M:7 3時間目・魔法実習授業[屋外]
煽り 班の話題は何かと縁があるあの兄貴のこと!?
聖凪高敷地内 聖凪山自然区域
九澄「しかしお前も恐ろしー兄貴持ったモンだな」
久美「2年の伊勢っていや魔法力すごく高いんだろ?
私ら一・二年校舎じゃ一番の実力者って話しだし」
愛花「2年始めでもうシルバープレート持ってる人ってかなり少ないんでしょ?」
ミッチョン「普通の人より一年早いペースって聞くけど」
カオル「けっ た…たいした事ねーよ あんなヤツ
ここにゴールドP持ってる一年がいるじゃねーか」
九澄「いっ」
愛&久&ミ「た 確かに」
九澄「し しかし何だってあんな噛みつき合ってんだ?お前ら
家で何かあったのかよ」←話題そらし
カオル「家って…いっしょに住んでねーし
あいつは出来がいいから高校入ると同時に一人暮らし認められてさ
俺は2時間かけて通ってんのによ
あいつはいっつもそーだ いい思い一人じめしやがってよ
ああ見えて昔から勉強も運動も何でもソツなくこなすヤツで
いつも俺は比較される身さ
対抗意識で聖凪高受けたんだけど そのお陰で覚えた魔法でまで
差ァつけられてたまるかよ」
九澄(こいつが試験に燃えてんのはそーゆう事情か
そのせいで昨日みたいな目にあうのはカンベンだぜ)
「ンな兄弟ゲンカに俺を巻き込んで欲しく」
愛花「魔法なら九澄君が手ほどきしてくれるわよ」
九澄(へ?)
愛花「なんたってプレートレベルはお兄さんより上なんだし
私達だって同じ班だし力になるよ
ね!! 九澄くん」
九澄「は…はい」(う…そんなカオされると拒否できね――ス)
カオル「クォーさすが親友!!いいヤツだぜ」
九澄「い?親友?」
カオル「そしてありがとう君達〜」
愛花たちに向かっていくが久美に蹴られる
久美「魂胆見え見えだってーの 抱きつこーたってそーはいくか」
九澄「チ…ハタ迷惑な 気持ちはわからなくもねーが」
柊「ああ気持ちはわかる こういった野外授業は ついムダ話をしてしまうものだ
だが俺の授業では命取りだという事を覚えとくんだな」
九澄「ひ〜〜スイマセン〜 つか何で俺だけ…」
巨大な木に捕まった大賀