700 :
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九「何で…」
妙「?」
九「何で言わなかったんだ!!」
妙「!」
九「十数年ぶりに会うなりほとんど問答無用で迫った僕も悪い!!
けど…せめて少しでも否定さえしてくれてれば
僕だって諦めはついた!」
九「でも、お妙ちゃんはここに来たじゃないか!!何も言わずに!
それを今更…帰りたいだなんて…。」
妙「九ちゃん…。」
銀「確かにな。」
妙「!」
銀「お妙…お前がちゃんと自分の思いを伝えてりゃあ、
俺達はこんな面倒な真似しなくて済んだんだよ。
半端な優しさなんざかえって人を傷つけるだけだ。
自分が左目になるって決めといて
あんな顔で別れるのか?」
銀「半端な覚悟しかねーやつは
(攘夷戦争のころ?の絵)
最初から行こうだなんて思うんじゃねーよ。」
妙「銀さん…」
銀「ま、要は守るだのなんだのどっちも自分に酔いすぎじゃねーのってこった。
俺のようなダメ人間が言うのもアレだろうが。」
妙「いいえ…銀さんの言うとおりね。」
2点
703 :
2/2:2006/06/12(月) 18:54:25 ID:HZh3Fpfg
妙「こだわりすぎてた…私。
『九ちゃんの左目になる』って…自分の使命感のようなものに。
私のことなんて二の次だった。
でも、そのせいで…こんな事に。
ごめんなさい…九ちゃん。
私がもっとしっかりしてれば…。」
九「お妙ちゃん…僕のほうこそ…」
新「大丈夫です。」
妙「新ちゃん…?」
新「姉上も・・・九兵衛さんも。
みんな完璧なんかじゃありません。
弱いところを少しずつ直していけばいいじゃないですか。
僕なんか少年誌のライン越えかけましたし。」
神「そーヨ姉御!姉御よりダメなやつなんか一杯いるヨ!
たとえばお見合いの途中に脱っぷn
近「そうですよお妙さん!自分だって未だに人生という道を
模索している日々ですから!」
妙「みんな…」
「ごめんなさい…。…ありがとう…。」
最初はこんな結末だったらいいなーって嘘バレでも書こうと思ったけど
こんなクソ真面目な内容(しかもほぼ台詞のみ)しか
書けないのが分かったからorz
でも銀さんは「覚悟」とかそういうものには
人一倍敏感そうだなーと思いました。アレ?作b(ry