【空知英秋】銀魂 ネタバレスレッド Part47

このエントリーをはてなブックマークに追加
229 ◆xv3PhvD28k
今日も残業だったんで申し訳ない。
これから他のバレを打つんで、短いかも知れんが許して。

『九ちゃん 私 九ちゃんの左目になる』
泣くむかしのお妙の回想
『九兵衛 強くなれ この柳生家で生き残るために』
父に厳しくしごかれた回想
『みんな 自分の 護りたいもの 護ろうとしただけだ
…それだけだ』
銀時の台詞の回想
「しってたはずだ」という言葉が繰り返し九の胸によぎる
倒れたままの九のところに歩み寄るお妙
「… あの男の いう通りだ 僕は みんな知っていた
勝手なマネをして 君に重い枷をつけ 君の思いを知りつつも
見て見ぬフリをした
君を側に置きたいばかりに…
それでも 君は 僕を護ろうとしていたね 僕の左目になるって…
父上やおじい様が 僕を護らんとして 男として育てた事も知ってる
でも どこかで 恨んでた 僕を男でも女でもない 存在にしたこと…
僕がこうなったのは 誰のせいでもない 自分自身の 弱さのせいなのに
それでもみんな 僕を最後まで 護ろうとしてくれた
結局 僕は… 護られてばかりで 前と何も変わらない
約束なんて… なんにも果たせちゃ いなかったんだ
僕は… 弱い
… なんで こんなふうになっちゃったんだろ
いつから こんなふうに…
……」
倒れたまま拳を握る九
「僕も… ホントは みんなと一緒に ままごとやあやとり したかった
みんなみたいに キレイな着物で 町を歩きたかった
妙ちゃんみたいに… 強くて優しい女の子になりたかった」
九の目を涙が伝う
お妙「…九ちゃん
九ちゃんは… 九ちゃんよ
男も女も関係ない 私の大切な親友
だから… 泣かないで」
倒れたままの九のほほにしずくがおちる
「それでほォ お侍はん…」
涙で発音不明瞭になるお妙を見上げる九
「妙ちゃん
…めんなさい ごめんなさい
でも… 今日くらい 泣いたっていいよね」
泣きながら抱き合うお妙と九
「女の子だもの」