンス…!三度目のなんたらだ、今回こそは…!!
そもそも俺は、ハナから王だの護衛だのなんてぇのはどうでもいいんだ…!
よっし…この足と目をフルに使って、宮殿中をくまなく探して必ず見つけ出して…
今度こそはブッ倒す…!!」
《宮殿2階》ナックル・シュートVSユピー
シュート(グ……)
ナックル(…に、逃げるしか…無い!?
い、いや駄目だ、俺達は会長の足止め役…後退は何があっても許されない…く…どうする…!?)
ユピー「ラクには殺さねぇからな…ジワジワとなぶり倒し…喰い殺す…!!」
ナックル(ク……!!!)
そこへ…
ユピーと人間の姿を発見した、
師団長のウェルフィンとプロヴータが駆けつけきた…!
ナックル(ウゲッ…!?ちょ…待てよオイ)
シュート(さ、最悪の…タイミングだ…)
149 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/17(金) 02:01:43 ID:jNqylatuO
《宮殿2階》ナックル・シュートVSユピー
ウェルフィン「モ…モントゥトゥユピー様…こ、これは一体何事で…!?
な、何故人間共がここに…!?お体の方は…」
プロヴータ「わ、我々に手伝えることがあったら…何なりと…!!」
ユピー「…俺はいま…キゲンが悪ぃんだ…」
ウェルフィン「は?」
ユピー「…邪魔だ」
ユピーは、
ウェルフィンとプロヴータを…その場で一瞬で八つ裂きにした…!
まだ脈の打っている肉片の一部を手に取り、むしり喰らうユピー。
ユピー「てめぇらは…こんなモンじゃ済まさねぇからな…?」
ナックル(な、なんてヤツだ…部下を…仲間を殺して…喰らってやがる…!)
シュート(ここが俺達の墓場になる…の…か…?
しかし…ああいう死に方だけは……ゴクリ…)
《草原》モラウVSプフ
モラウ(コイツの数少ない言動から読み取れる現時点での情報…
それは…ヤツは王に心底ご執心であるということ…
これは、王の姿形さえ知っていれば、うまく策に利用できたんだがな…まぁいい…
そして…もう一つわかったこと…それは…)
その時、プフの表情がまるで別人のように険しくなった…!
プフ「き…さま…王を…王を…王を…
戦いの道具に…利用するつもり…だったと…?
撤回…しろ…!!」
モラウ(!!??な、なんだなんだ!?…俺は何も喋っちゃいねぇぞ??
まさか…まさかコイツ…『人の心が…読める』!?
じ…冗談じゃねぇぞオイ…!?)
モラウは、真っ向から力で勝負するタイプではなく、
常に高度な知恵と策略と判断力、思考力で勝機を得るタイプのハンターである。
そんなモラウにとって…『心を読まれる敵』ほど相性の悪い相手はいなかった…!
モラウ(ハ…ハハ…ヤ、ヤバイかも…!?)
プフ「王を愚弄した罪…もって償え…!!」
150 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/17(金) 03:04:29 ID:Q7E4LE4M0
俺重大なことに気づいた
プフの能力は心の声が聞こえる・・・メレの能力で消えてもバレルルル
151 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/17(金) 03:38:05 ID:yjAYbRW5O
いや、プフの心を読む能力に関しては、
まだほとんど全貌が明かされていないからなぁ…
超絶的に反則的な力だから、
能力が及ぶ範囲が凄く狭いとか、
発動の際に他の色々な力が使えなくなるとか、
かなりの制約があるのでは?
そんなに反則か?
メレはパーフェクトプラン使えば心読まれないと思うけど
うむ、メレオンなら心は読まれないはず
幽白読んだ奴ならわかるはず
心を読む能力は対応できなければ意味がない
155 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/17(金) 07:10:07 ID:XaeXXvQhO
きゃすばるにーさん!!
できればそのHPケータイからでも見れるようにしてほしいのですが…
156 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/17(金) 07:11:41 ID:yjAYbRW5O
いや
護衛軍クラスの強さのある奴が
なお心を読む能力を持っているということが……
まぁヤヴァイわなw
157 :
ウソバレ師 ◆ZSF8Q6tXbc :2007/08/17(金) 07:36:10 ID:G9Rs/oA4O
間違いなく、死んでるな…
ああ、間違いないね。ヒリンも起きてるし。
ネフェルピトー様ぁー!
泣いてるヒリン。
あとは、会長が王を倒してくれりゃ万々歳、だな。さて、ヒソカ。後を頼む。
?
ゴンが来る前にオレはここを去る。
なぜ?
ゴンは絶対にネフェルピトーを倒すって言ってた。タイマンに邪魔はさせないって言ってた。けど、オレはそんなゴンの想いを踏み躙っちまった。もう、ゴンに合わせる顔がない。それに…決めてたんだ。この戦いが終わったら、オレはゴンの前から消えるって。
そう…。
じゃあな。
ホントにいいのかぃ?
あ、あたりまえだろ!
仲間は、友達は、大切にした方がいいんじゃないのかな?
お前にいわれたくないね!
キルア大丈夫か!
部屋に入るゴン達。
あれ?ヒソカ?なんでここに…
キルアの姿は、ない。
場面変わり、事情を説明するヒソカ。
複雑な表情の面々。床を殴りつけるゴン。
キルア!絶対に絶対に許さないぞ!!友達だと思ってたのはオレだけなのか!そんな事でいなくなるな!キルアの…バカ野郎…
うずくまり嗚咽を上げるゴン。心配そうにゴンを見つめる面々。ヒリンを見て涎を垂らすメルエム。メルエムの視線にビビりまくるヒリン。
シュートがおもむろにホテル・ラフレシアを発動し、籠を取り出す。
ゴン…とりあえずカイトを解放しよう。
158 :
きゃすばるにーさん:2007/08/17(金) 07:48:41 ID:4tNastG4O
おはよ
イチオ ホームページはフラッシュで作ってるが、携帯用もほしいね
お盆もあけて、仕事っすわ
オレよりホームページつくんのうまいヤツいそうだがw
159 :
トうガらシ:2007/08/17(金) 09:09:01 ID:kOjqAr1vO
290話(仲間)
うつむくキルア そこにナックル達が駆け寄ってくる
「お前ら、大丈夫か?」
「…みんな…ああ、オレは大丈夫 でも、ゴンが……ゴンがまだ眼を覚まさないんだ…」
そう言ってキルアが目を向けた先にはパームとイカルゴ、そしてもう一人女性の姿
「…あの人は?」
「分かんない オレも聞いたけど、ゴンの知り合いってこと以外、何も教えてくれないんだ」
疑うシュート
「でも、あの人がオレを助けてくれたらし…」
「誰だ、あんた?」
説明するキルアを無視しゴンのもとへ近付くナックル
「あなた、元気そうね… 少し、念、分けてくんない?」
女性はそう言うとナックルの手首にベルトを巻き始める
「なにしやがる」
「ゴン君を助けたいんでしょ」
「お、おぅ…」
女性に見つめられ、ナックルの顔が赤らむ
「あれは…?」
シュートがキルアに尋ねる
「ああやって、人から取った念をチューブの間にある機械みたいので増幅してゴンに送ってるんだ… オレもやろうとしたんだけど、くれられるほど残ってないんだ」
キルアの声が小さくなる その言葉にシュートもゴンに駆け寄る
「良い奴らだな…」
ノヴがうつむくキルアの頭を撫で、そっと話し掛ける
「…ああ…」
キルアの顔に笑顔が戻った…
シャウは本当に心が読めるのかな?
王の言動を深読みし過ぎて後悔してる場面とかもあるからな。
読めても、王の心は読まないでおこうということなのかは分からんが。
161 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/17(金) 10:17:12 ID:yjAYbRW5O
王みたいな偉大過ぎる者の心は読めないとか…??
あとシャウって、コムギやユピーの心も読めてない
(王への返答次第では死にますよ?)
や
(あぁ…私がこの人と同じ思考レヴェルだなんて!)などなど
と思いきや、
よく読むと、
心を読んでる上での言動とも取れるように書いてある感じなんだよな…
まぁピトーの思考を丸読みしている描写
があったのは確かだから、
制約や条件等は謎にしても、
そういう能力があるのは確かだな
勘が鋭いのと思考レヴェルが高いんだろ
それだけのことだと思うけど
163 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/17(金) 10:48:19 ID:jNqylatuO
《草原》モラウVSプフ
モラウ(ク…!ここはとにかく煙を…!)
プフ(!!…辺り一面に煙が…相手は…)
煙を大量に撒きつつ、草原すぐ後ろの、木々のしげった森へと
遠ざかってゆうモラウ。
モラウ(ヤツがもし本当に『心を読む能力』の持ち主だとしたら…
かなり反則的な能力だ、射程距離はそんな遠くはないハズ…!
今はとにかく遠くへ…逃げる!そして…!)
プフ(心の声が聞こえなくなった…
遠くへ逃げてしまいましたか…
私はピトーとは違い円が苦手…だが気配を関知出来ないわけではない
それに…煙の後を辿ってゆけばよい…それだけのこと…)
再び冷静な口調に戻ったプフ。
モラウの気配と煙の後を追い、森の中へと入っていった。
するとその中に現れた者は…
プフ自身だった…!!
プフ(!?!?あ!?あぁああぁあああぁあ…!??)
プフのやや遠方、森の木の上に隠れて様子を眺めるモラウ。
モラウ(ビンゴ!!
お前の弱点…それは王に心底ご執心であるという点と…
もう一つは…ハンパねぇナル男だって点だ…!
俺の作り出す煙の像は本物と瓜二つ!
混乱により一時的に動きが止まったようだな…よし…!)
スキをついて、モラウの自称『絶対に千切れない煙のロープ』
がプフを捕らえた…!
プフ(!??これは…体が動かない!?)
モラウ(チェックメイト…!捕獲…完了…!)
《宮殿外を探索中のヂートゥ》
ヂートゥ「お…あそこの森付近のおびただしい煙…間違いねえ…
キセルのダンナ…見〜っつけた…♪
リ ベ ン ジ 開 始 !」
164 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/17(金) 12:24:46 ID:jNqylatuO
《草原》モラウVSプフ
モラウの、自称『絶対に千切れない煙のロープ』により、
腹部付近を完全に拘束されたプフ。
モラウ(捕獲完了…!
しかしヤツはまだ手足は動かせる状態…あの技で追い討ちを掛ける…!)
プフ「…仕方ありませんね…」
冷静にそう呟いたプフは、バイオリンを具現化させた…!
モラウ(!?コイツ…具現化系か…?)
そこへ突如モラウの元へ、ボンガンが…!
モラウ(!?っと…あぶねえあぶねえ…)
とっさに身をかわしたその先には、巨大な爪が…!
さらに身をかわすモラウ。しかし…
プフを拘束していたロープが解けてしまった…!
ヂートゥ「よう、久しぶりだなダンナ…会いたかったぜェ?」
モラウ(チッ…こんな時に…)
ヂートゥ「シャウさん…じゃなくて…シャウアプフ様…!
私めにこの者の討伐をお任せ下さい!」
プフ「いいところに来てくれましたね…わかりました…一任しましょう…」
ヂートゥ「あ…ありがたき幸せ!(ヨッシャ!♪)」
プフ(ヂートゥ…いいところに来てくれました…
…さっきから…妙な胸騒ぎがする…王の身に何か強大な力が…
独断で師団長に討伐を一任したと聞けば王は立腹なさるかもしれませんが…
今は一刻も早く王の元へと帰還しなければ…)
プフ「ヂートゥ…そこの森の中にはあと6人の侵入者が潜伏しています…
あなたの足と目があれば見つけるのは難しくはないでしょう…
それでは私は王の元へ…!」
ヂートゥ「はっ…!(あんだとぉ?あと6人も探せだァ?知ったことか…!
俺はこのキセルのダンナへのリベンジこそが全て…!)
モラウ(蝶々ヤロウ…計7人がこの場所にいるとまだ信じていたのか…こいつぁやりやすいかもな…)
ヂートゥ「さぁ〜てリベンジスタート!」
モラウ「お前もなかなか執念深いねぇ…その心意気…嫌いじゃないぜ!」
ヂートゥ「ヘヘッ…!」
165 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/17(金) 12:46:15 ID:jNqylatuO
プフ(早く…早く王の元へ…!)
《草原》モラウVSヂートゥ
モラウ(クソッ…!護衛軍の足止め…失敗か…!!
会長…すまねぇ…!しかし今は…気持ちを切り替えねぇとな…)
「……お前…例の新しい能力とやらは…シャウさんからは貰えたのか…?」
ヂートゥ「ヘッそれがな…もう新しい能力は…開花しなかった…
ま、そんなヒョコヒョコ新しい能力が開花させてもらえるなんてウマイ話はハナからアテにはしていなかったんだけどな…」
モラウ(内緒にしときゃいいのにベラベラとよく喋る…相変わらず素直なヤローだな…)
ヂートゥ「だが今の俺には、そんなことはもうどうでもいいんだ…
能力にはヘタに頼らねぇ…今持ちうるスペックをフルに使って…お前をぶっ倒す…!!」
モラウ(…俺に2度も屈辱的な撤退をしておきながら、なおも向かってくるこの根性…
しかも護衛軍を退けてまで…
人間でもそうはいねえ、なかなか骨と芯のある野郎だ…嫌いじゃねぇぜ…)
「ヘッなかなかいいこと言うじゃねぇか…少し性格変わったか?」
ヂートゥ「今の俺にはな…もう…お前を超えることしか…頭にねぇんだよ…」
モラウ(ハッ…この後先考えない心意気…昔の自分を思い出すぜ…)
モラウとヂートゥ…
因縁の2人…
両者の間には、相手に対する敵意や憎悪といったものは、もはや無かった…
「…来な…」
ヂートゥ「…おぅよ…!!」
166 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/17(金) 13:09:14 ID:jNqylatuO
《宮殿2階》ナックル・シュートVSユピー
ナックル(相手の肉体を奪うシュートの能力と、
自分の肉体を再生させるヤツの能力…クソ…相性が悪すぎる…!
シュートのサポートがねぇと俺は攻撃に回れねぇし…)
ユピー「…くたばれ…!!」
ついに襲いかかってきたユピー…!
ナックル「ク…仕方ねぇ…ここは一旦退くしか…」
シュート「いやナックル…連携の用意だ…!」
ナックル「え…!?」
自分の籠をナックルに見せるシュート。
ナックル(そ、そうか…わ、わかったぜシュート!連携の態勢を…整える…!)
シュートがホテル・ラフレシアの籠の扉を開けると…
籠に封印されていたユピーの両目がユピーの元へと戻ってゆき…
再生したユピーの目とぶつかり合い…
ユピーの両目はグチャグチャに破壊された…!!
ユピー「アガッ…!!ハ…!??」
動きの止まったユピーの両目を、シュートの腕が再び奪う…!
ユピーの視界は完全に閉ざされた…!
連携の態勢に移行していたナックルは、渾身のパンチを連打させる…!
さらにシュートは、ユピーの肉体の部分部分を次々に奪っていく…!!
ナックル「ヘッ…おめぇの能力…相性最悪どころか…相性バツグンだな!このままねじ伏せ…」
シュート「待て…!」
ナックル「!?」
ユピー「貴様ら…よくも…」
ユピーはそう言うと、片腕を変化させていき…やがて腕が3本になり…肉体から離れ…空中に浮遊し始めた…。
〈ユピーの能力「肉体変異(ラーニング)」
…自分の目で見た相手の肉体の特性を学習し、自らの肉体に反映させることが出来る〉
ナックル「こ、この腕の形状…こ、これはまるでシュートの…!?」
浮遊した3本の手が、ナックル・シュートへと襲いかかった…!
ナックル(ク…この攻撃…ヤバイ…!シュートのそれと違って…速度は遅いが威力がハンパねぇ…
数発もらったら…アウトだ…!!)
ユピー「チェックメイトだ…」
167 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/17(金) 13:10:20 ID:GgRrn8SGO
ヤバいこれ!メッチャ面白え!!
トうさんの風林火山とマンションのシーンとか
バレ師さんのヒリンとヒソカの絡みとか
乱さんのプフの能力とか
全部スッゲー面白いです!
この後もよろしく頼みます!!
>>158 ニーサンがんばってくれ。
ハンタファンは待つ事には慣れてるから、ゆっくりやってくていいよ。
169 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/17(金) 16:52:06 ID:yjAYbRW5O
ハンターハンター連載再開!
スレの
>>388と
>>475で
単行本未収録分が全部見られるから、
読んどいた方がいいかもね。
乱さんの
>>19>>20とかは
未収録分後半のまとめみたいなものだから、
読んでない人にはわかりづらいだろうし、
コムギの念発動、パーム侵入、ヂートゥのリベンジ、王の微妙な変化
とかは、雑誌を読んでないとなかなか分からないだろうしね
170 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/17(金) 16:56:11 ID:yjAYbRW5O
あと、突入に失敗して取り残されたモラウが、
草原や森で護衛軍と戦うことに
みたいな展開も、
単行本未収録最終話とかを見てた方が
絵的にイメージしやすいかもね
171 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/17(金) 17:20:55 ID:jNqylatuO
>キャス兄さん
まさかホームページを作っていただけるとは…
大変ありがとうございます。
微妙に表現を付け加えたりしておきたい箇所がいくつかあるので、転載というよりは、
出来れば書き込み式のものだとありがたいかもです…。
完成はいつでもよいので、時間のある時にマイペースに頑張って下さい。
感謝です!
172 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/17(金) 17:34:01 ID:bA3L/XNi0
ゾル家が援軍として出て来ないかな
ネテロが古い知人に会いに行くと言ってたけど、既出のキャラでネテロと一番年齢が近いのはマハだし。
王対ネテロ&マハ、ユピー対シルバ、プフ対ゼノ、ピトー対ゴトーが見たい。
プフの読心術も、ゼノの読みと経験なら対処できるんじゃないだろうか。
キルアのピンチにゴトーが掛け付け、ピトーに向かって
「坊っちゃんをこんな目に・・・許せねぇ・・・!!」のような展開を希望。
173 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/17(金) 17:43:44 ID:yjAYbRW5O
ハンター協会の会長が、
殺人がビシネスの人間と手を組むっていう展開は
読者的には面白いが、作品世界的にはかなり破錠というか無理があるかもw
>ユピー対シルバ
物凄くドラゴンボールなバトルになりそうだw
174 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/17(金) 18:13:43 ID:jNqylatuO
《王の間へと向かっていくネテロ》
〜数日前〜
ビスケ『数日後…ちょうど突入決行日に、肉体変異が起きて、
全盛期の頃の体になるようにしておいただわさ…
全盛期の肉体を保っていられるのは…およそ30分…!
それを過ぎたら、どんな負担が体に襲ってくるか…それは私にも想像がつかない…』
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ネテロ「ふむ…昨日までとはまるで別人のようなカラダじゃな…
力が…たぎるたぎる…♪
さて、この肉体が…どこまで王に通用するかの…」
《王座の間》
コムギ「!!!そ、総帥様…!!ま、まただす…!ま、また侵入者の気配が…!!
こ、今度はもっと…もっともっとおっぞろしいイメージが…滝のように湧き出てきて…」
王「…コムギに言われずとも…今回は余も確かに感じる…
…ピトー、プフ、ユピー…いずれも近くに気配は無い、か…
コムギ…!隣室に控えておれ…」
コムギ「し、しかし総帥様…」
王「早くゆけ!コムギ!」
…そこについに…ネテロの姿が…
ネテロ「ふむ、ここが王の間…か…
…お主が王か?想像していたのと大分違うのぅ…
王という名とは程遠い…
まるで迷える少年のような…意思の均衡の激しい乱れを感じる…」
王「ク…コムギ!早く出てゆけ!!」
ネテロ(…人間の子供!?)
175 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/17(金) 18:19:28 ID:/U6EPWGOO
>>174 邇九?ョ諤ァ譬シ縺ョ螟峨o繧翫h縺?縺ォ關後∴
176 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/17(金) 18:53:48 ID:XaeXXvQhO
やべぇ!!フェイがキレた!!!
177 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/17(金) 18:55:31 ID:jNqylatuO
《王座の間》
高速思考中のネテロ
ネテロ(人間の子がなぜここに!?
しかもそやつ…王から丁重に扱われている様子…
王妥当のみを考えた場合…最も合理的な策は…
『子供を高速で攻撃する→王の動きが一瞬止まる→一瞬の隙を突いて王の両目に視拳、王の目を潰す』
これはかなりの確率で優位に立てる…
しかし…)
ネテロ「王とやら…その子供を早くかくまってやれい…!
気が散るわい…!」
王「!チッ…コムギ!!急げ!」
コムギ「わ、わかりますた…総帥様…お、お気をつけてくだせえ…!」
部屋を後にするコムギ。
ネテロ(ま、仕方ないか…ここは心源流武闘家として…
王をねじ伏せる…!)
王(フッ…しかし久しぶりだな…レアモノの人間を目にするのは…
いや…これまで見てきたどの人間よりもオーラに満ち満ちている…)
瞬間、ネテロの掌底が王のみぞおちめがけて高速で放たれた。
両腕でガードし、壁にめり込む王。
王は何故か…コムギとの軍棋にも似た、いや、それ以上の…
深い高揚感に包み込まれていた…。
178 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/17(金) 19:14:59 ID:jNqylatuO
王は…この世界に『王』として誕生してから…
『王』らしきことは…実のところ、
何一つとして、していなかった。
選別にもさほど興味を示さなくなり…
時には王直属護衛軍の存在を煙たがり…
世界を支配する意志も、
次第に弱くなっていき…
『喰えば喰うほど強くなる』という、
レアモノを喰らうことへの当初の欲求も消えたばかりでなく…
人間自体すら、全く食さなくなった…。
宮殿敷地内には、食されないまま放置してある人間の繭が
大量にぶら下がっているだけであった…。
王とは、本来自らの意志で成るもの…
しかし彼は、産まれる前から『世界を統べる王』としての義務を、
強制的に課されていたのだった…。
179 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/17(金) 19:32:03 ID:jNqylatuO
『王』は、この世界に誕生してから、
果たして一体何をやってきたのか…
大雑把に言ってしまえば、
自室に閉じ籠もり、
コムギという一人の人間と、ただ黙々と軍棋をしていただけである。
何故なのか…
それは、コムギが『自分は決して完全な存在ではない』
ということを気付かせてくれる存在だったからだった…。
全知全能の生物などという者がもし仮にいたとしたならば、
その者は、生きる目的も、喜びも何も知らないままに、
ただ途方に暮れるしかないだろう。
王が、その肉体が完全なものになるよりもずっと早い段階で子宮を破り、
自らの意志で『不完全な生物』として誕生したのは…
産まれる前から、そんなことをなんとなく
本能的に感じ取っていたからなのかもしれない…。
そして今、王の目の前に…
『自分は決して完全な生き物ではない』ということを実感させてくれる、
全く別の種類の人間が、また現れた…。
「こいつを倒したい…」という、
ただそれだけの『意志』『目的』に満ち満ちた王の精神は…
コムギと軍棋をしていた時のそれと同じように、
いやそれ以上に、激しく高ぶっていた…。
180 :
ウソバレ師 ◆ZSF8Q6tXbc :2007/08/17(金) 20:01:45 ID:G9Rs/oA4O
籠の入り口を開けるシュート。いまだに俯せのまま立ち上がらないゴン。
…?妙だ…
どうした?
カイトが出てこない。
どういう事だ?
ホテルラフレシアの中は完全に闇。生きている人間をこの中にとりこんだら、入り口を開けた瞬間、光に誘われて外に飛び出そうとするはずなんだが…
出てこねぇな
何かあったのかもしれない…ナックル、中の様子を見て来てくれないか?
!!バ、バカ野郎!オレは暗いとこと狭いとこが苦手なんだよ!
狭くないよ。入り口も開いてるから明るいし。それに、オレが入る事はできない。お前、適度に傷だらけだし
…中に入った事無いのになんで狭くないって解るんだコラ。
四の五の言わず、行け!ナックル!
(…じゃああんたが行ってくれよ怒←でも言えない)
わあったよ!クソッ!
三本の手に取り囲まれ、姿を消すナックル。場面変わりラフレシア内。
くそ…やっぱり暗いじゃねーか…さて…カイトは…
…!!!
目の前には横たわるカイト。
181 :
ウソバレ師 ◆ZSF8Q6tXbc :2007/08/17(金) 23:10:28 ID:G9Rs/oA4O
籠から出てくるナックル。しかし、カイトはいない。
カイトはどうした?
唇を噛み締め俯くナックル。何かを決意した面持ちで顔を上げゴンに近付く。
立て。
無視するゴン。
立てっつってんだろーが!
ゴンの胸ぐらを掴み無理矢理引き起こすナックル。
カイトはどうしたの…?
唇を噛むナックル。
よく聞け。カイトから伝言を預かった。カイトはまだ出てこない。いや、出てこれないって言った方が正しいか。ネフェルピトーに負けて!しかも操られて!お前に合わす顔がねぇんだとよ!!しばらく頭を冷やすから、いつまでもメソメソすんじゃねぇってよ!!!
ゴンを放り投げるナックル。立ち上がれないゴン。
場面変わり、ホテル内。シュートの手当てを受けるナックル。
カイトは…本当にそう言ったのか…?
…いや。
本当はなんと?
絶対にゴンには言うなよ。カイトは…
ラフレシア内で横たわるカイトを思い浮かべるナックル。
息絶えていた…。おそらく…ネフェルピトーに敗れた時点で息絶えていたんだろう…。
死体の状態で操られていたという事か…惨いな…。
…今のゴンには伝えられねぇ。それこそ、再起不能になっちまう…
だな…
場面変わり、焚き火を前にじっと火を見つめるキルア。ゴンとの日々を思い浮かべている。涙が頬を伝う。
もう、戻れない…
182 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/17(金) 23:50:48 ID:jNqylatuO
《ネテロ回想》
おむすび頭「か、会長…!ほ、本気で…本気であの王と…
お一人で戦われるおつもりなのですか…!?勝算があるとは…」
ネテロ「ふむ…ワシは人類の未来を背中に背負っておる…
勝算のない戦いなどはせんよ…」
おむすび頭「………」
ネテロ「…と、いうのは建て前…
ハンター協会会長としての発言であってじゃな…」
おむすび頭「…!?」
ネテロ「ハナから勝てるとは…
どうなるかはワシにもわからぬ…
なにせ相手が強すぎる…そこがのぉ…
じゃが…
『面白い』
ってそういうことじゃろ?(ニヤリ)」
おむすび頭(ザワッ…汗)
「あ…あなたの本質は…
やはり…格闘家…なんですね…会長…」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
《王座の間》
王「ふ…ふ…ふはははははは…!!!
みなぎってくる…!!力が…溢れ出てくるぞ…!!」
その王の姿は…軍棋の際に開花した、
オーラの溢れ出るコムギのようだった…
ネテロ(ワシとの接触で……
…今まで決して開くことのなかったフタが、初めて開いた…
そんなところか…こやつ…底が知れぬわい…)
王…産まれて初めて味わう…
肉体を介した『闘い』の喜び…
『支配』することだけでは、決して味わうことの出来ないこの感覚…
軍棋を通して、生きている実感をどこかで探し求めていた王…
今の王は、これまでにない生の実感に満ち満ちていた…
183 :
トうガらシ:2007/08/18(土) 00:14:07 ID:3nxUqeRiO
291話(女性の名前は…)
ゴンの回復が続いている
「う…」
ゴンの意識が戻る
「ゴン!!」
ゴンの目に映るナックル、シュート、パーム
「みんな…? あっ、キルアは?ピトーは?」
「…キルア、来いよ」
イカルゴの呼ぶ方向にはキルアの姿
「キルア…良かった… オレ…キルアが…死んじゃったと…」
大泣きするゴン
「おい、泣くなよw」
キルアの目にも涙が浮かぶ
「でも良かった… キルアがピトーを倒してくれたんだ…」
「はっ…? お前が倒したんだぜ 覚えてないのか?」
「えっ…オレが? あれ、だって、オレ…」
混乱するゴン
「ゴホン!」
話を切る咳ばらい
「話の途中で悪いんだけど…命の恩人に何か言うことはないのかな…ゴン君?」
振り向くゴン そこには笑顔の美しい女性
「アイアさん!!」
驚くゴン
「ゴン君…私のことは〈アイ〉って呼ぶようにいったよねぇ」
ゴンの頭に手をおくアイア ゴンの顔が強張る
「アイア…逆から読んでも…」
ボソッと呟くイカルゴ
「おい、タコ…逆から読んだら、その足、全部ちょん切るよ?」
(逆から読んだかなんて、分からないんじゃ?)
突っ込む一同 しかし、それを言葉にする者はいなかった
「アイア…じゃなくてアイさん なんでここに?」
「ああ……… ジンに頼まれたの」
「ジンに!?」
アイアの口から出た以外な名前に驚くゴン…
184 :
トうガらシ:2007/08/18(土) 00:19:12 ID:3nxUqeRiO
戦いが終わって、もう終わりかなぁ、と思ったらどんどんアイデアが浮かんできてw
自分的には、今のようにほのぼのとしている方が好きかも… 変ですかね?
185 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/18(土) 00:28:29 ID:lYSbSiv0O
《ゴン・キルア回想》
「キルア…アイツは…カイトをやったアイツは…俺一人で倒す…!!」
「…あぁ…わかった…だが…サポート役には徹させてもらうぜ…」
「ダメだキルア…アイツは…俺一人にやらせてくれ…」
「そ…そいつぁいくらなんでも無茶だ…!!!
気持ちは分かるが、ゴン…」
「いや、キルア…勝算は…あるんだ…作戦が…」
「な…あのバケモノ相手にか!?」
「うん…この作戦は…一人でやった方が成功率が高いと思うんだ…
だからキルア…俺一人に…」
「な…それ…い…一体どんな作戦なんだよ!?」
「あのね……(ゴニョゴニョ…)」
「な、なるほど…それなら…俺がいるとかえってジャマかもな…」
「俺…これに…賭けてみたいんだ…
他にいい方法も思い付かないしね…」
「そうだな…と、ところでゴン…」
「なに?」
「お前…少し雰囲気…変わったか?」
「??何言ってるんだよキルア…」
「あ、イヤ…なんでもねぇ…」
(最近…ゴンのオーラが…淀んで…濁ったように見えるのは…気のせいか……?
何か…何か引っかかる…)
《中央庭園》ゴン・キルアVSピトー
ピトー(フフ…張り合いの無さそうな相手だニャ…
さっさと殺しちゃおっと♪)
ゴン(…よし…見てろよ…カイトの仇…
…この策に…
全てを…
賭ける…!!!!)
186 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/18(土) 00:35:25 ID:mr9u4B2cO
>>184 乱や嘘バレが出てくるまでは、書くペース遅かったのに今や2人の内容に劣ってみんなに飽きられないようにとペースをあげたおかけで文章と内容が薄くなってきたな…。
もうお前はいいよ?
\____________/
∨
|/-O-O-ヽ| ブツブツ・・・
| . : )'e'( : . |
` ‐-=-‐
/ \
||\ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \
||\\. \ ∧_∧
||. .\\ \ ( ;´Д`) (オイ、なんか変なのがいるぞ)
. \\ \ / ヽ.
. \\ / .| | |
. \∧_∧ (⌒\|__./ ./
( ´,_・・`)目合わせるなって ∧_∧
. _/ ヽ \ ( ) うわー、こっち見てるよ
188 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/18(土) 01:11:10 ID:YP1GKlpg0
オレハンターしてるけど
ネテロはまだ強い。最近研ぎ澄ましたから、護衛軍と刺しなら絶対に負けないだろう。
ただ、王には負ける。ネテロ+モラウクラス(カイトとか)で挑めば多分勝てる。
王と普通に戦って勝てるのって、オレはジンしか思い浮かばない。
オレ自身は、護衛軍と同じくらい。ただ、オレは遠距離からの情報収集系の能力者だから
直接戦ったりはよほどじゃないとしないけどね。オーラとしては護衛軍により少し上。
189 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/18(土) 01:17:39 ID:HTKK2I/VO
>>184 今でもとうさんの文全然面白いから気にしないでよ!
このスレ活性化させたのとうさんだしね!
>>186 なにさま??お前こそいらないよ
190 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/18(土) 01:30:53 ID:lYSbSiv0O
>>184 私もトうさん応援してます!頑張って下さい!
自分も、ほんの少しでもおもしろいモノを書けるように、
なるべく頑張っていきたいです…
仲良いのは結構だが馴れ合いはイラネ
作者同士の誉め合いとかいらない
文句はスルー
そんなスレがいいな、俺としては
192 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/18(土) 01:51:14 ID:eIlkopEwO
ウソバレ師が1番だんとつ他は調子づくな、ウソバレ師がきたと思ってくるとがっかりする
193 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/18(土) 01:55:39 ID:R4YpScg1O
たしかに。
馴れ合いは無しで。
心の中では応援してるぜ
194 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/18(土) 01:59:30 ID:G/PD9PLsO
なんつーか乱さんの文は既出な台詞がけっこう混じってて
この台詞また言ってるよて思ったの何回かあった。まあおもしろいけど
196 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/18(土) 02:40:00 ID:t4VL+DFXO
>>186>>192みたいな空気読めない阿呆はホントに消えてくれ。
妄想レスの奴かと思って来て落胆する。
197 :
きゃすばるにーさん:2007/08/18(土) 06:25:03 ID:sQfU2AcRO
文句言ってるヤシは一回妄想作品書いてみるといいぜw
オレみたく改心するぞ
あと、三人の職人さん以外にも書くのは自由ですし
198 :
ウソバレ師 ◆ZSF8Q6tXbc :2007/08/18(土) 07:35:06 ID:kGucleq0O
寝転ぶキルア。
(さーて、これから何しようか…なーんにも思いつかねぇ…オレってば薄っぺらいヤツ…実家には帰りたくないしなー…)
ガサガサ
(!!!?)
木々の間から現れるキメラアント
人間見〜っけ。ケケケ。食っちまおう。
…
いただきまーす!!
キルアに飛び掛かるキメラアント。キルアに瞬殺される。また横になるキルア。
(あーあ、本当に何しよう)
パチパチパチ
背後から聞こえる手拍子の音。
素晴らしい身のこなしだな。目で追えなかった。
誰だ!?
驚かせたか?すまない。
(…コイツ何時の間にこんな近くに?全然気配を感じなかった。蟻が襲ってきたからか?…それにコイツ、この雰囲気…人間なのか…?)
それ以上近付くな!話はこの位置で聞く!
…。君の力を見込んで頼みがあるんだが…
要求は一切受けない。
オレと王国を築かないか?
場面変わり、眠るコムギ。
コムギ…。起きろ…。
飛び起きるコムギ。
その声は…総帥様!?
枕元にかがむ王。
最後の勝負をしようか?
199 :
トうガらシ:2007/08/18(土) 09:08:32 ID:3nxUqeRiO
>>186 >>192 不愉快な思いをさせてすみません。この際だから言わせてもらいます
正直、乱さんとウソバレ師さんはすごいと思います でも、たまに気になるところがあって、
「わざと自分と被らないようにしているのでは?」
と思うんです もし、自分さえ書かなければ二人は縛られることなく、もっとおもしろいものを書けたのでは… だから、負けないように、と実際感じていました
勝手な思い込みかも知れませんが、自分とは全く違う作品を作ってくれて感謝してます
すぐに終わらせるので、許して下さい
200 :
ウソバレ師 ◆ZSF8Q6tXbc :2007/08/18(土) 09:28:58 ID:kGucleq0O
一瞬戸惑うコムギ。しかし、すぐに表情は晴れやかに。
はい!喜んで!
うむ。盤も駒もないが、問題ないな?
もちろんですだ!
では、何を賭ける?
え…?
しかし、余にはもう賭ける物がない。
勝手な話だというのは解っておる。
それでも、余は聞いておきたいのだ。
それに見合うような、お前に賭ける物はあるのか?
お供いたします。黄泉の国まで。
では…戸隠。
三垂騎。
上から王とコムギを見下ろす図。背景は白。
場面変わり、酒を交わすノヴとモラウ。
そうか、あの人らしい最後だな…
へっ!死んじまったら何もかも終わりだ!
ヤケ飲みするモラウ。
要は…我々を取り巻くこの光の全てが、会長の肉片。
目を瞑るノヴ。
今日は飲むぞ!ノヴ!
モラウの目には涙。
場面変わり、カイトを弔うナックルとシュート。
無念…だな。
あぁ。
こんな場所で申し訳ないが、安らかに眠ってくれ。
オレ達は…
ん?
何の役にも立てなかった…。
…。
シュート!もっと強くなんなくちゃならねー!オレは!オレ達は!いつまでも先人たちにおんぶに抱っこしてられねー!もう会長はいない!次はオレ達がなんとかしなきゃなんねーんだ!
ああ、そうだな…強く、ならなきゃな…
場面変わり、王とコムギ。
詰みか。あえて余剰戦力を廃し少数精鋭で盲点を点く。なるほど、こんな手があったか。
総帥様、もう一局!
もう、時間だ…
201 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/18(土) 09:43:28 ID:kGucleq0O
>>192 邪推かと。私は自分以外の作品はまったく見てません。先入観を持ちたくないので。
自分のペースで自分の書きたいものを書きたいように書くべきかと。
>>199 変な責任感じる事はないと思いますけどねぇ。
とにかく
妄想完結スレですから、完結までがんばってください。楽しみにしてます。
203 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/18(土) 09:50:58 ID:kGucleq0O
204 :
トうガらシ:2007/08/18(土) 10:15:01 ID:3nxUqeRiO
292話(父子)
「ジンに!?」
驚くゴン
「あっ、ゴン君には言うなって言われてたんだった……まっ、いっかw」
「ジンはなんて?」
「〈ゴンをたのむ 今回はちょっとマズいから〉って だから、ビゼフ長官を利用して侵入したんだけど… あの強さでしょ…何も出来なくて…こっちからはジンに連絡取れないし…」
「そっか」
少しがっかりするゴン
(父子、か…)
会えなくても繋がっているゴンとジンを羨ましがるキルア
パーム「でも、私が護衛軍のところへ行くのを止めてくれたの… さすがにその時は拒んだけど…でも、言われてみて、あいつらを見て、さらに逃げるなんてとても無理で…みんな、ごめんね」
「生きててくれてよかったよ」
ゴンの優しい一言 キュンとするパーム
「でもね…宮殿内の人は脱出させたし、それにね…」
その時、近付くオーラを感じる 振り向く一同 そこにはウェルフィンの姿
(まずい…この状況で)
あせる一同 しかし、様子がおかしい
「バケ…モノ…」
「?」
〈ドーン!!〉
音とともに吹き飛ぶウェルフィン
「化け物はどっちじゃい」
砂煙の中から現れたのは、ゼノ=ゾルディック、シルバ=ゾルディックの二人
「じいちゃん! 親父!」
二人の登場に1番驚いたのはキルアだった…
205 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/18(土) 10:37:12 ID:lYSbSiv0O
>>199 その点は心配することはないと思います
自分がこれから書こうとしてるものと
トうさんの過去に書いたものが仮にもし被っちゃうケースがあったとしても
自分は気にせず書いちゃうと思いますので…w
あと自分としては
「・こんな反則的に強い奴ら…
一体どうやって戦ったらいいんだ??
・伏線多すぎ…回収出来るのか??」
的な視点で書いてるところもあるので
さけてるとかそういうことはないと思います
206 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/18(土) 10:39:46 ID:lYSbSiv0O
あと前も言いましたが、王とピトーに関しては、
自分が以前に投下したものと丸被りしてしまう部分が多々あると思いますが…
その点は本当にご容赦下さい…
m(_ _)m
蟻の名前が変わった件についてはこれから?
触れるまでもないか。
208 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/18(土) 10:44:11 ID:dnO3Bgs0O
>>207 蟻の名前が変わったってなんのこっちゃ???
ハギャ→レオル等
210 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/18(土) 10:49:25 ID:qW6GbBzK0
嘘ばれが一番富樫に近いと思う
いい意味でも悪い意味でも
能力の説明いちいちしないとことか展開の先が読めないとことか
他のは、なんかまとまりすぎ
あくまで妄想スレなんだから別にいいじゃないか。
書き手の中傷ばかりするのはやめとけよ。書いてくれる人がいなくなる。
212 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/18(土) 11:04:35 ID:dnO3Bgs0O
>>210 流石にそれは微妙過ぎる
勘弁してくれ
てなのも沢山あったけどな
213 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/18(土) 11:42:39 ID:lYSbSiv0O
《中央庭園》ゴン・キルアVSピトー
《ゴン「あいつは…俺が倒す…!」》
キルア(ゴン…俺はお前を信じる…
だが…ヤバそうになったら…お前がどんなに拒絶しようとも…助っ人に行く!
だから負けるなよ…ゴン…お前一人で…あいつを倒してみせろ…!)
キルア「う…な、なんて強力なオーラ…汗」
瞬時に中央庭園から姿を消すキルア。
ピトー「ア〜ララ♪お仲間さん、君を置き去りにして逃げちゃったね〜♪
ま、大した殺気もオーラもアイツからは感じなかったし…正しい判断ってとこかニャ?
まぁ君を始末したら…どのみちお掃除されちゃうんだけどね〜?」
ゴン(キルア…俺一人に…やらせてくれるんだね…
ありがとう…)
ゴン「ジャン!ケン!」
ピトー「ハニャ?」
ゴン「パー…!!!」
ピトー「(…遅い…遅すぎるニャ…威力も弱い…)
あらよっと♪」
軽くよけるピトー。
そこへ炸裂するゴンのパンチ。
ゴン「グー…!!!」
ピトー(これまた軽いパンチ…う〜ん…つまらないニャ…)
軽くガードし、地面に着地するピトー。
ピトー「あの…退屈なんだけど…もっと何かニャイの?
なんか君…ツラそうだけど…」
ゴン「パー…!!!」
パーの反動で後方に移動し、ピトーと距離をおくゴン。
ピトーとゴンの間合いは、かなり離れたものとなった。
ゴン「ジャン!ケン!」
ピトー「ま〜たソレかニャ?
もういいや…殺しちゃうよ?」
214 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/18(土) 11:49:40 ID:lYSbSiv0O
《中央庭園》ゴンVSピトー
距離をおいて対峙する、ゴンとピトー。
この戦いにおいて、ピトーに不利な点をあえて挙げるとするならば…
自らのスピ−ドへの絶対的信頼も手伝って、
ピトーは高速移動攻撃をする際、
攻撃部位にオーラが集中し、
体を纏っているオーラの量が限りなく無防備に近くなる
…という点だった。
そして2つ目は、ピトーが戦いにおいて敗北を経験したことがないということ、
そしてゴンとピトーとの間の力の差があまりにもありすぎる、という点であった。
ピトーは基本的に自らは攻撃してこないか、
もしくは自分から仕掛ける際は、
自分の力を信じきって、
真っ向から攻撃を仕掛けてくる。
ゴンがピトーに、ほんの僅かでも勝機を見出そうとしたら…
上記の隙を突くしか、方法は無かった…。
215 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/18(土) 12:01:36 ID:lYSbSiv0O
《中央庭園》ゴンVSピトー
絶の状態で、物陰からゴンの様子をうかがうキルア
(ゴンは…ジャジャン拳を数回使ったが、グーとパーしか使わなかった…。
それも、攻撃範囲と威力の極めて小さいグーとパーを…
アイツは、ゴンがジャジャン拳のポーズを取った瞬間、
何のためらいもなく、
真っ向からゴンを狩りに仕掛けてくるだろう…
…その時が…最大のチャンス… !!
しかし…そのためには…
まずは…
俺の目でもほとんど見ることすら出来ない、
あいつの異常な速度の攻撃を避けなければならないんだ…!
……一体どうするつもりなんだ…ゴン…)
その時、ゴンを纏っていたオーラが消え、全てのオーラが手に集中した…
ゴン(とにかくまずは、あいつの攻撃をかわさなきゃ…全ての神経を…
それに…集中させるんだ…)
そしてゴンは…静かに瞳を閉じた。
キルア(バッ…あれはまるで…ギドと戦った時の…
し、正気かゴン……!)
216 :
中島:2007/08/18(土) 12:02:30 ID:6npzwY+R0
|ii||iii;;;i;;;;ii;iill|
|ii||iiii;;i;;;;ii;iill|.
|iii||iiii;;i;;;;ii;ill( ^o^)<ミーンミンミンミーン
|iii||ii;;i;;((Ol||/⌒ヽ<_
|ii||iii;;;i;;;iiYil/ / ハ ヽ
c-、ii__i;i/ / イ )
ヾ.__,、____,,/ /'"
|ii||iii;;;;;;ii_/ 〈
r'" ̄ ̄ ̄ ̄ , i
i ー--....,,,,___,,ノ、,,ノ
\ |ii||iiii;;i;;;;ii;iill|| /
ヽ|ii||ii;;i;;;;ii;iill|||'"
( ^o^)iii||ii;;;i;;;ii;;ii!||
"⌒ヽ.|ii||iii;;;i;;!iii!!i||
ハ ヽ ヽiii||iii;;i;;;ii;i!!||
', ',i;i__ii., -っ
ヽ,,___,、__./
〉 ヽ_ii||iii;;;;;;i|
! 、  ̄ ̄ ̄ ゙̄`Y
ヽ、 ,ヽ、___,,,,....--― !
\ |ii||iiii;;i;;;ii;!!ll|| /
ヽ!ii||ii;;i;;;i;iill|||'"
|ii||iii;;;i;;;;ii;;iill|
|ii||iii;;;i;;;;ii;;iill|
217 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/18(土) 12:14:02 ID:lYSbSiv0O
ゴン(カウンターの態勢を整えながら…全ての神経を…あいつの殺気へと…集中させる…!!)
ジャジャン拳のポーズをとって構えるゴン。
ピトー(…ま〜た性懲りもなくソレかニャ?まあいいや…
今…楽にしてあげるよ…)
(…来る!!)
手に集中させたオーラを一瞬でチーに変える態勢を整えながら、
ピトーの殺気に対して全神経を集中させるゴン。
(ヤツの攻撃をかわして…チーで…無防備な体を真っ二つにしてやる…!)
ピトー(…よっと♪)
ゴンに飛びかかるピトー。
ゴン(来た!!いまだ…!)
しかしピトーの爪が…瞬時にゴンの脇腹をえぐった…!
ゴン(…ぐっっ…!!?)
ゴン(か…かわしきれなかった…!!?脇腹を…えぐり取られた…!??…ぐっっ…!!
くそっ…だけど…チーのカウンターの…手応えは…あったぞ…!)
