シリアス路線にも正直読ませるほどの魅力を全く感じない。
ノーマルに反発するエスパー勢力の象徴である兵部も
要は過去に自分を裏切った人間が世界の全てだと思い込んで拗ねてるだけだったり
その他全てにおいて物事の核心が個人的すぎる。
そのため世界運命がどうこうと言ってる漫画なのに世論や社会現象への展開が酷く浅い世界感になっている。
結局、社会性を語るストーリーを表現するには作者である椎名氏の人格が幼すぎた感が否めない。
社会性ドラマが期待できないとなると、残るは超能力ネタで楽しませれるかどうかだが
どっかで見たようなネタやシーンばっかで全く新鮮味がない。
独自性を見出せず、あげくパロとして元ネタを他作品に頼りきってる時点で期待の仕様が無い。
女王やら未来の世界滅亡運命やら大風呂敷広げまくっているが
やってる事はスケール小さすぎて椎名氏の器の小ささを露呈してるだけの形になってるので
チャチなダークシリアス路線は痛い目に合わないうちに早々撤退した方がいいと思う。