【星野桂】灰色男達がバラすスレ15【D.Gray-man】

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626 ◆xv3PhvD28k
「隠れろっちょ!」青ざめて叫ぶちょめ
さらにむこうから現われるレベル3のアクマ三体
震えながら気配を消すよういうちょめ
「おい どういうことさ?あの川村ってアクマは…」
「川村は お前らを迎えに来たんだっちょ
でも あの三体の3に捕まったんだ もうダメッちょ」
「捕まった?アクマ同士で なんで…」
三体のアクマは川村を取り囲み、口でガツガツと食い始める
「地区内でアクマの密度が異常に濃いと こういう現象が起こるんだっちょ
殺人衝動を押さえるために 他のアクマを吸収し
能力を奪う…
日本(ここ)では 人もアクマも関係ない…
強い存在だけが生き残れるんだっちょ」

苦しそうなリナリーをおぶっている水夫が気遣う
「大丈夫っすか?気持ち悪いなら 水でも…」
「いいえ 大丈夫… ありがとう えっと…?」
爽やかに笑う水夫
「チャオジーっていいます 船では三等水夫でした
あっちは マオサ先輩と キエ先輩!
よろしくっす エクソシスト様
死んでいった 船の仲間の分まで頑張りますよ
この命 何なりと使ってください!」
笑うリナリー「いいえ みんなで生き残って帰りましょう」

一方、なにやら息を呑むちょめ
「!?どしたさ サチコ」
「ちょめ助でいいっちょ」
答えながら脂汗をかくちょめ
「イカンちょ カラカラしてきた もう あんまし時間ないちょな…」
ふらついてくるちょめだが、突然脳天を揺り動かされたようになる
脳にじかに伯爵から通信がきているらしい
進入がばれたか、とおののく一行だが、そうではないらしい
痛みに頭をくらくらさせ、額に逆さ五ツ星を浮かせながら
なんとかもちこたえるちょめ
「…この送信範囲は… 伯爵様が日本全てのアクマを呼び集めようとしてるっちょ!」