ピトー「グッ…!??」
ゴン(な…い、生きている…カウンターでの一刀両断…失敗した…!!?…クッ…)
キルア(ゴン…おそらくお前は、オーラがほとんど無防備な状態の体を
真っ二つにしてやりたかったんだろうが…かわされてしまったか…
だが…)
ピトーの体がオーラでほとんど防御されていなかったのもあるが…
ピトーの攻撃の際の異常なスピードが、逆にカウンターの威力を増すことに繋がったのも大きかった。
ピトーの左足の膝から下は、ゴンのチーによって切断されていた…。
キルア(!!…ま、まずい!は、早く助けに…
ゴンが…殺られる…!!)
>>乱
多分お前明日自分の書き込み見たら死にたくなるぞ
219 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/18(土) 12:19:44 ID:qW96N9XPO
荒れてきたニャ(ピトー風に)
221 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/18(土) 12:42:01 ID:lYSbSiv0O
《宮殿2階》ナックル・シュートVSユピー
両目の視界を奪われたユピーは、
翼を広げ、天井付近まで羽ばたき…
円で気配を探りながら、2人への攻撃を再び開始した…!
ナックル(クッソ…!上に飛ばれちまったら…俺は攻撃出来ねえ…!)
シュート(俺の身体と全く同じ…
3本の腕を宙に舞わせながら攻撃してくる…!
グ…俺の腕がお前の肉体を奪うのが先か…
俺に攻撃がヒットしてやられるのが先が…)
ナックル(シュート!…お前だけはなんとか…かわしきってくれ…!
今アイツに攻撃が出来るのは…お前しかいない…!
俺は…耐久性の低いお前のガード役に徹する…!!)
ユピーの攻撃をかばうように、
シュートの身を守るナックル。
1発…2発と防御しているナックルに
重たい拳がヒットする。
ナックル(ヤ、ヤバイぜ…も、もう持ちこたえられな…)
その瞬間…ユピーの攻撃が、シュートの後頭部にクリーンヒットした…!
シュート(ウグ!!?…こ…ここ…までか…)
ナックル「シ、シュート…!!!」
ユピー(片方のオーラが大幅に減退したようだな…へへ…一気に畳みかける!!)
ユピーの攻撃が、失神したシュートに次々と追い討ちをかける…!
シュート(ナックル…さよ…ならだ…)
シュートの心臓の鼓動が…止まった…。
ナックル「…シ…シュート…」
ユピー「ハァ…ハァ…ヘ、へへ…どうやら視界も…体のダメージも…回復したようだな…
ソイツが死んだおかげか?まぁいい…とどめだ…」
ユピーは上空から加速をつけてナックルを攻撃…
ナックルはかわしきれない。
意識の遠のいていくナックル…
ナックル(会長…済まねえ…こいつ…ハンパねぇわ……)
ユピーのとどめの一撃が…ナックルに直撃した。
222 :
ウソバレ師 ◆ZSF8Q6tXbc :2007/08/18(土) 12:55:31 ID:kGucleq0O
総帥様?
誰にも負けるなよ、コムギ。さらば…
最後にわだすの元に会いに来てくれたんですね。ありがとうございます…
場面変わり、警戒を続けるキルア。
お前、人間か?
今は、違う。
今は…て事は、やっぱ、蟻!
そう構えるな。やりあおうってわけじゃない。それより、質問に答えろよ?
協力する気はない!
そうか、残念だ…、
振り返り、立ち去ろうとするキメラアント。
そうそう…。
キルアに向かって何かを投げつける。
キャッチするキルア。中を覗くと、電話番号が書いてある。
オレはジャイロ。理想国家を建設し、王になる予定だ。女王のようなスマートじゃないやり方をする気はない。気が向いたら連絡をくれ。
立ち去るジャイロ。
アイツ…オーラも大した事ないし、多分、戦闘も素人。けど…なんだあの威圧感は!今のうちに始末するべきだったか…?クソ…
223 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/18(土) 13:04:40 ID:lYSbSiv0O
《中央庭園》ゴンVSピトー
ゴン(く…くそ…失敗…した…!)
片足を切断されたピトーから、血が滴り落ちる。
硬直していたキルアの体が、咄嗟に反応した。
身を隠していたキルアは再び中庭に降り、
ピトーをゴンと挟み撃ちにする位置に着地する。
ゴン「な…キルア…やめろ!これは俺1人の戦い…」
キルア「うるせえ…!」
(俺がゴンに1人で戦わせたのは…ゴンの気持ちを酌んでいたからだけじゃあない…
あのチーによるカウンター攻撃は、俺がいると成功率が大幅に下がってしまうからだ…
でも、今は違う…あのチーカウンターは、一度しか通用しない。それに…)
キルアの脳裏に、
父親に口癖のように言われていた言葉がよぎった。
『例え標的に決定打を与えても、決して油断するな…
むしろ、それはまだ…本当の闘いの始まりに過ぎないと思え…
手負いの獣の牙ほど…
鋭いものはないのだからな…』
224 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/18(土) 13:07:18 ID:lYSbSiv0O
作戦に失敗したとはいえ、ゴンがピトーに決定的な一撃を与えることが出来たのは、
ピトーとゴンの力の差があまりにも大きかったこと、
それゆえピトーのゴンに対する警戒心が無かったという点が大きかった。
実際、もしあの時ピトーが全身全霊を込めてゴンに攻撃を仕掛けていたならば、
ゴンはピトーにカウンターを決めることなど出来なかっただろう。
だが今のピトーは違う。
余興やゲームを楽しむ者の目ではなく、獲物を狩る獣の目をしている。
ザッ…
ピトーは…地面に両腕を付いた体勢へと構えを移行した。
ゴン(な……あの構えは…)
キルア(!チッ…そうか…猫は本来四足歩行の生き物…
ヤツは…別に歩けなくなったわけでも、走れなくなったわけでもない…
四つの足が、三つに減っただけの話…
しかも今のヤツは、さっきまでとは違い、常に本気で襲いかかってくるだろう…
…くそ…どうする…!?)
225 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/18(土) 13:44:29 ID:X0CzmwGkO
《旅団乱交編》はまだですか?
フィンクス「シャル、マジで頼むよ、一生のお願い」
シャル「仕方ないなぁ〜、あとでちゃんと金払えよ」
”ブラックボイス”
カルトにアンテナを刺すシャル
フィンクス「うほほ」
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
227 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/18(土) 14:11:03 ID:dnO3Bgs0O
ウソバレ師さんは、富樫っぽいというよりは、
板垣っぽい感じがする。
バキ読んでる時みたいな
228 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/18(土) 14:28:59 ID:lYSbSiv0O
《草原》モラウVSヂートゥ
モラウ(コイツは蝶々野郎の忠告のおかげで…
森の中に俺の仲間がまだ複数潜伏していると信じているはず…よし…)
煙を撒き、森の中に身を隠すモラウ。
ヂートゥ「ヘッ…そんな小細工に毎回俺が……」
森一面に撒いた煙で、
紫煙機兵隊を次々に作っていくモラウ。
ヂートゥ(!!森のあちこちから人間の動く音が……
やはりシャウさんの忠告通り…
お仲間が沢山いやがったようだな…グラサンの…グラサンのダンナは…どこだ…!)
ガサッ!
ヂートゥ「!!こっちか!」
後ろを振り返るヂートゥ。しかしそこにいたのは複数の紫煙機兵隊だった。
隙を突いて、ヂートゥの背後から迫り来るモラウ…!
ヂートゥ(!ッッ奴は後ろ…まだ間に合う…!クロウで反撃…)
背後のモラウに反撃した時、ヂートゥは異変に気がついた。
(!!煙…ニセ…モノ…!?)
ヂートゥの首には、煙のロープが巻き付けられていた…。
上の木の枝の中に隠れていたモラウ。
「お前なぁ…同じ手に二度も引っかかるなよ…
ま、今回使ったロープは前のとはちょいとベツモノだけどな…」
煙のロープが、ヂートゥの首を締め付けていく…。
……3度目の敗北…。
ヂートゥ「………」
「なぁ…俺は…どうやったら…お前に勝てる?」
モラウ「………」
229 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/18(土) 14:34:45 ID:lYSbSiv0O
ヂートゥ「俺は…お前よりも…はるかに速くて…力もあるはず…
なのになんで…なんでアンタには…勝てないんだ…?」
モラウ「…俺は…ハンターだから。」
ヂートゥ「!?」
モラウ「ハンターってのはな、常に自分の才の限界値…スペックをフルに使って戦うんだよ…
お前はただ口先だけ…何もなっちゃいねぇ…」
ヂートゥ「ハンター…ハンター…か…ハハ…いい名前だな…」
モラウ「あぁ??」
ヂートゥ「俺…ハンターになる…!」
モラウ「あぁ〜??お前、ハンターって何のことかわかって…」
ヂートゥ「そんで俺、お前みたいに強くなって…
いつかお前を…必ずぶっ倒す…!」
モラウ「プ…ププ…ハッハッハ……!!
幻獣ハンターが聞いたら爆笑モンだぜ…
ま、バケモンはハンターになっちゃいけねぇなんて決まりはねぇしな…」
煙のロープを解除するモラウ。
ヂートゥ「え?アレ?オッサン逃がしてくれんの?」
モラウ(…コイツ…ホンットに後先なんにも考えねぇで喋るヤツだな…)
「お前はもう、王の手下でも何でもねぇんだろ?
行ってこいよ…一人前のハンターになるためによ…
そしたらそん時はもう一度相手をしてや…」
ヂートゥ「サンキューオッサン!!
俺、必ずハンターになって…いつかお前を超えてみせっから…じゃあな…!」
モラウ「オ、オイ!まだ話の途中…行っちまった…
アイツ…一体どこまでわかってんのか?」
(…ヘヘ…しっかしアイツ…昔の俺にソックリだな…
バカで単純素直で…一つのことに夢中になると、まるで周りが見えなくなっちまう…
俺も昔…師匠にケンカ売って飛び出したりしたっけな…
ヘ…なんつぅか…メチャメチャデキのわりぃ弟子を持っちまった気分だぜ…)
(ク…それにしても俺の体…もう…限界が近いな…グ…)
《王座の間》
プフ「王…ご、ご無事ですか…!
な…こ、これは…!??」
230 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/18(土) 14:47:26 ID:wxtBLecjO
乱さんいいな
231 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/18(土) 15:04:34 ID:3cT8pN/L0
一年以上休んでるからな書き溜めてるだろう。虫編はもう完結してるとみたよ
考え甘い?www
>>231 そう思いたいけど何せ冨樫だからな。
常に最悪のケースを想定してる
233 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/18(土) 16:35:06 ID:wxtBLecjO
>>227 確かにバキっぽいかも。
王がほとんど何にもせずあぼーんとか、
バキのラスボスアライJr戦の金的決着を思い出した。
最悪のケース=FF?でネトゲ廃人
235 :
ウソバレ師 ◆ZSF8Q6tXbc :2007/08/18(土) 17:31:35 ID:kGucleq0O
総帥様?
誰にも負けるなよ、コムギ。さらば…
最後にわだすの元に会いに来てくれたんですね。ありがとうございます…
場面変わり、警戒を続けるキルア。
お前、人間か?
今は、違う。
今は…て事は、やっぱ、蟻!
そう構えるな。やりあおうってわけじゃない。それより、質問に答えろよ?
協力する気はない!
そうか、残念だ…、
振り返り、立ち去ろうとするキメラアント。
そうそう…。
キルアに向かって何かを投げつける。
キャッチするキルア。中を覗くと、電話番号が書いてある。
オレはジャイロ。理想国家を建設し、王になる予定だ。女王のようなスマートじゃないやり方をする気はない。気が向いたら連絡をくれ。
立ち去るジャイロ。
アイツ…オーラも大した事ないし、多分、戦闘も素人。けど…なんだあの威圧感は!今のうちに始末するべきだったか…?クソ…
場面変わり、3日後。
ベッドに体育座りのゴン。相変わらず塞ぎこんでいる模様。部屋をノックする音。返事を待たず部屋へ入るナックル。
ゴン、客人だ。
よっ。久々だな。
ゴンの驚く表情。
レオリオ!
場面変わり、本を読むクロロ。入り口を開けるヒソカ。
ただいま。いい物見つけてきたよ。
236 :
ウソバレ師 ◆ZSF8Q6tXbc :2007/08/18(土) 17:33:04 ID:kGucleq0O
バトル描写は苦手です。ごめんなさい…。
237 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/18(土) 17:47:39 ID:4cuPKv740
ハンターハンター連載再開!の
>>388って
どうやって見るんですか?
あまり詳しくないので…。
238 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/18(土) 18:14:12 ID:dnO3Bgs0O
Keywordに「sage」
って入れると
ダウンロード画面になる。
でも今の時間だと、回数制限とかでダウンロード出来ないみたいだね。
しかしやっぱり、
未収録分読んでからこのスレ見た方が面白いわ。
ヂートゥが凄いイイヤツに見えたりw
239 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/18(土) 18:17:26 ID:4cuPKv740
やっぱり…。
その回数制限とやらで出来ませんね…。
何時くらいがいいんでしょうか。
240 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/18(土) 18:19:13 ID:dnO3Bgs0O
ダウンロード出来なかった場合、
次回のダウンロード時刻が表示されるはず。
待つしかないね。
しかし厄介なウプロダだw
ウソバレ師さんのストーリー全部読ませてもらいました
最高でした 絵が頭の中で想像出来る
242 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/18(土) 18:46:04 ID:4cuPKv740
あっ出来ました
ありがとうございます
243 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/18(土) 18:49:55 ID:dnO3Bgs0O
>>242 オメデd
個人的に乱さんの作品は、
未収録分を読んでからの方がより面白い
244 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/18(土) 19:58:57 ID:06j+uduB0
全部最高!!
245 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/18(土) 20:06:55 ID:dnO3Bgs0O
禿同!!!
246 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/18(土) 20:07:58 ID:lYSbSiv0O
《王座の間》
プフ(な…こ…この状況は…あ…あの男は一体…!?
あ、あの王が…戦いで…押されている…!?)
「お…王…加勢を!!」
王「プフ…!お前は隣室のコムギの護衛に当たれ…!!」
プフ「し、しかし…!!」
王「お前がいても邪魔なだけ…ゆけ!!」
プフ「はっ…」
(王…自らの身よりも人間の娘を気遣うとは…
あ…あぁ…私は…私は一体…どうしたら…)
プフは苦悶しながら王座の間を後にした…。
《中央庭園》ゴン・キルアVSピトー
ゴン「やめろキルア…!こいつは…俺1人で倒す…!」
キルア(今のアイツはさっきまでとは違う…
今、ゴンがアイツと戦ったら…ゴンは…ゴンは確実に…)
キルアの脳裏に、様々な言葉がよぎる。
《キルア…あんたはいつか、ゴンを見殺しにする…!》
《自分より…強い相手とは戦うな…》
《カッカッカ…!まだそっちのボーズの方が見込みがあるってなもんだな…》
《キルア…仲間を絶対に見捨てるな…約束だ…》
《ああ…父さん…》
(俺は…カイトを置いて逃げた…そして…カイトは…
もう…俺は……)
247 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/18(土) 20:11:42 ID:lYSbSiv0O
キルア(俺がいま、ゴンのためにしてやれることは1つ……
ゴン…今まで…楽しかった…勝てよ…ゴン…)
消え入るような虚ろな表情を浮かべながら…
オーラの量を極端に減らした状態で、
ヨーヨーを回し、
ピトーの注意を引き付けるキルア。
ピトー(アイツ…ジャマだ…しかし、あのオーラの量…タダのザコ…まずは…アイツを…始末…)
最初と違い、強い警戒心を働かせるようになっていた今のピトーは、
最も合理的な選択をした…。
キルア(よし…来たな…)
ピトーの異常なまでのスピ−ドを支えていたのは、
極限にまで発達した太腿のバネと、その反動に耐えうる強固な膝下から構成されていた2本の脚であった。
4足歩行が可能であるとはいえ、スピ−ドの要になっていた両脚の片方を失ったピトーの移動速度は、大幅に減退していた。
しかし、それでもなお、キルアがこれまで出会ってきたどんな相手をも
上回る速度であることには変わりはなかったのだが…。
キルア(クッ…速い…でも…見える!…よし…)
ピトー(…シィッ!!)
ズボッ!
キルア(…!!!…)
ピトーの腕が…
キルアの腹部を鋭く貫通した…。
248 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/18(土) 20:14:14 ID:lYSbSiv0O
《宮殿二階》ナックル・シュートVSユピー
冷たい体で横たわるシュート。
ユピーのとどめの一撃が…
ナックルに直撃していた…。
ナックル(…終わっ……た……)
??
…まだ意識が
…残っている…??
ユピー(なんだ…この手応えは…?)
ユピーの肩にいたポックリンは…
トリタテンに姿を変えていた…!
戦闘開始から…いつの間にか7分が経過していたのだ…
ナックル(ハ…ハハ…俺に…とどめの一撃を入れる直前…
ヤツの体は…『絶』になっていたって…ことか…
ヘ…ヘヘ…まさに…万死に一生…ってやつか…)
ユピー「なんだなんだ!?一体何が起きやがった!?
か、体に…力が入らねえ…!?」
ナックル「アンタはこれから1ヶ月間…強制的に『絶』の状態だ…」
ユピー「ふ、ふざけるな…」
ユピーのパンチをガードし…
ナックルは、オーラで全くガードされていないユピーのボディに…パンチを連打しまくる…!
ユピー「アガハッ…バ…バカな…こ…こんな…こんなことが…
こ、この俺様が…人間……ごとき……に……ゲハァッ……」
ユピーはその場に倒れ込み…やがて…動かなくなった…。
ナックル「……お…終わっ……た……
……シュート……」
打ち倒したユピーをよそに…
ナックルは、息絶えたシュートの前にうずくまり…
止まらない涙を流し続けた…
249 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/18(土) 21:06:30 ID:cFjp4oTYO
すんごい、面白い!!! スレが若干荒れたときは驚いたが。
250 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/18(土) 21:11:55 ID:wxtBLecjO
乱さん面白い!
おもしれーw
携帯厨死ねよ
253 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/18(土) 23:49:57 ID:dnO3Bgs0O
(俺もだが汗、)
トうさん
ウソさん
乱さん
キャス兄さん
荒らし(?)さん
全員が携帯な件
254 :
ウソバレ師 ◆ZSF8Q6tXbc :2007/08/18(土) 23:50:47 ID:kGucleq0O
いい物?
ヒソカの脇からそっと顔を出すヒリン。
除念のできる蟻。
!!!
さあ、始めるんだ。
横たわるヒリン。獏が現れる。しかし、クロロのまわりをウロウロするだけ。ほどなくして、獏が消え、ヒリンが目を覚ます。
どういう事?
やっぱり…話を聞いてなんとなくそんな気がしてた…。たぶん僕の念喰い獏は、体の外にある念しか消せない…。
笑顔の消えるヒソカ。
また、期待外れ、か…
ヒリンを踏み潰すヒソカ。
役に立たない害虫は、さっさと始末しなきゃね。
場面変わり、ゴンとレオリオ。レオリオはゴンに近付き、無言で頬を叩く。
ずいぶん腑抜けたな。オイ。
…。
もう、オレの平手なんざ、蚊が刺したぐらいにしか感じねーのか?
さらに逆の頬を平手で打ち付ける。
お前、オヤジさん探して旅してるんだろ?目標が増えただけだろーが。オヤジさんも、キルアも探して見つけだせばいいだけの話だろーが!
…。
相変わらずダンマリ、か…。腑抜けにこれ以上話す事はねー。じゃーな。
踵を返し、部屋から出ようとするレオリオ。
レオリオ!!!
レオリオの歩みが止まる。
なんでここに?
この辺にゃ、蟻に襲われた怪我人が山程いる。患者の数と医者の数が全然合わねーって話を聞いていてもたってもいられなくなってな。おかげで医者になる夢は一年延期だ。
そうか、夢に向かって頑張ってるんだね。
ゴン、お前はオレの大切な連れだ。あんまいつまでも落ち込むなよ?
255 :
ウソバレ師 ◆ZSF8Q6tXbc :2007/08/19(日) 00:04:19 ID:j8uhUB9bO
ナックルと廊下を歩くレオリオ。
すまん。恩に切る。
いいって事よ。今のゴンには、いい薬だ。
しかし、ビックリしたぜ。キメラアントを繊滅させたのがまさかゴンとキルアとはな。
いや、正確にはゴンは何もしてない。オレもだが。カイトを救えなかった事と、カイトの仇を打てなかった事、さらにその事によってキルアまで失った、という事実が、ゴンを縛ってるんだろうな…。こればかりは、ゴンの立ち直りを待つしかない。
ああ、精神科は管轄外だしな…。
場面変わり、ヒソカとクロロ。
さて、僕はそろそろ行くよ。
ああ。
隠居生活、楽しんで。
小屋を出て、森の中を歩くヒソカ。ヒソカの携帯が鳴る。ディスプレイには『クラピカ』
もしもし。
ヒソカか。近くに団長がいるのか。
いないよ?何でだい?
団長の念を外してもいい。ただし、条件付きでな。団長が近くにいる時に、また連絡をくれ。
電話を切るクラピカ。ディスプレイを見つめ、不気味な笑顔のヒソカ。踵を返し、来た道を戻る。小屋のドアを開ける。
クロロ、いるかい?
しかし小屋の中はもぬけの殻。荷物もなくなっている。
また、空振りか。
256 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/19(日) 00:06:14 ID:kGucleq0O
では皆さん、おやすみなさい
携帯より愛をこめて
257 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/19(日) 01:25:12 ID:2DjFKHlyO
ピトーの腕が、キルアの腹部を鋭く貫通した…。
キルア(視神経に電気を直結…相手が身体に触れる直前…
コンマ速く身体を動かし反撃…『神速(カンムル)』…
しかし…このケース…攻撃をかわしてしまっては…相手に致命打は…与えられない…)
ピトー(!??首を狙ったつもりが…腹に…!?よけられた!??)
-回想-
ゼノ『キルアよ…我々ゾルディック家は、自らの命よりも、使命を優先させなければならん…
仕事上、己より強い相手と戦わねばならぬ時もある…
勝ち目のない局面に追い込まれることも…
そんな時は…己の命を武器化するのじゃ…』
盗み聴きをしているイルミ(あ〜あ、じいさんったら、ま〜たキルアにあんなこと吹き込んじゃって…
まったく仕方ないな…ここは1つ…キルアをのアタマを少しイジっておくか…)
キルア(…へ…ざ、ざまあみろ…)
ズビッ!
電流を帯びたキルアのヨーヨーが、ピトーを直撃した。
キルア(獣に最も隙が出来るのは…獲物を狩る、その瞬間…
…今の俺に出来ることは、これだけだ…後は頼んだぜ…
お別れだ…さよなら…ゴン…)
キルアの全てのオーラが込められた電流を浴びたピトーは、
一瞬体を動かすことが出来なくなった…。
ゴン「…うわぁああああ!!!!」
ゴンのオーラが凝縮された渾身の一撃が…
ピトーに放たれた…!
258 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/19(日) 01:27:31 ID:2DjFKHlyO
オーラが凝縮されたゴンのパンチをまともに喰らったピトー。
しかし、ピトーにはまだ僅かに意識が残っていた。
ピトー(…グ…体が……動かない…ニャ…次に…大きな一撃がくる…
…まずい…壁を…防壁を作らなきゃ…
この庭のこの位置…真下は確かあの実験地下室…よし…間に合ってくれだニャ…)
ゴン(…この一撃で…終わりだ…!!!)
「ジャン…! ケン…!!」
「グー…!!!!」
しかしゴンの拳は、ピトーに当たる前に止まってしまった。
ゴン(!!!?壊れたマネキン!?
…いや…あれは…あの…人?…は…!?)
その女性…パームは、原型の分からぬほど変わり果てた姿で…
ピトーをかばうように、ゴンの前に静かに立ちふさがっていた…。
変わり果てたパームの姿。
長かった頭髪は見る影もなく、頭皮が剥き出しになっている。
頭部には、頭蓋骨を切開されたような跡が、生々しく残っている。
手足の爪は全て剥がされ、健は切断され、
全裸の肉体には数え切れない傷跡、火傷の跡…
まるで壊れた人形のようになってしまった彼女は今、皮肉なことにも、
自分を陵辱し、心も体も壊してしまったその張本人を、
全身全霊を込めて守りぬこうとしていた…。
259 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/19(日) 01:29:10 ID:2DjFKHlyO
ゴン「……パームに…パームに何をした…!!」
ピトー「あぁ、パームっていうのコレ?コレがどういうわけか…
どこをどういじくってみても、
まるでな〜んにも喋らないもんだから、困ってたんだけどね…
ある日いきなり『ごん』だの『のぶ』だの連呼するようになったもんだから、
試しに壁代わりに使ってみたんだけど…どうやら効果はあったみたいだニャ…
処分しないどいてよかったニャ〜…」
ゴン「……お前…だけは……絶対に…許さ…ない……!!!!
うわぁああああ!!!」
あらゆる角度からピトーに攻撃を加えようとするゴン。
しかしゴンが攻撃しようとすると、パームが素早くそれに反応し、ピトーをガードしてくる。
ゴンは、ピトーに対して手が出せない状態が続いた…
ゴン(…ク…!このままじゃ…やつに攻撃が出来ない…!)
ピトー(ふぅ…ようやく…体が…動くように…なって…きたニャ…
よし…反撃……開始…だニャ…)
ピトーはひざまずいていた姿勢から静かに立ち上がり、両手を地面につけ、攻撃の体勢を整えた…
ゴン(!…パームを避けながらピトーだけに攻撃するのは不可能…
ここで今、パームとピトーが同時に襲ってきたら…
俺は…相手の攻撃をよけることしか出来なくなる…!
くそ…一体…どうすれば…)
260 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/19(日) 01:31:16 ID:2DjFKHlyO
《王座の間》ネテロVS王
ネテロ(ワシの体は今、強制的に肉体を全盛期の頃にと変異させてしまっている…)
「今ここにいるワシは…本当の自分ではない。
今そこにいるお主は…本当の自分なのか?
…お主の心の奥にある、統合され得ぬ意思…
お主は一体何を求めておる?」
王「余は…王…」
ネテロ「そんなものはただの記号に過ぎぬ…。名前も無いとはの…
暗い井戸の底…何も持たぬ哀れなる赤子…
といったところか…?」
王「……だまれ……っ」
ネテロ(奴は心の奥に、どこか迷いが…弱さがある…
舌戦でそこを突き…動きを掻き乱す…!)
《中央庭園》ゴンVSピトー
ゴン(あいつとパームとが、同時に襲いかかってきたら…
パームにだけ攻撃が当たらないようにして戦うなんて…
……無理だ……)
ゴンはうつむいたあと、決意を固めたような鋭い眼差しで、
涙を含んだ目でパームを見つめた。
変わり果てたパームの姿。
ゴンは両手にオーラを集中させ、攻撃の体勢を整えながら、
静かに呟いた…
「パームさん…ごめん…」
261 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/19(日) 02:00:05 ID:2DjFKHlyO
《草原にグッタリと倒れ込んでいるモラウ》そこへ1人の男が…
ノヴ「…ボロボロですね…」
モラウ「……いつかのお前さんよりは…遥かにマシだがな…」
ノヴ「四次元マンション外で、遠隔装置の合図を確認しましたよ…。
最初に点滅していたのは黄色いランプ…
『護衛軍を引き離し戦力分散に成功、
各個撃破の態勢に移行した』
とのサインだった。
しかし先ほどあなたが送った信号で点滅していたのは…紫のランプ…。
これが意味するものは…『護衛軍を一匹逃がした』…。
王の元へと行ったのですか?」
モラウ「察しがいいな…」
ノヴ「……私が…向かおう…」
モラウ「!?…オイオイ…」
ノヴ「伝達装置の合図によれば…戦力分散による足止めに失敗したのは…
モラウ…あなただけ…
いま宮殿内に侵入しても…王と護衛軍達の中、自由な身でいられるのは…
恐らくあなたが逃がした一匹のみ…
…あの時ほどの恐怖はない…」
モラウ(チッ…極めて合理的で的確…かつサイコーに腹の立つ理論だな…)
「…しかし気ィつけろよ…ヤツは一定の間合いに入ると…『心を読まれる』可能性がある…」
ノヴ「まったく…『心を無にする』…精神操作の鍛錬の基本事項ですよ?
いまだに修得出来ないあなたに問題がある…
その程度のことが出来ない私ではありませんよ…」
モラウ(……ったく…イチイチ一言多い野郎だぜ…)
「……足止めに失敗した責任…それなりに取らせてもらうつもりだ…
俺も行かせてもらうぜ…」
ノヴ(…ボロボロの体で、まったく…
まぁ止めても無駄でしょうが…)
モラウ「ところで…となりにいるヤツは誰だ?」
ノヴ「ハンター会稀に見る希少な念能力者…
この戦い…多いに役立ってくれるでしょう…」
262 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/19(日) 02:09:32 ID:2DjFKHlyO
《中央庭園》ゴンVSピトー
ゴン(パームさん…ごめん…)
ゴンは決意を固めたと同時に、静かに両目を閉ざした…
ゴンの瞳からは、微かに涙が零れていた…。
神経を、
右手と左手に、
別々に集中させるゴン…。
(左手に…
パー…。
右手に…
グー…。)
ゴン「(左手で…)パー…!!」
パームめがけて、高速の念弾が放たれた。
パームの全身傷ついた体は、まるで計算されたかのように、
ピトーへとめがけて高速で吹き飛ばされた…!
ピトー(!!??何の迷いもなく…いきなりこの娘を…!?…これは…まるで計算外…
どうする…娘を操作…間に合わない…この角度…上空へ…よける…!)
ピトーがよけたその先にあったものは、ゴンの拳だった。
ゴンは、全てを計算に入れていたのだった…。
ゴン「(右手で…)グー…!!!」
とっさにかわそうとするピトー。顔面への直撃はかわしたが、
ゴンのグーは、ピトーの顎を激しく殴打した。
ピトー(…!!!??)
一瞬動きの止まるピトー。
ゴン「あいこで…
チ ーーー ! ! ! ! 」
ゴンが地面に着地した時……
その場に立っていた者は………
ゴン、
ただ1人だった…。
『勝利』…まだその言葉をゴンは実感出来ずにいたが…
長かった戦いに…
今静かに、終止符が打たれようとしていた…。
263 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/19(日) 02:13:18 ID:2DjFKHlyO
《宮殿内》
ノヴ「『円』…強大なオーラが単体で留まっている場所…
3階の…王の間の隣…!」
モラウ「…了解した…俺は行かせてもらう…止めるなよ…」
ノヴ(…モラウ……)
《宮殿三階》
モラウ(『絶』…王の間…扉が少し開いている…
この中で王と会長が戦っている…か…
王の姿をこの目で…!…あれが…王…か…)
《王座の間 隣室》
プフ(娘…熟睡している…どうする…王をこのまま置き去りには…)
隣室付近に構えるモラウ。
モラウ(今の俺の力は…マックスの2割程度…全てを…出し切る…!!)
部屋の前を煙が包み込む…
プフ(!!!…異変…敵…!??)
ドアを開けたプフの前に立っていたのは…王だった…!
プフ(!!!?王!??…いや…明らかに違う…!!??
それに…あの時と全く同じ『心の声』が聞こえる…
これは…あの時と同じ…作り物…!!)
「ッッ…これ以上王を汚す行為…断じて許さぬ…!!!」
具現化してあったヴァイオリンを奏でるプフ…!
(『狂想曲第9番』…!
…蝶が花の蜜を吸いとり、奪うように…
相手のオーラを…このヴァイオリンが吸いとり、奪い尽くす…!!)
モラウ(!!?これは…念が…オーラが…吸い取られていく…!??
残り2割のオーラ…『ゼロ』…!??
も、もう…煙も…念すらも…全く出せねぇぞ…!!…ク…)
プフ「…シュッ!…」
念で強化された、
蝶の口の先端のような鋭利なヴァイオリンの弓が…
剣のように…
モラウの心臓を突き抜いた…
264 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/19(日) 02:17:08 ID:2DjFKHlyO
ゴンの周りに横たわる者達。
その光景は、
『勝利』
という言葉の持つ輝かしい響きからは
およそかけ離れた…
凄惨なものだった。
ピトーに抉り取られた脇腹に、
そっと手を当てるゴン。
辺りに立ちこめる異臭が、
ゴンの中に様々な思いを駆け巡らせる。
ゴン(…ウッ……)
ピトーとの戦いで、念も集中力も大量に消耗し、
既に限界が近くなっていたゴン。
彼はそのままその身を投げ出し…
倒れ込んだ。
次第に意識が遠くなっていくゴン。
ゴン(…倒した…よ…
…これで…もう…)
その時…
あちこちに散らばっていたピトーの肉片が、
静かに脈動を始めた…
265 :
低所得者:2007/08/19(日) 09:26:38 ID:bnhitjj+0
トうガらシ先生、ウソバレ師先生、乱先生
皆様本当に腰が低いですね。
批判・中傷に対しても真摯に受け入れられる姿勢、心から尊敬いたします。
266 :
ウソバレ師 ◆ZSF8Q6tXbc :2007/08/19(日) 09:38:59 ID:j8uhUB9bO
携帯を取出すヒソカ。
クロロかい?君の念を封じた張本人から、君の念を外してもいいという申し出を受けた。
…何?
今、どこにいる?
場面変わり、クロロを連れてクラピカと合流するヒソカ。
連れてきたよ。
クロロ・ルシルフル。どうだ?念を封じられた気分は?虐げられる者の気持ちが少しは理解できたか?
…。
相変わらず、か。まあいい。お前にかけた念を外そう。条件付きでな。
条件とは?
3つ!1つ、ネオン・ノストラードから奪った念を本人へ返す事。2つ、解除後すぐにヒソカとの勝負に応じる事。3つ、これはヒソカへの条件だ。
何?
もしお前が決闘の勝利者となった場合、止めを私に任せる事…。
無言のまま見つめあう三者。
僕はそれで構わないよ。
クロロは?
…悪いが、その条件には応じれない。
!!!…なぜだ。
あの娘の予言は、旅団にとって大きなプラスとなる。超レアな能力だ。その能力を引き換えにしてまで別にお前に念を外してもらう必要はないさ。オレは自分で除念師を探す。
クロロ…ワガママはいけないなぁ。僕もうかなりイライラしててさ、これ以上我慢できないんだよね。もしこの取引に応じないのであれば今すぐ君を殺すよ?
勝手にしろ。オレは毎日を一秒一秒を死と向き合って生きている。お前に殺されるなら、それがオレの運命…。
睨み合う三者。何かを考えるクラピカ。おもむろに右手を差し出す。
よかろう。そこまで言うなら。今、お前の心臓の鎖を解除した。
蟻編妄想完結して、どんどん拡大中。
まぁ面白ければいい。みんながんばれ〜
268 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/19(日) 11:16:01 ID:6jUpqBw+O
エロいの欲しい
269 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/19(日) 11:19:56 ID:qQ7ceiuiO
無理だろ
271 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/19(日) 12:10:06 ID:QDpZqlNW0
蟻編の妄想簡潔じゃねーの?蟻編終わってんのになんでまだ書いてんの?ばかなの?
272 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/19(日) 12:23:23 ID:+jZxITrlO
乱さん上手いなぁ…
273 :
ウソバレ師 ◆ZSF8Q6tXbc :2007/08/19(日) 12:40:12 ID:j8uhUB9bO
クラピカを睨むクロロ。
どういう事だ?
聞いての通りだ。今、お前の念を解除した。もうお前は自由だ。
(何を考えている?本当に鎖は解除されたのか?しかし、証拠がない。
ヤツの思惑に乗って念を使った瞬間、心臓を貫かれるのか?いや、それは無い。ヤツは取引の条件にあの娘の念解放とヒソカとの決闘を提示した。と、なるとオレがそのまま絶命させるだけのメリットはないはず。…真実か?)
クロロの顔面にヒソカの蹴りがヒット。吹っ飛ぶクロロ。
どうしたの?ガードしなきゃ。
クロロに近付くヒソカ。
どうした?自由に念を使えばいいんだぞ?例え、私の話がブラフだとしても、死は常に隣り合わせにあるんだろ?
(ヒソカになぶり殺されるか、念の刄に心臓を貫かれるか、2つに1つか…。)フッ。いいだろう、オレの負けだ。あの娘の念を解放しよう。
歩みを止めるヒソカ。微笑むクラピカ。
解った。では、鎖を外そう。
手をかざすクラピカ。
今、お前の胸の鎖にかかっている制約を『5分以内にネオン・ノストラードに念を返さなければ刄が心臓を貫く』に書き替えた。さあ、今すぐ解放するんだ。
個人的にウソバレ師の話が好きだ。
乱氏のは説明ったらっくてな。
つうかキルアあぼん(実は生きてるが)→ゴン覚醒ピトーフルボッコって流ればっかだな。
荒らしてる訳じゃない。それだけ期待してるんだ、ここの妄想人たちには。
276 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/19(日) 13:07:45 ID:LXGCg0Mq0
>>273 は、はやくっ
おねがい・・・・じらさないで・・・・
ちゃんと最後までして!
277 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/19(日) 13:21:09 ID:+jZxITrlO
皆が予想しているであろう
「ゴン覚醒イベント」
みたいなのをあえて全く無しでいくところが
乱さんのいいところ
囮のパームを逆に利用して攻撃とか、
妙に生々しいw
個人的にはピトー戦は乱さんのが好きだなぁ
てか、23巻みたいなバトルとかを
字だけでやろうとしたら、そりゃ説明っぽくなるのもしゃあないわな
バトルをノリで端的に流すんだったら別だが…
278 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/19(日) 13:32:19 ID:W1d/xtjJO
書き直しすぎわけわかんねんだよ、乱さんの
やっぱおまえらが書くと同人誌読んでるみたいで気持ち悪くなるわ
>>278 それ同意、あとやっぱ文章がなー話は面白いと思うんだが
281 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/19(日) 14:20:47 ID:2DjFKHlyO
《王座の間隣室》
プフに心臓を射抜かれたモラウ…。
モラウ(ヘ…計算が…ちょいと狂っちまったな…
…死は…覚悟…して…いたけどよ……)
プフ「王を汚した罪人…召されるがいい……」
ズォッ!!!
プフ(!!!……!?!?背後から……
斬撃…!!??ま、まずい…!??)
プフの背後にいたのは…
ノヴだった…!
ノヴ(『四次元刀』…
…あなたの羽…
奪わせていただきましたよ…)
282 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/19(日) 14:26:18 ID:2DjFKHlyO
プフはとっさにノヴを攻撃しようとするが…
ノヴは四次元マンションを作り、瞬時に退避した…
ノヴ(…ヤツの『心の声を読む能力』を、
逆手に取った作戦…
私は『絶』を使い、心を『無』にしてモラウの付近に待機…
モラウの煙幕を使った攻撃で、相手の目をくらませ…
さらにモラウの『声の声』を聞かせ…
相手に『敵は1人だ』と完全に思い込ませる…
『絶』をつかい、さらに心を『無』にした私は、
瞬時にヤツの背後に回り込み…
『四次元刀』で倒す…
これが当初の作戦だった…
しかし…ヤツの
『念を吸い取る能力』
のせいで、
私が『四次元刀』を出すまでに、
わずかに時間を要してしまった…
結果…モラウは死傷……
護衛兵からは、羽を奪うことしか出来なかった……
モラウ…済まない…)
プフ(羽が…羽が…奪われた…
空を飛べない自分など…もはや生きる意味はない…
死のう…自らの手で…)
283 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/19(日) 14:58:45 ID:2DjFKHlyO
プフ(死を……)
喉元に弓を突き立てるプフ…。
プフ(いや…ここで死んで…どうする…
私には…まだ王が……
しかし…美を捨て去ってまで生き長らえる苦痛…あまりにも耐え難い…
あぁ…私は…私は一体どうすれば…!?
私には、『王』こそが全て…
いやそれ以上に…
私には、『美』こそが全て…
いや…
あ…あぁ…!
またしても終わりのない思考の迷宮に…!!
…まさしく…無限に連なる…悪夢の…迷宮…
この…地獄へと堕としたあの男……
彼だけは…生かしておくわけには…
いかない…
彼を殺そう……
そして…私も……)
284 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/19(日) 15:19:50 ID:VPk1wlnBO
前にも述べたようにトうガらシの作品はすでに糞と化したがここにきて乱ももう潮時だな。
まわりからいろいろ言われてなかば意地になって自分の文体を崩さないでやっているが、やはりどこかで限界が来てるのか最近はつまらなさが目立って来たな。意地はってないで、最低限今のを維持しろよ。これ以上つまらなくしたらただのカスだ。
華麗にスルー
286 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/19(日) 15:24:46 ID:JgGxuz9M0
ただ単にカスだの糞だの具体的に指摘出来ないなら、いちいちレスしなくていいよ無意味だから。
てめーの日記帳にでも書いてろ
287 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/19(日) 15:25:13 ID:/8gGM1ZHO
>>284きめぇ。
つまらなくなったかどうかは個人々の問題だろ。
お前がそう感じるなら何も言わずに見るなよ。
レス追加されて見にくる度お前みたいな阿呆がいると萎えるんだよ。
お前のくだらん批評なんて見にきてるわけじゃないんだから、胸にしまってROMってろや。
288 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/19(日) 15:27:32 ID:MEli3DJTO
↑お前がカスだよwww暑さで頭イったか?ワロスwww(゚Д゚)イケナイ夏厨乙www
289 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/19(日) 15:30:58 ID:2DjFKHlyO
《宮殿二階》
ナックル(う…こ、ここは一体…)
「よぉ…カラダは回復したかい?」
ナックル「お…お前は……」
「俺は…レオリオというモンだ。
まだまだ未熟モノだが…
負傷者の回復係として…ノヴって兄さんから呼ばれてやってきた…
お前くらいの傷なら治せるんだが…
……となりにいるヤツは……もう…」
ナックル「…あぁ…わかってる…すまねぇな…」
レオリオ「ノヴさんが呼んでいたぜ…
宮殿の外に早く来い…と…」
ナックル「わかった…お前は…レオリオは…」
レオリオ「俺は宮殿内を敵に見つからねぇようにしながら…
負傷者を探すことに専念する…元気でな…」
ナックル「あぁ…サンキュー…レオリオ…
(…シュート…俺だけ生き残っちまって…済まねえ……シュート…)」
《宮殿外 草原》
ノヴ(羽のヤツは…
必ず俺を倒しにやってくる…
「彼」には既に一式の道具を渡し…後方に待機させてある…
あとは待つのみ…
モラウ…あなたの死…無駄にはしませんよ…)
プフ(あの男を…必ず…この手で…)
290 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/19(日) 15:34:25 ID:qQ7ceiuiO
荒らしはスルーで
>>282はプフの特徴捉えてて面白いと思ったの俺だけか?
あと、とうさんにしても嘘バレ師さんにしても読んでて面白いと思うのは俺だけか?
291 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/19(日) 15:45:21 ID:VPk1wlnBO
>>284 つーか俺と同意見すぎてワラタw
りに適った指摘だな。
だから嘘バレにあとは期待だな。
よけいなカスどもはもう書くな。
ちょwww
294 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/19(日) 15:55:46 ID:/8gGM1ZHO
自演乙
297 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/19(日) 16:01:36 ID:qQ7ceiuiO
宿題が終わらなくてイライラしてるのですよ!ただそれだけのこと……
めちゃ自演にウケたWww 名自演賞あげるよ
こんなベタな自演するから、コーヒー吹いてこぼしちゃったよ
顔真っ赤にしてるだろうなwwwつうかほんと久しぶりに純粋な自演を見た俺たちは勝ち組wwwww
301 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/19(日) 16:11:24 ID:qQ7ceiuiO
そりゃ同意見だろうよ
VPk1wlnBOくんwww
302 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/19(日) 16:14:30 ID:VPk1wlnBO
ヒント 縦読み。
暑いから仕方ないよね。
303 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/19(日) 16:16:19 ID:jqhZDwKDO
言い訳するなよWww
苦い言い逃れだな(笑)
305 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/19(日) 16:21:51 ID:/8gGM1ZHO
ヤられたwww
真に恥ずかしいのは俺たちって訳かwww
ハハハハハハハハハハハハ(゜∀°)ハハハハハハハハハハハハ
>>291縦読み
「つタりだだよく」w
つじつま合わせヤフーイww
ID:7t+dslhi0
ID:/8gGM1ZHO
ID:ntpCqYjZ0
ID:yZUqyAEvO
ID:qQ7ceiuiO
ID:9MYkghDgO
ID:EghBpt680
ID:QAWoriucO
こんなに大量に釣られるの初めて見た
ここが有名な釣堀か
310 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/19(日) 16:33:38 ID:W1d/xtjJO
↑ここに書き込みしてるやつみんな痛いよ、なにしてやった感であげあしとってんだおまえらも痛いんだ、俺も、ついで乱は寿命だ世代交代だよ、速やかに消えな、つまんない、ウソバレさん早くきて PS 元気です俊平
311 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/19(日) 16:33:50 ID:VPk1wlnBO
さてと今夜はごちそうだな。とくに
>>307の頭の悪さは大物になる予感大だ。
312 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/19(日) 16:36:07 ID:yuFkapDWO
久々に茶番劇をみたww
逆にお礼をいおう。
自演乙
ご苦労ご苦労童貞夏休み共('A`)
315 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/19(日) 16:42:43 ID:TJNIpZwjO
そして一気に糞スレに。
あぁ・・・
316 :
ウソバレ師 ◆ZSF8Q6tXbc :2007/08/19(日) 16:44:23 ID:j8uhUB9bO
本を取出し、ラブリーゴーストライターのページを破るクロロ。
解放した。
よし、いいだろう。念のためそのまま5分待て。
もうお前に命令する権利はないんだがな…まあいいさ。待ってやる。
三者を包む静寂。
5分、経過…。さあ、闘ろうか
場面変わり、伸びをするゴン。傍らにナックル、シュート。
行くのか?
うん!いつまでも落ち込んでらんないし、目標が増えたからね!1分でも早く行動しないと!
数日前とは別人だな。
ニヤリと笑うナックル。
気をつけて。
微笑むシュート。
ありがとう!二人も元気で!あとモラウさん達にもよろしく!
歩き出すゴン。
待て待て待て待てー!
待って!
声の先にパームとイカルゴ。
オ、オレも連れてってくれ!キルアはオレにとっても大事な友達なんだ!
ゴン君、あたしも行くわ!あたしの能力があれば、すぐに見つかるはず。ノヴ様にも許しはもらったわ!
微笑むゴン。
行こう!
走りだすゴン。
ウソバレ師の次回作にご期待ください
ちょっと待ったぁぁぁぁぁぁぁ
ここが糞スレになってしまったからなのか??
