なんなんだ。なんなんだこの展開は。
はしたなくもテーブルの上に座り、スカートを腰までまくりあげた祐巳さま。
そしてそれを普段どおりに椅子に座って取り囲む面々。
祥子さまも目を丸くしながら縛り付けられたように着席している。
「おねえさまッ・・・・・・よおく、見ておいてくださいね・・・・・・」
「最初はァ・・・・・・こうやって、ハァ、胸をいじったりして・・・・・・」
左手でたくし上げるようにして揉んでいる。いきなり、けっこう激しい動き。
さすが紅薔薇さまの妹をしているだけあって少しくらい痛いくらいの方が好きなのかも・・・。
「くふっ・・・・・・っ・・・・・・っ・・・・・・ここを、軽くつまんだり・・・んんっ・・・して・・・・・・」
それにしても、あのあどけない祐巳さまにこんな表情があったなんて。
目を潤ませて、頬を紅潮させて、吐息をついて、自分の胸をいじって。
いつもとのギャップに妙に胸がドキドキする。
「だんだん体が熱くなってきたら、下着を汚れる前に・・・・・・」
座ったまま器用に動いて、片足からショーツを抜く祐巳さま。
Mの字に、脚を開く。左足首にひっかかったままのショーツが艶かしい。
誰ともなく、ごくりと生唾を飲み込む音がする。
「・・・・・・ゆ、指で・・・ふ・・・れて・・・・・・」
くちゅ、ちゅ・・・・・・くち・・・・・・。
意外なほど大きな音が響いた。
「や、やだ・・・いつもよりすっごい濡れっ・・・てッ・・・ぁ」
右手の指がそこの形をなぞるように動く。
「あぁ・・・・・・はぁ、おねえさま、もっと見て・・・・・・」
そういって人差し指と中指で、大事なそこを押し広げるようにした。
秘所が皆の前にさらけ出される。祐巳さまの・・・・・・すごく綺麗。
視線を感じたのだろうか。透明な液体がとろとろと静かにあふれでて、テーブルを濡らす。
「ふぇ・・・・・・でてきちゃ、ぅよぉ・・・・・・」
また、ごくりと生唾を飲み込む音が聞こえた。
ガタン!
大きな音を立てながら由乃さまが立ち上がり、
「こんなの見せられたら、もう我慢できない!令ちゃん!!」
「ちょ、ちょっと、由乃・・・・・・んんっ」
問答無用で令さまの唇をふさぐ。いきなりディープ・キスだ。
令さまも視線を泳がせていたのは一瞬だけ、すぐ由乃さんに答えるように首に腕をまわす。
「ぷぁ・・・・・・んんっんんっ、よし、のぉ・・・・・・」
「令ちゃん・・・・・・」
黄薔薇姉妹の年季の入りようを見せつけるかのような、激しいがそれでいて美しさがある大人のキス。
由乃さまはそのまま令さまを床に押し倒した。