格闘料理人ムサシ ネタバレスレ

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ネタバレ


ぼちぼち売れ始めたムサシの屋台に、ある日女性客達がやってくる。

すみれ「わたくし、こんなボロっちぃ屋台でお昼を食べるなんてイヤですわよ」
織姫  「同感デ〜ス、あなたたち本気デスか、信じられませーん!!」
カンナ 「まぁそう言うなって、食ってみたら結構イケるかもしんねぇしよ」
レニ  「カロリーを補給出来れば問題ない」
カンナ 「そうそう、おう!兄ちゃん!この店は何が美味いんだ?」
ムサシ「お客さん、今ならカニをたっぷり使った“オムライス”がオススメっすよ!!」
アイリス「キャハッ!アイリスそれ食べた〜い!!ねぇねぇ!すみれ達も食べようよぉ〜!!」
織姫  「‥‥しょうがないデース、じゃあそのオムラーイス10個下さ〜い」
カンナ 「へへへ、さっきから腹が減って腹が減って、もうペコペコだぜ」
すみれ「まったく‥‥、これだから食べる事しか頭に無いゴリラさんはイヤなんですわ(溜息」
カンナ 「へぇへぇ、今は怒る気力もねぇよ‥‥、お!来た来た!!」
ムサシ「へい!オムライスお待ち!!」
アイリス「うわぁ〜〜美味しそう!!プリップリのエビとカニの香りがたまんなーい!!」
すみれ「まぁ、これなら食べてあげてもよろしいですわね」
レニ  「‥‥いただきます」
全員  「いただきま〜す」

その時、材料のあまったザリガニが、片付けようとしたムサシの指を挟む。

ムサシ「痛っ!!」
全員  「!?」
さくら  「あ!あの人‥‥!!ザリガニ持ってます!!」
織姫  「きゃっ!!もしかしてコノ食材、ぜんぶザリガーニですかぁー?」
アイリス「嘘つき嘘つき!!よくもみんなを騙したな〜〜!!」
ムサシ「い、いえ、これはその‥‥」
マリア 「問答無用!覚悟なさい!!(銃口を向ける)」
ムサシ「ヒィィィィィィィイイ〜〜〜ッッ!!」

絶体絶命のムサシ、しかし現れた謎の男が皆を静止させる。
155名無しさんの次レスにご期待下さい:2006/06/30(金) 02:18:56 ID:PJW7kjz7
謎の男「みんな、やめないか!」
マリア 「た、隊長‥‥」
ムサシ「へ‥‥!?」
謎の男「一体なにがあったんだ、説明してくれ」
アイリス「このお兄ちゃん酷いんだよぉ!みんなを騙してザリガニ食べさせようとしたんだもん!!」
紅蘭  「せやせや、詐欺もいいとこやでホンマ」

話を聞いた男は、ムサシの握っている包丁を見ながら尋ねた。

謎の男「そうか‥‥、ところで君の名前は?」
ムサシ「俺の名前は宮元ムサシ、天下一の料理人になる男だぜ!!」
謎の男「ではムサシ君、それが君の剣だね」
ムサシ「へ!?」
謎の男「日本男児なら女の子を相手には出来ないだろう、この喧嘩、俺が引き受けよう」
さくら 「い‥いいんですか大神さん?、宮元武蔵といえば、あの大剣豪の‥‥」
謎の男「相手にとって不足は無い!この大神一郎、粉骨砕身の覚悟で望むのみ!!」

そう言って、帯刀していた二本の刀を抜く男、ド素人のムサシから見ても
一部たりとも隙の無い見事な構えである。

カンナ 「隊長の目、本気だぜ‥‥」
マリア 「この勝負、どちらか一方は無事では済まないわ‥‥」
織姫  「大神サン、カコイイでーす!!」
アイリス「お兄ちゃんやっちゃえ〜!!」

ムサシの目の錯覚だろうか、少女達の纏ったオーラが男に吸い寄せられているように見える。
そして、その光を受け、煌々と輝く二刀流の男。

謎の男「いざ!!尋常に参るッッ!!」
ムサシ「へ!?120%殺される‥‥!!」

飛び出す男の1P見開きで、次週へと続く。