2人「いえ何も…」
九澄「ま あんたらの事は何となくわかったけど
やっぱ俺 別に執行部に入る気はねーし 話が終わりなら もー帰るぜ」
玲「まってよ!!あなた魔法ポイント稼ぎたかったんじゃないの?」
九澄(そーいや そんな事を言ってたな…)「ポイント?」
玲「フフン 魔法執行部の活動は学校への貢献度が高いから
魔法査定なんてザックザクよ?
執行部に所属して活動の報告書を提出すれば それがそのまま魔法の成績として加算されるの
働いたら働いただけポイントアップ
こーんなオイシイ話 そーはないんだけどな――――」惹かれだす九澄
「一般生徒より手早く成績稼げるのに
一説じゃ在学中にゴールドプレートまで上がる生徒の…9割が
生徒会関係の仕事をしていたとか…」
九澄「乗ったー!!」
(柊(父)の言ってたプラスの行為ってのはこーゆう事か
魔法ゼロの俺じゃ授業でポイントの期待はできねーし
こーゆうトコで稼ぐしかねーもんな
校長はそれを考えて俺をこいつらに… やってくれるぜ ばーちゃん)
玲「よーし!!じゃあ決まり九澄くん入部決定〜!!」九澄に抱きつく
九澄「そりゃもーいいって…」
?「まてゃ!! 俺いねー時に決定っつー言葉使うんじゃねー」
何か違反を犯したであろう2人組「どぁー!!」
拘束された状態で吹っ飛んでくる
支部長「はい2人とも反省文書いてって もー授業始まるから…その手早くね…」
「支部長!!!」
ドクロのマークの入ったニット帽?をかぶった支部長登場。
A校舎支部長 永井龍堂
支部長「ハハ…魔法バトルやってたもんで捕まえてきました
今反省文書かせて…帰しますから」
玲「オハヨーございます」
支部長「えと…その人が九澄くん?
ウワサは重々…でも…その 入部の件は…その 簡単に決められちゃ…
えーと決定権は…… 私にあってですね で…その…」
九澄(何だこいつ…)
支部長のニット帽「つまり俺抜きで勝手に決めんな っつってんだボケ共が
決定は支部長の俺がする 役立たず共は黙ってろっての」
支部長「いえいえ そこまで思っちゃいない…ような気が ハハ」
九澄(!??)
玲「あれ魔法なのよ 支部長って元々人前で本音を話すの苦手な人でね
あーやってあいつに本音を喋らせてるのよ」
帽「るっせーブス!!黙っとけ」
支部長「やだなー本音っていうか誇張した自我ですよ 誇張した」
九澄(…ここにはこんなのしかいねーのかよ)
帽「とにかくそいつの入部はすぐ認めるワケにはいかねーな
どーにも気に入らねえ…」
九澄「!! な 何だよ 勝手に入部決めこんどいて俺がOKしたら今度は拒否かよ」
(ちょっと待てっての せっかく開いたゴールドプレートへの道が…)
帽「拒否じゃねえさ
校長の薦めでも使えるか使えねーかはテストしてみねーとわかんねーって」
九澄「テスト?」
帽「1年ながらゴールドプレート持ってるやつとは聞いてるし
まー魔法は問題ねんだろう ただ執行部の仕事は度胸と行動力が必要だからな」
支部長「どの程度の人材か ぜひ確認したいなーと」