九澄「これは…」
オブジェ「この入口は外へすぐに出られる魔法通路…一人を残して他の者は出ることができる
入口は一人通れば消滅する…3名の入室なので用意できる入口は2つだけ……
入口が全て消えた時私の口は開く……残った一人は中の物を手にする事ができる
ただしその者は一人で今来た道を引き返さねばならぬ」
観月「見て!!あの口んとこ あれ…ホーレンゲ草じゃない?」閉じた口の間にホーレンゲ草が
九澄「ホントだ口ん中に… くそっ取れねー口も開かねえ」
観月「やっぱ誰か一人残って手に入れるしかないんだよ どーする?」
九澄「俺が残るに決まってんだろ」
観月「ちょ…何勝手に決めてるのよ!!」
九澄「ハナから俺一人で来るつもりだったんだし俺が残るっての」
観月「私が残るわ これ以上あんたに借り作りたくないもの」
九澄「借りとか関係ねーってのこーゆーのは男の役と決まってんの!!」
観月「何よ!!誰がそんな事決めたのよ いつどこで何時何分何秒!!?」
愛花「ねー!!待ってよ 公平にクジで決めようよ ね?」
九澄「ああ!?柊も残る気でいるのか!?ダメダメ絶対ダメ!!!」
愛花「ひどーいちょっと九澄くん横暴だよ」
九澄「えーいうるせー」
観月「ちょ…」
九澄「女は黙って外に出ろ!!!」観月を抱えて魔法の入口に投げる
観月「きゃー」消える
九澄「さー柊も!!」
愛花「ま まってよ九澄くんちゃんと話し合って決めようよ…」
九澄「問答無用!!!」
愛花「九澄く…」愛花消える
九澄「ふい〜」
ルーシー「あちゃームリヤリ出しちゃってきっと怒ってるよ?」
九澄「いいんだよ 俺がどー思われっかよりあいつらの無事の方が大事なんだし」
ルーシー「へェ男の子も大変なのね… …って自分で言っててクサッ!!」
オブジェ「入口が全て消滅しました 口が開きます」
煽り その先には…!?