いとうみきお 謎の村雨くん 3

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191バレ ◆WnXbEp82ug
<しかし何の変哲もないボールが飛んできただけでクナイはあっさりかわす>
クナイ「・・・・・・
花形「クナイ おまえはこう考えたはずだ
クナイ「!
花形「自分と楓の実力は互角 ケガしてる分自分の方が今日は若干分が悪いってな
花形「だから みちるを守る最善の策はやじ馬が来るまで俺を足止めする事だと
花形「目撃者が増えれば確かにみちるに手が出せなくなる そこで魔球の登場だ ダセェ名前はしょうがない
花形「魔球の目的はおまえの注意をみちるからそらす事 つまり何が起きるかイメージしやすい言葉をチョイスしただけのウソ魔球
<青葉がキュルキュル音に戸惑う様子 書き文字でまた・・・>
花形「だから当たっても死なねえし 炸裂しねえし 炎もでねぇよ
<しゃがみこんでいる青葉の目の前に立つ花形>
青葉「花形くん!?
花形「俺の勝ちだなクナイ そこからじゃもう間に合わない
クナイ「!!
花形「はい 消えた!!!<花形が拳を振り下ろす>
花形「!!? <しかし間一髪クナイの膝蹴りが花形の顔面にヒット>
クナイ「青葉さんに手は出させない 何度も言わせるな
<花形は何本もの鉄柱に当たりながら吹っ飛ばされる>
花形「あー しくった みちるを守ることに関しては実力以上の力を発揮するって事を計算にいれてなかったぜ
花形「いやそこは計算では計れない部分か けどなクナイ 頭にきてんのはおまえだけじゃないんだぜ
花形「おまえの貧相な地味顔と違って俺の顔には華があるんだよ <つー と鼻血が流れる>
花形「顔はなぐるんじゃねえよ 顔は!!!
<怒った花形は鉄柱を何本もクナイに向かって投げつける>
クナイ「ウザイ <それをクナイは柱で打ち返す>
花形「ハハッ 弾ならまだまだ腐るほど <柱を投げる花形>
花形「落ちてる <柱を避けクナイが迫る>
花形「ぜ!!? <顔面にアッパーがヒット>
花形「だからー<花形の鼻と口から血が流れる>
花形「顔を! <バキ 顔面にヒット>
花形「殴るなって <ボコ 顔面にヒット>
花形「言ってるだろ! <ドコ 顔面にヒット> 
花形「ハッハッハッ やるねクナイ君 <プッチーーン>
花形「ブチ殺す!! <和月風の決め顔で叫ぶ>
<しかし次のページをめくると1ページ使ってあっさり顔面を殴られている>
花形「あーもー 分かった分かった
<ぐしゃ 力尽き顔面から倒れこむ花形>
花形「顔でもどこでも好きなだけ殴ればいいじゃん ここまで人の話を聞かねえ奴だとは思わなかったぜ
花形「それでクナイこの俺をブッ飛ばしちまって この状況をどうおさめるつもりなんだよ
花形「みちるはもう完全におまえが普通の高校生じゃないって気が付いちまってるぜ
花形「正体がバレればジェノサーイド 自分が親父に抹殺されれば済むとか思ってんじゃないだろな
花形「だからおまえは甘いってんだ お前はこの国を背負っていくために生まれた時から鍛えられて来たんだぜ
花形「今更おまえの代わりなんていねぇんだ
花形「お前の正体が誰にも知られちゃいけないのはおまえのためじゃねえ
花形「お前の正体を知っちまう人間を守るための掟なんだぜ
<ぼーぜんとしている青葉ににこやかに近づいていくクナイ>
クナイ「それじゃ青葉さん帰りましょっか
青葉「ねえクナイ君 マフラーどうしたの
クナイ「鉄柱止めるために網状にして天井に投げました
花形「クナイ!!
クナイ「分かってるよ楓
花形「・・・・・・
クナイ「それでも父さんにだって青葉さんに手出しはさせない
クナイ「まだ手は残ってる
<何かを決意したようなクナイのアップで次回に続く>

あおり 秘策アリ!?
予告 次号、クナイの秘策とは!?ピンチはまだまだ続く・・・!!