【外人】テニスの【VS】王子様223【人外】

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爆撃注意。
※小春の台詞には本来ハートマークがついているものが多数あります。




死闘の後に去来するものは…。

白石勝利に沸く四天サイド。
肝心の白石本人はギリッと唇を噛む。
それに気付いた忍足が、「勝ったモン勝ちや」。
白石も、「せやな」と同意。

不二の敗北に、「不二先輩がシングルスで負けるなんて…」と1年3名。
ミユキ「もうちょいやったのに」
ミヅキ「裕太君・・・、いい試合でしたね」
裕太(こ、これが全国か・・・・・・) 「兄貴、ドンマイだ。ナイスゲーム!!」
不二本人は、タオルを頭に乗せ、ベンチでひとり膝を抱えて俯いている。
それを遠巻きにする青学レギュラーたち。
すし「は、初めて見た・・・、こんなに悔しがる不二は」
やがて大石や菊丸が近寄り、慰め(ているようだ)るのを背に、2年生が立ち上がる。
「絶対負けらんねぇな」「当たりめーだ」「いくぜぇ!!」

Genius322. お笑いテニスの恐怖 

みなぎる闘志!! あふれる男気!!

やる気満々でコートに出た2年生たち。だが対戦相手の姿がない。
四天ベンチでは、怪しげにごそごそと何かをしている者が。
「ほな」 「いくでぇ〜」
さっと姿を現したふたり。
小春がアフロ、小春じゃない方が目の部分だけくりぬいたアイマスクみたいな。
そして、ふたりぴったり寄り添い肩を組んでいる。どん引きの桃と蛇。
「アンタ等、何でさっきからずっと触り合ってるんすか? ま、まさかホ・・・」
「いいトコに気付いたわね、ボクゥ・・・」
「ウチらは監督の命令でな、離れたらアカンのや。ペアを組んでから私生活でも試合以外では
一瞬たりとも離れた事は無いでぇ」
「常にくっついてる事で、相手の次の動き、そして考えもが分かり始める―――」
「「そう、これぞまさに一心同体少女隊修行や!! その幾多の苦難を乗り越えたウチらに、
敗北の文字はあらへんでぇ。せやな、監督っ!?」」
かんとく「えっ、言うたっけか?」
「「ええーっ!!」」
「「・・・・・・」」
桃「何なんだ、こいつ等? 大体、アフロのかつら違反だっつーの」
小春「アラ? バンダナのキミ、ちょっといい男やん。ロックオン」
蛇「な、何だコノヤロウ・・・!!」
not小春「浮気かーっ、死なすぞ!!」
桃「・・・・・・。そのアフロ、外して下さいよ」
小春「ねぇバンダナ君、は・ず・し・て。ウフッ」
桃「ううーっ、何かムカツク!!」 桃白サーブ。
小春「ウホッ、凄いサーブねっ」
桃(いいっスよ、力づくで外してやりますよ―――、そのアフロヘアーッ)
桃白人外ジャンプ、ダンクスマッシュがアフロ直撃!!
「ヅラを剥ぎ取ったあーっ!!」
ヅラの取れた姿を想像してか、笑いを堪える青学サイド&笑顔な蟹様。
ポス・・・と落ちるアフロヘアー。そして驚愕、コート上の桃と蛇。
小春「笑かしたモン勝ちや」
大爆笑の少ないギャラリー。小春のアフロの下はちょんまげだった!

こ、これが大阪代表の底力…!? 待て次号!