ネギま!ネタバレスレ94時限目

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881名無しさんの次レスにご期待下さい
失敗した、さすがに引かれたかな。
私、佐藤聖は背中越しに祐巳ちゃんの寝息を聞きながら臍を噛んだ。
会いたかった気持ちを伝えてちょっと話をするだけのはずだったのに、
いつの間にか私たちが出会ったのは運命だなんて意味不明のことを熱弁してしまった。

枕元に置いた目覚ましの針の音が気に障る。手を伸ばして電池を引っこ抜いてしまおうかと思ったが
朝起きれなくなるので止めた。
分かってる。
正月に祐巳ちゃんをどうやって呼び出そうと考えてたのも、昨日一日ずっと祐巳ちゃんを見つめてたのも、
さっきの会話で舞い上がってしまったのも。
今、この胸を焦がす気持ち。
私の心は、明らかに祐巳ちゃんに向いている。

さっき目を白黒させてた祐巳ちゃんは全くの初耳だったろう。
私が祐巳ちゃんのことを好きになっているなんて気付いてないに違いない。
昨日の私の服装、コート以外は祐巳ちゃんを誘うのに成功してから
慌てて元旦のデパートに買いに行った物だなんて、彼女は全く気が付いていないに違いない。
それでもいい。それも彼女の魅力だろう。
そう、自分に言い聞かせる。が、気付いて欲しかったという気持ちは拭えなかった。

布団の中で身をよじる。湿った下着が肌に張り付いて不快だ。
自分の股間に手を伸ばす。ヌルッとした手触り。
ははは。
声を上げずに哂う。体は正直だ。
連日の間、自慰行為のたびに思い描いていた相手が隣に寝ているんだ、反応しないわけがないじゃないか!

寝返りを打って祐巳ちゃんの方を向く。
枕を頭の下から抜き取り、胸に抱きしめる。
折り紙の宝船が転がった。罰当たりの私はいい初夢に恵まれないに違いない。
掛け布団を目の辺りまで深く被った。

ゆみちゃん、と口の中で囁き、枕にキスをした。
祐巳ちゃん、祐巳ちゃん、祐巳ちゃん。

指をくわえ、一本一本に唾液をたっぷりまぶす。指の股、手のひらも忘れずに。
自分の歯を指でなぞり、吸いたてる。

始めるよ、祐巳ちゃん。

スパッツとショーツを同時に下ろし、そっと割れ目に這わせた。
「…あっ」
ちょっと声が出てしまった。うん、でもイイ感じ。
人差し指と薬指で割れ目を押しひろげ、中指でなぞる。
枕の角にキスし、甘く噛む。

祐巳ちゃんの寝顔を食い入る様に見つめる。
「祐巳ちゃん、私、今、君でオナニーしてるんだよ…」
ほら、こんなにヌルヌルが出てる。
割れ目からクリトリスに指を移しそのまま指先で軽く転がす。
「あ、ハァ!」
その刺激に肩を震わせて反応する。
ちょっとしごくように指の動きを変える。
「ん、…気持ちいい」
祐巳ちゃん、君はどんなオナニーをするの?