「ミンナトモダチだヨ。心配するナ」
既に屈強そうな中年男に組み伏せられ、首筋をベロリベロリと嘗め回されながら、
マリアは妙に甘ったるい喘ぎ声の合間を縫って私に呼びかけた。
「私モコンテナの中デそうなったヨ」
「ちょっと友達って、どういう友達なのよ?!」
「コンテナの中暑イ。イライラしてツイケンカしちゃうヨ。デモケンカ良くナイ。
ダカラ私ミンナとトモダチするノ」
夏服を捲り上げられ、引き締まったお腹を嘗め回され、その度にマリアは悦びに満ちた
嬌声を上げる。シンプルなデザインのブラジャーが捲り下ろされた。寝転んでも崩れない
お椀型をしたマリアの胸は、小振りながらもかなりの弾力を備えていそうだ。
男はマリアの乳首に食らい付き、満遍なく嘗め回す。マリアの乳首がシャラポアのように
大きく尖って、それを無心で口に含んだ。
「アン、パウロもっと優シク……」
自分の父親ほど歳の離れた彼に向けて、マリアは慈愛に満ちた妖艶な眼差しを向けた。
パウロと呼ばれた彼はそれに構う事なく、マリアの両足を畳に付くほど大きく広げて見せる。
マリアの陰部を覆う毛は中学生かと思う程薄く柔らかく、性器を隠すには何の役にも立たない
代物だった。生えていない、と言い切った方が実情を現しているだろう。
皮膚の色と変わらぬ褐色の縦筋だけを挙げれば、容貌に相応しく幼い性器に見えるだろう。
けれどもそこから大きくはみ出た分厚い陰唇が、彼女の男性経験を暗に物語っていた。
私は彼女の歩んできた人生を想像し、言葉を失った。目の前では中年男が濡れそぼった
陰唇の谷間目掛け、節くれだった中指を強引に差し込む。
「ソコ駄目!そんなのされタラ、マリア……」
マリアがギュッと目を瞑り、腰を浮かせて中指を全部受け入れる。
お預けを食った犬のように情けない顔をしながら、中年男が指を出し入れさせながら尋ねる。
「ユオレディソキンダンプ!オケオケ?」
言って中年男が指を止める。しばらく息を整えてから、マリアはあっけなく頷いた。
「イイヨ、オケ!」
男は待ってましたとばかりに指を引き抜くと、ズボンの前を開けて醜悪に膨れ上がった
肉塊を取り出し、彼女の秘部に先端を宛がってぬちり、と容赦なく肉を割る。
とても正視に耐えぬ惨い光景だった。けれど私にとって更に残酷だったのは、男性器を
すっぽりと奥まで受け入れたマリアが、堪らなく嬉しがっていたという事実だった。