318 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/19(日) 16:55:49 ID:2DjFKHlyO
《宮殿外 草原》
ナックル「よぉ…ノヴさん…」
ノヴ「ケガの方は…もう大丈夫ですか?」
ナックル「まだ痛みは残るが…なんとかな…しかし護衛軍がここに来るって…
本当かい?俺にはもうそんなに余力はねぇぜ…」
ノヴ「必ずやってくる…お前は…
相手を倒そうとはしなくていい…とにかく敵の動きを乱すことに専念してくれ…」
ナックル「ヘ…2連戦か…なかなかキツイな…」
ノヴ(この戦いは…至極シンプルにして明快…
勝敗を決めるのは…我々の実力ではなくむしろ…
敵の精神…
ヤツが…
『王への執着』を選ぶか…
『美への執着』を選ぶか…
ただそれだけだ…
それだけが…勝敗を分ける…)
プフ「…ここに…いましたか…隣りにいるのは仲間ですか?
まぁ私にしては関係のないこと…
…まとめて死んでいただきましょう…それだけのこと…」
プフ(羽の無い今…
…複数相手には…
…ヴァイオリンによる念吸収は、隙が出来やすい…
ここは…)
スッ…
プフは強化したヴァイオリンの弓を持ち、
身構えた…。
ナックル「ヘッ…その構え…その外見…
さながら細剣使いの貴公子サマ…
ってところか…」
プフ「…来い…!」
シャウアプフ…
3度目の光臨…
319 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/19(日) 16:58:13 ID:2DjFKHlyO
プフ(…シィッ…!!)
ヒュッ!!
ナックル(な…は、はえぇ…コイツの剣術のスタイル…
まるでフェンシング…!)
プフ(あの巨体の心臓を貫いたこの武器で…
勝負を決める…!)
プフの素早い攻撃をかわすことしか出来ない2人…。
一方的な防戦状態が続いた…。
ノヴ(よし…今だ…後方で待機している「彼」に…
伝達装置で…合図…)
その瞬間…プフの頭部と顔に…何発もの銃弾が撃ち込まれた…!
ドンッ! ドンッ! ドンッ! ドンッ!
プフ「…!?何ですかコレは…!?弾丸??
いや…付着している
…コレは…
き、き巨大な…
蚤の塊が…なな何体も…
わ、わわ私の顔に…!!?!!?)
「う…うぁああぁぁあぁあああ…!??」
我を忘れたプフは、ヴァイオリンを具現化…!
(『狂想曲第7番』…! 体に付着した汚物を除去…)
ノヴ(我を忘れて我が身を…
やはりあなたは…
『美への執着』
を選択しましたね…)
(『四次元ウォール』…!!)
プフ(!!!)
ノヴ(美への執念を最後まで貫いた、あなたへの情け…
現世に汚れた肉体を一欠片も残さぬよう…
あなたを黄泉の国へと送らせていただきます…)
バチバチバチバチ…
四次元の空間がプフを一瞬にして包み込み…
プフの体は…完全に消滅した…
320 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/19(日) 16:59:55 ID:2DjFKHlyO
ナックル「な…なんだなんだなんだ…!?
一体…な、何が起こった…?」
ノヴ(…伝達装置…もう出て来ていいですよ…と…)
後方から姿を現したのは…
イカルゴ…!
イカルゴ「ふぅ〜…
兵隊蟻を宿主にするのはなかなかキツかったよ…
連弾も初めてだった……
と、ところでところで…あ、あの相手は…!?
敵は…一体どうなった!??」
ノヴ「もう…跡形も残っていませんよ…
完全に…この世界から姿を消しました…
(潔癖症の極限…本望な死に方だったでしょうね…)」
ナックル「色んな意味で…あのナル男にとっちゃ相応しい最期…ってやつか…」
イカルゴ「た…たたた…倒した……ってのか…!?」
ノヴ「そうです…あなたの協力のおかげですよ…」
イカルゴ「お、俺の…!??
こ、こんな…こんなちっぽけな…俺ごときが…
や…役に立ったって…いうのか!??
お、俺…地下室ではパームを発見出来なくて…
もう…
何をやっても役に立たない…やっぱりどうしようもない駄目なやつだと…
グスン…」
ノヴ「そんなことはありませんよ。
胸を張りなさい…イカルゴさん…」
イカルゴ「う…う……うわぁぁあああん…!!」
ナックル「おやおや…いきなり号泣ときたか…
(どうもこういう場面は…苦手だな…)」
ノヴ(仇は…取りましたよ…モラウ…)
ウソバレ氏が終わってしまった今、ここはただの糞スレになってしまった
つうか他のスレで自慢してる釣り師w
323 :
ウソバレ師 ◆ZSF8Q6tXbc :2007/08/19(日) 18:10:41 ID:j8uhUB9bO
拙い作品に最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
324 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/19(日) 18:19:46 ID:s7rZfZzF0
ウソバレ師さんお疲れさまでした。
おもしろかったですよ!
325 :
ウソバレ師 ◆ZSF8Q6tXbc :2007/08/19(日) 18:24:22 ID:j8uhUB9bO
>>324 ありがとうございます。本当に感謝してます。
お疲れさん!もっと見たかったけどね
327 :
ウソバレ師 ◆ZSF8Q6tXbc :2007/08/19(日) 18:34:03 ID:j8uhUB9bO
>>326 ありがとうございます。そしてごめんなさい。これ以上は著しくクオリティが下がるはずなので…
童貞夏休み共の意見なんざ無視すればいいんだよo(^-^)o
スレタイを『蟻編以降妄想スレ』にすりゃ万事おk
ウソさん、楽しめました。ありがとう。
331 :
ウソバレ師 ◆ZSF8Q6tXbc :2007/08/19(日) 19:21:02 ID:j8uhUB9bO
>>328 いえ、特に誰かの意見を気にしたわけではなく…自分の意思です。これ以上は本当に駄作になります。
>>329 そういう問題でわなくww
>>330 ありがとうございます。励ましの言葉、嬉しかったです。少しでも楽しんでくれた方がいれば本望です。
8人も釣ったのかー大したもんだな
333 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/19(日) 21:02:27 ID:nZdKCJXuO
文が説明臭い…ねぇ…
まぁ気持ちはわかるが…
蟻編後半ほど、
説明臭い漫画もないっていうか…
一度冷静になって23巻を読んでみるとよくわかるが、
説明解説文字の雨嵐。
解説文、説明文が、本っっっ当に多い。
特にキルアVSオロソ兄弟とか、
文才云々以前に、文字だけで表現されたら、
読み手は頭がパンクするぐらいだと思う。
まぁ妄想スレだから何とも言えんが…
そこまで叩くこともない気がする…
釣られた奴らの中で釣られた低脳さ認めないアホにワラタ
335 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/19(日) 22:02:10 ID:+jZxITrlO
ゲン
スルー
ウソバレ師さん、お疲れ様でした…!
楽しませてもらいました
他の人も応援してます…!
突入五分前、コムギが勝利する。さあもう一局と王をせかすコムギ。
しかし、王は時間をあけての対局を希望する。コムギ、一礼して部屋へ移動。
その後、王は一人考え込む。
部屋へと向かうコムギをシャウアププが監禁。
「そこにいてもらう・・・ただそれだけのこと」
ゴン、キルア、タコ侵入。ネフェルピトーが三人の侵入に勘付き、
王の部屋の前にいるユピーに知らせる。
ユピー「ネズミが入ったみたいです」
王、無言。
ユピー「だそうだ」
ピトー「ニャ」
シャウアププ、部屋に戻ってくる。
ユピー「ネズミだぜ」
ププ 「駆除すればいい。ただそれだけのこと。ピトー」
ピトー「城内の蟻にやらせるニャ」
王、無言。
王(・・・打てば打つほどに勝機が見えぬ)
ププ「(時間がかかっている。ただそれだけのこと・・・)」
タコ、地下へ直行。
階段へ上がろうとするゴンとキルア。
ウェルフィンとブロヴーダが行く手を阻むが、ゴンキル瞬殺。
ピトー「あっやられたニャ。二匹、こっちに上がってくるニャ。どうする?」
ププ「迎えうつだけのこと」
ユピーを見る、ププ。
ユピー「めんどくせえな」
ユピー、階下のゴンキルへと向かっていく。
ピトー「でも変だニャ。どうして急に城の中から出てきたのかニャ」
ププ「おそらくは念能力。そんなことは考えるまでも無いこと。しかし一考の価値はある。
いや、でも・・ああ!」
ピトー「・・・・・」
ププ 「ピトー、とりあえず三人が現れた地点へ行ってみてください。何か秘密があるのかも」
ピトー「めんどくさいニャ」
ププ「お願いします」
ネフェルピトー、階下のゴンキルへと向かっていく。
337 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/19(日) 22:10:59 ID:2DjFKHlyO
>>333 23巻以降を、
全く何も意識していないというと嘘になりますが…
説明臭い文は仕様です…
ご容赦して頂けると幸いです、すみません…
m(_ _)m
階段を駆け上がっていくゴンキル。
キルア「ゴン! 絶だ! もうすでに見つかってるはず!」
ゴンキル、絶をつかい、階段を登る。その後、ユピーの気配に気づき、隠れる。
ユピー「めんどくせえな」
ユピーだらだと歩き、一階へと下りてく。戦慄の表情をするゴンキル。
ゴン「今のは・・?」
キル「おそらくは、モントゥトゥユピーって奴だ」
ゴン「どうしよう?」
キル「俺たちの役目は護衛軍を王から引き離すこと。今、ユピーって奴が
下に向かったってことはすでに奴らが分裂しはじめてるってことで、
作戦は上手く機能していることになる。これでいい」
ゴン「でもあいつ、もしかして穴の方に向かったのかも。モラウさん達が待ち伏せされる!」
キル「ゴン! こうなることは予め想定してたはずだ。大丈夫、ナックルたちなら乗り越える」
ゴン「うん」
とっ、そこへネフェルピトーが階段を降りてくる。キルアは気づかない。
ゴン、カイトのことを思い出し、怒りを噴出。
ゴン「ネフェルピトー!!」
キル「! 何?!」
ネフェルピトー、きょとんとした顔で二人を見ている。覚えていない様子。
ユピー、ゴンの声に気づき、上へと踵を返す。
ピトー「・・・・。誰ニャ? なんで僕の名前を知ってるのかニャ?」
ゴン「ネフェルピトー・・・!!」
キル「ゴン! 待てっコイツを王の玉座から引き離すんだっ!」
ゴン「ぐっ・・・」
ゴンキル、ピトーに背を向けてダッシュ。
しかしピトーは興味を示さず追ってこない。
ユピー、ピトーと合流する。
ユピー「なんか声しなかったか?」
ピトー「ネズミがしゃべっただけニャ。」
ユピー「へえ。でっ、どうすんだ?」
ピトー「他の蟻達に任すニャ。」
ピトー階段を登ろうと背を向けるが、
ゴンが遠くから振り返ってじゃんけんパーを放つ。
ピトー、振り返る。ピトーに直撃。
ユピー「おおっすげえ」
ピトー、無表情だが、服がボロボロで肌が露出している。
ゴン「ついて来い!!!」
ピトー「・・・・・ちょっと腹立ったニャ」
ピトー、ゴンキルの方へと全力疾走。
ユピー「・・・(俺は帰ってもいいんだよな?)」
と、そのとき、モラウが穴を使って一階に侵入する。
ピトー、ゴンキルの前に立ち、ニコニコと笑っている。
キル「(くっ速い)」
ゴン「いくぞ! ネフェルピトー!」
キル「ゴン! まだだ! もっと引き離すんだ!!」
キルア、ゴンを掴んでダッシュ。
ピトー「? 追いかけっこかニャ? 面白そう」
ピトー全力で二人を追いかけようとするが、モラウの存在に気づく。
ピトー「ユピー。またネズミが一匹入ったニャ(大声)」
ユピー「マジで? めんどくせえな」
ユピー、不満を漏らしつつ一階へと下りていく。
ピトー、ゴンキルの方を向き、走り出す。
モラウ「きやがるな。どいつかしらねえが、やるしかねえ」
340 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/19(日) 22:24:22 ID:qQ7ceiuiO
この新しい人は唐辛子さんや嘘バレ師さんを越えてくれるのだろうか?
341 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/19(日) 22:45:48 ID:/6ACJwlR0
書いてくれるだけで構わんよ・・・
内容は問わない
ただ、途中で切って落ちずに
最後までまとめて一気に出してほしい!
342 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/19(日) 22:47:17 ID:2DjFKHlyO
《宮殿三階》
レオリオ「…ここが…王とジイサンが戦っている階…か…
あまりうろつきたくはねえが…仕方ねぇ…行かせてもらうぜ…」
王座の間の隣り…
心臓から大量に血を流しているモラウを発見
レオリオ(!!!こいつぁ…ヒデェ…)
心臓部に手をかざすレオリオ。
モラウ「……ア?…オマエ…誰だ…」
レオリオ(!!まだ息がある…!!)
「し、喋っちゃダメだオッサン…!
俺は、討伐隊の負傷者を治癒するために、
急遽派遣されてきたモンだ…!」
(ク…しかし俺の拙いウデが一体どこまで通用すっか…
…これだけの出血を心臓部から…いま、生きているのが奇跡みたいなもの…
もう…これは…)
モラウ「オマエ…ハンタ―だな…?
オマエに…伝言がある…」
レオリオ「喋るなオッサン!」
モラウ「いつか…ヂートゥって名前の…魔獣に会ったら…
伝えといてくれ…
お前は…俺より…強くなれる…立派な…ハンタ―に…なれよ…
すまねぇ…
とな…」
レオリオ「…オッサン…」
モラウ「あと…ノヴってヤツに…一言…いっておいてくれ…ワガママ聞いてくれて…ありがとよ…ってな…」
レオリオ「…オ、オッサン…!? ク…!!」
モラウの体は…次第に冷たくなっていった…
レオリオ(…グ…俺は医者…失格…だ……チクショウ…
だがよ…あんたの遺言…しかと受け取ったぜ…)
……期待の新人??
344 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/19(日) 23:16:42 ID:+jZxITrlO
>>333 ウソバレ師さんは、戦闘描写がほとんど割愛されてる
(あっても至ってシンプル)
から、
サラッと流し読み出来る魅力がある。
乱さんは、良くも悪くも微妙に複雑だから、
読み手側が脳ミソを一定以上稼働させていないと、
ついていけなくなったりすることがある。
そこが面白いと感じる人・読み解くのが面倒くさい人・そうでない人、
色々と分かれる所なんだろうね。
まぁ妄想スレだから、
どんな形態の作品があっても全然構わないと思うけど。
345 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/19(日) 23:29:42 ID:2DjFKHlyO
《王座の間》ネテロVS王
王(クッ…この男…余が…押されている…!?
ダメージが…蓄積されてゆく…)
その時…ネテロの体に突然異変が…!
ネテロ(!!?お、おかしい…戦闘開始から…
まだ10分も満たないというのに…
肉体が…元に…戻ってゆく…!??)
ネテロの若々しい肉体は徐々に衰えてゆき…
老人の姿へと変容した…。
王「…フ…フハハ…どうした…強き者よ…
それが…お前の本当の姿か…?」
ネテロ(…クッ!!!!……
やはりこの年齢…無理があったか…
それに…この激痛…思いのほか…反動が…激しい…)
王「…力が大きく減少した…
…『詰み』か…」
ネテロ(……ッッ!!)
《中央庭園》
意識を失い、倒れ込んでいるゴン。
ピトーの切断された肉片が脈打ち…
うごめき始めていることに…
ゴンはまだ気が付かなかった…。
346 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/20(月) 00:02:00 ID:ZE7DfYFNO
>>336 ゴンキル強えぇぇww
弱いとは思えない師団長二匹を瞬殺かよwww
妄想氏は
ゴンキル>>師団長クラスって考えてんのかな?
俺は↑の考え方もアリだと思うんで
続き楽しみにしてます!
347 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/20(月) 00:17:08 ID:J5td4XqKO
てか護衛軍
全員まったくやる気ねぇええwwww
二匹師団長瞬間レベルのオーラを
円で探知しときながら、
始末をまかせるピトーwww
ピトーはああ見えて結構頭の切れるキャラのハズww
あとがき
自分で自分の作品を改めて読み返して…
・せっかく登場させたメルエム・ランドロン・ジャイロにほとんど触れず
・王vsネテロの呆気なさ
・ユピー、シュート、パーム、コムギ、ほぼ出番なし
・ゴンも同様
・ヒソカの両腕無くしたの失敗
・カラカラホッパーって結局何よ?
という問題点を発見。ホントは自分なりに設定や伏線があったのですが、消化できず(でも書き直す気なし)
更新、間が空いて楽しみに待っている方々には(いれば)本当申し訳ありませんでした。
本当は書きためて一気にって思うんですが、自分の場合、集中力が無さすぎて、それができないんです…
改めて他の職人さん達の作品を読み返して、乱さんのバトル描写とか、とうがらしさんの人物描写(ノヴのモラウへの最後の一言は秀逸!!!)とか、凄くうまいです。羨ましい。
それでも、自分を含めた職人さん達も、やはり冨樫義弘のHUNTERxHUNTERという素晴らしい土台の上にできている物なので、
蟻編が終わり、自分が一番書きたかったクラピカ、クロロのやり取りを書き終えた時点で、これ以上は作者への冒涜にあたるのでは?と思い、あんな微妙なラストにさせました。
冨樫には本物を早く再開させてほしい。続きが読みたい。
たぶん読み手の皆さんも同じ気持ちだと思います。
その待ち時間を私の作品で少しでも暇潰ししてもらえてたら、本望です。
本当にたくさんの声援ありがとうございました。ではまた名無しに戻りますノシ
349 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/20(月) 00:21:08 ID:ljVnuqhdO
350 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/20(月) 00:32:48 ID:AHUN15rcO
>>336 シャウアプフが
微妙にミスターポポ化しつつある…w
つ ・救えねえコアラ
353 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/20(月) 02:33:13 ID:zs9PyVQhO
>>333 >>344 正直、バトルの描写に関して言うのならば、
乱さんが一番構築が出来ていると思う。
文字のみという制約の中で、
23巻ほどには複雑にややこしくはせずに、
可能な範囲内で構築をしようとしているというか…
所々解説が入るとことか、
謎の攻防が終わった後に
説明が入るところとかなんかも、
微妙にハンタっぽい
あと、護衛軍は可能な限りデフレさせず、
味方は可能な限りインフレさせない
みたいなところも良いかも。
護衛軍…ちょっと弱すぎないか?とか、
味方キャラ…ちょっと強すぎないか…?
みたいなのが
(100%とは流石に言わないが)
あまり感じられないのは、
今のところ乱さんだけかもしれん…???
護衛軍の特徴 特色をちゃんと描いてるところも、
またいいかも。
ユピのカラダ変化とか。
個人的にはユピ戦が1番好き。
まあ全部一個人の主観ですが…
マイペースに頑張っていって下さい…!
応援してます…!
354 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/20(月) 07:41:25 ID:pxNTzK/HO
>>351 俺はあのふてぶてしさからあのコアラがジャイロだと思ってた
しかし、これだけ作品が出ると新人さんは書きにくいだろね
斜め上に期待!
356 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/20(月) 11:06:43 ID:Z2NYuo44O
(ふぅむ困ったのぅ…全盛期モードの時は、
心源流のセオリー通りに戦っておれば良かったんじゃがの…
反動によるこの激痛…全く力が入らぬ…
仕方ない…奴の体が大分弱っているのも確か…
我が肉体が衰え始めた時より
身に付けてきた、数々の秘技…
久しぶりに印を解いてみるかの…
…さらに身体に
無理な負担をかけることになってしまうが…
仕方あるまい…)
スッ…
ネテロはブラリと力を抜き、目を閉じた…
王(…諦めたか?……いや…この感覚は…)
ネテロ『廻徠』(かいらい)…
(脳に直線念を送り込み…!
脳内の伝達物質の分泌を、
一時的に通常の数倍〜十数倍にする…!
痛みや苦痛・疲労の感覚を完全に麻痺させ…
身体能力、集中力、動体視力等を、極限にまで向上させる…!)
ネテロ(さぁて…なんとか最後まで持ちこたえてくれ…我が肉体…)
王(…明らかに奴の空気が変わった…
フ…この男…やはり面白いわ…)
ネテロ「……ハッ!!!」
ネテロの両腕掌底で体を吹き飛ばされ、
壁を突き破って吹き飛ぶ王…!
しかし…
王はガードした両腕を解き、ゆらりと立ち上がった…
王「…フッ…の程度か…
今の余には…
20手先の『詰み』がハッキリと見える…!」
ネテロ(…死ぬかもしれん…ワシ…)
357 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/20(月) 12:32:45 ID:Z2NYuo44O
ネテロ「20手先の『詰み』が見える…か…
フ…しかし…
棋譜を介した戦いと、
肉体を介した戦いとは、
似て非なるもの…
お主…血肉を賭しての戦いは…産まれて初めてじゃろう?
将棋の理と一緒にされては困るのう…
命を賭けた肉体のぶつかり合いにいては…
『詰み』を宣告した相手を…『詰み返す』ことも…
また可能…!!」
王「フッ…言うではないか…
余は確かに、棋譜を通した戦いしか今だ知り得ぬ…
実戦はおよそ未知の領域…
棋戦においては、
詰まれた者には反撃はもはや不可能…
お前の言う…
肉戦においてのみ可たり得る『詰み返し』…
見せてみよ…
(詰みの概念の無き勝負…か……
不思議と心踊る…かつてないほどに…)」
ネテロ(2度に渡る肉体への負荷…
長くは持たぬ…
もって…あと5分…)
358 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/20(月) 13:06:44 ID:iWVeLxiwO
今週のジャンプで冨樫菌が発生した模様です^^
359 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/20(月) 13:30:12 ID:Z2NYuo44O
ネテロ『纂爛(さんらん)』…
(特殊な念波を放ち、三半規管を刺激…!
平衡感覚を奪い…相手の正常な動きを封じる…!)
王(!??な…なんだこれは…体の…自由が効かぬ…!?
だが…動けぬわけではない…!!)
ネテロ『身裂多繰』…
(オーラで、ネテロの分身
(ただし見せかけだけの、戦闘力自体は無いもの)
を…複数同時に創り出す…!)
(そしてワシ自身は『絶』を使い…
分身との判断をつかなくさせる…!)
王「面白い…余は体の自由が効かぬ一方…
お前は目の前に複数存在する…
だが…それがどうした…?
余は自ら仕掛ける必要はない…
お前の攻撃を見抜き、反撃をすればよいだけのこと…
到底「策」とは言い難いレベル…
ただの茶番に過ぎぬ…
コムギの方が…よほど戦術に長けておったわ…!」
ネテロ「ホッホッホ…
…言ったじゃろう…
これは…棋戦ではない…実践じゃと…!」
王「戯れ言を…
少しは期待したが…
お前の底はもう見えた…」
ネテロ(く…この威圧感…気圧されしては…いかん…)
360 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/20(月) 13:49:07 ID:SA5cHNj5O
361 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/20(月) 13:55:19 ID:Z2NYuo44O
分身した複数のネテロが…王の周りを取り囲み…
一斉に王へと襲いかかる態勢を整えた…
王(…いずれからも人の気配が感じられぬ…
本物はこの中のどれかに…絶で気配を絶ち…
紛れ込んでいるのか…
余は体の自由が効かぬ…
…反撃を待つのみ…来るがよい…!)
王の背後と正面から、同時に襲いかかるネテロ…!
王(!!…背後が…本物!?……正面か…いや…)
だが王は…
複数のネテロのうち一人が見せた、
一瞬の動作を見逃さなかった…!
王の死角にいる分身の1人の手から…
仕込み刀が…!
王(まずい!!死角!!それにこの角度…!!
正面と背後に気を取られているうちに…
ク…反撃の準備…間に合うか…!?)
しかし王は、
生まれ持った天才的な反射神経で…
自由の利かないはずの体を異常に素早く動かし…
ネテロにカウンターを決めた……!!
王「……『詰み』…だ…」
362 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/20(月) 13:58:37 ID:Z2NYuo44O
王「……『詰み』……だ……」
ネテロ「いや…これが…『詰み返し』…!!」
王(!!?)
王の半身が…
鋭利な刃物で切り裂かれた…!!
王「バカな…貴様…一体……」
《ネテロの分身達の中に、
仕込み刀を隠し持った形の分身を一体紛れさせ、
王を一斉に攻撃…。
王が、正面と背後からの分身に気をとられる中、
刀を持った分身が死角から責める…。
それに王が気付き、
反撃しようとしたその瞬間を狙い…
本物のネテロは、
瞬時に念による刀を創り出し…切る…!》
ネテロ「これがワシの本当の刀…念刀…『妖刀修羅』…」
王(グ…まだ…まだ終わってはいない…
まだ上半身が残っている…。問題は無い…
十二分に…戦える…!!)
ネテロ「これから使う技が…ワシの最後の攻撃じゃ…
これに耐えきることが出来たならば…
お主の勝ちじゃ…」
王(…余は……負けぬ…必ず貴様を…倒す…!!)
ネテロ(半身を失いながらも
なお この気迫…
最後に立っている者は…果たしてどちらになるかの…)
363 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/20(月) 14:00:25 ID:Xpsxh8IgO
ハンタ復活ガセネタでした
バしか終わらないようだ
364 :
ヤツ:2007/08/20(月) 14:17:30 ID:iNl3haC50
ハンターハンター〜あれから10日後〜
日直ズシ
欠席ゴン・キルア
みなさんが王の城に突入してから10日・・・
自分はまだ天空闘技場の150階です。
つづく・・・?
詰み返し(笑)
だんだん文が厨くさくなってきたな
四次元マンション内。待機しているナックル・シュートとメレオロン。
ナックル「次の突入は5分後だ。頼むぜ、メレオロン」
メレオロン「ああ。ちゃんと体に掴まれよ」
シュート「一度に複数の人間が触れても大丈夫なのか?」
メレオロン「ああ、呼吸が続けば問題ねえ」
ナックル「外がどういう状況かわからねえ。出たら即効で玉座近くの護衛軍をたたくぜ」
ユピー、モラウの存在に気づく。
モラウ「ちっ、外れか。お前の相手は俺の弟子だったんだが・・・まあいいか」
ユピー「?」
口から煙を出し始めるモラウ。
王の玉座
無言でたたずんでいるメルエム。
本を読みつつ、王の様子を伺っているシャウアププ。
メルエム、シャウアププの方を向く。
王「コムギを呼んでまいれ」
ププ「・・・わかりました」
シャウアププ、立ち上って部屋を後にする。
しかし、方向はコムギのいる部屋とは違う方向。
部屋に独りになるメルエム。
シャウアププ、廊下を歩きながら泣き始める。
「ああ私はなんと罪深いことを。王は私を許してくださるであろうか?
しかし、もうこれ以上、王の負ける姿を見たくはなかったのです。
あとは、囲碁と同じ道を通ってもらう・・・ただそれだけのこと」
ゴンキル、中庭で立ち止まる。緊張のせいか汗をかき、息を切らし気味。
ピトー、ニコニコしながら二人に近づいてくる。
ピトー「やっぱり追いかけっこは楽しいニャ。もっと逃げるニャ?」
キル「ゴン、ここまで引き離せば大丈夫だと思うぜ」
ゴン「うん。」
キル「俺がおとりになってあいつの動きを食い止める。ゴンはオーラを集中させといてくれ」
ゴン「キルア?」
キル「心配すんなって! けっこう自信あるんだぜ」
指先でぱちぱちとしてる電気をゴンに見せるキルア。決死の表情。
ゴン「わかった」
キルア、ピトーの方に向かって歩き出す。
ピトー「逃げないの? もっと遊ぼうよ」
キルア「鬼ごっこは終わりだネフェルピトー」
ピトー「? ねえなんで僕の名前を知ってるのかニャ?」
キルア「・・・。さあな。コイツを見れば思い出すんじゃないのか?」
キルア、オーラをカイトのピエロに変形させる。
ピトー「! あっ、それは見覚えがあるにゃ。え〜〜っと、確か・・・・」
考え込むピトー。怒りを爆発させるゴン。キルア、全身を電気で包んで
ピトーへと向かっていく。ピトー、不気味な笑みで向かってくるキルアを攻撃。
キルア「! 」
キルア、超反応でピトーの攻撃をかわす。
ピトー「ウニャ? おかしいニャ? 当たったと思ったのに??」
キルア「(・・・全身を包むオーラを電気に変えて、通常よりも反射神経を高める・・カンムル。
でも、正直かなりギリギリ)」
ピトー「・・・ん〜〜むかつくニャア〜〜殴りたいニャア〜〜〜!!」
ピトー、キルアに向かっていく。打撃の応酬。ピトーの動きにしっかり対応するキルア。
キルア「(・・カンムルを使えばオーラの攻防力移動も普段より素早く行える・・・けど)」
ゴン、ジャジャン拳の力を溜めている。凄まじい破壊力。
ピトー、その力に気づき、ゴンの方を向く。
ピトー「にゃ・・にゃんだ? あのオーラは?」
ピトー、キルアから離れ、距離を置く。ゴンキル、ピトーをにらみつける。
ピトー「なんか・・・ゾクゾクしてきたにゃ・・」
ピトー、耳をぴくぴくさせて悪魔のような微笑み。ぞっとするゴンとキルア。
城一階。煙幕で包まれている。煙の中をうろうろするユピー。
ユピー「おいおいなんだこれ?」
一部の煙の動きが微妙に怪しい。ナックル達がメレオロンの力で移動しているのだ。
シュート「師匠の相手はモントゥトゥユピーに決まったみたいだな。」
ナックル「あとはネフェルピトーとシャウアププ」
シュート「ゴンとキルアがどちらの護衛軍と先に接触したのか・・・」
ナックル「とりあえず、王のもっとも近くにいる護衛軍を叩けばいいんだろ」
シュート「ノブさんが外れたことで状況が変わった。
王と近くの奴を絶状態にしたら、残る一人も叩く。」
ナックル「(・・ユピーに)仕掛けてから行くか?」
シュート「いや、王と会長を一対一にするのが最優先だ。このまま突っ切る」
二階にあがり、メレオロン、息を吐きだす。姿を表すナックルとシュート。
ナックル「行くぜ」
368 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/20(月) 15:25:23 ID:AHUN15rcO
自分では思い付かんような狂言回しみたいなダイアローグ
俺は好き
369 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/20(月) 15:40:42 ID:iWVeLxiwO
今週ジャンプのディーグレイで冨樫菌が発生W
370 :
ヤシ:2007/08/20(月) 15:50:59 ID:iNl3haC50
ハンターハンター〜あれから10日後〜 A
会長がいなくなって会長枠が空く!
俺にもチャンスがある!(ノヴ)
「パーム、今から副会長派のスキャンダルをつるし上げなさい。」
「・・・ノヴ様・・・ついに本気に・・・」
つづく・・・?
371 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/20(月) 16:08:46 ID:Z2NYuo44O
隣室で控えているコムギ。
コムギ「(!!!…この溢れ出てくるイメージ…)
…そ、総帥様が…総帥様の身が危ないだす!!」
部屋を飛び出し、コムギは王座の間へと向かった。
《王座の間》
座禅をくんだネテロの体からは、
無数の念弾が生み出され…
ネテロの上半身のまわりを、ぐるりと周り囲む…。
ネテロのその姿は、まるで菩薩像のようであった…。
「…これが……ワシの持ちうる全てのオーラを込めた…
最後の攻撃じゃ…」
『千手観音』…!!!
ネテロを取り囲んでいた無数の念弾が、
王に襲いかかる…!
王(!!!グ…よけ…ねば…)
上半身を動かし、身をかわそうとする王。
しかし無数の念弾は、王を目掛けて追尾し、飛んでゆく…!!
王(!!かわしきれ…ぬ…!!)
無数の念弾は次々に王へと激しくヒットし…
最後の念弾を、王がガードした瞬間…
王の体は、
王座の間入口付近へと吹き出ばされた…!
王(く…もう…まるで力が…入らぬ…
まさか…この…余が…)
床へと落下してゆく王。
グシャッ!!!
王(!?な…これは……人間の…潰れる音…!?!)
王は、自分の下敷きになっているものに目うつす…
王の眼前に映ったもの…
それは…
血まみれになって横たわる、コムギの姿だった…
372 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/20(月) 16:22:21 ID:Z2NYuo44O
《中央庭園》
意識を失っているゴン。
ゴンのチーによって切断されたピトーの肉片…
足が…
胴体が…
頭部が……
脈動を始め…
やがて、一箇所へと集まっていった…。
この世のものとは思えぬ、
その異様な光景…
《《 怨 》》
ゴン(…!!?!?)
禍々しいオーラを感知したゴンは、
とっさに意識を取り戻し起き上がり…
後ろを振り返った…
そこにあったものは…
巨大な念の像に操られる、
傷だらけのピトーの姿だった…。
他人をまるでオモチャ…
人形のように使い続けてきたピトーが、
最後に選んだ選択…
それは皮肉にも、
自らを…
壊れた操り人形にすることであった…
『…操作モードー…
……自動“オート”にチェンジ……
……標的“ターゲット”……
……ゴン……』
そう呟くと…
ピトーは完全に意識を失った…。
ゴン(…このイヤな感じ……く…来る…!!?)
373 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/20(月) 16:24:56 ID:Z2NYuo44O
念像に操られるがままに、
意識を失った人形と化したピトーは…
ゴンへと照準を定め…
攻撃を開始した…!
その動きは、
生身のピトーの時とは比べものにならぬほど遅く…
また、機械的なものであったのだが…
念と体力・集中力を
大量に使い果たし尽くしていたゴンは、
否が応にも苦戦を余儀なくされた…。
防戦状態が続くゴン。
ゴン(グッ!!…こいつ…さっきから全く休む間も無く…
延々と攻撃を…
一体…
どこにそんな体力が残って…!?
いや…
いまのこいつは…
意識の無い、ただの操り人形…
疲労など…
もはや存在しないのか…!?)
一方、
意識を失いながらも、
自ら操り人形となって攻撃をし続けるピトーは…
ある夢を見ていた…
374 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/20(月) 16:27:07 ID:Z2NYuo44O
--意識を喪失したピトーの中に流れ込んでくる、
失われた記憶--
--平和に暮らす家族達--
自分を拾い
大切に育ててくれた飼い主の笑顔--
突然見せた
飼い主の涙…
そして--
ある日気がつけば--
広野に捨てられていた自分。
なぜ捨てた---
自分は壊れたオモチャじゃない---
自分はただの操り人形に過ぎなかったのか…
いや…違う…
壊れた人形は…
…お前達…
…人間の方だ…
《 ド ゴ ッ ! ! 》
ピトーは悶える苦痛と共に、
意識を取り戻した…。
ゴンは、
複雑ながらも機械化された念像の攻撃パターンを読み解き…
反撃に転じ…
攻撃をクリーンヒットさせたのだった…。
ゴン「ッッ…あいこで… グ ー ! ! ! 」
《 ド ゴ ッ ! ! ! 》
ゴン「あいこで……」
ゴンの動きが…
…止まった…
375 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/20(月) 16:29:03 ID:Z2NYuo44O
ピトーに向けた拳をとっさに止めるゴン。
それは、ピトーを操っていた念の像が、
完全に消失しているのに気がついたからだった。
バラバラになった自らの肉体を強引に接合させ、
長時間に渡って無理矢理戦い続けた反動からか…
もはやピトーには、戦う力は残っていなかった…。
しかしそれは、ゴンもまた同じだった…。
立つこともままならずフラフラになりながら、
互いに見つめ合うゴンとピトー。
その時ゴンは、ピトーの瞳の中に、
微かな変化があることに気がついた。
無機質な殺戮マシーンのような残虐性と無邪気さを併せ持っていたピトーの瞳は…
今はただ、
生々しい敵意と憎悪だけに支配されているかのように、
ゴンには映って見えた。
(……この瞳……これは……まるで……!??)
その時ゴンの脳裏に浮かんだものは…
かつてカイトに殺されたキツネグマの子供…
-コン-
の、人間に対する、
復讐心と怒りに満ち満ちた瞳であった…。
376 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/20(月) 16:31:51 ID:Z2NYuo44O
ゴンの、怒りと憎しみの生みの親…
カイトを殺した純粋な悪、忌まわしき獣…
しかしいま、
その獣の目に宿るものは…
かつてカイトに殺された獣の子…
コン…
彼がかつて、
自分に向けた眼差しの中に宿していたものと、
全く同じものだった…。
怒りと憎悪と復讐の念に満ち満ちた、その瞳…
(……お前も昔…人間に…酷いことを…されたんだね…)
コンの瞳と、ピトーの瞳が、
ゴンの中で次第に重なっていく…
ゴンの瞳の中には、
もはやピトーに対する憎悪の念は無かった。
いや、忘れていた、と言った方が正しいのかもしれない。
ピトーの体の結合は、次第に弱まっていった…
頭部が肉体から離れ、ゴロリと崩れ落ちる。
落下したピトーの首を、ゴンはとっさに受け止め…包み込んだ。
ゴンの澄んだ瞳を、まじまじと見つめるピトー。
《カイト;人間を傷つけちまった獣は…処分する決まりだ》
《いいハンターってやつは…動物に好かれちまうんだ…》
ゴンに抱きかかえられたピトーの瞳からは不思議なことに、
次第に負の色彩が抜け落ちていった…
ピトーは静かに瞳を閉じた…
…脈拍は徐々に弱まってゆき…
(……終わったよ…カイト…)
ピトーの首を抱きかかえながら、
ゴンは意識を失い、
その場にバタリと倒れ込んだ。
377 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/20(月) 16:34:52 ID:Z2NYuo44O
キルアの危惧していた…
ゴンの淀んだ…
濁っていたオーラが…
次第に昔の…
あの時の輝きを取り戻していく…
《この先は…勝っても負けても地獄だぞ…》
キメラアントとの出会い。
生まれて初めて、
殺意でのみ敵を凄惨に殺したゴン…
カイトの敵への復讐心…
地獄での死闘の中、次第に失われていった、
ダイアモンドの輝き…
それが今…
再び光を取り戻そうとしていた…
フローレスの、危うい輝きを…
カイトとゴン…そしてコン…
獣と人間…
そして…復讐…
様々な思いが、ゴンの脳裏によぎる…
ゴンは、今は何もかも忘れたかのように…
信じられないほど安らいだ表情で…
しかし微かに涙を流しながら…
静かに眠りについた…
378 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/20(月) 16:44:58 ID:AHUN15rcO
乱さんGJです…!!
379 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/20(月) 16:59:17 ID:zs9PyVQhO
終局にきて第一話に回帰するとは…
うまいw
なんというか…
乱さんにしか出来ない演出ってやつだね
380 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/20(月) 17:04:02 ID:zs9PyVQhO
あと何気にネテロ対王もよかった!
奇妙な台詞回しとかw
ネテロ対王いいよね。
個人的には会長に勝って欲しいんだが、コムギの犠牲フラグはかなり不安だ。
只バトルでの駆け引きなら、何回逆転してどっちが勝つかわからないが、情が絡むとなー。
ジャンプ待ちのようにドキドキっす。
ずっと昔だけど、ジャンプでキン肉マンが連載されてた頃
キン肉マンで読者が考えた超人とか採用されたのがあったけど
HUNTERも読者が考えた念能力募集とかやったらいいのにな。
あとは富樫がそれをそのまま使ったり多少のアレンジを加えたりしてな。
結構おもしろい能力とか考える人がいるんじゃない。このスレ見て思った
ん〜ネタが枯渇したり、人気煽らなくてはならなかった筋肉マンとハンタでは方向性が違うんじゃない?
富樫は多分自分でネタ考えたい、読者を裏切りたい(予想の上を行きたい)ってタイプだと思う。
このスレは見てないだろうけど、もし再開してこのスレも目を通してたら、カブらないかその上を行く発想(に見える展開)
を意地でも出してくると思う。
モラウ「(こんなこと(待ち伏せ)もあろうかと俺が先に出てきて良かったぜ。)」
ユピー「おーーい、どこだ? どこにいるんだ〜〜?」
モラウ「時間的にナックルたちは玉座へ向かったはずだ。あとはこいつを・・・」
ユピーの姿を見るモラウ。(モラウは自分の吐いた煙は透過させて相手の姿が見える)。
卑屈な笑みを浮かべる。
モラウ「・・正直しんどいぜ。なんとか時間を稼がないとな」
画面変わって、ゴンキルとネフェルピトー。
ネフェルピトー、不適な笑みを浮かべて二人に近づいていく。背後には髑髏のオーラ。
キルア「(・・・この感じ、あの時感じたのと同じだ。でも、今は動ける。)」
ゴン「(・・・・こいつだけは、絶対に倒すんだ。そうしないと、カイトが・・・)」
ネフェの円が何者かの進入を察知する。ナックル達である。
ネフェ「(? いきなり二階にあらわれた?? どういうことにゃ)」
ピトー、携帯電話を取り出し、シャアププに電話をはじめる。
キルア「!!」
ゴン「! ふざけるな!!」
ゴン、キルアの静止を振り切り、ピトーに飛び掛っていく。ピトー、悪魔のような笑みをうかべ
ゴンのジャンケングーを体を捻らせてかわし、ゴンの背中に肘打ちを入れる。ゴン、とっさに凝で
ガードするが、さらにピトーは尻尾をゴンの首にまきつけてしめ落とそうとする。
一連の動作は信じられないほど速く、キルアにはまったく見えなかった。
ゴン「ぐ・・・あっ」
キル「!! ゴン!!!」
ピトー「お前うるさい。静かにするニャ。」
キル「(・・・くっそ・・・全然見えなかった。こいつ、
これじゃあカンムルでも反応しきれるかどうか・・)」
ピトー「あっもしもし? ネズミが三匹突然二階に現れたんだよ。驚いたニャ」
キル「!」
ププ「突然現れた? (・・・一階とは別の場所から?) 問題ない。駆除するだけのこと」
ププ、蝶の羽根を広げて、周囲にりんぷんを撒き散らす。りんぷんは円と同様の効果もある。
ププ「ピトー。あなたは今どこにいるのですか?」
ピトー「え〜〜・・っと、中庭」
ププ「それでは戻ってきてください。今、王は一人です。」
すでにププを発見していたナックル達。再び透明になり、背後から会話の内容を伺っている。
ピトー「分かったニャ」
ピトー、電話を切りゴンを地面に笑顔で何度も強くたたきつける。ゴン、ボロボロ。
その後興味をなくしたかのように、ゴンを離し、城の中へと歩き始める。
キル「(・・・ナックルたちの存在が気づかれた。メレオロンのことはバレてないはずだが、
ピトーを行かせるわけには行かない)」
キルア、全力でピトーに向かっていく。
しかし、すぐに立ち止まる。ゴンの異変に気がついたからだ。倒れているゴンの頭上に、
カイトと同様のピトーの念が着いていたのだ。
キルア「・・・ごっゴン?」
ピトー「お前(キルア)の相手は、こいつ(ゴン)に任せるニャ」
ゴン、立ち上がる。普通の状態。キルア、身構える。
ゴン「まっ待て、ネフェルピトー・・・!」
ゴン、ピトーに向かっていくが、殴る直前で拳が自分の顔面を直撃する。
ゴン「!!」
ピトー、不敵な笑み。
キル「・・・・そっそんな。ゴンが奴に操作された・・・!!」
ピトー「二人で仲良くお遊戯するといいよ。楽しむニャ」
ピトー、ダッシュで城の中へ入っていく。
ゴン「キルア・・・俺、一体・・」
キル「奴の念がついているんだ。ゴン、そのままじっとしてろ。俺が何とかする」
大回りしてゴンをやり過ごそうとするキルアに攻撃をしかけるゴン。じゃんけんパー。
ゴン「キルア! 避けろ!!」
キル、放出攻撃を避ける。
キル「(くっそ・・・ヤバイ)」
操作されたゴンとキルア、向かい合う。対決は避けられない。
透明の状態でいるナックル達。シャウアププの様子を伺っている。
ナックル「このりんぷん・・・何なんだ」
シュート「東ゴルドーの国民を誘導していた際に使っていたものだろう。
もしかしたら別の能力も備わっているのかもしれない」
ナックル「今は奴に気づかれていないはずだ。このままぶち込むぜ」
慎重に近づいていくナックル達。シャウアププは物憂げな表情。
ププ「(・・二階から突然現れた・・・でも居ない。もう移動したのだろうか?
いや、それならこの能力で感知できるはず。しかし何も居ない。
・・・まあ、さがせばいい、ただそれだけのこと)」
ププ、触覚をピンと立たせて周囲を見渡す。
ナックル達「!」
ププ、ナックル達の方に視線を止める。
ナックル「おっおいこの野郎、こっち見てるぞ。まさか気づいたのか?」
メレオロン「(・・・・・)」
シュート「二人とも、これ以上動くな!」
ナックル「何?」
シュート「りんぷんだ。こいつはりんぷんの微妙な動きで周囲の異変を察知してるんだ」
メレオロン「(・・まずいぜ。気配は消せてもここに俺達がいることには変わりねえ。
俺達が動けば、この粉も微妙に動く。)」
ナックル「・・・メレオロン。息はあとどれぐらい続く」
メレオロン「(指を二本立てる)」
ナックル「・・・」
シャウアププ、じっとナックル達を見ている。
一階。モラウの煙に巻かれているユピー。
ユピー「お〜〜い、何にもしてこないのか? まあ別に楽だからそれでもいけど」
モラウ「(・・・そのとおり。俺はお前には何もするつもりは無い。あいつが戦闘狂で
なくて助かったぜ。そろそろ会長が来るはずだ。あとはできるかぎりこいつを足止めするだけ」
ユピーの携帯がなる。ユピー出る。
ユピー「ほう・・そうかい。分かった。すぐ戻る」
モラウ「!? ちっ・・やれやれ、やっぱり戦うしかなさそうだな」
ユピー煙たそうにあるきはじめるが、正面の煙がモラウの姿そっくりに変わる。
ユピー「? あん?」
もらう、渾身の一撃がユピーにヒットする。が、ユピー吹き飛ばされる。
モラウ「悪いが行かせねえぜ。ずっとここで馬鹿みたいに突っ立てな」
ユピーなぐられた頬をかく。薄ら笑い。
モラウ「・・ちっ・・効いてねえか」
王の玉座。一人たたずんでいるメルエム。
王「コムギの奴、遅い。何をしておるのだ」
王。、立ち上がり、玉座を後にする。闘いの気配に気づくが、知らん顔で
コムギの元へ向かう。
ナックル達を見つめているシャウアププ。
ププ「(やはり、何もいないが“何かがある”。どういうことかわからないが、
おそらくは何かしらのの能力。・・一刻も早く王のところへ戻らなくては)」
シャウアププ、ナックル達から一瞬視線を外す。
ナックル、その瞬間を逃さずハコワレをぶち込もうとする。
しかし、シャウアププはりんぷんの唐突な動きに感づき、ナックルの攻撃を避ける。
ナックル「外した!!」
メレオロン、我慢できずに息を吐き出す。
ププ「・・なるほどそういうことでしたか」
シュート「(ドキドキドキドキ)」
ププ「しかし、ピトーの円でも感知できなかったのはなぜでしょう?」
ナックル「(まっまずい・・・メレオロンの能力が・・・ばれた!?)」
ププ「もしかして、円でも感知できないということですか?
