NARUTO〜ナルト〜其の参百四拾壱

このエントリーをはてなブックマークに追加
784今週のでNARUTOの方向性が決まったな。今後はこんな感じになる
忍びの時代は変わった。ひとつの時代が終わり、忍びの時代が終わった。

五代目火影「第三次忍界大戦以来、他国への軍事介入が緩和され、忍兵派遣会社の台頭が始まった。
        いまや世界の軍備は忍兵派遣事業を含む戦争請負企業に大きく依存している。もはや忍は世界にとって脅威となりつつある。」

カカシ「五大国は世界に武力を輸出しすぎた。ツケがまわってきたんだ。」

五代目火影「その全軍事力の合計は五大国にも匹敵する勢いだ。暗部のの調査によれば、
        最大手の忍兵派遣会社5社が、ダミー会社を通じてたった1社によって運営されていることが分かった。」

ナルト「それが?」

五代目火影「暁」

カカシ「…忍びが生の充足を得られる世界を創るつもりか」

暁の首領影「戦争は変わった。
        国家や思想のためではない。利益や民族のためでもない。金で雇われた忍兵部隊が果てしない代理戦争を繰り返す。
        命を消費する戦争は、合理的な痛みの無いビジネスへと変貌した。
        戦争は変わった。
        忍兵派遣会社に登録された忍び達は登録された忍具を持ち、登録された忍術を使う。
        体内の忍印が彼らの能力を助長し、管理する。遺伝子の制御、情報の制御、感情の制御、戦場の制御。全ては監視され、統制されている。
        戦争は変わった。
        時代は抑止から制御へと移行し、大規模な戦争は回避された。そして戦場の制御は歴史のコントロールをも可能にした。戦争は変わった。
        戦場が制御管理された時、戦争は普遍のものとなった。」

五代目火影「戦火を更に拡大し、かつて初代火影が唱えていた理想郷を実現させるつもりなのだ。」

サスケ「運命という束縛から解放される!兄弟、俺達は自由だ!!」

ナルト「忍兵派遣会社がそこまで軍備を整えるのを見逃していたのかってばよ?」

サクラ「忍兵派遣会社や忍びには完璧な管理制御システムが導入されている。
     忍兵の体内に呪印がある限り、彼等は依頼主に刃を向けることさえ許されない。」

シカマル「モズク、死者が目を覚ますぞ。」

モズク「シカマル、急いでくれ。懐かしい顔がお待ちだ。」

五代目火影「奴の居場所が分かった。中東だ。詳しくは道中で話そう。いま奴を止めなければ もう…後はない。」

サクラ「えぇ、…サスケくんが動き出したの。」

五代目火影「暁はその強大な力を率いて武装蜂起の準備を進めている。」

サクラ「やめてサスケ君!もう限界よ!!」

ヤマト「違う、相手が悪すぎる。倒せるような相手じゃなかったんだ。」

暁の首領「罪は当人が償うべきだ。これだけは次の世代へ委ねるわけにはいかない。罪を、未来に残してはいけない。」

イタチ「誰にも奴を止めることは出来ない。五影がが関与している。世界を救えるのは君達しかいない。」

シカマル「終わらせよう、ナルト。これが俺達の最後の戦いになる。全ての罰を俺達が受けるべきだ。」

サスケ「戦争は変わった。ひとつの時代が終わり、俺たちの戦争は終わった。だが俺にはまだ、やらなければならない事が残っている。
     最後に 課せられた罰は、俺の存在をこの世から抹消する事。それが、俺に残された最後の忍務。」

暁の首領「世の中には語り伝えられないものがある。伝えてはいけないことがある。紡いではいけない命がある」