ネギま!ネタバレスレ94時限目

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911名無しさんの次レスにご期待下さい
三奈子が言うには、最近黄薔薇姉妹の三人に妙な動きがあるとのことだった。“勉強会”と称して週末は
三人の内誰かの家に集まり、極秘で何やら会議を開いているという。
三奈子にとっては、それがどこか引っ掛るらしい。

「まあ、支倉令と島津由乃の二人がやってるって言うんなら、別に不思議でもないんだけど」

そこに、鳥居江利子までが入っているとなると、少し話は違ってくる。あの三人は、以前そこまで仲が
良く、まとまって行動していただろうか?

「……言われてみれば、ちょっと不思議ですね」

真美は素直に認めた。

「でしょう?人が普段と違う行動を取り、しかもそれを隠したがっている。これはスクープの前兆よ。
まあ蓋を開けてみれば実際には大した事ない話かもしれないけど、こういう小さなネタを丁寧に拾う事
も記者として大切なの。真美にも、その辺分かるわよね?」

へえ、お姉さまって自分に陶酔しがちなところがあるけど、それでも結構真面目に頑張ってるんだ……
ちょっと三奈子を見直した真美だった。

「それじゃ、明日ね。ごきげんよう真美」
「はい。ごきげんよう、お姉さま」

真美は三奈子と別れると、帰路に着く。少し、嬉しくなってきた彼女は、寄り道をせず真っ直ぐ家を
目指した。明日からは、お姉さまの手伝いで忙しくなるかも。頑張ろう!新聞部次期編集長と目される
真美は、決意を新たにしていた。