【いとう】謎の村雨くんPart4【みきお】

＜Ｑらしき人物が階段を上ってくる　そこに花形が花束を用意して待っている＞
花形「おそいよ桃子　ハッピーバースデー　　・・・ってあれ!?　おじさん誰!?
Ｑ「・・・・・・　＜はっきりとＱだと分かる　いつものようにタバコをくわえている＞
花形「あのさおじさん悪いんだけどさ　ここ使ってるからどっか行ってくれる!?
花形「若い男女が夜中にこんな所で会う意味おじさんだってわかるだろ
Ｑ「ウセろ
花形「あ!? こっちが先に使ってるってんだよ　命令してんじゃねえよおっさん
Ｑ「ウセろ　＜ギョロ　にらむＱのアップ＞
花形「あひゃ・・・
花形「な・・・何　マジギレしてんだよ・・・　わ・・・わかったよ・・・　出て行きゃいいんだろ〜
＜おじけづいた振りをしてＱの背後に回りこむ花形＞
花形「おっかね〜な〜も〜　あひゃとか言っちゃったよ〜
＜花束の中に隠していたステッキのようなものを取り出しＱに襲い掛かる花形＞
Ｑ「やめておけ花形楓
花形「え!! ＜ゴパッ　花形の顔面に裏拳が炸裂　あまりの威力に体までよじれたようになる＞
＜その場に倒れこむ花形＞
花形『だから・・・顔はやめろって言ってんだろ!!
花形『いや・・・そんな事よりなぜこいつは俺の名前を知っているんだ!?
Ｑ「自分の正体が知られていた事がそんなに以外か!?
＜ピーンと指先でタバコを飛ばすＱ　そしてポケットから飴を取り出す＞
Ｑ「忠告しておいたはずだ
Ｑ「善人面して近づいて来る人間が一番の危険人物だとな　
＜ベロベロと鈴木のような舌使いで飴をなめながら喋るＱ＞
花形「!!? ＜Ｑの顔の辺りからゴキゴキと音がして、しだいに顔が変わっていく＞
花形「変装とかそんな類いのものじゃねえ・・・骨格が変わる・・・　まさか・・・あんたがＱ・・・　いや・・・
花形「鈴木学!!! ＜その顔は明らかに臨時教師の鈴木　もう飴をなめ終わって舌をペロッと出している＞
花形『情報は命　その情報戦で俺たちはすでに負けていた・・・　まずい・・・
＜スヤスヤと眠っているイチロウ　ガーガーいびきを立てて眠っているバルト＞
花形『逃げろクナイ！
クナイ「よく効くなこの薬　＜催眠スプレーを持ち腕で鼻を押さえているクナイ＞

あおり　予想以上の敵にクナイは!?
次号、クナイの元に迫る鈴木学!!逃げる!?それとも戦う!?