いや、しかし実際に今あなた方は私の目の前に居る・・・」
ナックル「(こいつを王のところへ戻すわけにはいかない)」
ププ「まあいいでしょう。所詮ネズミのやること。私の役目は王の護衛。
玉座に戻ればいいだけのこと」
ナックル「行かせるか〜〜〜!!」
次の瞬間、ププの口からストローのようなものが飛び出てくる。ナックル、避ける。
メレオロンの心臓部に突き刺さる。
シュート「!!!!」
メレオロン「え?」
シャウアププ「根元を断てばいい。それだけのこと」
ユピーの攻撃を避け続けるモラウ。
ユピー「おいおいめんどくせえから早く死んでくれねえか? 王のところに戻れねえじゃねえか」
モラウ「へん、戻らせねえよ。それが俺の仕事だからな」
モラウ、すでに疲労困憊でふらついている。
マラウ「(・・まずい。早くも体がガタついてやがる。
倒すどころか、避け続けられるのも時間の問題だぜ)」
ユピー、手からオーラを放出する。
ユピー「とりあえず死んでおけ」
ユピーが軽く作り出して投げつけたオーラは、レイザーの放出攻撃のおよそ10倍。
圧倒されるモラウ。しかし、モラウの目の前でオーラは消える。
ユピー「あれ?」
モラウ「?!」
次の瞬間、ユピーがノブの作り出した穴に引きずり込まれる。
モラウ「! ノブ!」
ノブの声「こいつは私の方が相性が良い。・・・あなたは他の護衛軍を止めてください」
モラウ「ノブー!!」
ゴンとキルア、交戦中。
ゴン「ごめん、キルア! ごめん!!」
キル「あやまってる場合じゃねえだろ!(なんとかゴンを元に戻さないと)」
と、そこへ他の兵隊蟻がやってくる。ゴンキルアを攻撃しはじめる。
キルア、ゴンや蟻から距離を取る。ゴンは蟻に攻撃されているが、反撃しようとしない。
そのままキルアに向かってくる。
キル「・・・・そういうことか・・・!
(恐らくネフェルピトーはゴンに"俺だけを"攻撃するように念をセットしたんだ。
だからゴンは他の蟻を攻撃できない・・・)」
キルア、意を決した表情でその場に立ち尽くす。
ゴン「キルア・・・!」
キルア、ゴンにやさしく微笑む。
キル「ゴン。ごめん。でもこの方法しかないんだ」
キルア、指先をナイフのように尖らせて、自らの胸に打ちこむ。
口から血反吐を吐き、そのまま仰向けに倒れこむ。
ゴン「キルアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」
ゴンについていたネフェルピトーの念が消える。ゴンに向かってくる蟻達。
ゴン、ジャンケンチーで蟻達を切り裂く。
キルアの元に駆け寄るゴン。すでに絶命しているキルア。
ゴンの頭の中ではキルアとの思い出がめぐり、涙。そしてはてしのない怒り。
ゴン「ネフェルピトー・・・ネフェルピトーーーー!!」
無人の玉座に立ち尽くしているネテロ会長。
ネテロ「・・・だれも居ない・・・」
ネフェルピトーがやってくる。
391 :
ヤツ:2007/08/20(月) 18:09:11 ID:iNl3haC50
ハンターハンター〜あれから10日後〜B
ノヴ、会長室に向かう・・・
部屋が空いている・・・
「ん?誰だ?」
バチッ!バチッ!
「3−2弓新!」
「5−9中将!」
(くそっもっと戦略の幅を広げなければコムギには勝てんぞ・・・)
「・・・・お、王!?」
・・・続く?
392 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/20(月) 18:21:57 ID:AHUN15rcO
プフのリンプンには
強力な催眠系作用があるのに、
何故間近のナックル達は平気なのか…?
とか
ゴンへのプログラムが
「近寄るネズミを掃除しろ」
とかだったら
キルアはメチャ無駄死まくりだったのでは…?
とか
つい考えてしまう…
393 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/20(月) 18:43:36 ID:AHUN15rcO
ピトーの操り人形の能力は負傷者にしか使えない
(能力が反則な分制約も強いはず
少なくとも健康体を簡単に操ることは出来ない…ハズ?)
では…?
とか
トリックの根源はナックルではなくメレオロンである
とプフはなぜ迷い無く断定出来たのか…?
とか
モラウは疲労してるとはいえ、
マックスの3〜4割はパワーが使えるはずなのに
煙まく、攻撃かわすだけは流石に無戦略では…?
とか
う〜む…
やはりついつい考えてしまう…
394 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/20(月) 18:51:57 ID:0di9588rO
愚痴だから。読まなくていいよ。
しかし妄想には失望だ。
ユピーの放出技がレイザーの十倍って・・とんだインフレw(しかも本気じゃない)ドラ○ンボールかw
そしてキルアを殺す意味が解らん。もっと策を考えてもいいんじゃないか?あっさりし過ぎ。
絶命したってあるが、どうせ仮死状態でした。テヘッ☆みたいな感じで出てくんだろ。だったら絶命って文を出す必要性は無い筈。
まぁ本当に死んでたらゴンも死ぬべきだな。
カイトも救えず、感情のままにピトーに突っ込んで(←成長してない)逆にフルボッコ。操られる始末。そのせいで一番の親友キルアを死なせる事になる。しかもあっさり。
この後どうせゴン覚醒→策も何も無い、ただ真っ正直からピトーをフルボッコ→ピトーもぼろぼろになりながら反撃、ゴンも怯むが→結局ゴンにフルボッコされる。
これでも妄想には期待してるんだからな。
396 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/20(月) 19:19:16 ID:sPZ4BI1iO
397 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/20(月) 19:38:44 ID:pxNTzK/HO
妄想さんの今後の展開に期待
398 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/20(月) 19:40:17 ID:AHUN15rcO
一応、
愚痴だから読まなくていい
とは書いてあるようだが…
しかし、
あの頭の回転がメチャメチャ早くて
異常に切れまくる策略家キルアが、
いきなり唐突に自殺ってのは…………ちょっと………なぁ……
まぁ生き返るのだろうけれど…
ピトーの方を向く、ネテロ。ピトーはネテロのことなど眼中にない。
ピトー「あれ? 王が居ない?? どこいったのかにゃ」
ネテロ「ワシが聞きたいぐらいのお。(・・こいつがここにいるということは、
しくじったのか、あるいは相手が王に替わったのか? それとも・・・)」
ピトー「? キミは誰? なんでここにいるのかにゃ?(おかしいにゃ。円で反応してないニャ)」
ネテロ「やれやれ。どうやら最低でも二匹しとめればならないらしいの」
ネテロ、構える。ピトー、微笑む。
メルエム、コムギの部屋にいくが、いないことに気づく。
王「どういうことだ。・・・逃げた? いや・・・」
王の全身からオーラが放出される。頭上には盤面(円)。コムギのいる場所を突き止める。
メルエム、コムギのいる部屋に移動する。
城の廊下を走っているゴン。鍵のかかった部屋に気づく。
階段を上がっているモラウ。
城の二階。シャウアププがナックル達を見下ろしている。
メレオロン、かろうじて息がある。
ププ「あなた達を仕留めるのはたやすい。ですがそれは私の仕事ではない。
私の役目は王の護衛。申し訳ないが、失礼させていただく」
シャウアププ、階段を登り始める。
ナックル「待ちやがれ。悪いがそういうわけにはいかねえんだ。」
立ち上がっているナックルとシュート。モラウも二階に上がってくる。
モラウ「そういうことだ。ここから先はいかせねえ」
シャウアププ、ため息をつく。
モラウ「シュート、悪いが手を貸してもらう。ナックル、お前はメレオロンと共に玉座に突っ込め」
ナックル「しっしかし、こいつはもう・・・」
モラウ、ナックルを殴りつける。
モラウ「そういうことはあいつの目を見てから言え。」
ナックル、メレオロンの方を向く。ぜーぜーと息をしながらも、立ち上がろうとしている。
ナックル「メレオロン・・・」
メレオロン「ナックル・・・俺を背負ってくれ・・悪いがもう歩けそうにねえんだ・・」
ナックル、メレオロンを背負う。
メレオロン「頼むぜ・・・これが最後の共犯者だ・・」
ナックル、泣きそうになるのをこらえて、おうよ、と叫ぶ。首を横に振るシャウアププ。
ププ「行かせませんよ」
ナックルに向かっていくシャウアププ。しかしモラウが盾になる。シャウアププ、後ろへ引く。
シュートが素早く近づいてシャウアププの触覚をホテルラフレシアに閉じ込める。
メレオロンを背負って階段を登っていくナックル。
ププ「(!! 触覚が・・・無い・・)」
シュート「おっ・・お前を傷つけたいわけじゃないが、お前の触覚は危険そうなので閉じ込めた・・」
ププ「なるほど・・・。ま、所詮それだけのこと」
ゴン。鍵のかかった異様な雰囲気の部屋の前で立ち止まっている。
ゴン「・・・」
ゴンに近づいてくる、メルエム。
戦っているネテロとピトー。ピトーの方が押し気味。
ネテロ「ふう。護衛軍という奴はまったくやっかいじゃわい」
ピトー「ねえキミ強いね。なんでここにいるのかな?」
ネテロ「さあ、なんでかのう?」
ピトー「教えてよ」
ネテロ「教えない(舌を出す)」
ゴン、部屋の中から女性のうめき声が聞こえる事に気づく。
ゴン「? まさか、パーム?!」
ゴン、ジャンケングーで扉をこじ開ける。部屋の中にはコムギ。
腹部から血を流し、意識が朦朧としている。
ゴン「! 大丈夫、しっかりして!」
ゴン、来ている服を脱ぎ、腹部の傷口に服を当てる。
ゴン「・・駄目だ・・血が止まらない・・」
メルエム、部屋に入ってくる。
王「何者だ、貴様」
振り返るゴン、向かい合うゴンとメルエム。
ゴン「・・・・・」
メルエム、コムギの異変に気づき近づいてくる。ゴンにどけ! と言い放つ。
メルエム「コムギ! どうした! どうしたのだ!」
コムギ「・・・おっ・・・王様・・もうしわげございまぜぬ・・・」
メルエム「どうしたのだ、コムギ、誰に・・・」
メルエム、はっとしてゴンをにらみける。
メルエム「貴様・・・・・か・・・」
ゴン「・・・・王・・・こいつが・・・」
コムギ「王様・・・違います・・・その方、どこのだれかはぞんじまぜぬが、
わだすの傷を見てくださいました・・・ゴホッ・・・」
メルエム、コムギの方を向く。そして大きく息を吸って、
メルエム「ネフェルピトーーーーーすぐに余のところにまいれーーーーーーーーー!!」
ゴン「! (耳を塞ぐ)」
王の声を聞き、ピクッとするネフェルピトー。不審そうに見つめるネテロ。
ピトー「呼んでるニャ」
ピトー、すぐに玉座を飛び出し部屋をあとにする。
ネテロ「・・・今のは、王の声か? なんと馬鹿でかい」
王の声におびえるシャウアププ。
ププ「王が・・・王が叫んでいる・・・まさか・・・」
モラウ「なんだ今の声は?」
コムギが監禁されていた部屋にやってくるピトー。ゴンの姿をみて意外そうな表情。
ピトー「おや? あのツンツンはもう遊び疲れたのかニャ」
ゴン、怒りをあらわにし、ピトーに向かっていこうとするが、王の尻尾で後頭部をたたかれ、悶絶する。
メルエム「次は(その首を)落とす」
後頭部をおさえながら、王をにらむゴン。
メルエム「ピトー。コムギの手当てをせよ」
ピトー「・・・はい。わかりました」
ピトー、コムギの治療をはじめる。その様子をみて驚くゴン。
メルエム「傷がいえたら、余のところに参れ。最後の一局を打とう」
メルエム、部屋を後にする。ゴン、ゆっくりと立ち上がって、無防備状態のネフェを見つめる。
その目はとても穏やかになっている。ゴン、座り込む。
中庭。倒れているキルア。突然体がショックを受けたようにように激しく揺れる。
直後、咳をして、ゆっくりと起き上がる。
キルア「・・・なんとか」
自らの手で心臓を握り、一旦鼓動を止める。そして役目をはたしたゴンの念は消える。
そのとき、事を行う前、キルアは体内の血液に大量の電気を混ぜ込んでいた。
心臓がとまってからしばらくして心臓に電気が集まり、キルアの心臓を断続的に刺激。
あとは電気ショックの要領で心臓の鼓動を再開させたのである。
しかし、これは一種の賭けであり、上手くいく保証はまったくなかった。
キルアが死を覚悟して行った行為であることは間違いない。
キルア「・・なんとか、俺、生きてるみたいだな・・・」
キルア、胸をおさえながら立ち上がる。
キルア「ゴンの奴・・・どこに行った・・?」
キルア、ふらふらと城の中へ入っていく。
404 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/20(月) 19:56:55 ID:MLrfnDAqO
>>395 他人の作ったストーリーに自分が納得いかないんだったら、
自分が納得いくストーリーをここに書いてみればいいんじゃないかな?
玉座に戻るメルエム。ネテロが険しい表情で立っている。
王「何者だ。余に、何か用か?」
ネテロ「お主を倒しにきた者じゃ。」
ネテロ、服を脱ぎ、心シャツ姿にな
王「・・・・・くだらぬ。余は貴様には興味が無い」
ネテロ「・・・ほう」
王「余がコムギに勝ったら、相手をしてやる」
ネテロ「・・。」
突然、王の肩にポットクリンが現れる。ネテロ、それに気づく。
ナックルが玉座に姿を現す。メレオロン、息も絶え絶え。
ナックル「やったぜ・・・ありがとよ、メレオロン・・・」
王「・・? なんだお前は?」
王の玉座。向かいあっている王とコムギ。
二人を囲むように守っているネフェとシャウアププ、モントゥトゥユピー。
少し離れたところに立っている
ゴンキル、ナックルシュート、モラウ、ノブ、ネテロ、メレオロン(ピトーに直してもらった)。
コムギが勝つ。目を閉じる王。
王「・・もう一局だ」
コムギ「はい!」
シャウ「・・・王。失礼ですが、そろそろ選別が・・」
王「やりたければ勝手にやれ。余はいそがしいのだ」
ピトー「・・・・」
ププ「(・・・ああ、王。あなたほどの方がこのような人間に敗れ続けるなど・・・。
しかし、・・)」
ププの回想。
元に戻り、ネフェにつれられ部屋にやってくるコムギ。
メルエム「なぜあのような怪我をおった。答えろ」
シャウアププ、おびえている。
ププ「ああ・・・! この娘が本当のことをはなしたら、私は王に殺される。
でも、それでいい。王が私を食い、強くなってくれるだけのこと(錯乱)」
コムギ「すいまぜん王様。わだず自分で転んでしまって、けがしてしまいました」
ププ「!」
メルエム「ころんで腸をだすとは、人間とはなんと脆いのだ・・・。まあよい。座れ。
続きを行うぞ」
コムギ「はい」
ほっと涙を流して胸をなでおろすシャウアププ。
メルエム「(ゴンたちを見て)・・・ところで、お前達、余を倒しにきたといったな?」
ゴンたち、顔を見回す。
ネテロ「そうじゃ。わしらはお前を倒しにきたのだ」
メルエム「余は今、取り込み中だ。去るがいい。今なら見逃してやろう」
ゴン「そっ、そういうわけにはいかない。お前達の選別を止めにきたし、
・・・カッカイトを元に戻すためにも!」
ゴン、ネフェルピトーをにらみつける。
キルア「ゴン、落ち着けよ。王の様子が変だ。さっきから一局もコムギってやつに勝ってないぜ」
ゴン「でも・・・」
ネテロ「ちとたずねたいのじゃんが・・・」
メルエム「なんだ」
ネテロ「その余儀に勝たねば、選別を行わんということか?」
メルエム「何度も言わせるな。余は忙しいのだ」
一同、拍子抜けする。
ノブ「とりあえず、休戦、ということでよいでしょう」
モラウ「なんてやる気のねえ奴らだ。拍子抜けだぜ・・・」
ププ「全ては王の望むままに行う。それだけのこと(泣き笑い)」
407 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/20(月) 20:01:03 ID:0di9588rO
妄想氏に望む事は…
シャウアププじゃなくて…
シャウアプフだということ…
メルエム「ゴンとやら」
ゴン「!」
メルエム「コムギのこと、礼を言う」
ゴン「・・・・」
メルエム「ネフェルピトー」
ピトー「はい。なんでしょう」
メルエム「カイトという奴はどうしておる」
ピトー「・・・念で操ってます。」
メルエム「解除しろ。」
ピトー「はい。」
ゴン「!!」
メルエム「これで貸しは無しだ。余にも貴様らの念がついているのだからな」
ゴン「あの・・」
メルエム「余儀が終わったら、すぐに選別を開始する。それまでは余の邪魔をするな」
城の外。歩いている一同。タコとパームも合流する。
キルア「一体なんだったんだ、あの王はよ」
ナックル「あのコムギって女がまけたら即選別開始だ。どっちにしても
王は倒さねばならねえだろうな」
シュート「王も護衛軍もトリタテンの効果をしらないから、叩くのは比較的簡単だろう」
モラウ「むしろ問題は護衛軍か。あいつら強いぜ」
ネテロ「その心配は無い。コムギがうまくやってくれるじゃろう」
キルア「! 爺さん。もしかして・・・?」
ネテロ「ププとユピーはともかく、あのネフェルピトーはちょっと厄介な性格じゃな」
ネテロ「まあ、あとはお前達がなんとかせい。」
王の玉座。
ピトー「王。ちょっと散歩してきてもいいですか」
メルエム「好きにしろ。選別までには戻ってこい」
ネフェルピトー、笑顔で城を飛び出していく。
キメラアント編、完。
Dグレは休んでも面白くならないから余計に叩かれる
ププwつうかキルアが復帰したのにゴン華麗にスルーだな。
>>404 だから読まなくていいと・・
まとめサイトあんの?
412 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/20(月) 20:13:37 ID:pxNTzK/HO
妄想さん
ある種冨樫っぽい終わり方だな
413 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/20(月) 20:17:19 ID:zs9PyVQhO
ププとタコはわざとなのか?
わざとなのか!?
前スレの
>>182さんを思い出した。
にーさん
まとめサイトの作業は順調ですか??
415 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/20(月) 20:19:11 ID:AHUN15rcO
打ち切りになった作者の
「次回作にご期待下さい!」
系の終わり方だったな…
416 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/20(月) 20:20:10 ID:zs9PyVQhO
そういえばキャス兄さんの消息が不明だ
>>197以降にーさんの消息が絶たれています。
冨樫の復帰は無理なので、こっちの復帰を期待。
418 :
きゃすばるにーさん:2007/08/20(月) 20:59:46 ID:WQpCeQ23O
いるいる
別にオレは妄想職人じゃないんで、作品は書けないんでさ
このスレも作品が多くなっていい感じだね
意味ない批判にも、真摯な対応をする職人さんには尊敬するよ
ホームページはそのうちあげます オレよりホームページ制作うまい人いるかもしれんので レス待ってます
アニキ!待ってました。
スレで読むの面倒になってきたので、期待してます。
420 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/20(月) 21:09:40 ID:0di9588rO
ああ妄想氏…
けど、なんか、良い終わり方だとオモ。
最初からそーゆー構想だったと思いたい。
421 :
きゃすばるにーさん:2007/08/20(月) 21:22:39 ID:WQpCeQ23O
そーだね
読みにくいね
できれば作者ごとにカテゴリ分けされて書き込める感じの作りにしたいんで
オレ以外にもホームページ制作できる人いたら協力して下さい
422 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/20(月) 21:28:54 ID:5Uif2npFO
名前がププになるだけでなんか読みづらいなww
いや、ストーリーを批判してるわけじゃなくてな。
細かい事だけど、悶絶って気絶することだよね?
424 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/20(月) 21:45:18 ID:0di9588rO
でもやっぱ念の戦いを文章で表すのって難しいよな…
2ちゃんのネタバレ見てなんだつまんねぇって思っても実際原作見たらおもしれー!って思う事何度もあったし
職人さん達頑張ってください
425 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/20(月) 21:47:29 ID:Z2NYuo44O
《王座の間》
血まみれになって王の前に横たわるコムギ…。
王「コ…ムギ…?コムギ!?…くそ…!!!
なんという……なんという脆い生き物なのだ…!!」
ネテロ(王はもはや虫の息…だが…ワシとて…
もう残されたオーラは無いに等しい…
二度に渡る肉体への負荷の反動…身体中の激痛が止まらぬわい……
しかし…残された一握りのオーラを絞り出せば…
あと一発…
あと一発だけ念弾を放つことは…なんとか可能じゃろう…
今あやつは困惑している…。
他者に気を病む者への不意打ち…本意ではないが…
ワシはいま…心源流武闘家としてではなく…
ハンター協会会長として…
王…
お主にとどめをさす……!!!)
王「コ……ム…ギ…返事を…せぬ…か…」
王へとどめを刺すべく、
念弾の照準を定めるネテロ。
ネテロ(…名もなき王よ…
格闘家として…お主を倒したかった……)
ネテロの手に…オーラが凝縮された。
ネテロ(…さらばじゃ…)
…そこへ…一人の人間が姿を現した…
どう考えてもまともに戦って勝つというイメージが浮かばなかったので
こんな感じの平和的エンドにしました。読んでくれた人ありがとう。
427 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/20(月) 21:58:49 ID:0di9588rO
428 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/20(月) 22:15:13 ID:zs9PyVQhO
護衛軍を強く設定し過ぎなんだよな…
護衛軍をデフレさせずに、
かつゴンとかを覚醒させたりせずに倒すのは至難の技
乱さんはそこらへんを妥協しないで、
よく書いてるなぁと思う…。
シャウアプフとか、
軽く流そうと思えば一回戦目で
サラッと倒しちゃうことも出来たのに、
戦っても戦ってもなかなか勝てなくて、
3回もしぶとく現れたからなw
429 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/20(月) 22:30:27 ID:AHUN15rcO
確かにハンタみたいな種類の漫画を…
特にバトルを文字で表現するのは、極めて難しい…
いや、確かに簡単ではないけど文字表記自体とハンタは相性悪くないと思うよ。
念は理屈先行なトコあるから。
ドラゴンボールとかの方が、書きやすいかも知れんが文字で書いても仕方がないという気がする。
431 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/20(月) 22:46:39 ID:Z2NYuo44O
「娘さんどうした! 一体…何があった…!?」
ネテロ(あやつは…いつぞやのハンター試験合格者…
レオリオ!?
く…とどめのタイミングを逃してしまった…!!)
王「何者だ…貴様は…」
レオリオ「黙っていてくれ!!」
コムギに両手を当てるレオリオ。
王「貴様、何を…!」
レオリオ「この子は…俺が助ける…!!」
王(!?ピトーと同じ念能力者…!?
いや…何かが違う…この生き物は一体…)
コムギの体は…レオリオが放出した治癒のオーラに包み込まれていった…。
王(…このオーラの輝き…ピトーのそれとは明らかに違う…
これは一体…)
レオリオ「ハァ…ハァ…ハァ……今の未熟な俺には…この程度が限界だが…
なんとかギリギリ一命だけは…とりとめた…ぜ……」
ゆっくりと目を開けるコムギ…。
コムギ「…総帥…様……ご無事…だす…か…」
王「たわけが…それは余が言うべきこと…」
コムギ「あぁ…しかし総帥様…お体に……おケガが…!?
そ、総帥様…」
王「……コムギ…案ずるな…余は……死なぬ…」
432 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/20(月) 22:50:23 ID:0di9588rO
>>430 確かにそうだww
それでもやっぱバトル描写ってのは難しいと思うよ…
433 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/20(月) 23:01:12 ID:Z2NYuo44O
レオリオ(そ、総帥…!??
そういやここは王座の間…
コイツが…コイツが……あの暴君…王…なのか!???
俺にはそんな…悪魔のようには…とても見えねぇが…)
王「…貴様…名は何と申す…一体何者だ…」
レオリオ「…レオリオという者だ……ちなみに医者(あくまで志望)だ…!!」
王「イシャ…一体…何のことだ…それは…」
レオリオ「他人を救うことを生業にしている輩ども…
ってところかな…!」
王(!?何だ!?その理屈は…??
生物は…
他者の命を奪い…搾取することによってのみ生きるというのが…自然の理…
他者を救うことによって生きるだと…?そんな生き物が存在するというのか??
明らかに行為が矛盾している…愚かな…しかし…)
「…その娘…コムギを救ってくれたことについては…礼を言おう…」
(…余は…一体何を言っている…?…クッ…!)
減らず口とかじゃなくてさ・・・
なんだよピトーのオートモードとかさ・・・
いくらなんでもバカにしすぎだろ、シャルナークかっつーのと釣られてやるよ
読者をバカにしてるところは冨樫に近いんじゃねーの
435 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/20(月) 23:22:58 ID:AHUN15rcO
>>434 護衛軍の能力はまだまだ全然未知数まくりじゃん…
てか
・ライオンが波乗りする
・イカに憧れるタコが何故かノミを飛ばす
・キルアに屁をぶちかまして攻撃する蟻
・BARでくつろぎながら変な口調でダーツを投げる魚人間達
・鬼ごっこしようとかいい出す敵
・部屋に引きこもってずっとゲームばっかやってるラスボス
・ボノレノフがいきなり木星を召還
・フェイタンが大爆発、ライジングサン!「太陽に灼かれて!」
・フィンクスが腕をぐるぐるしてウヴォーギンの劣化ビッグインパクト
↑
こんな漫画だぞ?
それ以前にここは妄想スレ…
436 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/20(月) 23:28:45 ID:0di9588rO
>>435 ワロタwwwwww
文章だと本当にトンデモ漫画だな>ハンタ蟻編
437 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/20(月) 23:31:34 ID:zs9PyVQhO
>>434 オート操作も出来るし
複数の人間を同時に動かせる
いま分かっているだけでも
これだけの能力。
シャルみたいに自分をオート操作出来てもなんの不思議もない。
ハンターに不向きなのでは…
掲載前に、
>>435みたいな妄想ネタを書く人とかがいたら、
異論を唱えそうだ…。
てかスレタイ読もうよ…
438 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/20(月) 23:38:15 ID:nYpwhhfq0
ハンターハンター来年で10周年か
特別企画で毎週連載しないかな
439 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/20(月) 23:51:15 ID:AHUN15rcO
>>436 何故か知らんが円で全く関知が出来ない、
ドラえもん石ころ帽子丸パクリ能力とか、
普通に「それはないだろ!w」
と思ったしなぁw
ゴンが深く考えず無防備にデートをしたせいで、
キルアが死にそうになるとかw
・ルーレット式の、ゲーセンみたいなカイトの能力
(変なピエロがなんかいちいちうるさい)
・ノヴがヘタレてシラガのオッサンになる
・ネテロの本気の時の服がアメ横ギャグTシャツ風
・金正日がゲスト出演
・ゴンが包丁持ったストーカーに粘着され、
怖くなった師匠に置き去りにされた上にフラれる
文字にするとなかなかチャーミングだw
まともに日本語も話せない携帯からばっかのクソガキばっかだってことがよくわかったよ。
441 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/21(火) 00:03:33 ID:M56Ba0XgO
・トうガらシさん
・ウソバレ師さん
・乱さん
・キャス兄さん
全員携帯な件
442 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/21(火) 00:06:54 ID:e1EVJpgSO
443 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/21(火) 00:08:38 ID:7nN12h29O
444 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/21(火) 00:13:42 ID:++4TPvr+O
PC持ってるけど、2ちゃんは携帯で見る事が非常に多い。
445 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/21(火) 00:20:12 ID:M56Ba0XgO
コードレスだし、
自室やネカフェにとじこもって
黙々とPC画面と向き合わなければならないっていう
制約が無いから
利便性は高いかもね
446 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/21(火) 00:33:03 ID:++4TPvr+O
携帯からでもPCからでもなんでもいいよ
要は面白い作品が読めれば
ちなみに今までに見たハンタの妄想ネタで一番凄いと思ったのは、
G.I編らへんのウソバレでヒソカは実は念の存在で、それをクロロが見破る話。
センスあるなこの人、と思った。
447 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/21(火) 01:04:07 ID:M56Ba0XgO
ヒソカッて、
FFYのケフカやアメコミの敵キャラやディオやら、
色んなキャラの魅力を所々チョイスして
富樫流オリキャラにしてて
上手いなぁ〜
と思ってたんだが、
まだ何か足りないと思ってた
で、
>>446 を見てふと思い出したんだが…
キルバーンだw
タロットやら喋り方やらw
性格は全然違うけどね。
しかしスレチだが、
キルバーンは中盤から相当長期に渡っていたキャラだが、
正体と目的を早い段階で見破った人は周りにはいなかったなぁ〜
あの頃2ちゃんがあったらどうだったんだろ
名前があからさまだから目的はある程度見破る人はいただろうけど
そもそもキルバーンは最初出て来た時から全て考えていたのかね。
449 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/21(火) 02:09:18 ID:M56Ba0XgO
バーン
ミストバーン
キルバーンという名前から、
目的自体は最初から考えていたっぽい
死神本体が偽物ってところは後付けかもね
450 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/21(火) 08:38:47 ID:KeJHceFiO
趣旨変わってんがな・・・
451 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/21(火) 09:00:27 ID:++4TPvr+O
ダイ大も勇者覚醒イベントのオンパレードだったが、敵の強さのインフレがほとんど無かったから最後まで楽しんで読めた好例
スレ違いなので作品待ち期待あげ
452 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/21(火) 11:30:32 ID:BeapfAFA0
ついにピトーを倒したゴンとキルアは、王の間へと向かった。
計画では、すでにネテロは王と戦っている。
二人は王の間に到着した、が、あたりは静まり返り殺気は感じられない…。
意を決し、扉を蹴破る。
不思議な光景が飛び込んだ。
王の間の中央には一匹のキメラと一人の少女が、床に座りじっとしていた。
ネテロはその間に立ち、彼らを見守っていた。
ゴンとキルアは緊張を保ちつつ、ネテロ達の方へ向かう…。
戦闘の気配はまるで無い。
キメラと少女は格子状の盤を睨み、ネテロも上から覗くだけである。
どれくらい経っただろうか。数十秒、あるいは数分…。
少女が盤上の一齣を動かした。
ネテロはようやく視線をゴン達に向け、話し始めた。
「わしがここに着いた時、既にこの状態じゃった…。」
「………」
「わしらは王を甘く見ていた。王は強い。おそらく…、世界中のハンターが束になっても敵わんじゃろう。」
盤上を見つめて座っているキメラがおもむろに言った。
「貴様らにはもう飽きた。危害を加えるつもりは無い。ただし、コムギとの試合を邪魔する奴は殺す。」
「……わしらにできることは何も無い。」
ゴンとキルアは全てを悟り、部屋を後にした。
二人の心には、不思議と清々しさで満たされていた。
「帰ろう!カイトが待ってるよ!」
ゴンはそう言って、走り出した。
HUNTER×HUNTER・終
冨樫義博先生の次回作にご期待ください
453 :
ウソバレ連合:2007/08/21(火) 11:33:36 ID:G/dZLWroO
ウソバレ師さんにヒソカ対クロロの続き書いてほしいの俺だけじゃないはす゛、お願いします。戻ってきて下さい。
454 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/21(火) 11:35:46 ID:KeJHceFiO
同意!
455 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/21(火) 12:41:01 ID:QJQdtjQ8O
王(……コムギには軍棋でかなわぬまま…
…老いた人間に…半身を吹き飛ばされ…
…我が身を庇ったコムギを…人間に救われた…。)
自分のしる「知」とは全く異なる、
遥か高みの知を体現する不可思議な人間、
コムギとの接触…。
ネテロとの、産まれて初めての、
我が身の全てを賭したぶつかり合い…。
そして…コムギの命を救った人間…。
王は、もうかつての王ではなくなっていた…。
王(フ…『完敗』…だな…
…護衛軍の気配も感じられぬ…
余はもう…「王」ではない…か…
だが……今だわからり得ぬ……
余は…
一体…
何の為に…
…生まれて…
…きた…?)
レオリオ(…爺さんと王との戦いはどうやら終わったみたいだな…
伝達装置で…合図を送るか…)
ノヴ「!!レオリオより信号…!!点滅しているのは……白いランプ…!!!
これは……」
ナックル「…『王と会長との決着は着いた』…!!!」
ノヴ「急ぎましょう…!王の間へ…!」
456 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/21(火) 12:42:39 ID:QJQdtjQ8O
オーラを使い果たし、満身創痍のネテロ。
半身を失い力果て、もはや動くことすらもままならぬ王。
王の傍に座り込むコムギとレオリオ。
王「そういえば老人…お前の名をまだ…聞いていなかったな…」
ネテロ「……ワシは…ネテロ…じゃ…」
王「……ネテロ…か……」
「…コムギ…ネテロ…レオリオ……
良い…名だな……
余には…名前がない…
余はネテロの言っていた通り…
だだの…「王」という…記号としての存在でしかなかった…
そして余は…もはや…王ですら無くなった…
余は…一体…
何者なのだ……。」
コムギ(そ、総帥様…)
そこへ…ノヴとナックルが駆けつけた…!
王「……またもや…人間……か…そなたらは……」
ナックル(か、会長…!あ、あんなにボロボロに…
で、でも…無事生きて………(涙)
ノヴ「王…
あなたに…
会わせたい方がいます…」
457 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/21(火) 12:47:47 ID:QJQdtjQ8O
ノヴ「王…あなたに会わせたい方が…」
そこに姿を現したのは…コルト…!
コルト「王…貴方に…貴方の母…
女王の遺言を伝えに参りました…。」
王(?奴は…あの時の…遺言…?)
コルト「王の…真実の名です…」
王(!!!)
コルト「貴方の名は……『メルエム』…!!
『全てを照らす光』…。それが…その名に込められた意味です…。」
王(フ…ハハ…『メルエム』…。『全てを照らす光』…。
余に…この余に…名が…あったとはな……。)
コルト「メルエム様…貴方に…会って頂きたい方がおります…」
そこに姿を見せたのは…
コルトに抱きかかえられた…
人間と瓜二つの姿をした…
小さなキメラアントだった…。
メルエム「……こやつは……」
コルト「名前はありません…この子供は…
私にとっては…自分の妹の生まれ変わりような存在であり…
貴方にとっては…生き別れの双子の弟のような存在であり…
そして…女王が…最後に産んだキメラアントでございます…」
メルエム「フハハ…余に…生き別れの兄弟がいたとは…な…
しかしそやつ…精気が感じられぬ…」
コルト「この子は…私が…私が守り抜くと…そう誓ったのですが…(涙)
生まれつき体が弱く…もう…長くはありません…
この子がこの世を去ってしまう前に…一目メルエム様の元に…会わせたいと…」
レオリオ(…こりゃあ病気じゃあないな…
この子供は…生まれつき体を纏うオーラが極端に弱い体質なようだ…
こればかりは俺にもどうすることも…)
メルエム「よかろう…余のオーラ…我が片割れに授けよう…」
コルト(!??)
458 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/21(火) 12:50:03 ID:QJQdtjQ8O
コルト「な…で…出来るのですか…!??
そ…そんなことが…!!?
しかし…そしたらメルエム様は…」
メルエム「余は…自らのオーラを人に分け与える能力を持っている…
余は…どのみちもうすぐ死ぬ…。
残り少ないオーラだが…全てを託せば…その片割れも精気を取り戻すであろう…」
コムギ「そ…総帥様!??…い…一体何を…!??」
(王であった余には全く不要でしかなかったこの力…
何故このような力が余に備わっていたのか…全く解せなかった…
ネテロ…コムギ…レオリオ…そして…我が片割れを見て…
いま…初めて理解できた気がするわ…
余が…この世界に産まれたことの……)
メルエム「余の名…『メルエム』…その片割れに与える…。
名前もなく生き続けることの虚…
余は誰よりも理解している…。」
コムギ(そ…総帥様…!)
メルエムは子供に手をかざした…。
子供の体に…光が宿されていく…。
そして…
今まで死んだように横たわっていた子供に…
オーラが宿った…。
子供「??…う?……あ…こ、これは…?僕の体に…?…光が…?
し…喋れる…?体が…動…く…?
光が…溢れ出てくる…!?」
「わが双子…半身よ…余の光は…
そなたの中で…余と共に…永遠に生き続けるであろう…。
余とそなたは一つの命となる…。
…そなたは我が身と一つの『メルエム』として…
全てを照らす…光と…なれ…
それがあの女…いや…母の…願い…
そして…余の…願い…」
王はそう言うと…
口を閉ざし…動かなくなった…
コムギ(そ……総帥……様……)
459 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/21(火) 13:14:22 ID:7nN12h29O
おぉ〜…
赤ん坊の伏線を最後にもってくるとは…
乙です!
460 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/21(火) 13:18:37 ID:G/dZLWroO
名前のない苦って、うまれてそんなたってねぇだろ
461 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/21(火) 13:47:13 ID:++4TPvr+O
ウソバレ厨に一人痛いのがいるな
462 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/21(火) 14:19:58 ID:M56Ba0XgO
>>460 コミック未収録話を読めばわかるが、
王が自分の名前を
護衛軍にしきりに尋ねる場面とか、
余は「王」だ。
だか余は…一体なにものなんだぁ〜
一体何のために生まれてきたぁ〜?とか
まぁ色々ある
スレタイがスレタイだし、
個人の主観や想像力のままに描くのが
このスレの良さだよ
258話で少し成長した1歳児?くらいの元気そうな赤ちゃんがコルトの後ろで
玩具で遊んでたけどあれ王の片割れだよね?
あれから1日ちょっとしか経ってないしさすがにその間に
死にそうになるとは考えられないんだけど、それに言葉も だーとかしか
言ってなかったし・・・ まぁ多少は気にせず見ますか!
乱さんの話は面白いので続き楽しみにまってます。
464 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/21(火) 15:12:09 ID:M56Ba0XgO
>>463 それを言ったら、
ウソバレ師さんの話は…
「王の片割れが何故か自らメルエムと名乗り、
女王の巣の蟻を全員殺す
ヂートゥを瞬殺
ユピーを瞬殺
とにかく喰いまくる
しかも饒舌」
突っ込み所満載に…
まぁ片割れと同い年程度の王が、
あれだけの超人なんだから、
片割れが特殊なキャラでも不思議はないと思う
セリフも「だ〜」の一言だから、
まぁ言葉が全く喋れないかどうかは確定出来ないしな…
それに元々ハンタは、
「ネテロが四次元マンション内で電話していたのに、
「四次元マンション内ではいかなる通信手段も使用不可能!」
とか言い出す」
ぐらいの矛盾は
普通にある漫画だしな…
とにかく応援してます…!!
>>461 乱厨のほうが痛い奴多いけどな、乱自身も相当痛いがww
466 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/21(火) 15:27:08 ID:++4TPvr+O
乱厨の痛いヤツと、乱自身の文体が非常に似ているのは、似たような感性を持っているからだと思っている
とりあえず『…』が多いよな、乱厨。
別に……どうでもいいが…………
468 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/21(火) 15:56:45 ID:7nN12h29O
ウソバレ厨だの
乱厨だの、
さっきから急にどうしたんだ?
もっと素直に作品を楽しもうよ
469 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/21(火) 15:59:15 ID:QJQdtjQ8O
ネテロ「…痛痛ッッ……ふぅ…
娘…コムギよ…お主はこれからどうする…?」
コムギ「そ…総帥様には…まだ…微かに…息が残っておられますだ…
わだすは…総帥様の最後を見届けてから…それから考えますだ…」
ネテロ「…そうか…達者でな…コムギよ…」
《中央庭園》
ゴン「う…いたた…お、俺は一体…眠って……いたのか!?
あ、あれ!?ヤツが…いない…!?…消滅した…のか??
そ、そうだ…キ、キルアは…パームは……!!」
キルアの元へと駆けつけていくゴン。
ゴン(!??これは…!?)
キルアの腹部から胸部付近にまで渡って空けられた、
巨大な穴…
しかし…
致命傷となる部分にだけは、
何故か治療を施した後が残っていた…。
ゴン「キ、キルア…!キルア…!!」
キルアは死には至ってはいなかったが、
やはり傷は深く…
意識が戻ることはなかった…。
このスレの携帯率の高さは異常
471 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/21(火) 16:00:50 ID:QJQdtjQ8O
ゴン(キルア…クッ…パームは…!?)
静かに横たわるボロボロのパーム…。
ゴン(………パーム……ごめん…)
そっとパームに手をやるゴン。
ゴン(!!脈が…ある…!!)
そこへ駆けつけて来るレオリオ。
ゴン「レ、レオリオ…!?」
レオリオ「ゴン…! !?キルアのその傷はどうした!?…それに…傷だらけの姉さんが…
ご、護衛軍にやられたのか…!?」
ゴン「あぁ…俺のせいで……。意識も…戻らないんだ…。」
レオリオ「見せてみろ!!」
(な??キルアの傷口に…接合を施した跡がある…!?)
「こ、これは…一体誰がやったんだ…!?」
ゴン「わからない…俺…気を失っていたから…」
レオリオ(ク…しかし傷が深すぎる…)
「そこの姉さんは…」
パームの元へと駆けつけていくレオリオ。
(チ…確かに脈はあるが…こっちも怪我が酷すぎる…)
(キルアもパームって姉さんも…俺の今の能力じゃあどうにもやらねぇ…
イヤ…
例え一流の病院に運んだとしても…
意識は戻らないだろう…そればかりか…
いつ死んでもおかしくない状態だ…
…クソ…まずいぜ…)
472 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/21(火) 16:04:03 ID:QJQdtjQ8O
《宮殿の外に集まったメンバー達》
レオリオ「ゴン!…キルアとパームって姉さんは…どうやらまだ希望はあるみたいだぜ…!!」
ゴン「え…!?まさか…グリードアイランドに行って…回復を…!?」
レオリオ「その…ナントカって島に行くにはどうやら時間がかかっちまうらしくてな…
近隣の施設へと運ばれた…」
ゴン(……)
不安そうな表情を浮かべるゴン。
レオリオ「安心しなゴン!その病院ってやつは…
(俺もさっき知ったんだが…)
その名も法術施設「レガリア」…!
ハンター協会お墨付き!
ありとあらゆる最先端の技術、設備が整った、世界一のドデカイ施設!!
期待大だぜ!!」
ゴン(「レガリア」…そんな凄い施設が…よ、良かった…少しは希望が…)
ゴン「そうだ、カイト…カ、カイトは…!?」
ゴンの前に姿を現すカイト。
カイト「ゴン…事情は全て聞いた…
心配させて…済まなかったな…ゴン…」
ゴン「カ…カイト……カイト〜…!!!」
背を向け、うつむいているナックル。
ナックル「ヘヘ…泣かせるじゃねぇか…」
(ク…シュートばかりか…モラウ師匠まで犠牲になっていたなんてよ…ウッ…)
皆に背を向け、ナックルは溢れる涙を流し続けた…。
ノヴ(しかし妙だ…事情を聞いたところ、ゴンが相手をしていた護衛軍の遺体はまだ発見されていない…。
そして謎の縫合の痕跡…
肉弾戦で消滅して死ぬなどというのは、キメラアントの特性上考えにくい…
はやりソイツはまだどこかで生きていて…
そして…自らの意思で、カイトの操作を解除し、キルアを施術したというのか…!??
一体どういうことだ!?……ゴン……この少年は……一体……)
473 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/21(火) 16:13:35 ID:QJQdtjQ8O
《王座の間》
コムギ「…総帥…様…」
王「…コム…ギ…?」
コムギ「……」
王「余は…もう総帥でも王でもない…
ただ…眼前の死を待つだけの存在…
余は…自らの全てを…余の片割れ…メルエムに与えた…
知恵も…力も…光も…全てをな…
今お前の前にいる生き物は…ただの…
…抜け殻だ…」
コムギ「…恐れながら総帥様…
今の総帥様は…わだすには抜け殻なぞにはとても思えませぬだ…
むすろ……今までの総帥様よりも……ずっと……
…わだすには目が見えねえだすが…わだすにはこれが…
これが総帥様の…本当のお姿のような…」
王「……コムギ…」
コムギ「ハッ!!ごぶれいを!!
た…た大変失礼なごとを…!!も、申すわげございま…」
王「一局…打つか…?」
コムギ(!??)
一緒困惑するコムギ。
しかしその後、意を決したかのように、
生き生きとした声で返事を返した。
コムギ「ハ…ハイ…!(涙)」
それから2人は、何も言葉を交わすことは無かった…
その時の王の棋府は…それまでのどれよりも、美しかった…
2人は…打ち続けた…
棋府を置く音が…
誰も居なくなった城内に、ただ静かに響き渡った…。
474 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/21(火) 16:35:21 ID:YfXoVVO+0
475 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/21(火) 17:04:32 ID:7nN12h29O
乱さんGJです!
王の最後はなんというか、富樫さんらしくて?
とても良かったです!
ウソバレさんのヒソカVSクロロ戦は、
自分も読んでみたいかも
ところでトうガらシさん、
アンチに叩かれてから
投下が一気に減ってしまったように思うんですが、
気にせずどんどん書いてもらえると嬉しいです!
>>369 今週ジャンプのディーグレイで冨樫菌が発生W
って言ってるがジャンプの494Pの星野桂の欄を見てみな。
思いがけない人=冨樫
星野「やべ、締切やべ。下書きしか」
現実逃避で散歩
星野「あれ冨樫先生だ。」
冨樫「大きい声を出すな。」
星野「やばいんすよ。実は…」
冨樫「そんなの俺はしょっちゅうだぜ。なれたら気にならなくなるぜ」
星野「気にしなくていいんだ。じゃあ下書きでだすお」
となったわけだ。妄想してみる
477 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/21(火) 19:47:18 ID:++4TPvr+O
>>475 いきなり場面が変わって決着がすでに着いてる展開にしそうだけどw
478 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/22(水) 00:06:01 ID:DZ9OixqgO
乱しね
>>451 クロコダイン・マァムのヤムチャ化はすごかったけどな。
最終的にレオナの方が使えるってどんでけ〜
481 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/22(水) 01:08:23 ID:j8lpoG75O
王から、
その叡智と力と、
光輝くオーラの全てを授かったメルエム。
メルエム(…私の中で…生き別れの我が兄弟は…
生き続けるのですね…
これからは私と共に…生きてゆきましょう…兄さん…)
メルエムは女王とは比較にならぬほどに
強大な信号を放ち…
NGLの蟻達に呼びかけた…
『…私の元へ…!』
幼子のような外見とは裏腹に、
その声色はどこか神々しく…
聴く者達に畏怖の念を抱かせるものがあった…。
NGLに散らばっていた蟻達は、メルエムの元へと集い…
ひれ伏した…。
482 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/22(水) 01:10:28 ID:j8lpoG75O
ネテロ会長らハンター協会の協力を経て、
メルエムはNGL内に小規模な自治国を設立した。
ナックル「NGL外の蟻達はどうします?」
ノヴ「経験に富んだ幻獣ハンター達に任せましょう。
なるべく一方的な殺害はせずに、
捕獲・事情の説明を最優先させますが…。」
レオリオ「おっと!え〜と確か…ヂートゥとかいうヤツだけは見逃してやれよ!
