【空知英秋】銀魂 ネタバレスレッド Part45

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885 ◆xv3PhvD28k
新八はお荷物だと言い放つ九
「この勝負 荷物を抱えて勝てるほど 甘くはないぞ」
銀時と新八ふたりの周囲をぐるぐると高速で回転しては攻撃を仕掛ける柳生ふたり

あまりの攻撃の急さに『見えない!』と新八
銀時「新八ィ 目ェあけろ!びびってんじゃねェ!見えるもんも見えなくなるぜ

最後まで目ェひんむいて戦え!」
『そんなこと 言ったって こんなのっ…』
猛撃に手を滑らせ、木刀をつい遠くに飛ばしてしまう新八
思わず取りに行こうとする新八に、銀時が「動くな!」と叫ぶが
離れた新八に柳生ふたりの攻撃が一斉に襲い掛かる
一瞬早く銀時が新八の前に立ちはだかり、ふたりの打撃を受ける
血を吐く銀時
新八『ダメだ このままじゃ… 銀さんまで
足手まとい
銀さんを… みんなを巻き込んだのは 僕なのに
なのに 僕は…』
九「お笑いじゃないか 新八君
姉上を取り返そうと 仲間を引き連れ 乗り込んできた君が
一番の足手まといとは
君は なんとなく わかっていたんじゃないのか
どんな無茶をしようが 結局 最後は誰かが助けにきてくれることを
誰かが何とかしてくれる そう思っていたからこそ
勝ち目の無い僕に戦いを挑んできたんじゃないのか
君は昔からそうだった 誰かの陰に隠れ 誰かに護られ
君を護るものの 気持ちなど 知りもしない
その哀しみも 背負うものも 見ようともせず ただ すがるだけ
妙ちゃんの顔に 何故 あんな偽者の笑顔が はりついてしまったか 君にわかるか
それは新八君 君が弱かったからだ
君に 妙ちゃんの哀しみ 苦しみを受け止める強さがなかったから
彼女は自分の弱さを隠そうと あんな仮面をつけてしまったんだ
僕が妙ちゃんの隣にいれば こんな事にはならなかった
僕は妙ちゃんに 本当の笑顔を取り戻す
君に妙ちゃんは護れない 護る資格もない
彼女を護れるのは 僕だけだァァァァ!!」