【星野桂】灰色男達がバラすスレ17【D.Gray-man】
(まだフォーの顔色は悪い)
バク「早く こっちへ!!今の攻撃程度じゃ 数秒動きを止めるくらいしかできん!!」
支部全体にアクマ侵入の警報が流れ、研究員達が一斉に避難をはじめる
まだ色素が薄い状態のアレンは李佳に背負われて逃げる
バク「衝撃を与えないよう注意するんだ 今のウォーカ−の身体は
個々の物質の構造がゆるくなっている
おそらく 些細な衝撃でも 彼は… 分子レベルに崩壊するぞ!!」
走りよってくるウォン
「北地区の支部長はすべて こちらに避難しました」
「そうか よし!例のものは?」
「準備整っております」
ふらふらのフォーに顔を寄せてささやくように言うバク
「フォー フォー頼む!お前が頼りだ」
フォー「はっ… わかってらぁ バク…」
一同「し 支部長 何する気っスか?」
バク「この通路を塞いで 奴のいる北地区を隔離する!!
曽じじの血を引くボクら チャン家は この支部の守り神の力を
操作できるのだ」
”召喚!!”
通路から岩石が生え、道を塞いでゆく
バク「フォー!」
フォー「よっしゃ」
ふらふらとアレンに近寄るフォー
「ウォーカー しっかりしろよ お前 見た目より
全然根性あるから大丈夫だよ」
精一杯笑うフォーの姿が、アレンの姿に変わってゆく(両腕はある)
「きっと発動できらぁ がんばんな」
アレン「フォ…っ!?何…を…!?
やめろ まさか…っ やめろ フォー!!」
笑いながら壁の向こうに吸い込まれてゆくフォー
「エクソシストじゃない 一介の守り神じゃ あいつは倒せねェだろうけど
なんとか時間稼ぐから 逃げろよ!!」
「バクさんやめさせて下さい 僕が行きます!!僕が行くからフォー!!
やめろぉぉぉぉ」
叫ぶアレンの目の前で、壁はふさがる
腕からナイフを出し、アクマに向かうフォー
「バイバーイ バク…」