月が、プライドやこだわりの無い人間だったら

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694名無しさんの次レスにご期待下さい
夜神らいと「わかったことがひとつある。僕はデスノート所有者として、
  僕に憑いた死神さんの衣食住、きっちり面倒みなあかんということや。
  幸い住むとこ自宅だし、料理は得意や。
  リュークのお洋服買うてくるから、サイズ測らせてな」
(メジャーを手に持って車椅子でリュークに近づくらいと)

リューク  そう、本当に──夜神らいとといままでのデスノート所有者とは、
  なにもかもが違っていた。らいとの俺への態度は、これまでの所有者のように
  脅えたり、殺人鬼のようなものでなく、まるで、家族に接するようなものだった。

リュークといっしょにお風呂に入り、
「あははは……」と笑顔で楽しそうにシャボンで遊ぶらいと

リンゴを食うリューク「……おかわり」
夜神らいと「ハイ!」
 俺はとまどいながらも、しかし、新たな所有者の望むままに、
 静かな日々を暮らし始めていた
695名無しさんの次レスにご期待下さい:2006/11/25(土) 05:29:26 ID:vI6eerqj


らいと「リューク、約束してな。現所有者、夜神らいとは、デスノートには誰の名前も
  書き込まない。僕がマスターでいる間は、デスノートのことは忘れてな。
  リュークのお仕事は、家で僕といっしょに仲良く暮らすこと。それだけや」

リューク「やがみらいと、本当にいいのか? デスノートに殺したい人間の名前を
  書けば、お前は、新世界の神と名乗れるほどの大いなる力を得ることができる。
  世の中も、変わるはずだぞ」

やがみらいと「あかんて! デスノートを使うということは、いろんな人に
  ご迷惑をおかけせなあかんのやろ? そんなんはあかん。
  自分の身勝手で人に迷惑をかけるのはよくない。
  僕は、いまのままでも充分幸せや。いまはリュークがおるからな……」
(ほお擦りしてくるらいとに戸惑うリューク。しかし、やがて笑顔に)

らいと「な、約束できる?」
リューク「……誓おう。死神の契約として」
らいと「ふふっ」