後味の悪い中、芽留ちゃんが促されて脚を開く。
皆に請われるまま、足もお湯から出し、縁の岩にのせて両脚をMの字の形に開く。
右手はこぶしを作り、口元を隠してもじもじするいつもの仕草。
陰毛はうっすらとしか生えてない。小陰唇も、とても『びらびら』とは呼べないかわいらしい花びらだ。
ほんと、幼女のアソコみたいに未発達ね…あれ?
でもそのわりに、なんていうか…
私と同じ事に気づいたらしく、カエレちゃんが言う。
「…芽留ちゃんあんたさ…実は、けっこう遊んでるでしょ?」
「どれどれ…んー、たしかに…未発達なのに、もうだいぶ酷使された形跡が…」
「そういや、私達の学校に『無口でロリ気味だけどやたら淫乱な、誰とでも寝る女のコがいる』って、隣の
ガッコの男の子が噂してたけど、ひょっとしてそれって…」
そう、芽留ちゃんのアソコ、未熟なまま緩くなって変形もしてるのだ。
彼女はオロオロしはじめた。釈明しようとするけど声に出せない。追い討ちをかけるカエレちゃん。
「そーよ、この使い込み具合…ひょっとすると、私より経験人数多いかもよ…」
芽留ちゃんは急に携帯でめるめるめる…と文章を打ち始めた。そしてカエレちゃんに画面を。
「…あたしのが黒いのはそんなののせいじゃない―――!てか、今話題にしてるのはあんたのおま…」
怒って叫ぶカエレちゃんを遮り、また別の文章を突きつける芽留ちゃん。
「うっきー!明らかな名誉毀損だわ、精神的ダメージも半端じゃないわ!絶対訴えてやるーっっ!!!」
追いかけっこがはじまった。
芽留ちゃんが小さなおっぱいをぷるぷるふるわせつつ、トタトタ洗い場を逃げ回る。カエレちゃんは大き
なおっぱいをぶるんぶるん揺らしながら、ドカドカ洗い場を追いかけ回す。
皆はそれをボーゼンと眺めてる。
晴美ちゃんが、芽留ちゃんが落としてた携帯を拾い上げ、画面を読み始めた。
「ね、なんて書いてあるの?」
「…知らないでいたほうがいいよ…」
なんか晴美ちゃんの顔が蒼白だ。よっぽどえぐい事を書いてあるらしい。読むのよそうっと。