ネギま!ネタバレスレ94時限目

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「まさか、まだしてないなんてことはないよね…」
くちくち、くちゃ…。
布団のなかに自分の水音が響く。
祐巳ちゃんは、あんまり激しくやらなそうだな。
「こんな感じ? 祐巳ちゃん…」
擦る指使いをやめ、わずかなタッチで触れるようにする。じぶんでわざとぎこちなく動かす。
「はは…、祐巳ちゃんはこんな風にしてるんだぁ」
目を閉じて祐巳ちゃんが私にしてくれてる様を想像する。刺激そのものは少ないが、その想像だけで十分だった。

しばらく祐巳ちゃんの指使いを堪能し、目を開ける。
「ふぁ、…気持ちよかったよ、祐巳ちゃん」
今度は私のやり方を教えてあげる。
私は祐巳ちゃんの寝顔を見つめると、心の中でレクチャーを開始した。
祐巳ちゃんは中に入れたこと、ある?
自分の中指を挿入し、膣内を引っかく。
「うん、ふふっ。ああ、ん、いいよ…」
後から後から湧いてくる蜜をかき出し、手の平に広げる。
いい? こうやって中指と手の平で、中とクリをいっしょに刺激するの。
「可愛い寝顔だね」
荒い息とともにそっと囁く。

ん、ああ、くちくちくち、ちゅ、しゅ、しゅ、ぴちゃ…

心の中でまた語りかける。
祐巳ちゃんはをオナニーするとき誰でしてるのかな?
そっと顔を上げると祐巳ちゃんの向こうに祥子の寝顔が見えた。
きっと祥子なんだろうね。いいな。
「ん、んんんん、くっ、ひゃ…」
たまには私でもやってみてね。

自分の体がゆっくりと高みに上っていくのが分かる。
涎で頬に張り付いた髪を枕に押し付けて拭う。枕のカバーはもう唾液でぐちゃぐちゃだ。
わたしは、急にあることに気がついた。
ここには祐巳ちゃん、そのお姉さまの祥子、襖一枚隔てて実の弟の祐麒がいるんだ。
私はそんなところでオナニーしてるんだ。
そう考えると目もくらむような快感が背徳感とともにやってきた。
へへ、祐麒、私、君のお姉ちゃんでオナニーしてるよ。
祥子、祐巳ちゃんをこんなことに使ってごめん。でも祐巳ちゃんのこと大好きなんだ。
祐巳ちゃん…祐巳ちゃん祐巳ちゃん祐巳ちゃん祐巳ちゃん、気持ちいいよ、切ないよ。
お願い、こっちを向いて。
「はっ…もう、すぐ…イきそうだから…んんんんんっ、私を見て…」
目深にかぶった布団の中で、私の水音と荒い息、祐巳ちゃんへの囁きがこだまする。
あ、イク…。

その瞬間、祐巳ちゃんが私のほうにころんと寝返りを打った。
いままで横顔をに甘んじていたのが、正面からの寝顔を見つめることができる。

「ああ、もうダメ…」
祐巳ちゃんに見つめられながら、私は絶頂に達した。