【星野桂】灰色男達がバラすスレ16【D.Gray-man】

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754 ◆xv3PhvD28k
アレンの目をまっすぐに見て話し掛ける蝋花
「…… キミは……」
アレンの問いににっこりと笑顔で答える蝋花だが
うしろから「何それ―――――!?」と蝋花の絶叫が響く
「あたっ あたっ あたしがウォーカーさんとイチャイチャしてるぅ――!?
ドッペルゲンガー」
叫びながら走り去る蝋花、わけがわからずおろおろするアレンの前で
「チッ」と舌打ちするニセ?蝋花
「あーあ ブチ壊しだぜ!」
変身をといた姿はフォー
蝋花に擬態していたという(その能力でよく支部長をからかうという)
真っ赤な顔で後ろ向きに吐き捨てるフォー
「カン違いすんなよウォーカー
べっ 別にテメェを励ましに来たんじゃねーぞっ
あたしは まだ ムカついてんだ!!
いー気になんじゃねーぞ あー眠!ムカついたら疲れたー
小僧のせいで とんだ迷惑だぜ ったくよー」
そっと笑うアレン
「ありがとう フォー」
先ほど貰った灯篭を手に、こんどはもうすこしはっきり笑うアレン「灯り」
「… 少し休んだら また始めるぞ」
後ろ向きのまま答えるフォー
「うん」アレンの答えに、眉根を寄せながら笑みを浮かべるフォーだが
なにごとか、に、後ろ向きのまま気付く
(窓枠には研究員達がそっときている)
立ったまま、のけぞるように後ろ向きに倒れそうになるフォー
口元から牙が現われ、叫ぶ
「ウォーカーを隠せ バクゥ―――!!!」
その胸から突き破るように現われる、先週の「57」
プレート状態の「57」から声がする
「フフ… お前がここの結界の「入り口」か…」
「どうして… アクマなんぞの力で結界を破られるなんて…」
うわごとのようにうつろな目で叫ぶフォー
「別に?アタシは何もしてないさ」
プレートから、レベル3のアクマが姿を形作る
「通してくれたのは ノアの方舟だよ
迎えに来たよ アレン・ウォーカー」

次回に続く。