ネギま!ネタバレスレ93時限目

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696名無しさんの次レスにご期待下さい
 知らない間に、部屋には電気が灯っていた。精液の濃い匂いに思わず咳込む。
 風浦さんも仰向けにぐったりと横たわっていて、下半身は大量の白い粘液に塗れている。
 十数人いた不法入国の男達は、皆一様に満足した様子で明るく語り合っている。話題は専ら、
私達の喘ぎ声とかおっぱいの質感とか膣の締め具合とか、とにかくそういう下世話な物だ。
 最初にマリアを抱いたパウロもその中に混じっていた。一日に女の子三人とセックスしたら、
そりゃあ満足な事だろう。
 けれど彼一人を責めても詮無い話だった。別にあの男一人だけがマリアや私を慰み者に
したのならともかく、全員が私達を平等に陵辱したのだから。
 私達はそうは行かない。十何人の男に絶え間なく犯され、疲労とダメージを受けていた。
 下腹が痛い。アソコがヒリヒリする。疲れ切って動く事も叶わず、このまま眠りたい気分だ。
既に窓の外は暗闇に包まれていた。今何時頃だろうか。
 男達がきっちりと列を成して部屋を出て行くのが見えた。
 マリアが素っ裸のまま私に寄って来る。あれだけの男たちから陵辱を加えられた割に、
彼女の足取りには全く淀みがない。
 屈み込むと、襞のはみ出た性器が私の目の前に迫る。内側の粘膜が赤く充血していた。
「ダイジョーブ?委員長」
 ヨッコラショ、と彼女は日本語の掛け声に合わせて私の腕を抱えて起こす。
 その拍子に赤く擦り切れた性器から、特有の匂いを持った白濁液がとろりと零れ出た。
マリアは気付いて照れ隠しのようにまた笑った。
「マダ出てるヨ。ミンナ一杯出すカラ困っチャウ」
 流石に疲労の色は隠せなかったけれど、ジョギングでもして来たかのような爽やかな表情だ。
風浦さんが仰向けの体勢を取ったまま、しんどそうに腕を上げて胸を覆った。
「あなた――何で動けるの?」
 毎日シテるカラ――そう言ってマリアは快活に笑う。
「毎日あんな目に遭って、何で平気なのよ?!」
「ミンナトモダチ、だからカナ。コンテナの中デ服脱がさレタ時ソウ言われたヨ。
 『トモダチになろウ』ッテ。私OKしたヨ、ダッテ毎日ご飯貰えるモン。
 アレ何で委員長泣いてるカ?」
 私はマリアの顔をまともに見られなかった。そんな悲惨な過去をしれっと語る彼女に、
かえって言い様のない痛々しさを感じてしまったからだ。彼女の事を思えば、私なんか
どうでもいい位だ。
 マリアの言葉は――
 閉ざされている――