モラウってダンナの遺言だ。」
ナックル(師匠が…そんなことを…)
レオリオ「そうそうノヴさん、モラウのダンナが言ってたぜ…
『ワガママ聞いてくれてありがとうよ』
…ってな。」
ノヴ(…モラウが……)
「…少し…一人にさせてもらいましょうか…」
レオリオ「……」
ノヴ(…ノヴさん…)
ネテロ(…シュートとモラウは殉職…
そしてキルアとパームは瀕死の状態…
犠牲者を出さぬ限り、この任は成し遂げられぬとわかってはいたが…
代わってやってあげたいものじゃのう…)
そして…キメラの小国とNGLは、共存して生きることとなった。
悪意に染まりきっていたNGLは、
メルエムによって、
その名の通り、光に照らされた世界となった…。
しかし…
光照らすところにまた影もある…
とは、古今問わず賢人気取りの世迷い人の口癖…
メルエムの照らす強い光に呼応するかのように、
巨大な影がまた姿を現そうとしていた…。
483 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/22(水) 01:12:47 ID:j8lpoG75O
《レガリア施設内地下?階》
キルア(う…どこだ…ここは…?)
「目は覚めたかい?体は大丈夫?」
キルア「ここ…は?俺は一体…」
「ここはハンター公認の研究機関…
ま、いまキミがいるこのフロアはちょっと非公認の場所なんだけどね…
会長すら知らないトコだし…
ここに入れるヒトはほとんどいない、
そういう意味ではキミはなかなかラッキーな人間かもね。
まぁキミとパームって人は…これから法的に存在しない人間になるんだけど…
平たく言えば、治療ミスによって死亡した人間ってことになって…
カラダをアチコチいじくった後に、ある遠点地へと輸送される…
そんなトコかな。」
キルア(…なんなんだコイツ…
…?…あそこにある培養液…中に、小型のハチ?…いや…あれは…キメラアント…!!!?)
「お、お前が…まさか…お前達が…あの変種のキメラアントを…誕生させやがったのか……!!!
お前ら…副会長派の…差し金か…!?」
「冗談はやめてくれよ〜。あんなバケモン創ったら、ボクらの身まで危ないじゃあないか…。
う〜ん、キミの精神はまだ十分に安定していないみたいだね…
もう少し眠っていて貰おうかな?」
キルア(う…ち、注射!? ク…い、意識が…)
《ゾルディック邸宅》
マハ「………」
ゼノ「…さっきから一体どうしたんじゃマハ?」
マハ「……キル…ア…いや…気のせい…か」
ゼノ「…?」
484 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/22(水) 01:13:57 ID:j8lpoG75O
《NGLを遠く離れた草原地帯》
ピトー(う…く……首の接合がまだ十分じゃあないみたいだニャ…
しかしあのゴンとかいうネズミ…
不思議な奴だったニャ〜。
なんだか昔の夢を見ていたような…よく思い出せない…ま、いっか♪
さ〜て、これからどうしようかニャ〜。
王はもうボロボロに弱ってたようだし、もう長くはないだろうニャ…。
プフとユピーは気配が跡形もなく消えちゃってたし…。
うん、でも逆に考えれば、これで僕も晴れて自由の身…!
新しいオモチャを狩りにでもいくかニャ!…お腹も減ってきたし…。
久しぶりに『円』でも使って…お…オヤオヤオヤ!?
何やらドデカいネズミを2匹も発見!!
大漁だニャ♪)
485 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/22(水) 01:15:34 ID:j8lpoG75O
《草原地帯》
ヒソカ「終わったかい?」
クロロ「あぁ…ヤツの能力を今盗み終えたところだ…」
ヒソカ「キミも根っからのコレクターだねぇ…まさに盗賊の鏡だよ
しかしあの黒人…(除念の後に、)念を盗もうと尋問(拷問)し始めたとたんに
アレ(姿を掻き消す)だもんなぁ〜…
しかもようやく見つけ出したと思ったら、
まさかあんなにそそられるお仲間サン達を雇っていたとはねぇ…用意周到というか…
ん?どうしたんだいクロロ?」
クロロ「…コッチを…見ているヤツがいる…」
ヒソカ「あぁ、クロロも気付いてた?
ま〜た僕達のデートの邪魔をするゴミが…湧いてきたみたいだねぇ〜…。
いい加減ちょっと…イライラしてきたよ…」
ピトー(お、お!?コッチに気付いてる!?
うんうんうん、なかなかよく出来たオモチャ達だニャ…!
やっぱり今日は大漁収穫だニャッ♪♪)
486 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/22(水) 01:16:50 ID:j8lpoG75O
《副会長の部屋》
副会長ラボロフ
「ク…!ネテロのヤツめ…失脚せなんだか…!!
偶然発生したキメラアントの変種とNGL…
絶好のチャンスじゃったというのに…!!」
秘書「ラボロフ様…」
ラボロフ「もうよい!!新しい参謀長を呼んでこい!!」
秘書「はっ…アルゴ…中へ入れ…」
アルゴ「ラボロフ様…お初にお目にかかります…」
ラボロフ「お主のその優秀な頭脳…
ワシのために使うてくれ…
無能な参謀は不要と思い知らされたからの…」
アルゴ(フンッ…無能なのはキサマだラボロフ…!
口先と権力だけで、自分では何一つ出来ない老いぼれめが…
まぁいい、戸籍も新しく作った…
そしてこの俺の変身能力…
俺がキメラアントだと気付く者は誰もいるまい…
ハンター界は広い…
中には心に負の念を抱く者も…
そいつらに徐々に根を伸ばし…勢力を広げる…!
この世界を…悪意で満たすために…)
487 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/22(水) 01:19:52 ID:j8lpoG75O
《ゴンと仲間達、再会のひととき…》
クラピカ「久しぶりだな…ゴン、レオリオ」
ゴン「クラピカ…!!」
レオリオ「お、ちょっと背が伸びたか?雰囲気が変わったっつーか…」
クラピカ「レオリオは…医大には当然合格出来たんだろうな? まぁ聞くまでもないか…」
レオリオ(ッッ前言撤回…コイツ…何も変わっちゃいねー!!)
《時を忘れ、雑談に花を咲かせるゴン達…》
クラピカ「…ところで…ゴンとレオリオはこれからどうするのだ?」
レオリオ「ッッ…!!…知ってるクセにいちいち聞くな〜!!
クッソ…来年こそはぜってーに受かってやるからな…!」
ゴン「俺は…やっぱりジンを捜す…!!」
クラピカ「そうか…また…離れ離れだな…」
レオリオ(クラピカ…コイツまだ旅団のことを…!?)
ゴン「あ…その前に…キルアとパームに会いに行かなくっちゃ!
行こう!イカルゴ!メレオロン!」
イカルゴ「おうよ!」
メレオロン「お前にゃ恩があるからな…お供させてもらうぜ!」
ゴン「じゃあね!レオリオ!クラピカ!」
レオリオ「達者でな〜!!」
クラピカ(ゴン…また…一回りも二回りも…大きくなったな…)
ゴン(ジン…いつか…
必ず会いに行くからね…!!)
〜THE END〜
488 :
乱 ◆CgtYKI9LDU :2007/08/22(水) 01:20:51 ID:j8lpoG75O
以上で完結です。
稚拙な文に長々とお付き合いして下さった方々、感謝の気持ちで一杯です。
今まで本当にありがとうございました。
m(_ _)m
乙
490 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/22(水) 01:56:05 ID:CLH6jgReO
らんさん素直に面白かったよ〜
ずっと読んでました!
お疲れさまでした♪
491 :
ヤツ:2007/08/22(水) 02:04:34 ID:rd5bK2z70
ハンターハンター〜あれから10日後〜C
ノヴが王と遭遇している頃・・・
−理髪店にて−
「かわいくしてください♪」
「ゲッ!?」
「ん?」
「いえ、お客様どの様に?」
「(ゲッ!?ビノールト!?見なかったことに・・・)あの時のようにポニーテールに」
「かしこまりました(目は合わせない)」
つづく・・・?
492 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/22(水) 02:15:32 ID:xBALWu4TO
493 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/22(水) 02:25:16 ID:97y0/7SRO
乱のような流れだったら逆に失望するな
494 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/22(水) 02:30:26 ID:kZIPfwGvO
いやいや、乱さん乙です。色々言われてたけど俺は楽しんで読んでましたよ。
出来れば一話目からまとめ読みしたいぐらい。
495 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/22(水) 03:23:13 ID:Dg5EKjsVO
フェイタン「おまえ王女か」
ピトー「王の護衛だよー
それとボクは女の子じゃなくて男の子だニャ」
フェイタン「乙女ちくね」
続きを読みたい方はわっふるわっふると御記入ください
正直ストーリー忘れたわけだが
[107] はじめまして 副副キャプテン 2007-08-16 17:18
はじめまして、副副キャプテンと申します。
8月15日午前1時からのABCラジオの「スレッドキングABC」という番組で、HUNTER×HUNTERの連載中止が決まったという話をしていたのですが、本当なのでしょうか?
個人的には、ガセネタであってほしいのですが…。
498 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/22(水) 05:57:14 ID:kZIPfwGvO
わっふるわっふる
Ritualに10月でハンタがリタイアってあったのは本当なの?
フランス語の「Retour」なら日本語だと「復路」
英語だと「Return」
とりあえず唐突にジンが現れて勝手に仕切りトーナメントやるなんて事だけは避けて欲しい…
503 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/22(水) 09:47:19 ID:00LhG9wJO
乱殿も逝ってしまわれたか
504 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/22(水) 11:24:15 ID:PBZ9BnjnO
職人絶滅(^O^)
m9wwww
506 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/22(水) 11:36:17 ID:M+xUQEweO
ジャイロが偽名というのが生々しかった
乙です!
お疲れ様でした!
507 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/22(水) 12:35:22 ID:00LhG9wJO
じゃ、オレが書くかな
0−1
≪宮殿・王の間≫
12時55分
「2−4−1 中将新」
乾いた音と共に二つの声がこだまする。その音はいっこうに止むことも無かった。
退屈そうなネフェルピトーが王の間に顔を出す。
「まだやってるの?そろそろ時間だニャ?」
「ええ…困ったものです… しかしそれも運命。それだけのこと。」
言葉とは裏腹に困った様子も見せないシャウアプフ。
(なんだかニャ〜)
《宮殿外丘の上》
キルアに必死に寄りすがるイカルゴ。
「おい!!大丈夫なんだろうな!!俺は闘わなくていいんだよな!!」
「うっせーな… 闘わねーつってんだろ。タコ。」
「タコじゃねー!!」
「「「「いや、タコだろ」」」」
一同のツッコミにうろたえるイカルゴ。
決戦の前とは思えないほど緩いやり取りに皆が笑う。
「さてと…行くぜ」
一言呟き扉の前に向かうキルア。ゴンとイカルゴも後を追う。
「死ぬなよ…」
ノヴの声に振り向くゴン。
「ノヴさんこそ気をつけてね」
思いもよらぬ一言がノヴの心臓に突き刺さる。自嘲と思えるような笑いがこぼれる。
(気をつけて…か、だらしないですね私は…)
消え逝くように儚い後姿。
先待つ未来も分からずに少年は進む。
その先に誰もが幸せな世界があるように。
509 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/22(水) 13:53:55 ID:PBZ9BnjnO
510 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/22(水) 13:54:53 ID:2an0fsGaO
新人さんきたー
>>509 ありがとうございます。
妄想なんで伏線とか念能力とか適当になると思うんですけど
読んでくれるとありがたいです。
512 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/22(水) 15:20:21 ID:M+xUQEweO
一通り完結したようなので、
乱さん
妄想さん
ウソバレ師さん
トうガらシさん
の作品を、
まとめていきたいと思います。
513 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/22(水) 15:20:59 ID:M+xUQEweO
514 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/22(水) 15:21:41 ID:M+xUQEweO
515 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/22(水) 15:22:48 ID:M+xUQEweO
516 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/22(水) 15:23:36 ID:M+xUQEweO
517 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/22(水) 15:24:15 ID:M+xUQEweO
518 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/22(水) 15:25:05 ID:M+xUQEweO
519 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/22(水) 15:25:55 ID:M+xUQEweO
520 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/22(水) 15:26:42 ID:M+xUQEweO
521 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/22(水) 15:27:44 ID:M+xUQEweO
522 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/22(水) 15:28:32 ID:M+xUQEweO
523 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/22(水) 15:31:16 ID:AQ3uLdFvO
これはありがたい…!!
職人さん・まとめ師さん、超乙です。
525 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/22(水) 16:16:57 ID:M+xUQEweO
526 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/22(水) 16:17:57 ID:M+xUQEweO
527 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/22(水) 16:18:39 ID:M+xUQEweO
528 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/22(水) 16:20:02 ID:1BcnKPSl0
冨樫義博はナノテクノロジー事件
529 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/22(水) 16:21:28 ID:M+xUQEweO
以上です。
それぞれ個性があって、
どれも面白い…!
どの作品も、最高だと思います!
職人さん達に感謝を込めて
530 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/22(水) 16:33:28 ID:AQ3uLdFvO
超乙です!
どれも名作だ…
531 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/22(水) 16:59:29 ID:PBZ9BnjnO
頑張って最初から読み返してみます
532 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/22(水) 17:53:31 ID:00LhG9wJO
これ2スレ目だけど、前スレからウソバレ乱とうがらししか書いてなかったの?
533 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/22(水) 18:05:56 ID:AQ3uLdFvO
1、2回レスして脱落していく人ならいた
キャス兄さんもそれで、
作品を書くことの難しさを思い知らされて、
荒らしからホムペ制作志願者にまで改心した
という歴史があったり
534 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/22(水) 18:16:28 ID:DZ9OixqgO
もうつぎはクロロ対ヒソカ妄想完結スレ立てればいんじゃね
535 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/22(水) 18:25:32 ID:00LhG9wJO
それならもう妄想スレでいいんじゃね?
536 :
○:2007/08/22(水) 19:20:31 ID:pDKFIKEM0
前回は
>>508 0−2
「ニャ?」
突然の声に驚いたようにシャウアプフが問いかける。
「どうしたかしたのですかピトー?」
「宮殿内にネズミが3匹入ってきたニャ。2匹まっすぐこっちに向かってる」
驚くシャウアプフは不審者の侵入を王に告げる。
「好きにせよ。余の邪魔をするなら殺す。それだけだ。」
一蹴する王にシャウアプフが詰め寄る。
「しかし王。彼女は…」
横目でコムギを見るシャウアプフ。
「うむ…コムギ。軍儀は暫し中断だ。下がっておれ。」
驚いたように顔を上げるコムギ。
「へば?いえいえ大丈夫だす。まだまだわだすは…」
さえぎるように王が告げる。
「すぐに済む。今は下がっておれ。よいな?」
「へば…では…」
王の間を後にするコムギ。
「パー!!」
大きな叫び声とともに巨大な念弾が王を襲う。モントゥユピーが王の眼前で防ぐ。
王の間の入り口にはゴンとキルアが立っていた。
余裕で初撃を防ぎ聳え立つモントゥユピー。
「来た 侵入者♪」
「行くぞ!!ゴン!!」
王の間から撤退するゴンとキルア。追うモントゥユピー。
階段下で左右に散る。
(さて、どっちを追うか…)
モントゥユピーを制止するシャウアプフ。
「ユピー。放っておきなさい。師団長どもに始末させればいい。
私たちは王をお守りする…ただそれだけのこと」
「でも宮殿内いる動ける師団長って2人しかいないニャ。相手は3匹…足りないニャ?」
ピトーの発言に顔を見合わせる3人。モントゥユピーが首をひねる。
「どーすんだ?」
537 :
○:2007/08/22(水) 19:21:38 ID:pDKFIKEM0
0ー3
暗がりの長い廊下。汗をこぼし走るキルア。
(やっぱり追ってこない・・・ まぁハナから追って来るなんて思ってないケド
・・・それにしても)
キルアの脳裏に王と護衛軍の姿がよぎった。
刹那に笑みを浮かべる。
うごめく邪悪で濁ったオーラ。
その笑みをキルアはまだ気付いていない。
そう・・・まだ・・・
《王の間》
「じゃ結局ユピーが行くってコト?僕は?」
話し合いの末に出た結論に首を傾げるネフェルピトー。
「貴方は円での監視があるでしょう」
シャウアプフの答えに拗ねながら愚痴を零す。
「ニャーつまらないにゃ・・・」
やれやれと息をつぐシャウアプフ。
「でっ 俺は何処に行けばいーんだ?」
たまり兼ねたようにモントゥユピーが輪に入る。
「そうですね・・・ではユピー、貴方は・・・」
時を同じくして走るゴン。作戦前のキルアの言葉を思い出す。
[一発かましたら後退する。もちろん護衛軍は追ってこない。宮殿の中には兵隊蟻が2〜3匹いるらしいからな。そいつらに任せるハズだ。逆に言えばそいつらを倒せば奴らが動
く。宮殿内の侵入者を放っておくなんてことはしない。奴らもプライドはあるからな]
拳を握り閉める。浮かぶのは憎きあの顔。
(ネフェルピトー・・・!!)
膨れ上がるオーラ。それは変革の途上だろうか?
確かにそこには淡いフローレスの一面が映っていた
ただ・・・危うく怪しげに・・・
538 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/22(水) 19:27:49 ID:PBZ9BnjnO
やべぇ...キルアの封印そっち持ってくんだ!ww
シルバの台詞の伏線捕らえるあたりすげぇや!
539 :
トうガらシ:2007/08/22(水) 19:30:06 ID:C1SDhY+zO
私的な事情で忙しく、数日ぶりに来てみたら……
ウソバレ師さん、乱さん終わってるなんて…すごいショックです
自分が1番最初に始めたのに…頑張って終わらせなくては!!
540 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/22(水) 20:38:10 ID:AQ3uLdFvO
乱さんの作品の
ピトー戦とかでの
ゴンの、
「濁ったオーラ」
やら、
「フローレスの危うい輝きを取り戻した」
うんぬんを見て思ったんだけんど、
ゴンって、アルマジロとの戦いで、作中はじめて殺意オンリーで敵をぬっころしたんだよね。
最新巻では、
ゴンがイルミみたいな目つきをしてるシーン、
あれはもうヤバイなと。
スターウォーズ風に言うなら、
ダークサイド側の世界?に踏み込んじゃったなぁって。
逆にキルアは、(殺戮自体はするんだけれども、)
これまでになくメッチャスガスガしく描かれているなぁっていうか。
富樫は「復讐」っていうのをテーマに扱うときとかは
単純には終わらせないところがあるけど、
ピトー戦ではどうなるんだろ。
でもピトーは純粋な悪だしなぁ…難しいとこだ。
個人的に乱さんはそこらへんなかなか上手くまとめたなぁって思った。
>>539 とうさんお久しぶりです!!!
541 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/22(水) 20:56:45 ID:M+xUQEweO
トうガらシさんこんにちわ!
しかしこれだけ完結してるのがあると
新しい人はなかなか書きにくいだろうな…
542 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/22(水) 21:00:54 ID:AQ3uLdFvO
4人の作品の良かった点を抽出してミックスすれば
ハイパーなフュージョン作品になりそうな気がする
ここはエイジアン大陸のとある砂浜・・・
一匹の怪物がうちあげられた。
???「シュー....シューッ....」
???「(何としてでも我の遺伝子を残さなければならない・・・)」
それは、あの女王と同質のキメラアントであった。
一つ違うのが・・・・・彼は男だということで・・・
女王に子種を撒いた本人であったからだ。
すなわち・・・彼は”王”!!
王(仮)「(ハンターから逃げ延びたは良いがあいつはもう生きていないだろう)」
回想・・・
G.Iと同じく地図に載っていない、とある島を転々としながら、
2人は共にいきてた。
人間で言う夫婦だ。
ただ彼らのすごした島からは生き物が1匹残らず消え去ったのだが・・・
544 :
○:2007/08/22(水) 21:19:21 ID:pDKFIKEM0
前回
>>537 0ー4
(急げ!!急げ!!)
地下に向かう階段を降り、廊下を駆けるイカルゴ。
(よし!!こっちだ!!)
「!!!」
角を曲がり前を向くとそこにはモントゥユピーが立っていた。
(護衛軍!!やべー!!どーすんだこれ!!殺されちまう・・・
ごめんキルア、俺役に立て無かった・・・)
涙を流し覚悟を決めるイカルゴに思いもよらない一言がかけられる。
「・・・おいお前、この辺に侵入者がいるらしいんだが知らねぇか?」
「・・・はイ?」
予想外過ぎる言葉に呆然とするイカルゴ。
(ちょっと待て・・・もしかしてバレてなイ?)
「おい、どーなんだよ」
(これはチャンスかも!?)
「えー、侵入者らしき奴なら北階段の方へ向かイましたが・・・」
「よし・・・北だな」
イカルゴの報告を受けて去っていくモントゥユピー。
(いや!?そっち南だけど!?)
嵐の後の静かな廊下に立ち息を吐くイカルゴ。
「バカでよかった・・・」
《宮殿1階東廊下》
「おー みっけ、みっけ。」
対峙するキルアとブロヴータ。
(よーやくおでましか)
545 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/22(水) 21:19:46 ID:ITw0F+PH0
test
546 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/22(水) 21:33:03 ID:CxOLJbizO
ハンタ復帰濃厚だってな
547 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/22(水) 22:27:16 ID:PBZ9BnjnO
548 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/22(水) 22:37:28 ID:xBALWu4TO
>>543 残念だけど、キメラは確かオスはいらないはずだお(´・ω・`)
兵隊蟻にオスがいるから、いても良いかと思った。
もし許しがでるようなら、書きますが。。。
受け付けないようでしたら、諦めますorz
550 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/22(水) 22:59:11 ID:xBALWu4TO
>>549 言葉足らずでごめんお(´・ω・`)。
キメラの女王だけは確かオスとの交配なしで子供つくれたから気になっただけだお。
できたら現在わかってる設定で書いたほうが、みんなわかりやすいと思うお。
自分はこのスレ好きだからおまいも応援してるお(*´д`*)
>>550 女王が本編で妊娠してるから人間みたいにフフフな事をするのかなと、
思ってましたよ^^;
私はまた明日、履歴書を書きに行かないと行かないので今日はこれで。
一応トリつけておきます。
コテハンでしたか・・・
フムム・・・
ナックルの能力って相手が借金?返すまで自分も相手もダメージ受けないんだよね?
それに護衛軍の攻撃受けたらすぐ返されそうだ
554 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/22(水) 23:49:52 ID:ITw0F+PH0
パチ…パチ…パチ…
「…静か…だすね…とても」
静寂を遮るコムギの言葉
「この宮殿にはもう誰もおらぬ…余とコムギ以外にはな」
(余の命もあとわずか…か…)
「時にコムギよ」
「はっ…な、なんでごぜえましょう??」
「余は、叡智もエネルギーも力も…光り輝くオーラへと変え、その全てをメルエムに託した…
今の余には、兵隊も力も権力も、何も無い。そんな余をコムギは、これが『本当の余の姿』だと感じると言った…
わからぬ。説明いたせ」
「はっ…じ、じつのどころ…わ、わだすも自分で何を言ってるのかよぐわがらないのでありまずが…
な、何と言うか…わだすは盲の身だけんども…今の総帥様は…ずっすりと重たく覆いかぶさっでいだ色んなものが、
きれいさっぱりなぐなったような気がいだすまして…
そ、それではずめて…その中にある総帥様の本当の…本当のお姿を感ずとれだような…そんな気がいだすますて…」
「…………」
555 :
トうガらシ:2007/08/23(木) 00:07:18 ID:W6MMFM50O
293話(気持ち)
ハンター達の前に現れたシルバとゼノ ナックル達が構える
「親父!!それにじいちゃんも… なんでここに?」
「え、親父?じゃあ…」
「ワシはキルアの祖父のゼノ=ゾルディック、こっちがシルバ=ゾルディックじゃ」
「ゾルディックって、まさか、あの伝説の暗殺一家の?」
混乱している様子のナックルとシュート
「あれ…?言ってなかったっけ」
「言ってなかったっけ?……じゃねえ!!!! ノヴさん、こいつら…」
「私は知っていましたよw」
ノヴの返答に、呆然とし口がポッカリのナックル
(あのジン=フリークスにゾルディック家、何なんだ…こいつら?)
一人で勝手に震えているシュート
「仕事で来たんじゃが、今回の依頼主はちと特別でのぅw」
そう言って、ゼノはシルバの顔を見上げる シルバの表情が明らかに変わる
「まさか……会長が?」
ノヴが尋ねる
「は?ジン=フリークスとかいうやつじゃよ」
「ジン!?」
驚く一同
「まぁ、そいつに関してはワシよりコイツの方が詳しいぞ?なんせ、唯一依頼を失敗した相手じゃからな」
「親父ってジンと会ったことあんの!?」
驚くキルア
「あの時は全力じゃなかった!!」
答えるシルバはいつもの冷静さを欠いていた
(ちなみに、この時の依頼主は、なんとアイアだった 理由は乙女の複雑な事情ということで…)
(そっか 仕事だよな…)
分かってはいたが、心のどこかで期待していたキルアは少し落ち込む
「キルア」
その時、突然シルバがキルアを呼ぶ 戸惑うキルア
「行きなよ キルア」
ゴンの言葉にキルアがうなづく
一歩ずつ歩み寄る
シルバがキルアの頭に手をのせる
「ちょ…やめろよ…恥ずかしいよ」
頬を赤らめるキルア
「強くなったな」
「…うん…」
小さく返事するその顔は10代前半の子供のかわいらしい笑顔だった…
556 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/23(木) 00:29:35 ID:soiMSBHW0
(…余に覆いかぶさっていたあらゆるもの…
ある者には奪われ、そしてある者には託し、全てを失ったことで…
その中にある余の本当の姿を、初めて感じ取った…そう申すのか…コムギ…)
「コムギ」
「はっはい」
「余は実のところ…自分が一体何者なのか…いまだにわかり得ぬのだ…」
「…総帥様…」
(だが…コムギ…そなたにはそれが…わかるというのだな……)
「メルエムには余の全てを授けたと言ったが…コムギ…そなたには」
「は、な、なんでしょう」
「この…今そなたの目の前にいる…全てを失った余自身を授ける」
(!!?)
その時…切り裂かれた王の半身の、尾の先端の細い針が、
コムギの腰部にチクリと突き刺さった
「??そ、総帥様…?い、いまのは…い、一体なにを…??」
王の体は冷たくなっており…息絶えていた…
「そ…総帥様、そ…あ…あぁ…」
しかしコムギにはわかっていた。王は、死んではいないのだと…
「総帥様…」
コムギは一人で…いや、脳裏に浮かび上がってくる王の声と共に…
軍棋の符を唱えながら、王の間を後にした…
557 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/23(木) 00:40:23 ID:1o2kIfxrO
293話(気持ち)
ハンター達の前に現れたシルバとゼノ ナックル達が構える
「親父!!それにじいちゃんも… なんでここに?」
「え、親父?じゃあ…」
「ワシはキルアの祖父のゼノ=ゾルディック、こっちがシルバ=ゾルディックじゃ。そっちが、コバヤシ=ゾルディックで、あっちが、タカハシ=ゾルディック。みなゾルディックの名前をもらって若い。
給料は基本給が13万で危険手当、時間外手当が暑い。まぁ戦闘力に関しては、下の中の下の上の↑↑↓↓←→←←BA、STARTって感じじゃ。」
「ゾルディックって、まさか、あの伝説の暗殺一家の?」
「うぇ〜い♪(小島よしおっぽく)」
558 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/23(木) 00:51:49 ID:1o2kIfxrO
293-2 「ティモティ」
(そっか 仕事だよな…)
分かっちゃーいるが、心のどこかで期待していたキルアはガクガクーン、と 落ち込んでしまうわけw
「キルア」 その時、突然シルバがキルアを呼ぶ 戸惑うキルア
「行きなよ キルア」
ゴンの言葉にキルアがうなづく
二歩ずつ歩み寄る
シルバがキルアの頭に手をのせる
「ちょwやめwwらめぇぇw」
頬を赤らめるキルア
「可愛くなったな」
「…うん…」
小さく返事するその顔は10代前半の子供のかわいらしい笑顔だった。。ハァハァ。。
キルオタ腐女子死んじまえよ
560 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/23(木) 01:09:49 ID:1o2kIfxrO
294話 「つなみ」
じゃあ僕等はこれで...
コバヤシ=ゾルディックとニシノ=ゾルディックはまだバイトなので、早目に切り上げようとしていた...
「まぁまぁ、ちょっとだけ覗いていかんかね」
と無責任発言したのは〜、そう!会長だった。
とたんに、(-.-;)な感じになる2人。ここに来るまではo(^-^)oだったのに...テンション、さげさげである。
「では二組に分けましょう」
と提案したのは、へたれのノブだった。あの一件以来、まったく見せ場のないノブ。ここでポイントを稼ごうとゆうつもりらしい。
それを察したのは、モウラ(24)だった。
「それはいい案だな。会長、どうでしょう」
会長、どうでしょう?と言われた会長は、ふと、大泉洋の事が頭をよぎったが、スルーした。
「聞かせてみぃ」
みんな耳をすませてノブの話しに聴き入る体勢になっていた。
そしてノブが口を開く
「あの、話しの前に....トイレ、いいですかね」
一気に場がしらけた。
「あっちにトイレありましたよ」
コバヤシ=ゾルディックが指で示した。ノブはさっさとその場所まで歩いて行った...。
確かにノブはトイレに行く前、みんなに、「あの、待っててもらえますかね〜?」
と聞いて、みんなは「いいよ」って言ってくれたのに....
ノブがトイレ(大)から戻ると、みんなは先に行ってしまっていたのだった。ノブのナップサックだけが、ポツンと取り残されていた。
そして、ノブは四次元マンションから永遠に出てこなくなった...
561 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/23(木) 02:52:38 ID:nRj036Z70
王座の前では静かに軍棋が行われていた、
それを見つめるプフ、
よどみなく流れる盤上の戦い、しかし
一瞬、王の手が止まる、止まるはずの無い一手で、
王の顔を見ようとするプフ、しかし
そこにはあるはずの王の顔はなかった
「ぷは〜」
の声と共に姿を現す、メレオロンとノヴ
次の刹那、メレオロンの胴体が消し飛び、ノヴの姿も消える。
ノヴは四次元マンションに逃げ込むことができた
四次元刀で送り込んだ王の首の横に座り込みガタガタと体を震わせ
「すまない…メレオロン」
と、つぶやいた、その時
ネテロが現れ、王の首を踏み潰し
「キメラアント殲滅作戦開始じゃ」
と言い放つ、ここに人類の存亡をかけた闘いが幕を開けた
562 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/23(木) 04:28:33 ID:CxqSitytO
>>549 それはそれで見たいです。番外編的なもので
565 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/23(木) 12:04:26 ID:nRj036Z70
>>561の続き
首の無い王の体を抱きかかえプフは
「おのれぇ!おのれぇ!人間がぁ!家畜の分際で!根絶やしにしてくれる」
そう言い放ち、王の返り血を浴び混乱の極みにあるコムギに目をやる
その瞬間プフの背中から何かが入り込んでくる、それはプフの正面まで
到達しプフの服をも破いて姿を現した、人の手であった!
「おのれぇ…家畜ごときがぁ!!」
ノヴの消えた位置から現れたネテロが刹那にして勝負を決めたのであった
「許せ、なにせ絶対に負けられん闘いじゃからの」
その言葉が言い終わるか否かの刹那に一体の影がネテロに向かって
突っ込んで来た!その影はネテロの左側面に回りこみ
幾重もの拳を放ってきた、その影はユピーであった!
幾重もの攻撃を左手で防ぐネテロ、遅れて右手も加わる
一度距離をとる為、飛んで後退するネテロ、着地と同時に
ユピーとネテロの間に雨のように何かが降り注ぐ、それは、
細切れにされたプフの肉片と血であった
ネテロの左腕がダラリと垂れ下がる
ネテロの左肩と左わき腹の肉が少し剥ぎ取られていた
566 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/23(木) 12:41:24 ID:Nk/2cImwO
>>554 >>556 乱さんのエピローグ??いいね
この展開、コムギは大人になったら、
王の生まれ変わりをお腹に宿したりするのかな?
そういや関係ないけど、
王の局部のデザイン、
あれ、絶対に生殖機能がありそうな気がする
あとホムペ制作乙です!
トップ画像が面白いW
ウソバレさんのも、
まとめてみてみたいです
567 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/23(木) 13:27:07 ID:nRj036Z70
>>565の続き
ネテロから剥ぎ取った肉を喰らうユピー
「年寄りだが、うまいじゃねえか肉、さっきの煙の奴よりもウメエよ」
〜〜〜〜〜10秒ほど前〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(王の気配が消えた、どういうことかにゃ?)
腰を掛けていた塔の頂上から降り、急ぎ城内へ戻るピトー
長い廊下をすさまじいスピードで駆けるピトーの前に人が立つ
「邪魔だよ!」
拳を前に突き出すピトー、
「最初はグー!じゃんけん!グー」
重なり合うオーラとオーラ、その光は数キロ先まで届く
踏ん張るものの衝撃で数十メートル弾かれる二人、
「にゃんだ?お前は?」
そう言うとピトーは禍々しいオーラを体中から放つ
「おれは!ゴン=フリークスだ!!!お前は俺が絶対倒す!!!!」
ピトーの顔が歓喜に沸く、
「誰か知らにゃいが、お前、おもしろそうだにゃ」
場面変わって、キルア、ナックル、シュートは師団長たちと交戦していた
キルアのナルカミが蟷螂型のキメラアントに命中する
シュートが間髪入れずホテルラフレシアに首を封印する
「なんとか、片付いたな、」
ナックルが言う、シュートがキルアに向かって
「本当に、ゴン一人で行かせて良かったのか?」
と、問う
568 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/23(木) 13:50:59 ID:Nk/2cImwO
スプラッター オブ DB!?
569 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/23(木) 14:02:05 ID:ibCnUiRAO
>>560 モウラといえば
この文体、前スレの182〜の人???
>>483 キルアは一体どうなったんだぁあああ??
あとやっぱり女王って、
人為的に発生しちゃったものなんだろうか?
自然現象の突然変異で小虫が2メートルとか、
一体何万年かかるんだよって話だし。
あと女王の登場の仕方が、
なんかワケアリっぽいんだよなぁ。
追っ手から傷まみれになって逃げてきたとゆうか、
どっかの施設から脱走して漂流みたいな、
そんな印象受けるんだが どうなんだろう?
570 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/23(木) 14:55:40 ID:nRj036Z70
>>567の続き
一瞬、顔を下に向けるキルア、すぐさま前を向き
「大丈夫だろ?多分、」
と、言い放つ、
「しかし」
シュートが言い返そうとするも、
「次、行くよ!」
と、言い歩を進めだすキルア、
「待て、まだ話が終ってない」
キルアの元に駆けてゆくシュート、ナックル、鋭い目つきで2人の方
へ顔を向けるキルア
「あいつは、ゴン一人でなんとかするよ!それよりあんたら、分かってる?この作戦の重要性が、失敗したら人類が滅ぶかも知れないんだぜ?」
渋々、キルアの言うとおりにし、歩みだす二人
浮かない顔で歩むキルアは
(ゴン、あいつ恐らく、制約と誓約を使ってる、しかも命に関わる
ような条件つけてやがる!多分、ピトーを一人で殺れなかったら死ぬ!そんな条件を…)
と、考えていた その時キルアたちの横の壁が崩れ落ちる
立ち昇る埃の中から一体の影が飛び出し、キルア達の前に
転がる、首の無い死体、それを見たナックル、シュートの
顔が青ざめる
「こ、心Tシャツ!!か、会長!!」
「あ〜また、美味そうな肉が落ちてるな!」
の声に続き埃の中からユピーが姿を現す
wwwwwwwww
572 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/23(木) 15:27:12 ID:nRj036Z70
>>568の続き
姿を現したユピーには右腕が無く右足も負傷していた
会長の死体から目を背けられないシュート、そこに向かってユピーが
左足の脚力だけを使い突っ込む、その信じられないスピードに
キルアも対応しきれず、わき腹を狙って放ったヨーヨーは左膝に
命中した、シュートに目をやるキルア…シュートの腹部はえぐり取られていた
「シュートォ!!」
シュートに駆け寄ろうとするナックル
「バカ野郎!!気を逸らすな!死にたいのか!」
キルアが叫ぶ!
「ああ…あ・」
と、シュートは声をもらすとそのまま絶命し床に崩れ落ちた。
そして、ホテルラフレシアに閉じ込められていたものたちが
解き放たれてゆく…ゆっくりと起き上がるユピー
けたたましい爆音と共に吹っ飛ばされ壁に叩きつけられその壁を貫き
城外に落とされるゴン、受身もとれぬまま背中から地面に叩きつけられる
ピトーがそれを追って城外へ降り立つ
おまえら長文乙
574 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/23(木) 16:02:34 ID:nRj036Z70
>>572の続き
ゴンを見下し見つめるピトー
「最初の力比べの時は興味が湧いたけど、その他は全然たいしたことないにゃん」
と、話しながらゴンに向かって歩いてゆくピトー
「お前は もう要らない」
そう言うと、ようやく起き上がれたゴンの前で立ち止り
オーラを手に集めるピトー、
「バラバラになったお前の体は、後でくっつけて僕のコレクションにしてあげるにゃ」
ピトーを睨み付けるゴン、
--------------もっと力を-------------
(この先、何年も念が、使えなくたっていい!!!こいつを倒せる力を)
の、思いと共にカイトの顔が脳裏に走る
ゴンの拳に今までに無いほどのオーラが宿る
「最初はグー!!じゃんけん!!!」
ゴンのオーラに圧倒されたのか、ピトーが遅れて攻撃態勢に入る
「グー!!!!」
wwwwww
wwwwwwwwwwwwwww
577 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/23(木) 16:27:47 ID:nRj036Z70
>>574の続き
お互いの拳はほぼ同時に放たれた
ゴンの顔めがけて迫り来るピトーの拳
それでもゴンの瞳に迷いは無い、ゴンの目にはもはやピトーしか映らない
ズリッ
ピトーの拳がゴンの顔をカスル!ズリズリとゴンのホホの肉が
裂けてゆきゴンの耳を消し飛ばす!!
ゴンの拳はピトーの腹部を直撃する!
そして次の刹那ピトーの上半身が消し飛ぶ
そのまま前のめり倒れてゆくゴン、
「やった」
そう呟くとそのまま気を失い地面に倒れこんだ
再び城内、ゆっくりとキルアたちに近づこうとするユピー
ヨーヨーを駆使し、一定の距離を保つキルア、
(どうすればいい?何か勝機が見出せるやりかたを)
焦るキルア、その時ユピーの後ろでうごめく影が、
578 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/23(木) 16:41:24 ID:nRj036Z70
>>577の続き
その影に気が付いたキルアは
「ナックルすぐに上に飛べ!!」
その指示に従い上に飛び上がるナックル、そして、キルア
それを見たユピーも飛ぼうとする、が、
逆に目に映る景色は下へ落ちてゆく……首を切断されていたのだ、
首だけになり床の上を転がるユピーの目にした最後の光景は
ホテルラフレシアから放たれ大鎌を持つカイトの姿だった、
着地と同時にユピーの顔を踏み潰すキルア
「すまねぇ!カイト!!」
と言いながらカイトに駆け寄る二人、
「カイト?」
579 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/23(木) 17:53:05 ID:nRj036Z70
>>578続き
急いで、病院へ運ばれる二人
2日後、
会長、モラウ、シュートの殉職の為、しめやかに葬儀が行われていた
その中に、全快し失った耳までも治ったゴン達の姿があった
ゴンを見つめるキルア
(あの夜、こいつらの治療に当たった奴らは、恐らくG.Iの奴ら、大天使の息吹
クラスの回復だ、間違いねえ、だとすると、あの夜、もしかしてゴンの親父も
来てたのかー?)
難しい顔をする、キルアに
「どうしたの?キルア」
と、尋ねるゴン、
「いや、なんでもない」
と、返すキルア、そう聞くとゴンいまいち納得しない表情で泣き止まないナックルを励ますため
ナックルの元へと向かった、キルアもそれについて行った
ゴンを見る顔が今度はケゲンそうな表情に変わる
(っつーか、こいつ無茶やりすぎ!絶の状態が今度はいつまで続くか分からんって…こんな奴ほっといて
どっかに行っちまうなんて心配すぎて無理!)
キルアの表情に気づき
「さっきから 何、考え込んでるのキルア!」
と、問うゴン
「え?あ、ああ、あいつ今頃、何してんだろーなって思ってさ!」
キルアの言葉を聞き、空を見上げるゴン
遠い空の下、見渡す限り草原の中を進む旅の一行、その中の一人が
空を見上げ、こう呟いた、
「ゴン、早くジンさんに逢えよ」
と、
THE END
580 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/23(木) 17:55:08 ID:ebPa/N0Z0
やっと追いついた。どの作品も味があって面白かったです。
ありがとうございます。連載再開が楽しみになってきたよ
581 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/23(木) 18:19:25 ID:2IdjPigeO
>>578 カイトの念って1ヶ月使用不可じゃ無かったっけ?
突入時ってあれからどれくらいたったんだろ...
582 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/23(木) 18:23:58 ID:nRj036Z70
やってしまいました、申し訳ありません
19巻くらいのグロさ目指してたら、やってしまいました
私のイメージの中の 護衛軍の力は人間じゃとても敵わないって感じで、王=純粋なパワーだけならもっと強い=暗殺するしかねえって感じです すいません
583 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/23(木) 18:28:42 ID:nRj036Z70
>>581 そこは適当です、ただ、最後はカイトに締めて欲しかった
それだけです
584 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/23(木) 18:33:44 ID:d6UF41qeO
それもまた一興。
585 :
○:2007/08/23(木) 19:35:01 ID:n9F1UQS+0
前回
>>544 0−5
《宮殿1階東廊下》
「いや〜アンタ度胸あんね。あんなのに歯向かうなんて、いやマジでさ〜」
緊張感無くキルアに話しかけるブロヴータ。
「わりーけどダベってる暇なんかねーんだよっ!!」
ブロヴータに飛び掛かるキルア。しかし一瞬にして姿が消える。
(消えた!?)
「つれねーなぁ。話さなきゃ分かりあえない・・・そうでしょーよ?」
背後の声に振り向くキルア。そこには刀を持ったブロヴータが。
(念能力・・・瞬間移動か?つーかザリガニに刀って何だよ!?)
「しかたねーな急いでるみたいだし。殺りますか♪ケケッ」
《宮殿外丘の上》
「さてと、そろそろ行くか」
腰を上げ四次元マンションに入ろうとするモラウ。
「すみません・・・本来なら私も・・・」
顔を背けながらノヴが声をかける。
「気にしちゃいねーよ。だが・・・」
ノヴに近づき周りに聞こえない程度の声で呟く。
「俺が死んだら・・・ナックルとシュートを頼む。
それでこの間の賭けはチャラにしてやるよ」
笑うモラウ。そう告げると再び四次元マンションに向かう。
歩む先には二人の愛弟子。
「ナックル。シュート。良いハンターになれよ・・・」
呟くモラウ自身それは最期の言葉だと感じていた。
頭を下げる二人。
ただそこに悲しみは無い。
また会えると信じてるから。
「まったく貴方は・・・」
586 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/23(木) 20:13:42 ID:2IdjPigeO
俺的には
>>544でのユピーのバカさ加減が大好きwww
587 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/23(木) 21:41:30 ID:eAXSHUrPO
おっ?
今気づいたんだが、
ホムペの乱さんの作品で
>>356>>357が抜けてる??
ともあれ、制作して下さった方乙です!
588 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/23(木) 22:30:28 ID:soiMSBHW0
>>520 >>483 《レガリア地下?階》
『それじゃ…オヤスミ…』
キル(う…い…意識が……ゴ、ゴン…イカ…ルゴ…)
『うん、どうやらぐっすり眠ってくれたようだね、それじゃあ始めようか』
−数ヶ月後−
面会謝絶の期間は過ぎ…
イカ「そろそろキルアの居る施設に会いにイこうぜ!」
メレ「…?どうしたんだゴン?」
ゴン「不安…なんだ…」
メレ「?」
ゴン「キルアのケガ…本当に酷かった…もし」
イカ「その心配はなイ!あいつの回復力は人間じゃねえ!(俺も人間じゃなイけど)」
メレ「ま、行ってみなきゃ始まらねえ…安心しな、ゴン、アイツとの交流はちょっとの間だけだったが、
この目でアイツを見て…ヤツなら大丈夫だなって思ったよ。」
ゴン「う…うん…」
《レガリア 一階受付》
受付「キルア様とパーム様との…面会…です…か…」
ゴン「…?」
受付「…誠に…申し訳ございません…」
ゴン「…!!!」
受付「手を尽くして…治療の限りを尽くしたのでございますが…」
ゴン「!!!」
メ(…お…おいおい…)
イカ(ウ…ウソだ……ろ…??)
《−某遠点地−》
キル(う…イテテテ……ど、どこだ?…ここは…)
キルアの右手には、熱く粘っこい感覚が…
キル(オ、オレの右手…大量の……血……!?
た、倒れているのは…こ、子供!?…
コ、コイツは…だ、誰だ???…俺はコイツを…知っている?…い、いや…思い出せない…一体…俺は…)
589 :
ウソバレ師 ◆ZSF8Q6tXbc :2007/08/24(金) 00:56:00 ID:BaJ27FrmO
リクエストあったみたいなんで、ヒソカvsクロロ書きます。
590 :
ヤシ:2007/08/24(金) 00:59:16 ID:hIuMvL6T0
ハンターハンター〜あれから10日後〜D
ビスケとビノールトが感動の再会をしている頃
ノヴが王と遭遇寸前の現場を遠くから望遠鏡でのぞくヒソカ
ムズムズ・・・
ムズムズ・・・
「あぁ良い、団長以上かな♪でも覇気がないね、穏やかなオーラだな◇」
ムズムズ・・・
ムズムズ・・・
「どうしたんだヒソカ?」
「あぁ団長、もう治ったのかい?」
「マチはかんかんだったぞ。」
「マチに修理して貰わないと後々困りそうだったから君は生かしといたんだから」
「ふっ、俺は運がいいのかな?」
ムズムズ・・・
「あれが噂のメルエムか。」
「良いよね、でも覇気がない・・・」
「オーラは戦いたがってるぞ。」
「うーん、五分五分、それに本気でやったら僕が壊れちゃう。まだマチはかんかんでしょ?」
「まぁな。しかしメルエムの力は是非手に入れてみたいものだな。」
「ダメだよ、あれは僕の獲物だ。」
「じゃあその前に頂いておくか。善は急げかな。」
「あぁダメだよ、待ちなよ。まだダメだよ。」
団長ハンター協会本部会長室に向かう・・・?
