「ねえ、さっき言ってたよね、志摩子さん。シたことないって」
「んん・・・・・・の、りこ・・・・・・」
「それなのに、こんな、スカートがグショグショになるまで濡らしちゃったの?」
「ぃや、やぁ・・・・・・」
「どうしようもない淫乱だね」
後ろから右手をまわして濡れそぼったショーツのなかに入れる。
熱い・・・・・・。
「・・・・・・あっ!」
「ほんとにしたことないの?」
「無いわ、くっ、ふっ・・・・・・ほんとうよ、信じて・・・・・・」
「じゃあなんでこんなに濡れるの?シたことないのにこんなになるなんて、根っからの淫乱ってこと?」
「ち、ちがうの・・・・・・」
ああ・・・・・・。背筋がゾクゾクする。鼻を首筋にうめて匂いをかぐ。
いい匂いだ。ついでに舌も這わせる。白くて透き通った肌に、唾液の跡がくっきり。
「ぁあっ、ひっ・・・・・・。ちがうの、乃梨子。わたし、濡れやすくって。体質なの、それは。
それで、下着の変えはいつも学校にもってきていて・・・・・・。
乃梨子としゃべったり、手に触れたりしたら、それだけでもう、本当は、いつも・・・・・・
でも、いつもはこんなに濡らさないの。信じて、こんなの初めてで・・・・・・おかしいよぉ・・・・・・」
・・・・・・。
この人は今自分が喋った内容がわかってるんだろうか?
オナニーはしたことがないのに、手を触れただけで?そんなことってあるんだろうか。
或いは、したことがないから余計に、かもしれないけど。
まあ、言葉の真偽はともかく。こうして考えてる間にも、右手はどんどん溢れるものを感じている。
考えるのは、後でいい。
「志摩子さん、もういいから。よくわかったから」
志摩子さんがエッチな娘だってことがね。
「だから、恥ずかしがらずにこっちを向いて。キスできないよ?」
ほっぺから目尻まで、何度も舌を這わせながら囁いた。