【星野桂】灰色男達がバラすスレ15【D.Gray-man】
一方、なぜかでかい鯉を手にびちびちさせながら食っているティキ
「は?今 なんつった?」
カードから通信、壁を拭いているアクマから
「消ぃ〜えないんでございまぁ〜す
ア〜レン ウォ〜カ〜の名前がぁ〜
こすってもぉ〜 こすってもぉ〜」
そんなはずはない、ととりあわないティキだが
この文字は生きている、と泣きながら言われる
その言葉に少し考え込むところに、「おいおい〜カッコイイ服装(ナリ)した
お兄さんが 池で鯉 盗み食いしてんなよなー」と声がする
「特別任務中なんだって?ティキ」
現われたのは二人のアクマ(肌は黒いので同じノアの一族と思われる
二人は互いに銃を突きつけあっている、話しているときも突きつけている)
ティキ「よう 双子か 今日も顔色悪いな」
「デビッドだ この浮浪者」(短髪、多分男、ティキに蹴りをいれる―ティキは
腕で軽く防ぐが)
「ジャステロだ ふたり合わせてジャスデビだ!!」(長髪、もしかしたら女?
)
「悪いけど あっち行ってくれる?今 考え事してんの」
池の端でクロスは自分らの獲物だから手を出すなと言う双子
ティキ「ああ なんだ お前ら 元帥殺しで クロス担当なんだ?
てか だったら早く殺れよ いつまでかかってんの?」
デビッド「うっせーな アイツは稀に見るしぶとさなんだよ!」
ジャステロ「もう3回ぐらい殺しに行ってんだけど 失敗してんの ニヒヒヒ」
人力車にティキとデビッドをのせ、ジャステロが車を引いて走ってゆく
デビッド「アンタこそ ひとり暗殺しそこねたそうじゃんか
アレンなんとか?」
ティキ「うるせェな で ドコ向かってんの?」
デビッド「千年公と ロードも来たんだと」
疾走する人力車にヒッチハイクの指を立てるものがいたが
勢いあまって轢いてしまう
ティキ「千年公と ロードが来たってことは 『箱』ができたんだ?」
「だろうな」
ティキ「で 甘党は 何しに来たんだよ」
「甘党じゃないっ スキン・ボリックだ!」
今轢いたばかりの、同じくノアの一族と思われる巨漢が
人力車の二人の椅子の間に無理に入っている
スキン「己が殺し担当の メガネ元帥が こっちに逃げ込んだ
ただ それだけのこと!!」
「オレら みんな 落ちこぼれ社員みたいだな…」
「それだけのこと!」
「オレはちげーぞ!!」
「ヒヒ!社長に怒られる!ヒヒ!!」
疾走する人力車のまま次回に続く。