ムヒョとロージーの魔法律相談事務所 ネタバレスレ9
「そうだ… はっきり思い出した…!
君は 桜井千代ちゃん!!」
第77条 パンジー
倒れたままのパンジャに、何故禁魔法律家を目指したのか問うロージー
眉をしかめながら、かすかに笑うパンジャ
「わかんない… ロージー君に会うまでの時間は 他人の事みたいだったから…」
回想
「パパとママが仲良しだったのは はっきり覚えてる」
ソファでくつろぐ夫婦に、部屋のすみの例を指差し、アレは何、と聞くまだ幼いパンジャ
母「幽霊なんていないの!!わかってチヨ!!」
父「そんなことで特別扱いしてもらえるとでも思ったか!!」
「学校でも一人ぼっち」
霊が見える、ということで遠巻きにするクラスの子
「だから 倉庫に閉じこもって 夢を見てた
いつか来る 私をここから助け出しに来る
(回想、激しいイジメのシーン)
私の 白馬の王子様が…!」
(いじめに耐えながら、自分に手を差し伸べる誰かを夢見つづける幼いパンジャ)
「子供じみてて おかしいでしょ?
でも 本気だったの」
回想、書類をパンジャに差し出す父
『ほうら チヨ!! ここに行って その力を 役立てるんだッ
全部 記入しておいたからね そうら これは 餞別だ』
おそらく万札で二百万ぐらいと思われるカネのはいった封筒を、
痛がるパンジャの手にぐいぐいと押し付ける父
父『それで アレだ!!帰ってくるな
どういう意味か わかるな?』
呆然と協会を目指すパンジャは、道筋をどうやっていったか覚えておらず、
途中で申し込み用紙を無くしてしまう
必死で探すパンジャを誰もが無視し、あるいはあざ笑って通る
「協会に行けば 何とかなるかもって思ってた
悔しくて悲しくて 死にたくなった
私なんて 生きてたって…」