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文字バレ4:
絵石家の顔。禿げた眼光鋭い感じの老人。背景にはイッてる感じの造形物(彼の作品?)
ヤコ「若いころに世界的な名声を得た絵石家だが 晩年の作品はあまり高く評価されず
去年他界した彼の遺作である本作も…未完成ということもあり評価対象とはされていない
従って今回Xに盗難を予告されるその意味も不明である…ふーん…あんま価値ないんだ
私は全然芸術とかわかんないしなぁ…子供の頃水族館のマンボウ描いた時もメチャクチャ親に嘆かれたっけ」
回想。若いヤコママがヤコを叱っている。手にはマンボウ寿司と箸・醤油皿の描かれたスケッチが。
ヤコ「そんなに下手だったかなぁ あのマンボウ」
ネウロ「知るか」
ネウロ「我が輩も芸術の価値などどうでもいい 「謎」の所有者が知れただけで十分だ
行ってやろうではないか その芸術家の家とやらに」
場面変わって絵石家邸の前。豪華な洋館で、広い庭には池がある。
その池の中で横たわるX。
X(さーて…アイツ招待状ちゃんと見てくれたかな…
楽しみだなぁ…どうやってバラバラにしようかな…)
家の門の呼び鈴を鳴らすヤコ。
ヤコ「…すいませーん…誰かいますか…?」
家人「…はい どちら様?」
ネウロ「(ヤコの首を絞めながら)桂木弥子魔界探偵事務所です!!
怪盗Xの犯行予告の件で…お力になれればと思いまして!!」
家人「…………どうぞ お入りください」
ヤコ「あ…はい」
門を開けて中にはいる2人。
ヤコ「おじゃましまーす……わ…暗っ…ネウロ…なんかまた化物でもいそうだね」
ネウロ「ふむ」