「いっ……いやあ!放して!お姉さま、助けて!」
「あっ、ちょっと、暴れないでよ、真美さん」
「あらあら、困ったわね……令」
「はい、お姉さま」
江利子の目配せに、令は立ち上がって真美の前までやって来ると、その細い両肩に手を置いた。
「真美ちゃん。お姉さまを困らせちゃいけないよ」
「……!?困らせるって、そんな……」
「そうそう、三奈子さまって、すごく妹想いなのよ。自分はどうなってもいいから、真美にだけは手を出さないで、ってね」
「そんな……そんな……私……」
立ち尽くす真美を、三奈子は虚ろな目で見つめた。その口から、か細い声が。
「真美……どうして……どうして来たの……?来ちゃいけないって言ったのに……」
「……お姉さま……ごめんなさい……私、お姉さまの言いつけを守らないで……」
「……お願い……妹は……真美だけは……はぁんっ」
「麗しい姉妹愛ね。ちょっと感動しちゃったわ、三奈子さん」
そう言いながらも、江利子は責める手を休めない。三奈子の乳首を片手でつまみながら、熱く濡れそぼった
陰唇を指でなぞる。三奈子のそれは本人の意思とは裏腹に、さらなる刺激を渇望して叫んでいるようだった。
「んあっ、はあんっ!あっ……ああ……」
「意外と早く、私達のものになってくれたわよ。三奈子さんは。素質があったのかしらね?」
「うん。令ちゃんと同じぐらいえっちなカラダだったかな?あんなに濡らしちゃって…うふふ」
「ちょ、ちょっと、由乃……もう」
悪夢を見るような思いの真美の前で、三奈子の瞳にわずかに残っていた理性の光がゆっくりと消えていった。取って代わったのは、淫靡な牝の視線。全身を襲う快楽に身を任せた証だった。
「はあっ……ううん……あっ、そ、そこぉ……」
「あらあら、もう駄目みたいね、三奈子さんは。……そろそろかしらね。令、由乃」
「はい、お姉さま」
「真美さん、準備はいいかな〜?」
「なっ……何をするんですか!?」
膝を震わせながら身悶える真美の服を、令と由乃は涼しい顔で脱がせていく。
「いえね、お姉さまだけに恥ずかしい思いをさせてるっていうのは、妹としてどうかな、と思ってね」
「そうだね。私がお姉さまに教えられた事、真美ちゃんにも教えてあげるよ」
「嫌……嫌です。やめて……」
「大丈夫。怖いのは最初だけだから」
「すぐに、三奈子さまみたいに気持ち良くなるよ……安心して、真美さん」