【芸術は爆発だ】
1.故・岡本太郎の残した名言。CMで一躍有名になったので、現在20代後半以降の人間であれば
必ず耳にした事があるはずである。但し本来の意味は芸術論で言うところの対極主義を示しており、
「同時に存在し得ない異質なものがぶつかり合って、音もなく開いていく。そこに生まれるものが
芸術である」といったところであるが、これとて概略の概略であり、含まれる奥深さと本来意図する
事象は凡百の批評家では理解しきれない深長さを秘めており、聞きかじりでうかつに使うととんでもない
恥を掻く危険な言葉でもある。
余談ではあるが、岡本太郎氏はある場でこの言葉の意味について問われた時、「それは単純に火薬などを
使って爆発させるとかそうした意味では無い」といった発言をしている事を付記しておこう。
2.暁の花火職人デイダラの迷言。火薬を使って爆発させる自分の仕事を評してこう呼んだ。
岸本は故岡本太郎氏に謝罪すべき