DEATH NOTE(デスノート)ネタバレスレッドpage.749
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名無しさんの次レスにご期待下さい:
煽り「静かなる空間。」
病室の天井。
月「ここは・・・?」
二ア「気がつきましたか。キラ。」
月ガバっと起き上がる。
「二ア!・・・そうか、僕は捕まったのか・・・とすると、ここは刑務所、ではないな。見たところ病室だな。」
二ア「そうです。」
月「で、・・・僕は当然、死刑だろうな。
あれだけたくさんの人を殺したのだから・・・」
二ア「やけに落ち着いていますね。
そうです、あなたは死刑です。本来ならば。」
月(!!)
二ア「あなたが気を失っている間、みなで、話し合ったのですが、
あなたは、死刑にはならず、解放されます。」
月「何だと?僕はキラなんだぞ?大量殺人犯キラなんだぞ!!?
どうして殺さない?お前らもとうとう気が狂ったのか?
僕がもう一度同じことを繰り返すとは思わないのか?」
二ア「はい。思いません。というよりも、起こせるはずが無いからです。」
月「どういうことだ?」
二ア「皆さんとの話し合いの中で、一つ興味深い話がありました。
Mr、相沢がいうには、あなたとLが肩を並べて一緒に
真剣にキラを追及したことがあった、そうですね?」
月「・・・ああ」
二ア「そして、死神リュークがいうには、
ノートの所有権を放棄したら、ノートに関わった記憶がなくなる、
そうですね?」
月「ああ」
二ア「この2つの話から、私がしたいことがわかったでしょう。」
月「僕にノートの所有権を放棄させたあと、
僕を引き続きLとしていさせる、ということだな?」
二ア「はい。やっていただけますか?キラ、いやL。」
月「・・・何故、お前がLをやらないんだ?
お前はワイミーズハウス出身の正式なL継承者だろう。」
二ア「・・・今回の一件でわかったからです。」
月「何がだ?」
二ア「あなたを捕まえたのは、私一人の力ではありません。
私と、メロそして、SPKの方々と日本捜査本部の方々の力です。
これは良い様に言った言い方で、悪く言うと私一人ではLに並べない、
ということです。それに対して、あなたはLに並び、超えていた。
どちらがLにふさわしいかは一目瞭然でしょう・・・」
月「・・・・わかった。僕がLをしよう。」
二ア「ありがとうございます。では、所有権を放棄してください。」
ノートを出す二ア。と同時にリュークが入ってくる。
二ア「これでキラの世界は幕を閉じます・・・」
月「・・・リューク・・・「死神に憑かれた人間は不幸になる」
本当だったな・・・」
二ア「いえ、あなたは不幸ではありません。
これからは世界を本当の幸福に導いていけるのですから・・・」
月「・・・それもそうだな・・・このノートの所有権を放棄する!」
リューク「ククッ、あいよ。」
リューク、ノートを持って病室の窓から出て行く。
月の顔が変わる。そして、二アの顔を見る。
二ア「おはようございます。L」
煽り「新しい世界の幕開け!」
page107「幕」終わり次号「完」