ムズムズ・・・
どうするヒソカ!?
・・・つづく?
591 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/24(金) 00:59:30 ID:2sirFVP70
592 :
ウソバレ師 ◆ZSF8Q6tXbc :2007/08/24(金) 01:00:25 ID:BaJ27FrmO
勝負を始める前に1つ聞いておきたいんだが。
何だ?
本当にオレの念は解除されているのか?
くどい。
そうか。なら証拠を見せてくれ。
どういう事だ?
さっき、お前はオレの心臓に刺さっている鎖の制約を『書き替えた』と言っていたな。そして、今5分が経ったにも関わらず、お前は特にオレに何かをするわけじゃない。
そして、以前こうも言っていたな。『念を使ったり、旅団とコミュニケーションをとろうとした場合、命を失う』と。つまり、この鎖にかけられる制約は1つでは無いわけだ。
となれば、鎖が心臓に巻かれたままでは、非常に不利。いくら念を自由に使えるとはいえ、な。お前の口約束だけじゃ信用できない。証拠を出してくれ。
必要無い。私の鎖は私の意思で消す事ができる。
ならばなぜ、さっきオレに向かって手を差し出した?あの動作には何の意味がある?
593 :
ウソバレ師 ◆ZSF8Q6tXbc :2007/08/24(金) 01:03:11 ID:BaJ27FrmO
…。答える必要は無い。
(念の総量が上がった…。そして、今の一言で確信…。コイツ、鎖を解除していない!
恐らくは、『まだ何かある』と思わせるための奸言。そして、思考の読み合いに至らせるための…。となると問題は、『どんな制約がかかっているか』か…。
ヒソカの顔を立てるためにも、この勝負が終わるまでのオレの生命は保証されているはず…。
ヤツは具現化系能力者。手から離れた鎖に複雑な制約はかけられないはず…となれば、せいぜい、
@勝負に応じず逃げ出した場合A鎖野郎に攻撃を仕掛けた場合、ってとこか…。チッ。厄介だな。)
(考えているな…。恐らくは気付いているだろう。鎖は未だヤツの心臓に刺さったままである事。そしてその制約…。
しかし、私にはヤツの知らない能力がある。エンペラータイム…。そして私の人差し指の鎖、約束を違える人差し指(チェーンネイム)制約を書き替える、放出系能力…。一度にかけれる制約は最大6つ!
その鎖にかかっている制約は、5分以内にネオンへ念を解放しなかった場合、勝負に応じず逃げた場合、私に攻撃をしかけようとした場合、
そして…この勝負が終わった後に念を使った場合、旅団との接触を持った場合…。要するに、クロロ、お前はこの勝負に勝っても負けても地獄…!)
594 :
ウソバレ師 ◆ZSF8Q6tXbc :2007/08/24(金) 01:05:14 ID:BaJ27FrmO
おーい、そろそろいいかい?
(ウダウダ考えていても仕方ない、か…)
…ああ、待たせたな。始めようか。
♪
ちなみにヒソカ、お前、オレの能力をどの程度理解してるんだ?
ほとんど何も。
そうか…お前の能力、バンジーガム、自らのオーラにゴムの伸縮性、ガムの粘着性を持たせる。間違いないか?
ああ。
フェアじゃないな。オレの能力も教えようか?
いらない。闘いの中で知るのが楽しいんだよ。
バトルマニアめ…。今まで世話になった。礼を言う。では…始めようか…
本を具現化させるクロロ。スキルハンターから取り出したのは、懐中電灯。
光がヒソカを照らす。
怯まずクロロに向かって攻撃を仕掛けるヒソカ。クロロの顔面に強烈な蹴りがヒットする。しかし、倒れる事は許されない。
バンジーガムを発動させているため、ヒソカの蹴りの軌道から逃れられない。そして、蹴りの嵐の中、一つもガードできず崩れ落ちるクロロ。
気分はどうだ?
無傷のまま背中に立つクロロ。
595 :
ウソバレ師 ◆ZSF8Q6tXbc :2007/08/24(金) 01:08:38 ID:BaJ27FrmO
あんまり良くない。いくらなんでも簡単にやられ過ぎだよ。今のはどんな能力なんだい?
過眠気味の光(スリープザナイト)。光で照らした者の意識を3秒飛ばす事ができる。そしてこっちが、夢見の国の蝶(アリスインザワンダーランド)。燐粉をかいだ者に心地良い夢を見させる念獣。相性の良い能力だろう?
あっそ。解説ご苦労様。それ、もう二度と使えないから出さなくていいよ。
そうか。つまらない技を仕掛けて悪かったな。
いいね、この感じ。未知の怪物に会うといつも疼きを押さえられないんだ、僕。…忘れられない夜になりそうだ…♪
(さて、あまり長引かせるわけにもいかんな…)
ヒソカ、とりあえず聞くが、この勝負、預ける気はないか?
何言ってんの?できるわけないじゃない。
お前は今両腕を失っている。それじゃオレに勝てる可能性は相当低い。一端治療を受けて、それからでもいいんだぞ?
あー、そういう事。でも気にしなくていいよ。僕の能力、腕とかなくてもそんなに困んないからさ。
野暮だったか。
596 :
ウソバレ師 ◆ZSF8Q6tXbc :2007/08/24(金) 01:11:21 ID:BaJ27FrmO
とりあえず今日はここまでで。
一気に書いて一気に貼る感じにしたいので。
しかし、やっぱバトル描写は苦手。
○さんには期待がもてる
他人と被るとかあまり気にしないでのびのび書いてくださいね
そいやニコニコに気合入った嘘バレ上ってたけど、ここの人は見た?
結局正面突破なのは吹いたけど
599 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/24(金) 11:44:06 ID:KLOwxaRhO
>>595 夢見の国の蝶(アリスインザワンダーランド)www
物凄い才能だ、ある種冨樫が描くより面白いかもw
600 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/24(金) 11:52:29 ID:2f4UGVE8O
シャウアプフの燐粉能力とかなり被っている気が
601 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/24(金) 12:28:37 ID:/A52H4aF0
ヒソカvsクロロ、なかなかいいね!
ついでに小賢しいクラピカもぶっ殺してくれるとなお良いw
602 :
ウソバレ師 ◆ZSF8Q6tXbc :2007/08/24(金) 14:12:36 ID:BaJ27FrmO
自分の作品についてですが、前もって書きます。
クロロの蝶の能力は
武 装 煉 金 の パ ク リ で す
本当にごめんなさい!
603 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/24(金) 14:16:44 ID:NpJl/aCLO
ゆるしてやるよ、気にするなレンキンよりおもしろいから蝶の能力はきみのものだ と上から目線でいってみる
604 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/24(金) 14:28:50 ID:2sirFVP70
605 :
ヤシ:2007/08/24(金) 18:24:54 ID:hIuMvL6T0
ハンターハンター〜あれから10日後〜E
ヒソカが団長を追い始めた頃
主要でないハンター達はたまに覚えてくれている人がいても単発で終わることが多いことに不満を持っていた。
彼らは出番のために何かを変える必要があった。
「よう、久しぶりだな、クラピカ」
「貴様は・・・キメラアントか!?」
「俺はポックルだよ、形は変わってしまったがキメラアントは次世代に捕食した生物の性質を強く残す。」
「ということは補食されたのか・・・え、と・・・・」
「ポックルだ!」
「悪いがポックルという名の知り合いはいない。」
「えぇ!?」
−倭の国−
「キルア、ここにハンゾーさんがいるんだったよね?」
「あぁ、倭の国にしか寿司も忍びもいないからな。」
ザッ
「!!?」
「よっひさしぶりだな!ゴン、キルア!」
「ねぇキルア、この頭に点が六つある人知ってる?」
「あぁ、こいつはクリリ・・・」
「ハンゾーだ!」
「え、どう見てもクリリンにしか見え・・・」
「みなまでいうなよ・・・」
−とある遺跡−
「これで大丈夫だぜ、嬢ちゃん。」
「ありがとう、おじさん!」
「おじさんじゃねぇ!お兄さんだ!」
「おやおや?これはこれはレオリオ君じゃないですか。」
「その声はサト・・・!!?」
「どうしたんですかレオリオ君?」
「ひ、ひ、ひげがねぇ!???」
つづく・・・?
606 :
○:2007/08/24(金) 20:15:49 ID:+3cyk62W0
607 :
○:2007/08/24(金) 20:18:38 ID:+3cyk62W0
―わだすの名前はコムギ―
―命を賭けます―
―わだすを殺すならどうか軍儀で―
―少し迷いまずた―
浮かぶのは自身を惑わすヒト。今はまだその暖かさも気付かずに。
―総帥様のお名前は?―
―貴方は王です―
0ー6
≪王の間≫
「だけどおかしいニャ〜」
「何がです?」
いつもと変わらず会話を交わすネフェルピトーとシャウアプフ。
「僕の円に反応せずに宮殿内に入るなんて無理だニャ」
「そういう能力者があちらにいる。それだけのこと」
「まーそーなんだけ・・・」
髪の毛をピンと立て嬉しそうに笑うネフェルピトー。
「どうかしましたか?」
「またネズミが入って来たニャ。それも今度は大物が♪」
外に向かおうとするネフェルピトー。驚いた様に止めるシャウアプフ。
「何処に行く気です貴方は!?」
「コイツ、ペイジンにいた奴だニャ。僕の獲物。」
制止する声も聞かずに出口に淡々と進んでいくネフェルピトー。
「待ちなさ・・・」
「・・・よい」
叱咤するシャウアプフの言葉を王が遮る。振り向く二人。
「プフ。行かせてやれ」
「王・・・しかし・・・」
「そち一人では不十分か?」
(王!!そこまで私を!!私は!!あぁ・・・!!)
王の一言に嘘の様に顔色を変えるシャウアプフ。
「・・・ではよいでしょう。しかし早く戻ってくるのですよ」
平静を装い告げるシャウアプフ。
「ニャ♪」
≪宮殿1階西廊下≫
廊下を走るゴン。前方に気配を感じ身構える。
「こんなとこに居やがったか・・・」
暗がりから姿を現わすウェルフィン。
(兵隊蟻!!)
「まだガキか・・・悪いが死んでもらうぜ」
戦闘体勢に入るウェルフィン。身構えるゴン。
(来い!!)
608 :
○:2007/08/24(金) 21:11:00 ID:+3cyk62W0
0ー7
≪宮殿地下≫
(ここだな・・・)
合流地点に着いたイカルゴ。
(つーか俺が来ても信じてくれんのか?)
漠然とした疑問を抱きながらも扉を開く。
「おーイ。パームって奴イるか?ノヴとゴンに頼まれたんだ。俺は味方だ」
「・・・ノヴ?・・・ゴン?」
≪宮殿1階西廊下≫
激しい戦闘を繰り広げるゴンとウェルフィン。
(コイツ強い・・・!!だけど!!)
ハネ上がるゴンのオーラ。押され始めるウェルフィン。
(この俺が押されてる!?なんだコイツ!?本当に人間か!?クソっ・・・なら!!)
ゴンに対し距離をおくウェルフィン。
「あぁぁぁぁ!!」
雄叫びをあげる。爪が牙が伸び、爆発的にオーラ量がハネ上がる。
〈野性の理性!!(ゲットワイルド)〉
襲い掛かるウェルフィン。そのスピードは先程と比べ物にならない。
(なんだこいつ!?)
異様な風貌の敵の一撃。危機を察し紙一重で避けるゴン。
その一撃に耐えられず壁が大破する。
(速い!!それに攻撃力もさっきと段違いだ!!当たったらマズイ!!)
「ガルルルルルル・・・」
瓦礫の下からはい上がり再びゴンを見つめる。
(さっきと様子が全然違う。こいつは狼、獣の本能・・・!?)
何度も飛び掛かるウェルフィン。同じ様に紙一重で避け続ける。
(くそっ!!使う気はなかったけど・・・)
「最初はグー・・・」
動きを止め恰好の的となったゴンに襲い掛かるウェルフィン。
右手に収束する恐ろしい程に濃密なオーラ。
恐れを打ち消す為の咆哮。それは人としての本能か…獣としての本能か…
「ガァァァァ・・・」
「ジャン!!ケン!!・・・チー!!!!」
一閃。ウェルフィンの体が左右に別れる。
「ゴメンね・・・」
自身と闘った蟻に対して呟くゴン。廊下を後にする。
その先の言葉はあえて言わなかった。
(ゴメンね・・・もう容赦はしない・・・)
609 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/24(金) 21:45:20 ID:EvtLaGzmO
とりあえずage
610 :
ウソバレ師 ◆ZSF8Q6tXbc :2007/08/25(土) 00:18:15 ID:J9g1Py8FO
(さて、体術に関してはオレよりヒソカの方が若干、上か…何よりヒソカの念の特性を考えれば、肉弾戦は不利…。
と、なればやはり遠距離で煙に巻くのが得策…少し、時間を使うか。)
トランプを取り出すクロロ。
四つ子の魂52まで!(シメンソカ)
額にトランプの柄と1〜13までの数字が印されているおびただしい数のクロロの分身が現れる。
ヒソカ、ソリティアを知ってるか?赤と黒の数字を交互に並べていくというゲームだ。
もちろん。トランプゲームは知り尽くしてるよ。
今からこの52の念人形がお前に襲い掛かる。この念人形を全て消し去るまでオレに攻撃を与える事はできない。それでは、頑張ってくれ。
座り込み、スキルハンターを眺めだすクロロ。それと同時にヒソカに襲い掛かる念人形達。
面倒だな…。
611 :
ウソバレ師 ◆ZSF8Q6tXbc :2007/08/25(土) 00:21:32 ID:J9g1Py8FO
その中の一体に強烈なカウンターを繰り出すヒソカ。しかし、念人形はものともせず立ち上がる。
キリ無いね、コレ。
念人形の攻撃を躱し続けるヒソカ。
(この状況では、実質鎖野郎とヒソカとの2vs1。まずは鎖をどうにかしない事には…。
あった。コレを使えば…。問題は制約。
念解除を前提にしているならばこれを仕掛けた時点、もしくは仕掛けようとした時点で鎖が発動する可能性もあり得る…。
賭けだな…。)
顔を上げるクロロ。
!!!
念人形が…全て消えている…?
戦況を見つめるクラピカ。額には汗。
612 :
ウソバレ師 ◆ZSF8Q6tXbc :2007/08/25(土) 00:24:28 ID:J9g1Py8FO
(やはり、恐ろしいセンス…。念人形の消去法をクロロの言葉から察していた。
最初の念人形への攻撃でそれを確認!
結果、ヒソカは…攻撃を躱しながら順番通りにバンジーガムを取り付け、一気に収縮させた!
人形通しがぶつかり合う衝撃だけであの一瞬であれだけの数の念人形を消滅させるとは…まさに、戦闘センスの固まり!
正直、勝てる気がしない、な…)
もういいよ、クロロ。なぜそんなつまらない能力ばかり仕掛ける?
自信が無いのかい?なら、もう終わりでいいよ…。
飛び出すヒソカ。クロロに向かって突進。しかし、目の前にいたはずのクロロが消える。
?
どうした?来ないのか?オレはここから一歩も動いていないぞ?
613 :
ウソバレ師 ◆ZSF8Q6tXbc :2007/08/25(土) 00:27:23 ID:J9g1Py8FO
(確かに…移動したのは僕…あの時、ノブナガに使った能力。こりゃ厄介だ。)
今度はどんな能力なんだい?
もう説明する義理は無いな。自分で考えろ。
イライラするなぁ…。早くキミと殴り合いたいのに…。
腕組みし、口に手をあて考え込むヒソカ。相変わらずスキルハンターを読み耽るクロロ。
(とりあえずどうにかして近づかなきゃ。彼から僕に近付く気は無さそうだし…)
クロロに向かって歩きだすヒソカ。しかし、あと一歩のところでやはり明後日の方向を向いてしまうヒソカ。
こりゃ本当に厄介だ。じっくり見ようと思ってゆっくり歩いたのに、何かした様子もない。じゃあ、これはどうかな?
足元の石を掴み、クロロに向かって投げつけるヒソカ。その石をキャッチするクロロ。
飛んでくる石の向きは変えられないんだねー。
…。
時間を止めたり、瞬間移動させたりするわけじゃないんだな。
なるほどなるほど、読めてきたぞ、カラクリが。
確かあの時も移動したのはノブナガ1人だけだったね。
磁力か、何か…。君と僕は同じ極ってとこ?そして、対象は1人のみ。
ご名答。種明かしされたな。さて、解ったところでどうする?
こうする。
614 :
ウソバレ師 ◆ZSF8Q6tXbc :2007/08/25(土) 00:30:41 ID:J9g1Py8FO
クロロに向かってダッシュするヒソカ。
無駄だと理解しているはず…だとしたら、ヤバイな…
その場から初めて動くクロロ。進路を変えるヒソカ。
スピードが落ちない…なぜ…!!!凝!
ヒソカとクロロをつなぐバンジーガム。
さっきの石!しまっ…
時すでに遅くクロロの眼前に迫るヒソカ。そして、ヒソカの頭突きが、クロロにヒット。うずくまるクロロ。
ダメダメ。避けるんじゃなく反撃しなきゃ。ここから、ずっと僕のターンだよ。
もう君に余計な能力を発動させる隙は与えない…
逃げられないな…ならば、応じるのみ!
激しい攻防戦が繰り広げられる。有効打、手数は五分五分。
(やはり両腕の無いヒソカがやや不利…しかし戦況は互角…)
勢いを増すクロロの攻撃、耐え切れずスリップするヒソカ。
チャンス!決める!硬!
右手を手刀の形にし、オーラを集めるクロロ。その瞬間、ニヤリと笑うヒソカ。
!?誘い込まれた!!?しかし、既にオレの間合い…。
両腕が無いヒソカよりもリーチの差でオレの攻撃が先に当たる!足元が不安定、足の攻撃は無い!
腕を振り上げるヒソカ。しかしそこには無いはずの腕の先が。
攻撃を先にヒットさせたのはヒソカ。硬でのパンチが、クロロの顎に。
馬鹿な…。なぜ、腕が…。
これ、僕のもうイッコの能力。ドッキリテクスチャー。
知り合いの能力で腕はもう完全に治っててね。君との勝負のためにずっとコレで腕を隠してた。
脱帽…。
615 :
ウソバレ師 ◆ZSF8Q6tXbc :2007/08/25(土) 00:32:59 ID:J9g1Py8FO
〜2時間経過〜
ボロボロのヒソカに、多少の傷は負っているものの、殆んどダメージの無いヒソカ。
(決着、か?万全の状態のヒソカと、ヒソカと距離を稼ぐ事のできないクロロ。ヒソカ有利は明白。ならば、そろそろ私の出番…。)
鎖を垂らすクラピカ。
参った。オレの負けだ。
そう?案外呆気なかったね。けど、なかなか楽しめたよ。
勝負はついたな。では、変わろう。
…。
二人に歩み寄るクラピカ。
クロロ、命まではとる気は無い。しかし、今まで通り念を封じ、旅団とのコミュニケーションは絶たせてもらう。
そして、制約を追加する。念を解除しようとしてもだ。異論は無いな?
…断る。
何?
お前の命令に従うくらいならお前と刺し違う!
クラピカに飛び掛かるクロロ。
その瞬間、口から血を吐き崩れ落ちるクロロ。
愚かな…
振り帰り歩きだすクラピカ。
…?何か妙…!チェーンジェイルが反応していない!
その瞬間、クラピカを貫くクロロの手刀。
な…ぜ…
オレもできるんだ、除念。いつ発動させるかのタイミングには相当悩んだがな。
616 :
ウソバレ師 ◆ZSF8Q6tXbc :2007/08/25(土) 00:35:59 ID:J9g1Py8FO
あの…時…か…
そう。攻撃する気は無かった。お前に飛び掛かろうとしただけ。いくら高精度の鎖とはいえ、殺意を感知しなければ発動しないようだな?
殺意の無い攻撃を感付かれないか、リモートでの発動ではないか、元々の制約に念を外す事は組み込まれていないか、は完全に賭けだったがな。
ギャンブルはオレの勝ちみたいだ。
無…念…
崩れ落ちるクラピカ。
場面変わり、草原で向き合うクロロとヒソカ。
じゃ、これで。楽しかったよ。
色々と世話になったな。
コレからどうするんだい?
蜘蛛に戻って、気ままな盗賊生活を続けるさ。鎖野郎への復讐も果たせた事だしな。
そう、じゃあね。
ヒソカ、正式に旅団に入る気は無いのか?
興味無いね。群れるのは好きじゃないんだ。
そうか。お前らしいな。
立ち去るヒソカ。
復讐の証に、鎖野郎の緋の目を頂いておくか。
現場に戻るクロロ。
!!!死骸が…無い!
なぜ?あの時オレは、完全にヤツの心臓を貫いたはず…まあいいさ。
もう鎖は無い。また会った時に、どんなトリックを使ったのか、種明かしが楽しみだ…
携帯を取り出すクロロ。
オレだ。
〜クロロvsヒソカ編・完〜
ウソバレ師の次回作にご期待ください。
617 :
ウソバレ師 ◆ZSF8Q6tXbc :2007/08/25(土) 00:38:21 ID:J9g1Py8FO
以上。
自分で言うと叩かれそうですが、バトル描写苦手な自分なりにはかなりうまく描けたつもりです。
中傷、煽り、叩きでも結構なので、感想もらえたら嬉しいです。
618 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/25(土) 00:51:26 ID:wVKnKo+wO
よかったが、
ヒソカを目の前にして、
凝を怠ってしまうクロロ…
これは流石に有り得ないなぁと思った。
619 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/25(土) 00:54:55 ID:xipWJh2qO
ドッキリテクスチャーのオチが良かった!!
と言いたいとこなんだけど、
あれはただのシールだから、手を消したりは出来ないんだよね
620 :
ウソバレ師 ◆ZSF8Q6tXbc :2007/08/25(土) 00:57:07 ID:J9g1Py8FO
>>618 重々承知しております。
しかし、形勢を変化させる表現が見つかりませんでした。
まだまだ未熟…テヘッ
621 :
ウソバレ師 ◆ZSF8Q6tXbc :2007/08/25(土) 00:59:31 ID:J9g1Py8FO
>>619 そうなんですか!?空気を表現できるかと思っていた…しかし書き直しはしない、断じて。
622 :
○:2007/08/25(土) 01:01:53 ID:IURAb3cv0
前回
>>607 >>608 0―8
≪宮殿外丘の上≫
(メレオロン…メレオロン!!)
聞き慣れた声に耳を澄ませるメレオロン。
(イカルゴか!?)
キメラアントの特性。信号による会話。単純な習性が作戦に多大な効果を生み出す。
(そうだ。パームって奴を保護した。今からそっちに向かう!!)
こぶしを握り締めるメレオロン。一つの作戦の成功をその場の者に伝える。
安堵に胸を下ろすノヴ。
(それが…)
言葉がつまるイカルゴ。すかさずメレオロンが返す。
(「それが…」どうしたんだ?)
(よく分かんねーんだが会話できる状況じゃねぇぞ…)
(?????)
≪宮殿1階北≫
<紫煙機兵隊!!(ディープパープル)>
四次元マンションから宮殿内に侵入したモラウが兵隊を作り出す。
(5〜6体が限界だな…クソっ)
暗がりの廊下。進みながら自分の不甲斐無さに腹を立てるモラウ。
「ツッ…!!」
邪悪なオーラが背筋をつたう。今まで味わったことの無い様な感覚。
「みーっけた♪」
楽しそうにこちらを見つめる無邪気な猫。
(ネフェルピトー!!クソッ速すぎるぜ来るのがよ!!)
頬をつたる汗。ゴンがキルアがノヴが…恐れを感じたのを唐突に理解する。
(これが…護衛軍…)
「君がペイジンの人形使いでしょ?遊ぼっ♪」
楽しそうに笑うネフェルピトー。
笑顔の裏に確かな死神の姿を映して…
623 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/25(土) 01:12:58 ID:xipWJh2qO
>>621 リアルなシールを貼るだけの能力(だからこそ騙し甲斐があるとヒソカは考えている)
だから、動く物体が常に消えてるように見えるハイパーなシールは作れないんだよね
624 :
ウソバレ師 ◆ZSF8Q6tXbc :2007/08/25(土) 01:19:24 ID:J9g1Py8FO
>>623 あぁ、そう言えばそんな描写が…ハンタ一巻から読み直して出直します
自信作な割には穴だらけだな>自分
625 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/25(土) 01:33:46 ID:wVKnKo+wO
クロロとクラピカの駆け引きは良かったです!!
最後は謎オチだったがw
ただやはりバトルに関しては、
・ある程度は戦闘能力はある念人形を突然52体出現…
これは流石に無理があるのでは
(50体の紫煙機兵隊でも、
一体作るごとに核になるオーラをいちいち発しなければならなかった)
あとヒソカはクロロに対して
「絶対にあなたは ボクが殺る」
と断言している快楽殺人者なので、
ちょっと違和感がある倒し方だったかも??
カストロの時みたいに、熟した標的に狙いを定めて殺して、また次の標的を探して…
みたいな生き方のキャラだから
626 :
ヤツ:2007/08/25(土) 01:38:26 ID:9cBAonN00
ハンターハンター〜あれから10日後〜F
「今年こそハンター試験に・・・!!?」
「期間が過ぎました、担保としていた内蔵の一部を回収させていただきます。」
「ちょっと待ってくれ!あと、せめてあと1週間!」
「ダメです、さぁついてきてください。」
「うわぁ嫌だぁ!!」
−プルルルル
「電話だ!せめて最後にこの電話だけでもとらしてくれ!頼む!」
「わかりました、早くでてください。」
「もしもし?」
「あれ?間違えました。」
−ツーツーツー
「嫌だぁぁぁぁ」
・・・つづく?
627 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/25(土) 01:46:58 ID:BWmYuFVXO
極のトリック面白かった
しかしあの場面でノブナガの能力を使い続ける意味がないような
あれはずっと使ってるだけじゃ疲労回復とか以外にはあんまり意味ない能力だよね?
一回使ってヒソカがひるんだ直後に不意打ち とかなら使う意味があるけれど
628 :
マスティニ:2007/08/25(土) 01:57:20 ID:ynmzPTTjO
ゴン達が突入しようとしている時、流星街にジャイロが降り立っていた。
この街もキメラアントに犯されているのか…
ジャイロが街を歩いていると物陰からザザンによって作られたキメラアントがジャイロを襲う。次の瞬間ジャイロの力によって木っ端微塵に吹き飛ぶ。
雑魚が…………ん?
ジャイロが振り向くとそこにはシズクが立っていた。
629 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/25(土) 02:03:41 ID:wVKnKo+wO
念人形に順番通りにバンジーガムをつけて一気に収縮とあるが、
果たしてコレだけで、
ヒソカのカウンターをものともしない程の固さの
念人形が、
全部一気に消滅したりするのだろうか
ソリティアとかを知らないのもあって、
勘違いしてるところがあったらスマソ
630 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/25(土) 02:14:26 ID:x1AeOVCiO
手がないのに腕組んだり、石投げ付けたり…よくわからん。あと無傷に近いヒソカ、ぼろぼろなヒソカ…なぜそこでミスる笑
でも良かったです!すごく良かった!
トうガらシ死ね
631 :
マスティニ:2007/08/25(土) 02:14:45 ID:ynmzPTTjO
シズク、ジャイロを見て
誰?此処(流星街)の人じゃないよね?
(こいつ少々強いな…殺すことは訳ないが今はまだ騒ぎを立てたくない)
旅の者だ。たまたま立ち寄ったまでだよ。失礼す…
ジャイロに向かい掃除機を振り下ろすシズク。ジャイロは紙一重で避ける。
あなたにはあいつら(キメラアント)と同じ匂いがするのでお掃除します!
チッ!しょうがねぇ…殺るか。
632 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/25(土) 02:18:16 ID:xipWJh2qO
自分もクロロとクラピカの駆け引きは面白かったな
でもやっぱりクロロVSヒソカは色々無理な所が多かったなぁ
どっちが勝っても
「こいつがこんなミスするか?」って思うしな
難しいな クロロVSヒソカ
634 :
マスティニ:2007/08/25(土) 02:26:28 ID:ynmzPTTjO
俺はお邪魔っすかね?
苦情多いなら書くのやめますが(T_T)/~
苦情はないけど
書いてるんだから感想くれって催促すると嫌がれかも
普通におもしろいよ
636 :
マスティニ:2007/08/25(土) 02:30:43 ID:ynmzPTTjO
ありがとうございます。
637 :
マスティニ:2007/08/25(土) 02:45:35 ID:ynmzPTTjO
互いに距離を取り合うジャイロとシズク。
(敵の能力は判らないけどさっきのキメラアントの倒し方をみるとおそらく素手。強化系かな?)
(最初あの女は掃除機を持っていなかった。ということは具現化系。なにか特殊な能力があるな。ま、いいか)
ジャイロの体が光る。シズク、凝を使うが何も見えない。
(ただの堅かな?)
シズクはひとっ飛びでジャイロの死角に入り込み掃除機でジャイロを殴る。がジャイロに全くダメージはない。
(周の状態で思いっきり殴ったのに!?いくら堅を使っていても多少ダメージがあるはず・・)
638 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/25(土) 03:37:15 ID:qhiptJOQO
ドラクエ5みたいな展開書きます。
会長ネテロは両手及び右下半身を王に喰われるが、ノヴが捕らえられる直前に転送。生きながらえる。
キルア以外は瀕死で、犠牲を最小限にする為にノヴは命を賭けて逃げろとキルアを転送しようとするが、
キルアはゴンを見捨てずに戦い続ける。
モラウ死亡、ノヴは改造され、ナックルとシュートは操作され奴隷念軍団の一員に。
更にキルアはその容姿から奴隷になってる間、護衛軍の性道具にされる。
王は念に開眼した女側室を多々設け、
パームはピトーの子も産まれる。
10年後、大陸の1/3が王国に支配され、蟻の街が発展している。
王国は支配を広げるが、奴隷軍の数が、全世界を敵に回すには決定的に少ないため、一時的に侵略を放棄。
大陸の他の国は王国と協定を設け、侵略を辞める代わりに(秘密裏に)いけにえを定期的に差し出している。
王国は再び侵略を開始するために念奴隷を増やして力を数年蓄えている。
身分は@>A>B>C
@王族…王、王子等
A蟻族…直属護衛軍>奴隷軍団長>士官、部隊長等>一般純血蟻
B一般混血蟻族(人間と蟻のハーフ)
C奴隷族(人間)…奴隷軍団員
10年後、ゴンはキルアの助けで抜け出して、死にかけのネテロに会い、実態を暴露する。
ハンター教会の幹部になって王国を打倒する。キルアを助け出すために。
639 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/25(土) 03:45:18 ID:6DLZomTdO
マスティニGJ、おもろいよ。
俺個人的に旅団すきだから続き気になる。はやく書いてくれ!
640 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/25(土) 05:01:06 ID:dnhZSboO0
ウソバレ師さん、楽しく読ませてもらいました。
クロロとヒソカが戦ったらきっとこんな感じっていう雰囲気がすごくありました。
またネタがあったらぜひ書いてください!
641 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/25(土) 05:03:21 ID:uz2eiRolO
凄いね。絵が浮かんでくるよ。多少の矛盾はあるけど、全然許容範囲。
ウソバレ師さんありがとう。
642 :
トうガらシ:2007/08/25(土) 09:07:08 ID:JgXKhKUSO
>>630 もう、需要もないようなので終わりにします
スイマセンでした
>>642 クソ厨房の発言なんて気にしなくていいから書けばいいよ
いきなり氏ねとかただのアホ
妄想でも完結させなきゃ
意味がない!!
645 :
マスティニ:2007/08/25(土) 10:41:33 ID:ynmzPTTjO
旅団好きには悲しい結末になるかも(T_T)/~
>>642 トうガらシさん。気にしないで続き書いてください!
647 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/25(土) 11:31:03 ID:+fbQXkZg0
ウソバレ師G.J
トウガラしさんは周りの批判なんて気にするな!!
どんなに批判とかあっても最後まで描いてください、
ここは妄想スレなんでどんな話でもOKな筈!!
マスティニさん、頑張ってどんどん書いちゃってください
648 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/25(土) 11:43:36 ID:CQaSk7pp0
職人さん達は、戯言など気にせず好きに書き続けて
下さい。楽しみに待ってます^^
649 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/25(土) 11:55:10 ID:x1AeOVCiO
そうだよ!みんな面白い話を待ってるんだから!気にせず自分の作品をみんなに提供してほしい
トうガらシ死ね
651 :
マスティニ:2007/08/25(土) 12:07:43 ID:ynmzPTTjO
一旦距離をおくシズク。
(うーん・・・傷を付けれないとデメちゃんで血も抜けないし・・・あれやってみよう)
シズクは掃除機を地面にあてて一気に地面の砂や砂利、石を吸い取り掃除機の中でそれらのゴミを自分の念で念弾にした。
デメちゃん逆噴射!
無数の念弾がジャイロを襲い土煙があがる。
やったかな?
しかし念弾があたった場所にジャイロの姿はない。
おせぇよ……
ハッとシズクが後ろを向くとジャイロが立っている。掃除機を身構えるシズク。しかしジャイロの正拳が。シズクなんとかかわすがわずかに右肩に拳がかする。
(ウッ・・・痛ッ!右肩折れてる!?いったい何が…)
逃がさねぇぜ
(やば。ピンチかも)
652 :
○:2007/08/25(土) 12:39:57 ID:IURAb3cv0
一話ごとに収めたかったんですが文章が長くなってしまったので2回に分けます。
前回
>>622 0ー9(その1)
≪宮殿外丘の上≫
「!」
イカルゴとともに現れたパーム。
「パームよく戻った!!早速だが仕事だ!!例の能力で…」
勢いよく言葉をかけるナックル。
髪はボサボサ。うつむき猫背。
いつもと変わらないような姿だったがそこには確かに生気を感じなかった。
「…おい。どうした…」
言葉のつまるナックル。堰を切ったように語りだすパーム。
「無理よ…無理よ…無理よ!!無理よ!! 無理よ!!無理!! 無理!!無理!!
あんた達本当にあいつ等と戦うつもり?無理に決まってるじゃない!!あの冷たい目…もうイヤ…イヤ…イヤ!!」
頭を抱え蹲るパーム。
≪数日前≫
宮殿地下。部屋の中で息を潜むパーム。ノヴの言葉を思い出す。
[いいですかパーム。お前の任務は護衛軍の内、一匹でもその目でじかに見ること。
そうすればお前の能力が活きる。いいですね?]
(ノヴ様…)
覚悟を決め立ち上がろうとする。その時扉が開く。
「!」
「あれぇ〜♪やっぱりいたニャ〜♪」
扉の前に立つのはネフェルピトー。見たことも無い邪悪なオーラ。
「あっ…あぅぁぁぁ…」
この世のものとも思えぬ恐れ…耐えられずに失禁するパーム。
じっと見つめ笑うネフェルピトー。
「な〜んだ。ただの豚の餌か…」
つまらなそうにそっぽを向き去ろうとするネフェルピトー。
振り返ってもう一度パームを見る。
「放っておいて置いてあげるよ・・・ゴミはいらない♪」
刹那に笑みが消える。冷たく道端のゴミを見るような眼。
背後にすえるモントゥユピーが首をかしげる。
「いいのか?」
「いいよ。いいよ。あれはただのゴミだニャ〜」
653 :
○:2007/08/25(土) 12:42:00 ID:IURAb3cv0
前回
>>653 0ー9(その2)
「わかる!?無理!!無理!!無理なのよ…」
蹲るパームの首根っこをつかむナックル。
「テメェー ふざけてんのか?コラ!!
今この瞬間にゴンもキルアも師匠も!!闘ってんだ!!自分の任務くらいこなせコラ!!」
興奮するナックルをシュートが止める。
タバコに火をつけたメレオロンが言葉をかける。
「俺は…あんた等と知り合ってまもねぇ。けどよ、ゴンはアンタを信じてるんじゃねーの?
そういう奴だぜアイツはよ」
煙を吐くメレオロン。
パームの脳裏によぎる少年の姿。
彼はいつでも太陽のように明るかった。
影のように生きていた自身にとってあまりにも眩しくて。
「……やるわ」
頭を上げ前を見るパーム。
笑みをこぼすナックル達。
まだ恐れはある。
自分に出来ることは些細なことかもしれない。
でもそれが誰かを助けられることが出来るのなら。
それでいいのかもしれない。
654 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/25(土) 12:57:17 ID:a2r5nZVH0
ウソバレ師の話の矛盾点
・念人形がぶつかり合う衝撃だけで消える
・腕がないのに腕組みし、さらに石まで投げつけるヒソカ
・ドッキリテクスチャーで隠せない腕
・クロロと和解するヒソカ
・ヒソカ相手に凝を怠るクロロ
他には?徹底的に吊るしあげてやろーぜ。
マスティニさんの好き
656 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/25(土) 13:49:31 ID:PMI0lmzLO
ウソバレ師の石投げは足元の石を蹴ったと解釈すればOKだろ?
十分狙いをつけて、軸足に体重が乗るように腰を落として、
インサイドキックで石と足の面と面がきっちりと当たる様に振り抜く!
そういや氷神ショウとかどうなった?
658 :
ウソバレ師 ◆ZSF8Q6tXbc :2007/08/25(土) 13:57:55 ID:J9g1Py8FO
>>654 シメンソカの能力=ソリティアの原理
赤黒の数字を1-13まで並べる事により消える、というのを表現したつもりでした。
拙い描写で申し訳ないです。
>>658 拙くなんかないですよ
普通わかると思います
660 :
ウソバレ師 ◆ZSF8Q6tXbc :2007/08/25(土) 14:36:21 ID:J9g1Py8FO
>>656 ちょwww
石割れるww
けどそう変換して認識してもらえるとありがたい
>>659 ありがとうございます
661 :
○:2007/08/25(土) 21:04:57 ID:IURAb3cv0
前回
>>653 0ー10(その1)
≪宮殿1階東廊下≫
闇夜の廊下。月明かりが照らす。
(くそッ!!何処だ!!)
背後をつたう殺気。
(後ろか!?)
ブロヴーダのハサミによる一撃を紙一重で避けるキルア。再び敵は姿を消す。
現れては消え、消えては現れる。掴み所のない敵に思わぬ苦戦を強いられる。
(厄介な能力だな!!・・・待てよ?なんでアイツ攻撃の時に限って背後にしかこねーんだ?)
些細な疑問。念攻略において最も重要な感覚。
(もしかして!?)
動きを止めるキルア。再び感じる殺気。
同時に反転して背後に蹴りを入れる。
(ビンゴ!!)
鳴咽と共にブロヴーダが壁に叩き付けられる。
「やっぱりな…テメーの能力・・・影か!!」
「イって〜。あ〜もうバレたか〜」
土埃から姿を現すブロヴーダ。
「御名答。俺の能力は〈影切り法師(シャドウブレイカー)〉
物体の影から影へ移動する力だ(まっそれだけじゃねーけど)ケケッ」
そう告げると再び姿を消す。そして今度は検討違いの場所から現れる。
(ミスったか!?なんにせよチャンス!?)
姿を現した敵に仕掛けようとするキルア。同時にブロヴーダが刀で壁を切り付ける。
「何ィ!?」
攻撃を仕掛けようとしたのはキルア。しかし逆に刀による傷を受ける。
(ケケッ!!〈影切り法師〉のもう一つの能力!!相手の影を切る事で対象者にダメージを与える!!怯えろ!!ケケッ!!)
662 :
○:2007/08/25(土) 21:07:05 ID:IURAb3cv0
前回
>>662 0−10(その2)
影に消えるブロヴーダ。冷静に状況を見直すキルア。
(どーいうことだ!?アイツが斬りつけたのは壁だぞ!?何で俺にダメージが!?)
再び現れ影を斬り付けるブロヴーダ。キルアにまたも浅い刀傷がつく。
(まただ!!壁を斬ってるのに・・・いや待てよ?壁?)
落ち着いてブロヴーダの攻撃パターンを思い出す。
(そういやヤツは影使い・・・影を斬る能力か!?)
またも影を斬られるキルア。同じように傷がつく。
(やっぱり!!だけど傷は深くない。これだけの能力…威力を維持するのは困難みたいだな!!
なら奴の性格からいって最後に来るのは…!!)
影の中に潜むブロヴーダ。
(か〜やっぱりダメージねーな。まぁいいや、やっぱり最期は・・・ケケッ!!)
静寂が辺りを包む。
佇むキルア。
¨隠¨
気配を殺しキルアの背後に現れるブロヴーダ。
(ケケッ!!死ね!!)
ハサミがキルアの首に向かう。
〈神速!!(カンムル)〉
「ケケッ・・・?」
四肢が分断されるブロヴーダ。自分が何をされたのかも分かっていない。
鈍い音と共に頭部が潰される。
(やっぱり当たったな。コイツ拷問好きそうだし、最後は自分で殺そうとするってな)
長年の勘。相手がどういうタイプの殺人鬼かはすぐに分かる。
(しかし、こんなヤツに新技使うなんてなー。まぁいいや実験は成功したし)
費やした時間を取り戻すべく暗がりの廊下を走る。
月明かりが照らす中。
663 :
○:2007/08/25(土) 21:11:18 ID:IURAb3cv0
アンカーを間違えまくってます・・・スミマセンorz
前回
>>662 0ー11
《宮殿外丘の上》
人魚の水晶を見つめながらパームが宮殿内の状況をナックル達に伝える。
「ネフェルピトーはモラウさんと…モントゥユピーは宮殿南部に…王とシャウアプフは王の間にいるわ」
「つーことは今がチャンスか…行くぞ」
ナックルが合図するとシュートとメレオロンは四次元マンションの中に入って行く。
扉の前に向かう3人。
「分かってんな?チャンスは一度しかねーぞ?」
頷く二人。大きく深呼吸してからメレオロンは二人の腕を掴んだ。
〈神の共犯者!!(パーフェクトプラン)〉
《王の間》
「プフ、余は…王とは何だ?」
「王…またその様なこ・・・!!」
シャウアプフが答えようとすると突然四方から手によって攻撃される。
攻撃された方を向くとそこにはシュートの姿。
(一体どこから!?・・・何!?)
自身の右目に違和感を感じるシャウアプフ。
(右目が消えた!?もしや先程からの襲撃はこの人間の能力?…ならばこれは好機!!)
「王。しばし間を…」
「好きにせよ」
下げた頭を再び戻しシュートの方を向く。
シュートの頭に作戦前の言葉が過ぎる。
[いいか…王の間に入ったらメレオロンがおめーの手を放す。
奴らは突然現れたお前を始末しようとするはずだ少しでも逃げ回れ。時間を稼ぐんだ]
初撃と同時に階段を駆け下りるシュート。
後を追うシャウアプフ。
664 :
○:2007/08/25(土) 21:14:18 ID:IURAb3cv0
前回
>>663 0ー12
鎮まる王の間。
佇むは王ただ一人。
(余は・・・)
「・・・!!」
突然襲った強烈な衝撃。
無防備だった王の顔に一撃が入る。
「時間です♪利息がつきます♪」
(一体何処から・・・?なんだコレは・・・)
(しゃー!!成功だコラ!!)
(ヤバい・・・もう限界だ・・・)
「ぷはぁ〜」
「「あっ!!」」
王の眼前にナックルとメレオロンが現れる。
「貴様・・・余に何をした?」
(くっ!!やべぇーぜ・・・超バットな展開だ!!)
息を飲む二人。
「答えぬか?死ね」
「その前に・・・わしと遊ばぬか?王よ?」
突然の呼び掛け。声の元に顔を向ける王。そこにいたのはネテロだった。
≪王の間2階東廊下≫
対峙するシュートとシャウアプフ。
(追ってきた…とりあえず作戦は成功か…)
臨戦体制に入るシャウアプフの圧倒的なオーラに震えるシュート。
(なんだ!?このオーラは!?)
「死に逝く者へのたむけ・・・先に名乗っておきましょう。
私は王直属護衛軍シャウアプフ。貴方の名は?」
冷たく言い放つシャウアプフ。
「おっ 俺の名はシュート=マクマホン」
逃げ出したくなる様な感情を押さえ込み前を向くシュート。
(ここで俺がやらなければ!!少しでも会長に時間を!!)
「・・・なるほど。やはり何か企んでるようですね。そのカイチョウ?は何をするのですか?」
(なっなぜ会長の事を知っている!?)
「・・・別にそう思っている様な気がしただけのこと・・・」
(コイツ!?まさか心を読むのか!?)
「ま・・・そういうこと」
背筋に冷たい汗を感じる。
闘う前からWそれWを感じたのは始めてだった。
そう・・・死を
665 :
○:2007/08/25(土) 21:17:05 ID:IURAb3cv0
前回
>>664 0ー13
「時間です♪利息がつきます♪」
渇いたデジタル音が王の間にこだまする。王と対峙するネテロ。
(すげぇオーラだ・・・これなら!!)
「ナックル。ご苦労じゃった。ここは危険じゃ。下がるがよい」
「オッ・・・オス!!」
王の間を後にするナックルとメレオロンを尻目に眼前にいるネテロを眺める王。
(強いな・・・)
「・・・遊ぶ・・・か。余を誰だと思っておるのだ人間」
「人食いキメラアント。人類の敵じゃ」
要点のみを的確に告げる。
ネテロの答えに呆れ、笑う王。
「分かっておらんな人間。余は・・・」
(余は・・・なんだ?)
脳裏に浮かぶ一人の女性。
始めて何かを見つけた気がした。
WそれWを手に入れたくて。
手にいれてはいけない気がして。
「余は・・・王だ!!」
苛立つ様に搾り出した声が王の間に響き渡る。
臨戦体制に入った王の禍々しいオーラがネテロの肌を突き刺す。
(まさかこれ程とはのぉ・・・)
「時間です♪利息つきます♪」
666 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/25(土) 21:46:26 ID:+fbQXkZg0
熱中症でぶっ倒れ 休職中にも関わらず、やるなら今だ!
