かかってきな、ゼオン『金色のガッシュ!!』part112

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69名無しさんの次レスにご期待下さい
295 名前:前スレの721 :03/06/15 10:08 ID:TPcGimZP
前回も感動したけど、今回も感動した。
なんつーか、前回のラストのほのぼのさとは打って変わり、思いっきりギャグ路線に方向転換してみせた点が凄いのだ。
偽清麿の出現と、その偽者の正体のアホぶり、さらに本の持ち主のリミッターぶち切り馬鹿っぷり、観ていて痛快であった。
あと「チチをもげ」と「無敵フォルゴレ」に曲がついてたのには感動的。
無論、中には思い描いたイメージと違う印象を持たれた方もいらっしゃるけど、自分的には納得の出来。
「メロディ付き無敵フォルゴレ」は、まさにアニメならではの特権だからね。

それと今回の特徴は後二つ。
一つ目は、今回は殆ど「清麿の部屋の中の出来事」という密室状態の話であったこと。
中盤の公園のウマゴン、ラストの空港辺りを除けば、殆ど清麿の室内の出来事。
場面転換が殆ど無いのに、密室内でここまでドラマを引っ張りまくるってのも凄い事ではと。
これもひとえに、フォルゴレ&キャンチョメが全編ギャグパワーで押し切れた要因だろう。
あと一つは、それ故に、声優陣が僅か6人しかいなかったこと。
自分の記憶する限りでは、このアニメ声優出演者数は、『日本むかし話』(声優二名)、『To Heart』第8話(声優三名)に次ぐ少なさだ。
また原作みたいにウマゴンが出ず、さらにアニメオリジナル展開で鈴芽の出番を削ってしまえば、たった4人の声優陣でも成立しちまう話かもしれん(しかし、フォルゴレのファン役の声優さんがいるか・・・。もしかしたらウマゴン役や鈴芽役の人はそちらの役も兼ねてるか?)。
必要最小限の場面と、6人だけの声優なのに一級品のギャグ話に出来るのも、本作の魅力のひとつだろう。

まぁそんなギャグ回だけど、ラストでシッカリ「フォルゴレ&キャンチョメの絆」を踏まえていたのはさすが本作。
ギャグメーカーにも「友情」の気持があるし、「努力する」気持もある。そして夢や希望も持っている。
そしてそれを理解する「友達」がいる。こういう「暖かい視点」があるからこそ、本作は観ていて面白く感じられるのだろう。

長文スマソ