アイシールド21専用ネタバレスレッドpart43

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809 ◆xv3PhvD28k
セナに向き合う阿含
『殺(と)る―――』
走る人を遠く引き離す阿含のイメージシーン
『完璧な才能の世界
テメーみてえなチビカスが ズカズカ踏み込んでいい場所じゃねえんだよ…!』
振り上げられた阿含の腕を見るセナ
『来る…!』

186th down 決勝点は21

激しい阿含の殴打を受けるセナだが、一瞬早く右腕を出し受けとめていた
しかしガードごと吹き飛ばされてはいる
阿含7ヤード前進
駆け寄る栗田「す す すごいよセナく〜ん
吹き飛ばされはしちゃったけど 腕の技を腕でガードするなんて
壁(ライン)同士のすごい攻防戦みたいだよ〜」
セナ「いや その… そんなすごいのじゃなくて
阿含さんの動きばっかり見てたから いつも痛いのやだから
なんとなく腕が出ただけっていうか…」
観客席の進「どこまで登り続ける アイシールド21…!」
足の痛みを押さえながら全力疾走を続けるセナ
恋が浜のキャプテンがたこ焼きを買っている間に18点差になっていることに驚く
狼「こいつら… もう一点でも取られたら終わりってこの状況で
まだ あの 神龍寺に勝つ気満々でいやがる…!」
 もう見ちゃいらんねー、と外で頭を抱える泥門生に
「おい 中 入れよ!後半スゲーぞ泥門!」と呼び戻すほかの生徒
じわじわと観客が戻り、泥門の応援が増えてゆく
しかし神龍寺の連続攻撃(ファーストダウン)
ドラゴンフライが止まることはない
810 ◆xv3PhvD28k :2006/05/25(木) 23:54:25 ID:e1KBCq2C
観客席の筧「今のセナじゃ 阿含の時間を削るのが精一杯だ
だが…」
フィールドでは一休がモン太を振り切っている
筧「いくら パスターゲット探す時間 削っても
一瞬で 一休がフリーになっちまう…」
一休にパスが通り、地面に膝をつくモン太
『セナがせっかく… あんな最強MAXの阿含相手に
アシボロボロになりながら 時間削ってるっつーのに
何やってんだ 俺は…! でも…
細川一休―――
こんな天才相手に どうしたらいいんだよ
俺… どうしたら 本庄さん…!!』
ラインでふんばる栗田
『セナくんががんばってるんだ あんな細い腕で
阿含くんの手刀 ガードして…!』
山伏の肘一撃を両腕でガードする栗田
山伏を吹き飛ばし、雲水を押さえて初めて攻撃を止める
だがヒル魔の表情はさえない
雲水「気づいてたか ヒル魔妖一
既に泥門陣まで21ヤード 神龍寺のキック3点確定エリアだ」
阿含「あー?キックで3点?
もしもーし 雲子ちゃん!セコイ事言ってんじゃねえよ
俺がタッチダウンで7点ブンどってきてやるっての 信用できねーのかよ」
雲水「お前の力を信用してるから キックで行くんだ
今――神龍寺の18点リード キックで確実に3点プラスして
21点差にすれば 詰みだからな」
阿含「あ〜 ククク ここまで念入りに息の根止めに行く奴
聞いたことね―よ
ある意味 最強に極悪なんじゃねーの 雲子ちゃんよ」
キック成功 21点差となる
811 ◆xv3PhvD28k :2006/05/25(木) 23:55:06 ID:e1KBCq2C
「フム…これで決まったかの」と神龍寺の監督
セナ「21点差が詰みって… そんな なんでそんな事…?」
うつむくモン太「ぶっちゃけ…追いつく時間が 足りねえって事っすか」
汗びっしょりのムサシ「ある理由があってな 18点差と21点差じゃ
天と地なんだ
試合終了間際になれば こいつの重みが分かる…」
呆然とするセナの脇で、頑張るセナや栗田、
どうしても叶わない自分を思い返すモン太
「ヒル魔… 先輩」うつむき、後ろ向きのままヒル魔に声をかけるモン太
顔をあげ、真正面からヒル魔を見る
「逆転の手 考えついたっス もう これっきゃねえんスよ…!」
「…バカの香りがする!」
「これは…猿知恵の気配!」と三兄弟次男と三男が口々に言う傍らで
汗びっしょりのまま、少し笑みを浮かべたヒル魔「… 言ってみな」
 次回に続く。

久しぶりなんでなんか間違えてたらマジすみません。