の勢いだけで平日の深夜から始め、平日の昼間に終らせ、なおかつ
頭痛を再発させたためやろうと思っていたことを書き忘れ、文章も
グダグダだったため、みんなからあまり相手にされなかった、俺が最強なので
他の、職人さんたちは批判とか恐れず頑張れ BY.スプラッター オブ DB
667 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/25(土) 22:09:32 ID:GzkTfLzOO
668 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/25(土) 22:23:56 ID:BWmYuFVXO
数日前に、
B級スプラッターホラー映画風蟻編を書いて
ソッコーで完結させた人の、
頑張ってる職人達へのエールだろう
669 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/25(土) 22:26:02 ID:+fbQXkZg0
>>667 唐突過ぎてスマソ、ちょっと前ここで妄想を書かせてもらった者だが、
トウガラしさんがやる気を失い、新人職人のマスティニさんが自分も書いていいの
みたいな感じで悩んでいたので、職人さんみんなにエールを送ろうと思いまして
670 :
ヤツ:2007/08/25(土) 22:35:10 ID:9cBAonN00
ハンターハンター〜あれから10日後〜G
「ゴンったらいまごろどこで何してるのかしら?」
「ミト、ニュース見てみなよ!大変だよぉ」
えー臨時速報です。東ゴルドーで起きた一連の国民大会の動きについて首相の・・・
「え?おばあちゃん、これって何が大変なのかしら?」
「いや、速報の前にやってたんだけど、あのアイドルグループ『ボマー』に新メンバーが・・・」
「・・・・・」
・・・・つづく?
671 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/25(土) 22:41:19 ID:GzkTfLzOO
>>669な〜る。
俺も
>>669さんとは同意見です。
職人達それぞれに味があって、色んな妄想が自分の中で出来てるのは凄く楽しいですね。
だから...とうさん!完結させてくだされ!!
672 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/25(土) 22:57:49 ID:wVKnKo+wO
ポットクリンって
ナックルが遠ざかると
姿は消えないが利息のカウントは止まっちゃうんだよね??
富樫はナックルの能力何故こんなに無駄にややこしくしたのだろう
673 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/25(土) 23:17:14 ID:+fbQXkZg0
674 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/25(土) 23:53:11 ID:B0nTem2zO
みんな好き勝手書けばいいのさ
せっかく出てきた才能の足を引っ張ることはない。
どんどん書きなよ!俺ほとんど読んでないけどっ
675 :
ヤツ:2007/08/26(日) 00:17:25 ID:xpldocBD0
>>673 おぉ初めてのレスw
ありがとうございます☆
676 :
マスティニ:2007/08/26(日) 00:59:00 ID:Zkt80nk6O
場面代わり旅団のホーム。
フィンクス:あー暇だなぁなんかやることねぇのか?
シャルナーク:ノブナガ達の仕事手伝うのやめたのお前だろ。
フィ:そーだがよ・・・おいシャル、フェイ、ダウトやらねーか?
シャル:俺パス。
フェイタン:わたしやてもいいよ
フィ:二人じゃつまんねーよ。おいカルトやるか?
カルト:(無言)
フィ:つれねーな!おいシャル、ボノとシズクは?
シャル:二人とも散歩だよ。
フィ:あーあ早く帰ってこないかな・・
フェイ:・・・やっぱり乙女ちくね
677 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/26(日) 01:03:44 ID:0BEEYfIo0
>>672 カウント止まらなかったら無敵すぎるだろ
678 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/26(日) 01:21:01 ID:aYar6PC9O
そういう訳でそこがナックルの念の限界なんだろうね
\ヘヽ―- / 無 何
のそた. |=ミえ、/ 休 く の
事れだ. | 、 ヽ., l 載 一 音
.: だ |ヽト、、ヽ! し 年 沙
け / || |!ヽ} た 半 汰
\___,左 }‐ニ|l_. も も
|| |l ト,~^'| ノ ^~广lト 、_
ヽ二l ト, L_ | }, ヘヾl−ヘヽ、_!
ふ l | \ヾ- /イ } l--、)
',', /´`‐、イ ノ-'´ -'`L_
ヽ/二>,} , -'´
/ -イ/'´ ,へ
680 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/26(日) 12:29:29 ID:9Lxan/BKO
誰かこれを妄想で詳しく書いて欲しいなぁ(o`∀')/♪
↓↓↓↓
735:名無しさんの次レスにご期待下さい :2007/08/26(日) 10:49:11 ID:INBmuErv0 [sage]
じゃあいろんなアイディアを出しまっくって、
ココをご覧の先生にはネームに徹してもらおうじゃないか。
護衛軍撃破。
(ナックル・シュート・モラウ死亡。ノブ・キルア重傷)
↓
ツェズゲラ&ゴレイヌ再登場。GIクリアして
「若返り薬」「アカンパニー」「大天使」を持ってくる。
↓
レオリオ&ビスケの能力で全員を完全回復。(有料)
「若返り薬」を会長とビスケ・ツェズゲラに飲ませ、全盛期に
↓
ノブマンションに全員集合
↓
ゴン&カメレオンで王の所へ。
まずグー一発。その後アカンパニーでノブマンションへ。
(カメレオン死亡)
↓
ゴレイヌの能力で王の位置入れ替えてつつ全員でフルボッコ。
↓
王撃破
「大天使」でカイト復活。
聖騎士の首飾りがナイト…
若返りいらんだろw
683 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/26(日) 12:45:43 ID:8A0UoZpGO
四次元マンションへの出入りが自由に出来るのはノヴだけ
そういや、
GIのアイテムをGIの外に沢山持っていって使うこととかって出来るのかな?
それともGI外にはいくつかしかアイテムを持っていけない制約があったりするのかな?
なにせ反則的なアイテムが多いからなぁ。
あんだけのアイテム(とモンスター)を具現化(したり操作)出来る原理がわからん。
たかだか10人程度であれだけのモノを
具現・(モンスターをオート)操作・(カードに)変化…
どう考えてもおかしい。
一体どんだけのオーラの使い手だwww
684 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/26(日) 12:52:29 ID:AGfp7Gck0
>>683 確かに、カードをアイテム化した状態の所持品扱いのままで
「離脱」や港から島の外に出れるのか、という点は作中で触れられてないよね
まあ普通に考えたら、当然出来ないんだろうけど
シズクの掃除機は念アイテム入れられないから無理だけど
ノヴがマンションの中に入れて持ち帰れるのか、とか興味あるね
たぶん、最後の特殊バインダーに入れるという条件クリアが必要なんだろうけど
旅団はクルーザーで寄航して、そのまま持って出ようとしてたよね・・・・・
685 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/26(日) 13:01:27 ID:g6dvqUIK0
梟の袋で・・・
686 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/26(日) 14:39:21 ID:yEJd9HyB0
GIのアイテムの制約
・GIの中でしかアイテムを使うことが出来ない
・ゲームをクリアーしなければ、GI外でアイテムを使うことは何人たりとも(ゲームマスター自身も)不可能
・例えゲームをクリアーしても、外に持ち出し使えるアイテムの数は3つが限度
てなところか
新しい章が始まるごとに毎回GIのアイテムが出てきたらたまらんもんなあ
ゲームマスター自身は-1以下のカードしか使えないってくらいしないと、GI内でも
688 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/26(日) 16:36:02 ID:rj0YV6WH0
ゴン君は、カメレオンの能力を他の人に推薦しようとしてたから
ゴン君と、カメレオンは作戦決行時に組まないと思われ
>>681 ゴン君がもってる(首飾りには永続効果があるはず)
689 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/26(日) 17:50:44 ID:UmjFrT/4O
690 :
○:2007/08/26(日) 19:18:57 ID:vA/raAoh0
前回
>>665 0−14
≪宮殿1階南廊下≫
辺りを見回すモントゥユピー。
(何だよ・・・侵入者なんかいねーじゃねーかよ
・・・あのタコ、次会ったらぶっ殺してやる)
つまらなそうに歩みを止める。
(まっいいや。とりあえず一回王様のとこ戻るか・・・
ここが北だから南にいけばいーんだよな・・・)
体の向きを変え走り始める。
ただし向かっているのは・・・・・・北
《宮殿外丘の上》
「・・・まっ まずいわ!!」
水晶を見つめながら叫ぶパーム。突然の声に飛び上がるイカルゴ。
「どっ どーしたんだよ!?」
「モントゥユピーが王の間に一直線に向かってる!!」
「!!!」
≪宮殿中央階段≫
階段を駆け降りるナックルとメレオロン。
「おいおい!!いーのかよ!!じーさん放っておいて!!」
「いーわけねーだろ!!だがな!!会長が下がれって言ったんだ!!しかたねーだろ!!それに・・・」
(それに俺は力不足・・・!!会長はあの場にいるだけでも足手まといだと判断した・・・
それが現実・・・クソッ!!)
自分の不甲斐なさ、弱さに腹をたてるナックル。
(俺は今、何もできねぇ・・・)
短い階段を降りきって廊下に出るナックルとメレオロン。
「見つけた!!リーゼント!!」
突然の声に振り返るナックルとメレオロン。
そこにはヂートゥが立っていた。
691 :
○:2007/08/26(日) 19:21:53 ID:vA/raAoh0
前回
>>690 0−15(その1)
≪宮殿2階中央広場≫
「探したぜぇ〜」
嬉しそうに笑うヂートゥに対峙するナックルとメレオロン。
(クソッ!!そーいやコイツがいたんだったぜ・・・)
奥歯を噛み締めるナックル。思わぬ来訪者に焦りが生まれる。
「グラサンが見つからないからな、とりあえずお前からだ。早くアレ解除しねーとヒリンが五月蝿いし」
ヂートゥの言葉に思考を巡らせるナックル。
(アレ?ポットクリンの事か?つーことはヒリンって奴が師匠の言ってた蟻の除念師?
色々聞き出してーとこだが時間もねぇ!!)
「オイ!!こっちは時間がねーんだ!!来るならさっさと来いコラ!!」
「言われなくても闘ってやる・・・よっ!!」
体制を変えナックルに襲い掛かるヂートゥ。ナックルの顔面に一撃が入る。
「つッ・・・!!」
よろめくナックル。
(相変わらず速ぇ・・・だが体術は進歩してねーな・・・!!これなら十分対応できる!!)
「おっ おいナックル!!」
メレオロンの驚く声に首を傾げる。だが自分の体を見て状況を理解する。
「なっ何だコレは!?」
ナックルの胸からつたい足元まで垂れる一本のロープ。
「アンタが鬼だぜ!!」
ヂートゥの言葉に振り向くナックル。
「それは俺の新しい力〈独りよがりの逃避行!!(キャッチャー・イン・ザ・ライン)〉
そのロープは時間が経つにつれて段々短くなる。俺に触れば鬼が交代して今度は俺にロープがくっつく。
ロープが消えた時に鬼だった方がペナルティ!!以上説明終わり!!
これでゲームスタートだ!!さぁ必死に追い掛けてこい!!」
692 :
○:2007/08/26(日) 19:25:29 ID:vA/raAoh0
前回
>>691 0−15(その2)
(クソッ!!またメンドクセー能力考えやがって!!少しは空気読めっつーの!!)
「どうしたんだよ、速く捕まえないと負けちまうぜ?」
楽しそうに笑うヂートゥ。
「ウルせー!!考え中だ!!黙ってろコラ!!」
(師匠の言ってた通りの能力だな・・・だがレベルが上がってやがる・・・俺の能力に近い!!
・・・ってことはペナルティは強制絶か?だとしたらヤベェ!!王についてるポットクリンが消える!!
不本意だが捕まえるしかねぇみてぇだな・・・)
意を決しヂートゥを追い掛けるナックル。
「ヒャハハ♪鬼さんこちら♪手の鳴る方へ♪」
ヒラリと避けて笑うヂートゥ。
(流石に逃げに徹しられたら捕えられねぇな・・・それにこのロープ、長さは大体1メートル。
今はまだ膝下だか恐らくあと7〜8分で胸に達する!!時間はねぇー・・・なら!!)
「メレオロン!!例のヤツだ!!」
傍観していたメレオロン。
突然の呼び掛けに驚くも事態を理解しナックルに近づき腕を掴む。
〈神の共犯者!!(パーフェクトプラン)〉
693 :
○:2007/08/26(日) 20:55:20 ID:vA/raAoh0
前回
>>692 0−16
≪宮殿2階中央広場≫
姿を消すナックルとメレオロン。驚くヂートゥ。
(姿が消えた!?気配も感じねー。ジェイルの力か?クソッ!!)
「姿消そーが関係ねー。捕まえられるもんなら捕まえてみろよっ!!」
見えない敵に対し広場の中を高速で移動し撹乱するヂートゥ。
(コレでどーだ!!捕まえられ・・・!!)
突然の一撃がヂートゥの脇腹を襲う。鳴咽をあげ壁に叩き付けられる。
姿を現す二人。
「馬鹿が!!どんなに速く動こーがこっちが見えてねぇーんだ、逃げきれるわけねーだろコラ!!」
(勝った!!今の一撃でかなりのオーラをアイツに貸した!!仮にもう一度俺が鬼になっても
ロープが消えるのよりヤローがトぶ方が速ぇ!!)
土埃の舞う中、勝利を確信するナックル。
その瞬間、メレオロンが吹き飛ばされ壁に叩き付けられる。
「メレオ・・・!!」
同時にナックルの顔面に一撃が入る。
「ナメやがって・・・コレでお前がまた鬼だ!!」
先程とは打って変わって怒りをあらわにするヂートゥ。
よろめくナックル。壁際で臥すメレオロンを見る。
「メレオロン!!大丈夫か!?」
よろよろと起き上がりナックルを見る。
「大丈夫だ・・・だがまともに動けそーにねー・・・言ったろ?
俺は師団長クラスのパンチでも退場だってよ・・・」
そう告げると壁を背にして座り込む。安堵しヂートゥを見るナックル。
「2回もコケにされたんだ・・・許さねーぜ・・・」
怒りに奮えこちらを見ているヂートゥを見て笑うナックル。
「キレるのは結構。だがなワリーがゲームはもうおしま・・・何!!」
自身の胸を見て驚くナックル。自身の胸に垂れるロープは残り十分の一程度しか無かった。
(どういう事だ!?さっきはまだ半分以上あったぞ!?)
「へっ!!いい事教えてやる、俺の〈独りよがりの逃避行(キャッチャー・イン・ザ・ライン)〉は
鬼になった奴がオーラを激しく使えばロープが短くなるスピードが急激に速くなるんだよ!!」
憎らしく笑うヂートゥ。歯を噛み締めるナックル。
(クソ!!やられた・・・考えてやがる!!発はオーラを大量に消費する・・・!!
単純な足の勝負にこだわるコイツだからこその制約!!)
「さぁもう時間がねーぜ?残り1分位だ!!」
「クソが!!」
694 :
○:2007/08/26(日) 20:59:02 ID:vA/raAoh0
0−17
≪宮殿2階中央広場≫
「TIME UP!! TIME UP!!」
響き渡るデジタル音。
「ヒャハハハ♪俺の勝ちだリーゼント!!罰ゲームだ♪」
息を切らすナックルと笑うヂートゥ。ナックルの胸のロープが消え黒いアザが出来る。
ヂートゥに付いていたポットクリンが消えナックルのオーラが消える。
(ちっ やっぱり強制絶かよ・・・悪いなみんな俺はここまでみてーだ・・・)
覚悟を決めるナックル。
「さーて・・・帰ろ♪帰ろ♪」
「はっ!?」
ヂートゥの思いもよらぬ言葉に唖然とするナックル。
「どーいうことだ?殺さねーのか?」
ナックルの言葉に意外そうに目を見開くヂートゥ。
「はぁ〜?意味わかんねー。何で殺さなきゃいけねーの?」
「何でって・・・テメーらにとって俺らは敵だろがコラ!!」
困ったように頬を掻くヂートゥ。
「別に敵とかドーデモいいじゃん?ちなみにそのアザはもう一度俺に触るまで消えねーから。
また遊ぼーぜ♪じゃーな〜♪」
そう告げると階段に体を向けて走り去る。
「何だぁ?アイツ?」
首をかしげるメレオロン。
呆然とするナックル。
自然と笑みが浮かぶ。
「分かり合えるかも・・・知れねぇな・・・」
≪宮殿1階南廊下≫
王の元に向かうモントゥユピー。
「!」
目の前に突然現れた人影に歩みを止める。
「何だよ・・・こんなとこにいたのかよ」
月明かりが影を照らす。
黒のスーツに白い髪。
立っていたのは・・・ノヴだった。
695 :
マスティニ:2007/08/26(日) 21:04:39 ID:Zkt80nk6O
シズク死んでもいいですか?
696 :
○:2007/08/26(日) 21:12:24 ID:vA/raAoh0
>>695ずっと期待してるんだけど
てか当然死ぬもんだと思ってたぞ
698 :
ヤツ:2007/08/26(日) 21:47:14 ID:xpldocBD0
ハンターハンター〜あれから10日後〜H
会長室ではコムギとメルエムが対局をしていた。
そこに・・・
「ノヴ様!!!」
「パーム!!!?」
バッ!
メルエムを振り返ったノヴ。
しかしメルエムは無視。
「来い!」
パームを引き連れて念の扉を作りのノヴは消えた。
「・・・で、なんだパーム?」
「はい、報告します。会長の遺言で新しい会長に強くメルエムが押されたようです。」
「は?」
「ですから、新会長はメルエムです。」
「はい?」
「会長がメルエムの心を見抜き、真に悪なのは人間であると悟ったとき、会長はメルエムを倒すことをやめました。」
「はぁ・・・」
「そして会長はメルエムの攻撃の際、力を抜き、メルエムの拳が会長を貫いたあと、悩めるメルエムにこういうのです。」
「・・・・」
「お前の母が言った、『王の名前はメルエム、すべてを照らす光』とな、お前ならその言葉でわかるじゃろ、やらねばならぬこと、やってはならぬこと。と」
「では、会長が死んだのは相打ちではなかったのか?」
「はい、ノヴ様が恐怖している間に、いろいろと話が進んでしまっていて・・・」
「副会長が黙ってないだろ!第一ハンター協会長だぞ!そんな話があってたまるか!」
「副会長はおっしゃりました、『私もハンターの端くれ、会長の死でなんか大切なものを見せて貰った気がする。メルエム君を新会長として迎え、この大量虐殺事件の償いをその手でして貰うことはとても良いことだ。』と」
「・・・・」
「そしてハンター試験などの細かいことは私が責任を負う、メルエム君はその肩書きを手に、先人達の誰もがなしえなかったことをしてくれ、とも。」
「ふふふふ」
「ノヴ様!?」
「ふははははははは!!!これは夢だ!何かの間違いだ!そんなはずがあって言い訳ねぇだろ!!!」
「・・・・」
「パーム、こっちへ来い、何もかも正してやる!」
「・・・・」
「俺が世界の秩序だ!!!」
「ノヴ様・・・ステキ・・・ぽっ」
「まず修行だ、修行していつか必ず会長の座に君臨してみせる!!!」
「ついていきますわ!ノヴ様!」
つづく・・・?
>>695 そうやってネタバレ書かれるほうが嫌だw
せっかく面白いんだから人のことは気にせずマスティニさんの好きなように書きなよ
700 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/26(日) 22:15:50 ID:8A0UoZpGO
Oさんの緻密さに関心
トうさん、完結待ってます
701 :
トうガらシ:2007/08/26(日) 22:33:59 ID:EgVbEd8dO
皆さん、ありがとうございます
終わりまでのシナリオは頭の中にあるんですけど、上手く文章に出来ずに困ってます
許されるならあらすじだけでも載せますので、代わりに文章化してほしいです
でも、それだとネタバレみたいになっちゃうんですけどw
とりあえず明日の朝までにはひとつ書きます
>>700 ありがとうございます!!感想いただけるとすごい嬉しいです!!
最近は自分の話が長いので飽きられたのかな〜と思ってましたorz
703 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/26(日) 22:49:55 ID:yEJd9HyB0
>>701 あらすじだけでもいいので読んでみたいです
704 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/26(日) 23:15:28 ID:8A0UoZpGO
>>702 定期的に投下してくれる所が凄いなというか
イイ(・∀・)!!
トうさんは少し遅筆杉な気が…
(富樫御大には到底かなわないけれどw)
もっとサクサク書いちゃっていい気がします
706 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/26(日) 23:49:01 ID:27KrIcI7O
まとめホムペに載ってる人で、
誹謗中傷を浴びなかった人など1人もいないだす
富樫本人もそうだす
気にせず書いでくれだす
707 :
マスティニ:2007/08/27(月) 00:20:33 ID:VpSCo+zZO
いやなんか人気が高そーなキャラ殺すのはどうかなぁと思いまして
ネタバレみたいな形になってスイマセンでしたm(__)m
708 :
トうガらシ:2007/08/27(月) 01:29:05 ID:hRq1VMyoO
294話(約束)
父との再会に子供らしく喜ぶキルア
「そうだ 親父に紹介したい奴がいるんだ」
キルアが話を切り出す
「ナックル…シュート…パーム…ノヴさん…イカルゴ…ここにはいないけど、モラウさんにメレオロンって奴もいたんだ…」
「ほぅ…キメラアントの仲間もいるのか…」
「関係ない!!イカルゴもメレオロンも…大事な…仲間なんだ…」
「…キルア…」
キルアの口調は何となく優しくて、うれしそうだった
「そして、ゴン…あいつのおかげでオレは変わることが出来たんだ!」
「キルア…そんな…」
照れるゴン
「ゴン…ホントなんだ…おまえのおかげなんだ……………それにあいつ、ジンさんの子供なんだぜ!!」
「?」
キルアの言葉に驚くシルバとゼノ ゴンの方向を振り向く
(あの目、確かに似ている……しかし、……まぁ、オレには関係ないことだ)
「キルア、これからどうするんだ?」
シルバの質問に戸惑うキルア
「オレは…」
ビスケの言葉が頭を過ぎる ゴンの顔をしっかり見ることが出来ない
(これからもゴンといたい…)
キルアの顔を見つめるシルバ
「オマエの好きなようにしろ」
キルアが顔をあげ、ゴンの方を振り向く
「ゴン…これからも一緒に行っていいか?」
「うん」
キルアの問いに最高の笑顔で答えるゴン
「キルア あの時の約束、忘れるなよ」
「ああ」
そういって、ゴンに駆け寄るキルア
「ノヴ…さん、でしたっけ あなた、ゴン君の潜在オーラ、どれ位か知ってる?」
突然ノヴに質問をぶつけるアイア
「…ナックルの話から、2万ちょっとだと思いますが?」
「5万よ」
「5万!? トップクラスのハンター並ですよ!」
ノヴは驚きを隠せない
「そう…しかも、あなたの言っていることが本当ならゴン君はこの短期間で3万近く上がったことになる…こっちのほうが驚きだわ」
ゴンを見つめる二人 その小さな体に秘めた力に何を感じているのか?
709 :
マスティニ:2007/08/27(月) 02:10:14 ID:VpSCo+zZO
再び場面はシズク対ジャイロ。
(パンチかすっただけで骨が折れるなんてなんてパワー・・・ウボォー並みだねどうしよ・・・)
それにしてもすげーパワーだな。このウボォーギンとかいう奴は!
???
なにが起こったかわからねーようだな。俺の能力は相手の記憶にある念能力をつかえる特出系能力だ。まぁそれ相当のリスクもあるがな。説明は終わりだ。いくぜ
ジャイロ地中に潜る
(そうか・・・さっきから移動が速いのも地中を高速で移動してるから・・・私そんな人みたことあったかな?)
ジャイロ、シズクの背後にでてウボォーのパンチ。
シズク今度はしっかりかわす。
(あれまたウボォー?私の知ってる能力だから隠す必要もないのに)
しばらくジャイロの攻撃をかわすシズク。
ジャイロ地上に出てくる。
なかなか素早いな
あなたの能力の発動条件解りました。
?
おそらく敵から攻撃を食らった時に敵の記憶から二個か三個能力を盗みだす。二個か三個か解らない理由はあなたが私に攻撃したときに返した可能性があるから
ご名答だ。俺の能力は敵から攻撃されたときに相手の記憶から三つ能力を奪う。そして敵に攻撃があたる度にランダムになくなる。・・・しかし判ったってどうにもできまい。このパンチ一発で殺せばすむことだ。(それに俺にはさっき雑魚を殺したもう一つの能力もあるしな)
(うーんどうしよ)
710 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/27(月) 02:12:31 ID:3BuoOv520
「独りよがりの逃避行」好きだなぁ。
ヂートゥがいい味出してますね。
○さん続き待ってます。
711 :
マスティニ:2007/08/27(月) 02:21:27 ID:VpSCo+zZO
なんか暗いキャラのはずのジャイロが変なハイテンションキャラに(T_T)/~
しかもジャイロの能力超インフレ(T_T)/~(T_T)/~
大丈夫か・・・俺
>>711 君は話はおもしろいのに余計なレス多すぎなことに気づくべき
もったいない
あまりひどいとアンチがついてしまうぞ
713 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/27(月) 02:32:19 ID:bYl+It1OO
トうガらシ、やっぱりもうお前いいってw 誰も求めてないうえにお前自身もう書かないって先に言っておいてなんだよ。
百歩譲って作品が面白けりゃいいがつまんねぇってのがなww
714 :
マスティニ:2007/08/27(月) 02:35:08 ID:VpSCo+zZO
なんか自信なくて・・・
じゃあ今からまた書きたいと思います
715 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/27(月) 02:39:47 ID:dsF2AWKzO
>>711 なかなか良い能力の条件だと思いますよー
716 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/27(月) 02:47:38 ID:oA6/4vorO
マスティニ頑張れ!俺はお前のが一番好きだ。お前のネガティブなとこもよい。続き激しくキボンヌ。かなり気になる
717 :
マスティニ:2007/08/27(月) 02:57:12 ID:VpSCo+zZO
(うーんウボォー相手じゃ相性悪いし、ここは一旦引くしかないね)
シズク、デメちゃんを消し逃げる。ジャイロ地中に潜り追う。
(やば。追い付かれる)
シズク、民家の上に登り屋根伝いに逃げる。
(これなら逃げれる・・・!!)
シズクの乗った家が突然吹っ飛ぶ。
(ウボォーのビックインパクト!!)
シズクが地面に足をついた瞬間地面の中からジャイロが出てくる。
(ウボォーのビックインパクトは連射はできないはず・・・普通のウボォーのパンチなら堅でなんとかなる)
食らえ・・・ビックインパクト!
(・・・・・・え?)
ジャイロの拳はシズクの脇腹を正確に捕らえ吹っ飛ぶシズク。
このウボォーギンっと奴は連射できなかったかもしれないが俺のオーラの量をもってすれば可能だ
(早・・・く逃げな・・・いと)
シズク立とうとするが吐血して倒れる。
(ちく・・しょう・・・ウッ)
終わりだ
718 :
マスティニ:2007/08/27(月) 03:33:53 ID:VpSCo+zZO
終わりだ・・・ん?
ジャイロのパンチが当たったシズクの脇腹部分の服が破れ蜘蛛のマークが見えてる。
(こいつは幻影旅団だったのか、チッ厄介なの相手にしちまったな・・・ここはコイツ殺ってさっさと)
おい、何してんだ!?
ジャイロが振り向くとそこにはフィンクス、シャルナーク、フェイタン、カルトボノレノフがたっている。シャルナークがシズクに駆け寄る。
大丈夫か?
なん・・・とかね・・・
シズクまた苦しそうに吐血
やばいよ、なにか相当強い衝撃を腹に受けてる。おそらく臓器がいくつか痛んでる・・・
シャル、カルトお前らシズクを病院ツレテクね、コイツはわたしたちがブコロスよ
油断するなよ
シャルナーク、カルトはシズクをつれて離脱。
さてと・・・
ジャイロを睨み付ける三人
(やべぇな・・・さっきあの女殴ったときに蚓とかいう奴の能力返しちまった。このメンバー相手に逃げるのもおそらく不可能)
719 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/27(月) 04:08:08 ID:+iS6OoER0
マスティニとやら、頑張れ
俺も触発されてクロロ対ヒソカ書いてる
今7割くらいだから全部できたら投下するわ
720 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/27(月) 04:19:37 ID:fFc+I8SfO
あれ?ジャイロがシズク孕ませる展開じゃないの?
違うんですかそうですか
721 :
マスティニ:2007/08/27(月) 04:31:19 ID:VpSCo+zZO
(チッこうなったら一か八か)
ジャイロ、フィンクスに突っ込む
食らえタコ!
フィンクスがリッパーサイクロンでジャイロを吹っ飛ばす。
今のは三回くらいしか回してねー、簡単には殺さねーぞ!
しかしジャイロ再びフィンクスに突っ込む。
なめてんのかコラァ
ジャイロがフィンクスの拳を避けてフィンクスの胸に手をおく。
722 :
マスティニ:2007/08/27(月) 04:35:45 ID:VpSCo+zZO
いきなり触りやがってこの変態ヤローが!
フィンクスが振り払うとジャイロもはなれる
(攻撃をくらった相手の記憶から念能力を使用可能にするなんて俺の能力の初歩、俺の真の力は攻撃をくらった相手の胸に手を触れることで相手の記憶から自分の欲しいものを盗む能力:記憶の強奪[マインドバーグラー])
(そして今俺が欲しいものはこの場を逃げる力。)
723 :
マスティニ:2007/08/27(月) 04:40:59 ID:VpSCo+zZO
あいつ手になんかもてるよ
カードみたいだが・・・?
(これが本当かどうかわからない・・・あまり遠くは指定できないな)
急に逃げるジャイロ。
逃がすかコラァ!
三人が追おうとしたとき
アカンパニー オン
東ゴルドー
なんだありゃ
わすれたか!グリードアイランドの中のスペルよ
アカンパニーなんてあったか?まぁいいとにかく東ゴルドーにいったんだろ?
フィンクス忘れてるね
俺たちも行こうじゃねーか東ゴルドーに!
724 :
マスティニ:2007/08/27(月) 04:51:56 ID:VpSCo+zZO
またこういう無駄なレスすると怒られるかもしれませんが補足としていうと念能力をパクる場合は相手の記憶から消えず相手の胸に手を触れてなにかとる場合(状況によって念の場合も有り)は記憶が消えます。
無理矢理な設定でスイマセン。今からやっと舞台が東ゴルドーなり、主人公達が出てくるので読んでくれる方もう少しおつきあいください
725 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/27(月) 05:12:36 ID:0pK8lx1E0
俺は○さんのが好きだけど,マスティニさんのもおもしろいと思う.
ただ,「ビックインパクト」じゃなくて「ビッグバンインパクト」でしょ?
726 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/27(月) 06:01:27 ID:hl4AZEeVO
アンチというわけではない(むしろ好きだ)が、
現在進行中のトうガらシさんの展開を富樫がもしやったら
(シルバとゼノ、戦いが無事終わってからノコノコと元気に出て来るんじゃね〜
お前らそれでも世界一の殺し屋かyo!
てか「役に立てなくて済まなかったな」くらいは言えや〜
ジンと戦った時は本気じゃなかった(赤顔)とか和んでる場合じゃないだろ〜)
とか思ってしまうかもw
トうさん作品自体は好きなので、
是非完結に向けて頑張って下さい!☆
727 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/27(月) 06:12:05 ID:RU8Fyn2eO
ゼノ・シルバ・ジンあたりは稀少性が高いというか
滅多に出て来なさそうなだけあって、
出すタイミングを間違うとしらけてしまう可能性もあるからなぁ、
なかなか出しどころが難しいキャラだ。
個人的には、富樫には
ジン・ネテロVS王というのだけはやらないで欲しい。
728 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/27(月) 06:17:08 ID:hl4AZEeVO
シルバは変化系(気まぐれで嘘つき)だから、
心の底では(俺にはわかっている…キルアは必ず俺のもとへと帰ってくるとな)
とか思っていそうで怖いな
729 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/27(月) 06:37:20 ID:m9ChyTC+O
>>728 ハンターズガイドとかに変化系って書いてあったの?
すみません間違えました
732 :
マスティニ:2007/08/27(月) 09:21:37 ID:VpSCo+zZO
すいません。間違えました正確には[ビックバンインパクト]でした
733 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/27(月) 09:58:09 ID:RU8Fyn2eO
ゾル家は全員変化系らしい
734 :
トうガらシ:2007/08/27(月) 10:08:31 ID:hRq1VMyoO
書けば「書くな」
書かないと「完結させろ」
最近、書くのが全然楽しくありません
読んでくれている人には悪いですが、 大まかなあらすじで終わりにしたいと思います
前スレから読んでくれていた人達、ありがとうございました
735 :
マスティニ:2007/08/27(月) 10:17:02 ID:VpSCo+zZO
確かマハは強化系じゃありませんでしたっけ?
736 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/27(月) 10:17:18 ID:CVxaV/UP0
>734 ここはそういうとこだよ
737 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/27(月) 10:23:21 ID:EMYxG1SuO
マスティニの話、誤字脱字勘違いが多くてイライラする
ビックインパクト→ビッグバンインパクト
リッパーサイクロン→リッパーサイクロトロン
あと、アカンパニーは同行だろ?
半径20m以内にいる人間も一緒に連れていっちゃうんじゃない?
あの場で正しいのはマグネティックフォースでは?
738 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/27(月) 10:24:23 ID:RU8Fyn2eO
>書けば「書くな」
>書かないと「完結させろ」
なにより
富 樫 本 人 が
そういう目にあってるぐらいだから…
大変だよなほんと、漫画家とかってさ
マスティニさ、無駄なレス多すぎ。こちらの顔色伺いながらやるくらいなら、最初からやるなよ。
自分の作品に自信が無いんだろ?実際つまんねぇし。
>>734 こちらとしても、あなたの作品は全然楽しくありません。
740 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/27(月) 10:26:56 ID:EMYxG1SuO
>>734 乱もウソバレも書くたびアンチが、書かなきゃマンセー派がうるさかったが書き切った。
アンタはそーゆーのにいちいち反応し過ぎ
もしくは面倒臭いだけか?
てかトうガらシさん含め職人さんたちは仕事で書いてるわけじゃないんだからさ
楽しく書けなくなったのなら,しばらくこのスレ見にくるのやめてみて,
叩きも気にせず楽しんで書けるくらい気持ちが落ち着いたらまた書けばいいんじゃないの?
742 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/27(月) 10:44:12 ID:uXE3JHZBO
743 :
マスティニ:2007/08/27(月) 10:46:08 ID:VpSCo+zZO
スイマセンでした誤字脱字が多くて
あそこで同行を使ったのは原作でフィンクスが「同行でもパクって〜」て台詞があったからあえて確実に記憶にあると思って。
ジャイロが突然逃げたことで20メートル離れたことを書きたかったんですがダメでした(T_T)/~
744 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/27(月) 10:51:24 ID:uXE3JHZBO
トうガらシさんのは、
さて完結間際!ってところで連載が停滞しまくっちゃっているから…
突入前で富樫に連載を止められちゃってる読者
みたいな気分の人も多いのでは
745 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/27(月) 10:54:14 ID:Elc1Gr9dO
マスティニさんよいちいち余計なこと書き込まないでひたすら作品かけよ、「シズク死んでもいいですか?」ってどんだけぇー
746 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/27(月) 10:55:55 ID:uXE3JHZBO
マスティニさんのレポ
俺は嫌いじゃないけどなぁ
747 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/27(月) 11:04:12 ID:EMYxG1SuO
○に期待
マスティニには期待してないから、肩の力抜いて書くよろし
激励ととってくれておk
748 :
トうガらシ:2007/08/27(月) 11:18:34 ID:hRq1VMyoO
295?話(完結)
中堅ハンタートリオ→東ゴルドーの復興に協力
ノヴ→モラウの代わりにしばらく善キメラアントの保護
アイア→ジンに会うため、旅立つ
ゴン&キルア→ぶらり旅(ハンゾーやレオリオのエピソードに繋がる)
王&プフ→巣に戻ると、多くのキメラアント(コルトらは除く)の死骸と副会長派のハンターが…念が空のうえに多勢に無勢で敗北−これにより副会長が会長に
ヂートゥ→モラウの戦いを観戦 死亡を確認 行く所もなく、逃げる − ピトーの気を感知、追い掛ける
ピトー→ボロボロの体で逃げる 追いかけて来たヂートゥをぐしゃぐしゃにして、喰らう−人間(ゴン)の力の秘密に興味を抱く
カイト→アイアによって、傷を修復 綺麗な状態に…しかし、どんな念能力でも蘇生は不可能だった 涙するゴンたち (故郷がないので遺体はゴンの故郷、クジラ島へ)
コムギ→ナックル達により次期総帥に(もちろん、ビゼフはがっかり)
仕事は今まで通りビゼフが−コムギの能力、第六感の強化で、後々東ゴルドーは良くなっていく
イカルゴ→他のキメラアントと残ることを決意 キルアに「離れていても親友だ」と約束
謎の集団→王の死亡を確認 キメラアントの女王を逃がした張本人 一つのゲームが終わり、また新たなゲームの開始を話し合う
解散する一同 それぞれの思いを胸に、話は次の舞台へ
蟻篇 完結
749 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/27(月) 11:35:34 ID:EMYxG1SuO
>>748 あーあ…
展開を箇条書きにするくらい誰にでもできるよ
ガッカリ。
750 :
トうガらシ:2007/08/27(月) 11:47:31 ID:hRq1VMyoO
296?話(設定&予想)
もうひとりのメルエム?→王とは対象的に幸せになることを願い、戦闘には関与させず
アイア→G・Iの製作者の一人という設定 更にAではなくI
ジンのいい加減さとドゥーンの悲惨さを強調したかった…
ゴンの異常な成長→ゴンの過去に関係 後に一緒に旅するキルアは徐々に力の差を感じ始め、ゴンに殺意を抱く そんな自分が嫌になり一緒にいるのは危険と判断 ゾルディック家へ戻る
団長→除念完了、しかし複雑な念能力のため、盗んだスキルは失っていた そもそも、個を感じないためにこんな能力に…盗賊をやっているのも、他人の個に興味があるため クロロが個を持ったとき、新たな念能力を取得
クラピカ→〈ラブリーゴーストライター〉の復活と同時にクロロの除念完了を感知 しかし、自分は本当はどうしたいのか葛藤する
他にも気付いたら後ほど…
752 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/27(月) 12:18:58 ID:kIkEVLwRO
まああの人の名前が入ってるだけあるよな
753 :
トうガらシ:2007/08/27(月) 12:33:22 ID:hRq1VMyoO
297?話(書きたかった話)
@キルアの初恋→有りがちだが、依頼主のターゲットの娘に恋する話
Aレオリオの家族→作品中、唯一まともな家族そうなので…
Bアルカ→キルアより先に殺しに反対、家を出る たいした才能もなかったが、キルアとよくケンカ カルトはそんな二人が好きだった
キルアがゴンに惹かれたのは、アルカとどこか似ていたから
アルカに興味のない家族に代わり、旅団の力でアルカを捜す
Cもちろん、ジャイロ篇→歳も近いことからジンとジャイロは父違いの兄弟 一方は健やかに育ち、一方は虐待を耐え忍び、生きてきた
ジンとゴンは実の親子ではなかった(これは、ジンが好きなのはミトさんだと思うから)
ジンに似ているのは、過去にジンがゴンに輸血(輸念)したため、とかそんな感じで
754 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/27(月) 12:41:24 ID:hl4AZEeVO
ト○ガ○シ
前スレでは神とか先生とかひたすら誉められまくっていたから、
他の職人さんみたいな誹謗中傷叩き罵詈雑言に対する耐性が少し弱かったのかもしれん???
いや、あくまで私的な1意見に過ぎんが。
しかし完結させた職人さん達は皆が皆(最後の方は特に)、
アンチからの叩きとマンセー派からの支持とでかなり荒れていたからなぁ。
完結させるには、アンチとマンセーとのカオスに耐えるかスルーするか出来る
精神力がないとやってられんってことだな。
マスティニさんにも早くもアンチが出始めているし…
755 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/27(月) 12:46:18 ID:eJKTNlbUO
2ちゃんにカキコしてたら煽られ叩かれなんて、つきものだよね。
最初から読んでたのに、こういう形で終わりって。
最初から書かなきゃ良かったんじゃ?と思ってしまいます。もちろん本人の自由なんですけどネ。
煽られ耐性がない人は、カキコしない方が無難ですよね。
756 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/27(月) 12:59:45 ID:RU8Fyn2eO
乱さんウソバレさん妄想さん
そりゃあもうみんな、マンセー派がいる一方、
書くのが嫌になるんじゃないかってくらい
パッシングもまた受けていたもんだよ
(プロと比較するのはアレだがw、)
富樫もGI編あたりでのパッシングは酷かったな…
757 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/27(月) 13:04:54 ID:GIHLRHsrO
つーか妄想スレだからね。感想や意見言いたいなら「HUNTER×HUNTER妄想完結編感想&意見スレ」でもたてろと。
「しね」やら何やら煽る意味がまずないからね。
そう考えるなら読むなと。
758 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/27(月) 13:48:34 ID:dsF2AWKzO
>>734 一部のアホが文句言ってるだけですよ、きにしなーい
貴方が謝る必要もありませんしね
見てるだけのくせに文句を言うアホなんてカスなんすからw
759 :
ハピ:2007/08/27(月) 13:52:24 ID:dsF2AWKzO
>>737 見てムカつくならオマエが書けば良いだけ、文句ならアホでも言える
もしくはNGワードすれば良いだけ、OK?
760 :
ハピ:2007/08/27(月) 13:56:01 ID:dsF2AWKzO
>>739 面白く無いなら見なければ良いだけ
見てる時点で興味あるって訳だOK?
761 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/27(月) 14:07:21 ID:uXE3JHZBO
>書けば「もう書くな」
>書かないと「完結させろ」
>楽しくないです
確かにツライところではあるが…。
アンチなんぞ気することはないよ。
ずっと支持して応援してくれる人も沢山いたわけだし。コレで心が折れるのはちょっぴり脆いかな?
という気もしてしまう…。
自分は他のスレに投下してたこともあるんだけど…
実際、ただ趣味と妄想を楽しむのが旨のスレでも、
長編となれば職人側は常に楽しんで書いていられるってわけでもないからなぁ。
時には書くのが楽しくなくなっちゃうことだってあるし。
「長編」を最後まで完結させようとしたら、
「う〜ん書くのキツイ…!最近あんま楽しくないし挫折しそう、ウギャァア!!」
とかの壁は避けては通れないと思う。
まあしかし偉そうにゴタクは述べたものの、
>>757さんの意見が的を射ていて正しいね。
職人さん側が聞いて参考になるもの
…ちょっとしたアドバイスや批判や具体的な指摘とかだったらOKだと思うけど、
ただ「しね」だの「つまらん」だのは論外、明らかなマナー違反だからね。
このスレは、
職人さんは伸び伸びと書けて、
読み手さんはマナーの範囲内で伸び伸びと意見が言える、
そんな良スレになりますように…。
762 :
ハピ:2007/08/27(月) 14:14:21 ID:dsF2AWKzO
>>761 全くの同じ意見です
文句言うなら他に行けば良いだけ
書き手はこちらの為に書いてくれてるんだから、感謝こそすれ文句なんて論外だ
>>763 とりあえず連レス乙。そりゃ見るさ。見なきゃ楽しいかつまらないかなんて解んないだろw
俺の場合、見た結果つまらねぇと感じた。>>トうガらシ
マスティニはさっきも言った通り。載せるなら自信を持って載せろって話。
765 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/27(月) 15:08:16 ID:uXE3JHZBO
マナーの範囲内で批判やアドバイスや指摘をする分には、
全然構わないと思うんだよ。
例えば
「マスティニさんはもっと自信を持った方がいいと思う」
ていう指摘ならいいと思うんだよね。
で、その指摘に対する反論もまたアリ。
でもいきなり「しね」だとか、
具体的にどこが悪いと思うのかの指摘も無しに「つまんね」の一言とかはNGだと思う。
要するに、
「批判・指摘etc」はしてもよいが、それを
「煽り・叩きetc」と混同しちゃいかんってこと
766 :
ハピ:2007/08/27(月) 15:17:00 ID:dsF2AWKzO
マナー議論じゃなくて妄想が読みたいよ〜 ・゚・(ノД`)ヽ(゚Д゚ )ヨチヨチ
典型だ
とうがらしさんの作品は
乱さん達の作品みたいに「続きを早く読んでみたい」って
思わせる面白さがあったんだけどなぁ。
書き始めから楽しみにしてたんで残念です。
また心に余裕ができたら書き込んでください
771 :
マスティニ:2007/08/27(月) 18:26:22 ID:VpSCo+zZO
私も前スレからトウさんの作品を読んでいたのでざんねんです。また書いてください。
772 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/27(月) 23:48:06 ID:zwhFvfdJO
ぬりぃ事やってんじゃねぇよw
w
>ぬりぃ事言ってんじゃねェよ
>ぬりぃ事言ってんじゃねェよ
>ぬりぃ事言ってんじゃねェよ
>ぬりぃ事言ってんじゃねェよ
>ぬりぃ事言ってんじゃねェよ
>ぬりぃ事言ってんじゃねェよ
>ぬりぃ事言ってんじゃねェよ
>ぬりぃ事言ってんじゃねェよ
なんだ「ぬりぃ」ってw
「きめぇ」だの訳分からんおかしな言葉使うやつ増えたなw
リアルで使ってたらキチガイだよw
775 :
○:2007/08/28(火) 00:23:05 ID:9/ZbHr1w0
前回
>>694 0−18
≪数分前、宮殿外丘の上≫
「やべーよ!!アイツが王のとこに行ったらあのじーさん確実に殺されちまう!!」
慌てふためくイカルゴ。パームも汗を流す。
「・・・私が行こう」
頭を抱えるイカルゴに声をかけるのはノヴ。
「・・・行くってアンタ大丈夫なのかよ!?」
疑わしげに見つめるイカルゴ。パームも心配そうに見つめる。
「どうせこのまま放っておけば作戦は失敗だ・・・
私が死にかけて作りだしたチャンスを壊されても困るのでね」
「何言ってん・・・」
ノヴの言葉に怒りを見せようとするイカルゴをパームが制止する。
パームの姿を横目で見て四次元マンションに入ろうとするノヴ。
「・・・ノヴ様」
自分がかけられる精一杯の言葉。
「お気をつけて」
「パーム・・・今まで済まなかった・・・」
小さく呟き闇に消える。
涙を浮かべるパーム。
愛しい人の最期の姿。目に焼き付け裾を握り締める。
その時分かっていた
もうこの人とは会えないだろうと。
扉の前に立つノヴ。脳裏を過ぎるのは彼らの姿。
ただ死なせたくないと。そう思った。
「本当に・・・私らしくない」
自分の有様に自嘲する。
そして今、扉を開く。
776 :
○:2007/08/28(火) 00:24:02 ID:9/ZbHr1w0
前回
>>775 0−19
≪宮殿1階南廊下≫
対峙するモントゥユピーとノヴ。
「ったく。チョコマカ逃げやがって・・・さて殺すか」
臨戦態勢に入るモントゥユピー。凶悪なオーラが辺りを包む。
(分かっていたがこれほどとはな・・・)
笑うノヴ。勝てると思ったからではない。
恐怖が過ぎると感覚が麻痺とするとはこういうことなんだろうと理解する。
(まぁいい。倒せるとは思ってない。少しでも時間を稼げれば良い・・・会長が王を倒すまで・・・)
「何笑ってんだ?頭おかしくなったか?まぁいいや死ね」
襲い掛かるモントゥユピー。紙一重で避けるノヴの頬に汗がうかぶ。
(この威力!!当たったら一発で戦闘不能だな・・・なら・・・)
<四次元マンション!!(ハイドエンドシーク)>
姿を消すノヴに戸惑うモントゥユピー。
(消えちまったぞ?何処いったんだ?)
