扉絵はルーシー。私と目が合うってことは、あなた魔法が使えないのね
M:31 男はツライよ
煽り キケン極まりない感じ…
九澄「とりあえず一回外に出よう!!
あんなヤベー植物がいるなんて危ねーにも程があるぜ
この先もっと危ない場所があるかもしれねーし
薬品部の部長もよくこんなトコに俺らよこしたよな
どーゆうつもりなんだいったい 地図だって超テキトーだしよ
そもそも洞窟までの道のりしかねえ!!」
愛花「でもホーレンゲ草はどうするの?」
九澄「俺がまた一人で戻って捜すよ 柊たちは外で待っててくれよ」
(一人でやれるかが不安なトコだけどま…ルーシーもいるし
いざとなりゃM0もあるしな…)
観月「わたしはいっしょに行くわよ!!
女は足手まといって言う気?もーこれだから男ってのは」
九澄「そんなつもりはねーけど」
観月「こんなトコ一人で行ったらそれこそ危ないわよ
誰かついてないと…
べ…別にあなたを心配してんじゃないわよ
助けられっぱなしじゃ嫌だから…次は私が助けてチャラにしときたいだけだから!!
とにかく2人のほうが危険度は少なくなるでしょ?」
愛花「ふた… わ…私も行くよ!!
いいでしょ?九澄くん 一人だけ残されるなんてイヤだよ」
九澄「!!うう… でもできたら2人とも危ねートコつれてきたくねーんだけど……」
愛花「大丈夫だよ 私プレートがWIに上がって声震砲が一日に2発撃てるようになったし」
九澄「!!?あ…そーなの… コワ…」
(ま 実際この2人のほうが魔法使えねー俺よりよっぽど安全なんだろーけどな)
「わーったよこのまま3人で先進もう」
愛花「うん!!」
ルーシー「よかったね道中寂しくなくて」
九澄「やかましーっての お前中の様子ちゃんとわかってるんだろーな」
ルーシー「部分部分だけどね
この洞窟内にはマンドレイクが生えてるトコがチョコチョコあるからその近辺は大丈夫よ
行こうとしてる洞窟の一番奥にも仲間がいるから方向と位置はわかってるしぃ」
九澄「……仲間のいねートコは何が起きるかわかんねーってか
不安満載だな…」
ルーシー「もー男が小さい事を死にゃーしないわよ!!」
九澄「………」
観月「何一人でブツブツ言ってるの 早く行くわよ!!」
九澄「あ…ああ」
(仕方ねえなこーなりゃ体張ってでも2人を無事に外まで運ばねーとな
一番能力はねーけど男は俺一人だもんな)
「…って!!?うひー」地面から柱が飛び出てくる
「あた…んぐ…」
観月「ちょっと見ないでよ!!」
九澄「だはっ」流される
「はうっ!!!」「のがが……」「だっひゃー」トラップにひっかり続ける
観月「んも〜大丈夫?一人でトラップひっかかりまくって
助けるヒマもないわよ」
愛花「危ない時は魔法使った方がいいよ?」
ルーシー「……重いってば くるしい〜〜!!!」地面に突っ伏した九澄
九澄(やべえ…もー体がもたね〜っス)
ルーシー「ほらガンバって!!奥の部屋はもうそこだよ」
九澄「!?マジで?」
ルーシー「この上に仲間がいるわその先が最奥部みたいよ」
九澄「うっは〜やっとついたか!!!」走り出す
愛花「!!?わ…待って九澄くん」