四次元マンション内、頬の汗を拭うノヴ。
(奴が来る前に創った入口・・・そう多くは無いが時間は稼げる・・・)
扉に手をかける。
(奴の攻撃を避け、入口を創る、避けて創る・・・それを繰り返す。・・・綱渡りだな)
かすかに笑みを浮かべる。死と生の際の中で驚くほど冷静な自分がいる。
それが自分にとっては妙に滑稽に思えた。
(馬鹿だな・・・私は・・・)
777 :
○:2007/08/28(火) 00:26:21 ID:9/ZbHr1w0
前回
>>776 0−20
≪宮殿1階南廊下≫
姿を現し入口を創り再び消え四次元マンションによりモントゥユピーを撹乱するノヴ。
「だー!!まどろっこしい!!ガツンと来いよ!!逃げ回りやがって!!」
(何とでも言え・・・貴様を倒す事が目的じゃないんだ!!)
苛立つモントゥユピーを尻目に逃げ回る。
「あー!!メンドクセー!!だったら・・・ふん!!」
体から翼を生やし外の庭に飛ぼうとするモントゥユピー。
(コイツ飛べるのか・・・!!マズイ!!外には四次元マンションの入口を創ってない・・・なら!!)
今まさに飛ぼうとするモントゥユピーの足元に四次元マンションからノヴが現れる。
「おっ 来たな!!」
突然現れたノヴに驚く事も無く蹴りを入れようとするモントゥユピー。
その瞬間に手をかざすノヴ。
(閉じろ!!)
モントゥユピーの右足が消えバランスを崩し倒れそうになる。同様に右の翼も消し去る。
(よし!!いける!!このまま!!)
体制の崩れたモントゥユピーの頭部に手をかざす。
「させねーよ!!バカが!!」
ノヴの左腕を掴むモントゥユピー。鈍い音と共にノヴの左腕が潰れる。
肉から飛び出す白い骨に痛々しい程の鮮血が染まる。
そして投げ飛ばされ壁に投げ付けられる。大破する壁。
同時にバランスを崩したモントゥユピーが倒れ込む。
瓦礫の下で臥せるノヴ。右手で割れた眼鏡を捨て自分の左腕をを見る。
(ダメだなこれは・・・もう使いものにならない・・・だが奴の足は奪った。起動力は落ちてるはず)
土埃がはれ、倒れたモントゥユピーを見る。
「やってくれんじゃねーかオマエ。だがな・・・」
余裕を含めた笑い。モントゥユピー右手に色の違うオーラが集まる。
〈大食!!(タージー)〉
自身の右手に集めたオーラを食べ始めるモントゥユピー。
同時に失われた右足と右翼が再生される。
「なっ!?」
「驚いたか?俺は自分のオーラを喰う事で体を回復させられるんだよ!!」
驚きたじろぐノヴに楽しそうに告げるモントゥユピー。
(理屈は可能・・・!!確かに似たような能力者はいる・・・だが消えた肉体を再び取り戻すだと!?
キメラアントの回復力か?厄介な力を!!)
「さぁ・・・第二ラウンドだ!!」
向かってくるモントゥユピー。冷汗をかくノヴ。
778 :
○:2007/08/28(火) 00:28:04 ID:9/ZbHr1w0
前回
>>777 0−21
四次元マンションによる撹乱を続けるノヴ。
しかし先程よりもマンション内にいる時間は確実に短くなっていた。
(あまり念空間にいて奴がまた外に出ようとしたらアウト・・・危険だが仕方ない)
再び扉を開き廊下に出る。
「ヨッシャー!!当たりだ!!」
「!!!」
目の前に現れるモントゥユピー。その一撃を紙一重で避けるノヴ。
「クソ!!外しちまった!!」
(どういう事だ!?何故ここから来ると分かったんだ!?)
驚くノヴを見るモントゥユピー。
「もーテメーの能力を考えるのはヤメタ。頭痛くなるからな。よーするにモグラ叩きだろ?
勘いいんだよな俺って♪」
そう告げて笑うモントゥユピー。
(ハッタリだ・・・惑わされるな)
四次元マンションで消え、再び廊下に現れるノヴ。
「!」
また眼前にはモントゥユピーの姿。繰り出される攻撃。
「痛ッッ!!」
当たった左腕が吹き飛ぶ。
「当たったけど・・・なんだよさっきの腕か、次は脳天カチ割ってやるぜ」
ノヴに焦りが生まれる。
(どうやら本当に分かるらしいな・・・)
「オイ速く隠れろよ♪ゲームにならねーだろ?」
邪悪に笑うモントゥユピー。
(どうやら絶体絶命みたいだな・・・仕方ない)
笑うノヴ。その目には覚悟を秘めていた。
深呼吸を一度して姿を消す。
辺りを静寂が包む。
感覚を研ぎ澄ませるモントゥユピー。
天井から姿を現すノヴ。モントゥユピーの元に落下していく。
(上!?)
反応の遅れるモントゥユピー。だが落ちてくるノヴに攻撃を仕掛ける。
ノヴを襲う右腕。しかしその一撃は敢えて避けなかった。
ノヴの脇腹に突き刺さる右腕。
「終わりだな」
笑うモントゥユピー。
同じ様に微かに笑う。腕を掴み、外して地面に触れるノヴ。
〈四次元マンション!!(ハイドエンドシーク)〉
779 :
○:2007/08/28(火) 00:30:27 ID:9/ZbHr1w0
前回
>>778 0−22(その1)
「うげぇ!」
四次元マンションの中に頭から落ちるモントゥユピー。
「なんだ?ここ?」
辺りを見回す。真っ白な空間に戸惑いを覚える。
眼前に佇むノヴ。左腕を失い、脇腹からは腸が見える。
足元には地だまりが出来ていた。
(もう時間もないな・・・)
ノヴのみが持つマスターキー。取り出して四次元マンション内の床に差し込む。
「カチッ」
開錠の音と共に念空間が轟音とともに激しく揺れる。
「おいっ 何した!!何だここは!!この音は!!」
怒鳴るモントゥユピー。
(イカルゴの話だとコイツは相当の馬鹿らしいな・・・今は一秒でも時間が欲しいし・・・)
「ここは私の創った念空間・・・どうせ死ぬならここで死にたいと思ってね。
ちなみにこの空間から出るにはこのマスターキーを扉に差し込まないといけない。この音はBGMだ、気にするな」
「けっ メンドクセー事しやがって。すぐに殺して出てやるよ」
(やはり馬鹿だな簡単な嘘に引っ掛るとは・・・だが助かる。四次元マンション自体にマスターキーを差し込むことによって発動する
私の最後の力<相対的崩壊(ゼロ・グラウンド)>。開錠と共にマンション内の部屋が小さいものから1秒ずつ次第に消滅していく!!
部屋の数は32室。お前の残り時間はもうない・・・!!)
攻撃を仕掛けるモントゥユピー。力なく避け続けるノヴ。
780 :
○:2007/08/28(火) 00:32:21 ID:9/ZbHr1w0
前回
>>779 0−22(その2)
―30―
―20―
血だらけで伏せるノヴ。骨は折れ、腸はこぼている。
「ったく面倒かけやがって、よえ―んだからさっさと死ね!!」
ノヴの落としたマスターキーを拾い上げ扉に向かおうとするモントゥユピー。
「・・・良い事を教えてやろう・・・」
死の間際、モントゥユピーの足をつかむノヴ。
「この空間は残り数秒で消える・・・そういう能力なんだよ。ちなみにその鍵は関係ない」
冷笑するノヴ。顔色の変わるモントゥユピー。
「キサマァァァァァァ!!!!」
足をつかんでいるノヴを蹴り飛ばすモントゥユピー。
―3―
体を扉にむけ走る。
―2―
壁を背に座り込むノヴ。
「スミマセンね、モラウさん・・・貴方との約束は守れそうにありませんよ・・・」
―1―
扉に手をかけるモントゥユピー。
「無駄だよ・・・時間切れだ」
ノヴが冷たく言い放つ。
扉を開けるモントゥユピー。
(よし!!出れ・・・)
―0―
本当に・・・私らしくない・・・
ハンターハンター〜あれから10日後〜I
ノヴが去ったあとの会長室前についた団長
「・・・こいつは出来るな・・・」
「?どしました?」
「いやなんでもない、続けるぞ!」
団長はすぐ後ろに来たヒソカに気付いた。
ヒソカは指で合図を送り、団長はやれやれと両手を上に挙げその場から二人は立ち去った。
「・・・去ったか」
「4の3、少尉!」
「ぐっ!まった!」
「待ったはなしでずよ!」
「ぐ・・・・」
「決めた!僕はハンター協会の副会長になるよ!」
「またお前は旅団の時のようなマネを・・・多分今度は無理だな。お前は派手な上に、目立ちすぎる。」
「ま、それはゲームでどうにでもなるしね◇」
「ゲーム?GIのことか、興味深いな・・・一回行ってみるか・・・」
「その前にオモチャと遊ばなきゃ・・・今度は壊しても何も支障はないしね☆」
「じゃあ、俺は蜘蛛に帰る」
「じゃあまたね、クロロ」
「出来ればもう会いたくないものだな・・・」
つづく・・・?
782 :
ヤツ:2007/08/28(火) 00:47:10 ID:rh4nMW0h0
↑ヤツw
なんで○のモントゥユピーは誰もつっこまないんだ?クソがきども
784 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/28(火) 09:35:53 ID:xNj6qPK+O
名前をハシヨッテるって事くらい誰でも分かるからだろ?
785 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/28(火) 10:16:56 ID:43ycsZP+O
OさんGJです!
786 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/28(火) 10:54:32 ID:BfBpPxOy0
787 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/28(火) 12:13:46 ID:A5/DO2fN0
批判の為か、妄想職人さん激減!やべぇ、
俺的には、このスレ、ハンタ再開までは残ってて欲しい
職人批判した人、全員、責任取って職人になってくれ!
788 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/28(火) 12:43:13 ID:uiBYbuxxO
エロいの頼む
789 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/28(火) 13:05:10 ID:KmeNsEiQO
最・初・は・グーッ!
…なぜ今、あの頃の夢を…。私も、老いたという事か…。
『ハンター協会会長室』
コンコン
会長、これが今期の『龍の尾』ハンター試験推薦者です。
今期は、二人か。どれどれ。ふむ。
面接の日取りはいかがなさいましょう?
明日!14時にここで!
承知いたしました。では、失礼いたします、ビスケ会長。
さて、今期のルーキーはどんなものかしら…
レゼルヴ!明日だな!
ああ。ようやく夢への第一歩、というところか。しかし、まだ始まりに過ぎん。明日の面接にも何があるか…
深く考えすぎるなってー!ここまで来たら受かったも同然!後は試験をパスして、ハンターライセンスをゲットするだけ!
お前、ハンター試験がペーパーテストだったらどうするんだ…?
来年頑張る!!!
そうか…。
ここか!ハンター協会!本部!
油断するなよ、何があるか…
考えすぎだってば!オレらは面接受けに来ただけ!
だといいがな…
ようこそ。レゼルヴ・フローンと、リシャァル・テムですね?
はい!!!
では、会長室までご案内いたします。こちらへどうぞ。
では、面接を開始いたします。名前を呼ばれたら、中へ。
リシャァル・テム。中へ。
はい!!!
失礼します!
あのバカ…ノックもしないで…
リシャァル・テムです!今日はよろしくお願いします!
どうぞ、おかけになって。
はい!!!
では、これより、龍の尾第10期生、ハンター試験推薦への最終面接を行う。会長のビスケット・クルーガー。よろしく。
よろしくお願いします!
さて、まず、ハンターになりたいと思ったきっかけは?
昔、オレの故郷の村がキメラアントの大群に襲われたんです。
もう、ダメだと思ったけど、たまたま通りかかったハンターが、キメラアントを倒してくれた。かっこよかった…。
その時、オレも思ったんです!オレも、あんなハンターになりたい!
大切な人がピンチになった時に、助けてあげられるようなハンターになりたいって!
そう…
あれ?
じゃあ次、どんなハンターになりたい?
太陽…
え?
太陽のような、なくてはならない、そんな偉大なハンターになりたい…!
(コイツ…)
…解ったわ。じゃあ、次の質問。
質問ってゆーかクイズね。必ずどちらかを選ぶように。母親と恋人が、犯罪者にさらわれてしまった。
助けるならどっち?@母親A恋人
選べられないは不正解と見なす。
どっちも!
あんた問題聞いてる?どちらかしか選べないって言ってんじゃない!
どっちも助ける!オレは絶対にそんなハンターになる!不可能な事なんて絶対ない!
ムキー!それじゃあこの質問の意味と意図が無いじゃない!
この質問はね!あらゆる残酷な想像を予め張り巡らして、いざと言う時の…
それでも!絶対に助ける!
もういいわ(汗)
(コイツ…やっぱり似ている…)
じゃあ次ね。アンタ、龍の尾には何年いたの?
5年です!
5年!?放校期限ギリギリじゃない!よくここにこれたわね!?
はい!大嫌いな勉強も頑張りました!
…アンタ、龍の尾ができて何年経ってるか知ってる?
たしか、オレが4歳の時からだから…10年です!
そう。15年前のキメラアント大覚醒で甚大な被害を受け、絶対数の少なくなったハンター。その穴埋めのためのハンター試験の審査規準の緩和。
結果、名前だけのハンターが増え、一昔前程絶対的な存在では無くなったハンターという称号。
その威信回復のために質の高いハンターを育成しよう、という事で…寝るな!そこ!
は…
…ったく、話を続けるわよ。そこで、ハンター協会が出資し、設立されたのが、ハンター育成機関、龍の尾…。
ハンター養成のためのハイレベルなカリキュラムをこなし、トレーナーの目に止まった者数名が推薦を受け、ハンター試験会場からの参加資格を手に入れる事ができる…。
はい!知ってます!
じゃあ、過去10年での統計から、龍の尾からの推薦者が、ハンター試験に受かる可能性は?
…0%。
ご名答。
そう、未だ0名!過去の過ちに気付き、審査規準の緩和を取り止めた…いや、以前より厳しくなったとはいえ、『ハンター協会の目は節穴』これが世論。
それがどういう事か解る?
いや、全然…。
…汗
じゃあ解りやすく説明してあげる。
これ以上無能なヤツにハンター試験を受験させる余裕は、今のハンター協会には無いって言ってんだわさ…
なんて…オーラ…
今から、『龍の尾』最終試験を行う…内容は至って簡単!
アンタの『発』を、ここで見せなさい。つまらないモンなら、今すぐ推薦を取り消す…
行きます…
せーの!
(この『練』…コイツ…何で5年も埋もれていた!?)
会長、…オレの発、モロに攻撃技なんですけど…
ゴゴゴゴゴ…
会長に向かってぶっ放してもいいですよね?
望むところよ、遠慮無く来なさいな。
ちなみに、ガード不可能なんで……いきます…
せーのッ!!!
(漲るオーラを右拳に集中…この技は…)
最強の予(ゴースト)!!!
(やっぱり…硬でのパンチ。アイツと同じ…これのどこがガードできない?それ程威力があるわけでは…)
!!!!!!
拳がすり抜けた!?
いや…これは…拳の形をした念弾!ガード…できない…
堅じゃなくて…硬で防御してたらヤバかった…
どうっスか…?
ん…合格…。
え?
合格って言ってんのよさ!!!さっさと行きなさい!
わわっ。ありがとうございました!失礼します!
…ちょっと待ちな。アンタ。さっきの技、アンタのオリジナルなの?
え?なんで?
見た事あんのよ、アンタの技。
!!!ホ、ホントに!?
な、なによ…いきなり…
実はこの技、オレの村を助けてくれたハンターが使っていた技を真似したんだ!
会長がオレの技を知ってるならそれは!あのハンターの事を知ってるんだよね!教えてください!
オレ、こんなに憧れてるのに、あの人の事何も知らないんだ!教えてください!会長!
…そのハンターがアンタの村を救ったのは何年前?
8年前です…
そのハンターの特徴は?
ツンツンの黒髪、くらいかなぁ…あと、技を出す時に最初はグー!って言ってた…
(ゴン・フリークス!!!)
…そう。解ったわ。行きなさい。
え?教えてくれるんじゃないの?
人違いだったのよ!後が支えてるんだからさっさと行く!
は、はいぃ〜
ゴンの名前を…こんなところで聞けるとはね…
レゼルヴ〜
リシャ!どうだった!?凄い音したけどどうした!?
はい〜次〜レゼルヴ・フローン
は、ハイ!
あーあー緊張しちゃって。ノックもせずに…
レ、レゼルヴ・フローンです!よろしくお願いします!
はい、じゃ、座って。
ハンターを目指そうと思ったきっかけは?
…言わなきゃなりませんか?
当たり前でしょ。これは面接、兼最終試験よ。
恋人の仇を討つため…。
それは、ハンターにならなきゃダメなの?
恐らく…
標的は?
ガイスト教団。
そうか。では次。どんなハンターに?
ガイスト教団を倒せるような強いハンターになるつもりです。
では次、質問ってゆーかクイズね。2択から答えを選択せよ。
どちらも選べないは不可。息子と娘がさらわれた。どちらかしか助けられない。
@息子A娘
どちらを助ける?制限時間は5秒。
…。
5・4・3・2・1…終了〜。あんた、なぜ、答えない?
どちらかを選ぶ事はできません。しかしどちらかしか選べないルール。なら正解は無い。つまり、『沈黙』…
いいだろう。次が最後だ。
どうでした?会長?
今期の二人は、なかなか期待できそうね♪
リシャ!レゼルヴ!ハンター試験の推薦状だ!
よし!
いよいよか…
今年の試験会場は…
〜天空闘技場〜
レゼルヴ、知ってる?
何だ?
龍の尾の推薦状無かったら、自分で試験会場探して辿り着かなきゃいけないんだぜ〜
常識だ…お前、それを知って龍の穴に入校したんじゃないのか…
いやー師匠がハンターになりたいならあそこ行けって言ったからさー
幸せ者め…
着いた!天空闘技場!うわ、いるいる〜これ全員受験生かなぁ?
だろうな…
受験希望者?
うん!これ推薦状。
こっちもだ。
はい、確かに。じゃ、これ、受験番号ね。
“1092”“1093”
ひゃーいっぱいだぁーこん中の何人がハンターになれるのかなぁ?
多くて4、5人ってとこじゃないか?
競争率高いんだねぇ…やっぱ一筋縄じゃいかないかぁ
只今を持ちまして、ハンター試験受験者の登録を締め切りいたします!!!
始まるな…
ワクワクするね…
これより、ハンター試験を開始いたします!
皆さん、はじめまして。一次試験の試験官を務めさせていただく、ジュエリオンと申します。これより、一次試験のルールを説明いたします。
ルールは簡単。この闘技場の200階まで昇り、さらにそこで1勝をあげる事。面倒な登録などは受験番号を受付で見せれば省く事ができます。
今までにこの闘技場を過去に利用された事がある方も、今回は1Fから挑戦していただきます。また、今回に関しては戦闘に勝利しても報酬は発生いたしませんので悪しからず。
そして、期限。これは特に設けておりません。…が、この一次試験では定員を設けております。定員が満員になり次第締め切ります。
要は…『早い者勝ち』。定員数は申し上げられません。今日1日で終わるかも知れませんし、1年かかるかもしれません。是非皆様、死ぬ気で頑張っていただきたい。
では…初め!
ウオオオオ!!!
ひゃー!みんな気合い入ってるなー
リシャ!先に行くぞ!
あ!ヒデぇ!
(190Fと200Fの『壁』を考えると、念を使える者、使えない者に分ける気か…
最悪、この一次試験だけで試験が終了する可能性もある。様子を見ている暇はない、か…)
はいではリシャァル様、お名前を呼ばれるまで、しばらくお待ちいただけますか?
1フロア滞在時間が10分として、200Fまで昇るまでだいたい…2000分。÷60で…33時間くらいかぁ。げっ。寝れないじゃん…。
リシャ…説明を聞いてなかったのか…天空闘技場は10F単位で登るんだ…
リシャァル様。B-15闘技場までお越しください。
出番だ!
あれ?女の子?
始め!!!!!
なんだ…結構重い。
へえ、アンタ結構やるじゃない。けどね、私もあんまりこんなとこでモタモタしてる暇、無いのよね、っと。
クッ。速い…。それに、女の子相手じゃ…思いっきりやれないよ〜!!
そろそろ勝負を決める…せい!手応えバッチリ!
おー痛てててててて…。
何アンタ、まだ立ち上がってくんの?おとなしく寝てればいいのに。
…これが、ハンター試験かぁ。
何だって?
ゴメンね。手加減してた。女の子でもハンター試験の受験者だもんね。やっぱ本気でいかないと失礼だよね。
何アンタ、痛みで頭おかしくなっちゃ…
本当にゴメンね。
勝者、リシャァル!
〜2時間経過〜
トップはまだ150F?
ああ。どうやら誰も追い付いていないらしい。
どゆ事?
おそらく、ハンター試験の期間中は受験者以外の参加者がいないんだろうな。必然的に受験者同士の対戦になる。
つまり、対戦相手のいないトップはそのフロアで足踏みってわけだな。
そっかぁ。て、事はそろそろ対戦相手のレベルも相当高くなるんだね。
だな。
リシャァル様、C-2闘技場までお越しください。
んじゃ、行ってくるねん。
ああ、足元掬われないようにな。
ん。
なんだぁ…まだガキじゃねぇか。よくここまで来れたな、コゾー。お前のハンター試験はここで終わりだぜぇケケケ。
師匠がいってたよ。弱いヤツ程相手を見た目で判断するって。
自殺志願者かお前?お望み通りにブッ殺してやるよオラァ!!!
(…遅い)
せい!
ガハァ!
うし!楽勝!
オイ、どこ行く気だ?
!?手応えあったのに…?ってゆーかキミ、誰?
もう対戦相手の顔を忘れたのかぁ?
ってゆーかそんな問題じゃないし!
なんだ、書き溜めはもう終了か
期待してるので続きを待っている
欠点を言うとするなら、展開が早すぎ
まぁ序盤だと思うからいいけど…このままずっとこの調子だと訳わからなくなるぞ
見た目全然変わっちゃってるし!どういう事!?審判さん、あんなのアリ?誰かと代わったんじゃないの!?
いや、ずっと見ていたが…彼がうずくまって立ち上がったら、この姿に変わっていた…
何だそれ…そーゆー能力…?
第2ラウンドだ
!速い!
終わりだ…
チクショッ!!!どんな能力かは知らないけど、こっちだってまだ本気じゃないぞ!
負け惜しみかい?
どうだ!
なるほど…なかなかやる…ではこれでどうだい?
!!!また体型と顔立ちが変わった!なんだお前!
フフフ。これが私の能力。快闘二十一面相(クラスチェンジ)
攻撃を受ける事により相手の戦闘力を測り、その戦闘力を若干上回る状態の姿にチェンジする事ができる!一回の戦闘で二回も変わったのはかなり久々だがな…。オイ坊や。名前は何という?
…リシャァル・テム。
私の名はクリス・ガーロック。参る。
確かにスピードもパワーも段違い…出し惜しみしてる場合じゃない…
なんてオーラ!!!
いくぞ!ゴースト!
さすがにここまでフル妄想だと、自分のブログでやれば?って思っちゃうな
しかし俺はきっと叩かれる
803 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/28(火) 15:29:58 ID:JdV8XUDVO
なんという幽白…
主人公二人組?も念がわかるみたいだし、ってかどんだけ今回のハンター試験に念能力者が来てんだよ
急につまらなくなったな
804 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/28(火) 15:38:20 ID:fXBdW9h4O
念能力者のバーゲンセールだな
805 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/28(火) 16:08:05 ID:JdV8XUDVO
まぁジョジョでいう、スタンドだと思えばどうとでもなるか
念能力者でもハンター試験に受からないとなると十数年でハードル上がりすぎだがな
もう世界観が変わりまくってるし、ハンター×ハンターだと思わないで読んだ方がいいか
806 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/28(火) 16:21:53 ID:lRMvVOK0O
マスティニはやく続きを書いてくれ(T_T)
かなり気になってるよ(ノ△T)
ハンターハンター2だと思えば良いじゃん。
別にスレ違いじゃないと思うが。
808 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/28(火) 17:42:57 ID:43ycsZP+O
う〜むしかしなぁ…
SSS 王 ジン 全盛期ネテロ
SS 護衛軍三戦士 強ネテロ(仮)
S ネテロ シルバ クロロ ヒソカ ゼノ
AAA 旅団戦闘員上位 モラウ 真ビスケ
AA 旅団戦闘員下位 ノヴ レイザー
A カイト イルミ
BBB 旅団補助上位 師団長上位 ナックル シュート
BB 旅団補助下位 師団長下位 キルア
B 師団長補佐クラス ゴン ゲンスルー カストロ
CCC 兵隊長上位 陰獣 少女ビスケ
CC 兵隊長中位 ツェズゲラ カルト
C 兵隊長下位 GIキルア
DDD GIゴン サブ バラ
DD ゴレイヌ
D ビノールト
旅団戦闘員上位=フェイタン、フィンクス、ボノレノフ、コルトピ
旅団戦闘員下位=ウボォーギン、ノブナガ、フランクリン
旅団補助上位=シャルナーク、マチ
旅団補助下位=シズク
師団長上位=レオル、ヂートゥ、ザザン
師団長下位=プロヴータ、ウェルフィン
師団長補佐=パイク、オロソ兄弟&コバーン
兵隊長上位=ラモット、ゴリラ蟹、ホロウ、ペル&ポク
兵隊長中位=イカルゴ、魚人、コウモリ、ゴミムシ
兵隊長下位=カミキリ、ヘビ
コルトピが戦闘員上位なの?ウボォーが下位で???
811 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/28(火) 20:49:17 ID:43ycsZP+O
真に受けてはいかん
812 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/28(火) 20:54:41 ID:b2TIFgc4O
蟻が世界中に散らばったみたいだし念能力者はかなり増えてもそんな違和感はないんじゃないか?
でももう同人レベルだからスレチだよね。
まぁ俺は全部読みたいんで頑張って下さい。
813 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/28(火) 21:21:11 ID:43ycsZP+O
しかしスレタイと内容が違い過ぎる…
別にスレを立ててもよいのでは
814 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/28(火) 21:34:11 ID:43ycsZP+O
>>786 ・モラウの名前がモウラになってる
・突入直前に、何故かいきなりゼノ、シルバが突入部隊に参加
・王が突入直前になんかまた腕を怪我して治療してる
・シャウが、腕を怪我した王を放置して選別を始めちゃってる
なんか1分も経たないうちに読む気が失せてしまった…。
このスレの職人さん達の作品はなんだかんだいって、
クオリティが高いと思う。
815 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/28(火) 21:48:00 ID:A5/DO2fN0
>>809 は、これを元に話を作れと言ってるのか?
816 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/28(火) 21:57:44 ID:eWXpdmsiO
>>809はただハンタ関連スレに貼りまくってるだけ
とりあえずOさん待ってます☆
817 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/28(火) 21:59:00 ID:iTGkQKv90
http://letter4boss.tets-intl.net/index.php この「社長への手紙」というサイト、
ハンター×ハンター連載再開の手紙の支持をした方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ところが突然運営者が
>【社長への手紙】では、漫画、ゲーム、テレビ番組などの「作品」についての復活や再開を要望する手紙、作品の商品化を求める手紙、および反対運動や不買運動に類する手紙及び支持の投稿をお断りすることにいたしました。
と活動放棄しました。
皆さんこのサイトどう思いますか?
妄想の念といえば、女王とフェイタンが闘った時期の嘘バレで
「三種の暗器」ってのを考えた人がいたけど、あれは好きだったな
信じた人も多かったし。
819 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/28(火) 23:07:00 ID:A5/DO2fN0
それ、有料だったヤツじゃない?
有料ならとりあえず通報しとけ
820 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/28(火) 23:25:04 ID:43ycsZP+O
>>818 ライジングサン大爆発は、ちょっと冷めてしまったなぁw
フェイタンの持ち味がうまく生かせていないような気がした。
カルトは、ハデさは無いけど良かった。
フィンクスは、ウヴォーとちょっと被ってる気がしないでもない…。
ボノレノフは途中までは良かったけど「木星」で「ちょww」てなってしまったw
821 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/28(火) 23:35:41 ID:eWXpdmsiO
次スレに行く前に…
乱さんの未収録分と
ウソバレ師さん
と
トうガらシさんの残りを、
誰かHPにまとめて下さる神は…
自分はやり方とかよくわからないもので…
822 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/28(火) 23:43:13 ID:cJRlV9GpO
ただコピペして貼るだけでいいのだろうか?
よくわらかない
やり方さえわかれば…
しかし抜けた話を途中に挿入するやり方とかはわからないなぁ
823 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/28(火) 23:58:47 ID:g4VrD3hu0
どうやるのかがわからん
824 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/29(水) 00:02:39 ID:g4VrD3hu0
825 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/29(水) 00:07:03 ID:jd/55PGU0
826 :
○:2007/08/29(水) 01:24:29 ID:1cSY8qwH0
前回
>>780 0−23
≪宮殿2階東廊下≫
地に臥すシュートと憮然として佇むシャウアプフ。
(まだ・・・だ・・・まだやれる・・・)
力無く再び立ち上がるシュート。
「まだやれる?お望みとあれば直ぐにでも貴方を殺せるのですよ?・・・私の気まぐれ、それだけのこと」
呆れ顔で見て溜息をつくシャウアプフ。
(ヤツの左目・・・封じればヤツの視界は消える・・・そうすれば・・・!!)
シャウアプフに向かうシュート。念によって出来た手が襲う。全て避けるシャウアプフ。
同時に右の死角から回り込み攻撃を仕掛けようとするシュート。
「なるほど・・・」
そう呟くと反転しシュートの腹に掌底を入れるシャウアプフ。鳴咽を漏らすシュートと同時に骨が折れた鈍い音が響き渡る。
(まただ・・・考えを読まれている・・・どういう事だ・・・これほどの能力・・・どこで条件を満たしたんだ・・・!?思い出せヤツの行動を・・・!!)
倒れ込むシュート。反則的な力に対する思考を巡らせる。
思い浮かぶ一つの疑問点。
−貴方の名前は?−
(・・・名前?何故あの時名前を聞いた?・・・まさか・・・名前を知る事で考えを読み取る力!?)
「<赤と白の盤面遊戯(ハンプティーダンプティー)>・・・対象者の名前を知ることで相手の思考を読み取る力・・・ただそれだけのこと」
冷たく言い放つシャウアプフ。奥歯を噛み締めるシュート。
(完全な俺のミス・・・あの時か・・・!!)
「貴方はよくやりました・・・ですが私も王が心配なので・・・死になさい」
(無念・・・)
襲い掛かるシャウアプフの右腕。
−怨−
背筋に冷たい殺気を感じる。
攻撃を止め反対側に退くシャウアプフ。
(今のは・・・!?)
暗がりから現れる人影。
それはキルアだった
827 :
マスティニ:2007/08/29(水) 02:06:16 ID:3fX++Hz6O
場面変わり東ゴルドーに程近い亡国。ホテルの一室でクロロが読書している。
コンコン
ヒソカだろ?入れよ
快適そうだね◆
そんなことないさ。どっかの誰かさんが皆がやっと見つけた除念氏を殺しちまったからな。
いやぁ僕も耐えたんだけど大金積んだうえに除念の相手が君とわかったら逃げ出したからね。ゴミは嫌いなんだよ★
まぁ幻影旅団とすすんで関わりたくないのは判るがな。しかしこのままじゃお前殺されるぞ?フィンクスやノブナガに。
828 :
マスティニ:2007/08/29(水) 02:17:56 ID:3fX++Hz6O
まぁね。それもそれで面白いけど
おいおい冗談だろ?
どうかな?変化系はウソつきだからね。それよりクロロもみたろ?あの変な蟻。
あぁいたな
さっき散歩してたら僕に襲ってきた頭悪そうなチーターみたいな奴がいてね。しかもそいつ念を使えるんだ。
強かったのか?
いや全然。ただそいつを拷問してみたんだ。そしたら色々聞けたよ。@彼らにはとても強い王がいることA多くの蟻が念を使えることB王を始めとする主力の蟻は東ゴルドーにいること。
まぁ僕と君には三つ目が一番重要かな。
?
蟻の中には除念を使える奴がいること☆
!!
そういうことで僕は東ゴルドーに行くから◇
829 :
マスティニ:2007/08/29(水) 02:21:01 ID:3fX++Hz6O
すいません。ミスです。
ヒソカのセリフのとこ
まぁ僕と君には三つ目が〜て書きましたが四つ目ですごめんなさい
830 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/29(水) 03:22:05 ID:SiRpd8G+O
お!のぞいたらマスティニ書いてる!
831 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/29(水) 03:26:45 ID:SiRpd8G+O
なかなかいいよ、マスティニ。これが最近の俺の楽しみだ。仕事中もたまに気になって除いてるしw頑張って!
832 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/29(水) 03:34:38 ID:SiRpd8G+O
マスティニいいよ、凄くよい。最近の俺の楽しみだ。仕事中もたまに気になって除いてるしw頑張って!
833 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/29(水) 06:35:01 ID:gnm+yms/O
>>828 ヂートゥは弱くないぞ
才能は師団長No.1だし
ヒソカが勃起するぐらいの素材だよ
別に妄想だからいいけどなさ〜
ヒソカの素っ気なさはあり得んよ
現実問題再開ってありえるの?
835 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/29(水) 07:16:39 ID:WgtMsLU3O
ヂートゥは、
能力Aクラス
知能Fクラス
(根拠なし)
だからなぁ。
モラウとは相性が最悪で負けまくったが、
ヒソカとだったらどうなるんだろ?
「ハッハァ〜遅い遅い!話にならないねぇキミ!まさかそのトランプで戦おうってのかい?
…?てアレ?なんか体が自由に動かねーぞ?てか何だこのゴムみたいなの?」
「うん、ようやく捕まえた♪」
みたいな感じになるのかな?
>>825 [新規UP・作品追加用]から、新しい人の項目作るときは[新規スレッド投稿]
既存の方の追加は、[新規UP・作品追加用]から各スレッド選択したら下に投稿欄あります。
途中に記事を挿入するのは無理なので、完全版を作るなら最初っから作り直すことになります。
申し訳ないですが、私はもうコピペ作業は限界で無理です。
新規投稿は勝手にして頂いて結構です。
837 :
富樫:2007/08/29(水) 09:48:34 ID:07tJ1qQ3O
カルトのあのセリフはあまり深く考えないで書いたんですけど…
まあ続きの内容はこれから考えますので、
気長に待っていて下さい。
838 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/29(水) 09:56:00 ID:QUMyHrg6O
839 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/29(水) 13:42:48 ID:gnm+yms/O
>>835 まぁバンジーガムで楽勝するでしょ。
今思い付いた方法。
@隠を施したバンジーガムでヒソカの体を覆う。
A超高速のヂートゥがヒソカを殴る。
Bくっついてヒソカに引き寄せられて終わり。
ヒソカの能力って
一見地味だけど応用力が半端じゃないな。
スパイダーマン所じゃないぞ。
840 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/29(水) 13:54:29 ID:ZfhXx9RVO
GIに出ていたヒゲおやじの名前が思いだせません
エシディシだったかプラティニだったか
842 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/29(水) 14:20:05 ID:czueD7SQO
ツェヅゲラ
843 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/29(水) 14:26:52 ID:WgtMsLU3O
>>839 その戦法、強化系にはキツ過ぎるなw
今のゴンじゃピトー以上に勝てなそうだw
・グーやチーなど接近技だとバンジーガムを付けられる
・かといってパーは威力が弱い
・一度バンジーガム付けられると、
ジャジャン拳みたいなタメが長い技は使えなくなる
相性悪杉ww
844 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/29(水) 14:29:08 ID:KYwKcT9qO
>>800 俺はむしろサクサク読めて気分が良いとがな
絵がある漫画を文字だけで読んでる感じで楽しい
845 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/29(水) 14:35:03 ID:KYwKcT9qO
>>809 カイトとレイザーが旅団以下ってどんだけ〜w
>>843 そうかな?
チーは伸ばした念で切るんだからその念を解除したらガムはつかないと思うし、
グーは確かにくっつけられるけど、ちゃんと当たったらその後の展開以前に勝負決まるダメージを
与えられるんじゃないかな?
ただ、ジャジャン拳以外の普通の打撃攻防では圧倒的に不利だし、ジャジャン拳ももしバレてたら
警戒されまくりで厳しいとは思うけど。
847 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/29(水) 14:47:05 ID:KYwKcT9qO
>>833 またコイツかw
ヂートゥに旅団はみんな勝てないって奴w
チードゥの弱さでは一番才能があるとはとても言えない
一番才能があるのはダントツでカメレオン
彼は身体能力が少なくても才能で師団長になれた猛者
そして唯一王に危害を加えれる蟻だ(護衛軍は無しねw)
848 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/29(水) 14:52:04 ID:KYwKcT9qO
>>843 バンジーガムは防御紙だから、グーで終わりだろその戦法ならな
レイザーの念獣ごときに指折られてるからな
コルト≧ザザン≧レオル≧ヂートゥ
こんなもん
>>839 それも妄想でしかないがな
ヒソカは描写だと手からしか出してない(手から以外は出ない?)し
ボディにはそのバンジーの念を回せないみたいな制約はありそうだな
それにもう一つ言うと、ゴムを相手に付けるには意思が必要。
攻撃が当たった瞬間ゴムを付ける意思がなければ相手には付けられない
そんな万能ではないと思うぞ、まぁ所詮描写のみをみた妄想だけど
>>847 メレオロンの才能部分は同意
ヂートゥは将来性が抜群で一位。バカは規格外な念能力を覚える可能性が高い、逆の場合のが高いけどね
殺傷性の高い念能力をもし覚えたら規格外な強さを誇る
852 :
ヤツ:2007/08/29(水) 15:13:45 ID:YV0uI1aT0
ハンターハンター〜あれから10日後〜J
噂で聞いていた流星街にジャイロは立っていた。
「・・・・」
拠点にするならここと決めていた、同じような境遇の場所はここしか思い当たらなかったからだ。
ジャイロは焦らない。
そこにいる人間が愚かでないことを知っているから。
ジャイロは動かない。
そのうち運命が導いてくれるのを知っているから。
ジャイロは語らない。
そこの人間も聞こうとはしないからだ。
そして時が経つのをただじっと待っている。
いつか来る自分の時代をただじっと。
「蟻の残党か?あそこにいたので全部じゃなかたね。どうしてほしいか?」
「・・・・」
「無口なヤツね。何か企んでるのか?」
「・・・・」
「ま、好きにするがいいね」
ジャイロは気付く。
自分より強いヤツはごまんといることに。
そして修行を始める。
いつか、さっきいたヤツより強くなるため、いや誰よりも強くなるため。
世界に俺をわからせるため。
・・・つづく?
ジャイロ視点の語り手はうまいもんだな
854 :
あ:2007/08/29(水) 15:44:24 ID:w0SlhrQrO
855 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/29(水) 16:32:26 ID:OEd9MSmxO
856 :
ヤツ:2007/08/29(水) 16:50:30 ID:YV0uI1aT0
お前頭悪いだろ
859 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/29(水) 17:53:46 ID:OHgdWA4M0
>>858 自分を棚に上げて制約を勝手に妄想してる奴より頭悪くないよ
861 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/29(水) 17:58:45 ID:WgtMsLU3O
ウヴォーギンのビッグバンインパクトと
ゴンの全力ジャンケングーは
どっちが破壊力あるのだろうか
リッパー15回転>怒り補正グー>BI>通常グー
863 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/29(水) 18:00:23 ID:OHgdWA4M0
範馬勇次郎だろうね
864 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/29(水) 18:06:36 ID:WgtMsLU3O
>シズク死ぬと言ってたマスティニさん
なんか助かってたけど、
ヒルの排尿で死ぬの?
>>860 妄想だけどって自分で言ってるのにそんなレス必要ない
お前馬鹿だろ?
>>865 なら
>それも妄想でしかないがな
これもいらないな
お前馬鹿だろ?
867 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/29(水) 19:52:58 ID:Wa1lGSgM0
おっととっと夏だぜ!!
869 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/29(水) 21:28:37 ID:cQTGfg7WO
>>864 ネタバレしてたし、
普通にションベン死だろ。
しかしジャンプでシズクが
「ア!…ァアア…ア…!」
とか言って悶え死んだら、
カイトポックル以上の祭りになるだろうなw
871 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/29(水) 22:55:38 ID:cQTGfg7WO
>>854 この各職人さんの作品まとめ一覧を、
ホムペに一個一個貼ればいいわけか
PCが直ったらやってみるかな…
しかしその前に次スレに行ってしまいそうだ…
872 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/29(水) 23:08:10 ID:bdQ//LEU0
死なないんじゃない?ヒルを埋め込まれたって書いてないし
873 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/29(水) 23:08:53 ID:B3O0h6zpO
おい、予想通り来週カトブレ終わるな!
今週はバレーも終わったしHUNTER×HUNTER再開100%キターーーー(゚∀゚)ーーーーーー!!!!!!!!
んじゃね!?これ☆
コピペ
↓
933 名無しさんの次レスにご期待下さい sage New! 2007/08/29(水) 17:25:22 ID:JL1X1fGx0
>>923 うん、そう
で、掲載順ね 40号
鰤(表紙 苺と日番谷+巻頭カラー)
わんぴ
愛汁
りぼん
とらぶる←ここ
クレイモア(Cカラー)
ぬるぽ
金玉
P2
こち亀
○ウ○
ハヤタ☆ジョー
ベル
うさぎ ←←←←←←←orz
テヌス
M0
スケットなんとか
ムヒョ
瞳(最終回)
勇者
ジャガー
次回 巻頭カラー 愛汁 Cカラー ムヒョ
874 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/29(水) 23:12:04 ID:WgtMsLU3O
>>872 蛭のうんたらを使ってみたが逃げられた
とか書いてなかったっけ?
875 :
マスティニ:2007/08/29(水) 23:25:00 ID:3fX++Hz6O
あぁなんか皆さんシズクの死に期待してる(^o^;
もうちょい先なんで気長にまって下さいな。
ちなみにジャイロがシズクから盗んだのは蚓(みみず)です。(土に潜れる奴)
>>865 「も」って言ってるんだから自分も含めてってことだろ
それに相手は自分の考えを妄想とは思ってない
これくらい見ればわかるだろ
879 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/30(木) 01:10:14 ID:bKGY1MUUO
Oさん待ってます
^^
>>875 だからネタバレするなと何度も・・・・
そんな時はせめて
「自分でもどうするか悩んでます 死んでも死ななくてもゆるしてね」
くらいにしとけ
ヒソカの「ゴミは嫌い」発言に違和感がありすぎてダメになった
882 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/30(木) 15:01:25 ID:bKGY1MUUO
Oさん期待
883 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/30(木) 16:47:54 ID:UckE/3eZO
マスティニ…お前は作品はいいがバカなのが玉に傷じゃ…
884 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/30(木) 17:53:52 ID:d9Qc0IQq0
でもなんか好感持てるなwマスティニ
887 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/30(木) 19:02:59 ID:bKGY1MUUO
毎回ツッコまれたりして天然ぽいからな
不覚にも和んでしまうのだ
ハンタの再開がガチ決定のようだな。
24巻は10月4日発売。
連載は10月6日発売の45号から再開。
妄想も楽しませてもらったし、いよいよ本家にご対面だ。
890 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/30(木) 19:41:04 ID:d9Qc0IQq0
>>889 2CH、ハンタ復活間近でハンタ祭りになると思ってたけど
冨樫祭りになってきたな
891 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/30(木) 19:43:02 ID:bKGY1MUUO
連載再開…か…
まぁ嬉しいな
けれど、自分はこのスレに長くいて、
正直結構満足してしまったからw、
なかなか複雑な気分だ…
再開決まってこのスレが…と思うとかなり切ない。
892 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/30(木) 19:43:40 ID:B9WWEg9dO
冨樫スレ立ちすぎだろ
何か今回はマジっぽいな。信じてみるかな
894 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/30(木) 19:52:35 ID:MfvYyfeTO
>>891 再開しても描き溜め分が終わったらまた休載の繰り返しらしくて、
蟻編完結まではまだまだとてつもなく膨大な年月かかりまくるだろうから
このスレの意義は普通にあるよ。やっぱなんだかんだ言って楽しいし。
でも住人職人が減ったら嫌だなぁ。
895 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/30(木) 20:00:48 ID:d9Qc0IQq0
なんか信じる信じないとか色々言われてるけど
そんなの関係ねー!!!!!!!!!
祭りじゃ〜〜〜〜!!祭り!!!冨樫祭りじゃーーーーー!!!
糞と化したジャンプが蘇るぞーーーーー!!!!!!!!(俺、涙目)
このお祭りムードに華を添えるため、職人さんたちは、一気に
書きまくってくれ!!!!!
896 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/30(木) 20:35:04 ID:EkOFh9OuO
糞と化したジャンプが蘇るぞーーーーー!!!!!!!!(俺、涙目)
俺がいるぜwww
897 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/30(木) 21:09:11 ID:v9aqeONq0
このスレも役目を終えたかな
898 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/30(木) 21:19:23 ID:bKGY1MUUO
むしろここからが始まり
すぐ休載するだろうし
899 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/30(木) 22:00:35 ID:vmQrMcskO
だな
900 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/08/30(木) 22:01:10 ID:P597uhuvO
ハンタ復活か…どこまで進むのだろう?
ここの職人さん達は数人完結してるけど、みんなそれなりに長いし、冨樫がそんなに書いてるとは考えにくい。
やっぱり、蟻篇完結はまだ先か…………
助っ人はトうガらシさんのゾルディック家が最有力と予想(話は別として)
素人作家の人達おつかれ
もういいから書かなくていいからさようなら
でもすぐ休載するだろうからそれまで書き溜めておいてくれ
902 :
ヤツ:
ハンターハンター〜あれから10日後〜K
「平和って面白い?」
「何急に言い出すんだよ?」
「いやさ、何においてもどこかしらで平和とは違う、あと一歩こうすれば・・・って考えて危険をとる事って多いじゃない」
「まぁ俺は今のままで良いとおもわねぇし、お前だって親父探すんだろ?」
「うん、今度こそこっちに集中できる。」
「じゃ行きますか、大将!」
「うん!」
すぐには見つからない。
でもきっといつか見つけてみせる。
俺は成長したんだって。
最高の友達もできたって。
そして会ってから言ってやるんだ。「父さん」って。
・・・・どこかの島
「ボ!」
完!