【初夢】スクールランブル♯194【かなったり】

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701六商健一 ◆50IVMbFpsA
#161 THE JERK 
柱 
――12Pのお正月気分満喫コメディ。/(KCJ巻宣伝)/(ラジオ宣伝) 
鳥だ!?飛行機だ!?いやバカ2人だ…。 
“バカと煙は…”を地でいく二人。 
知る人ぞ知る、名シーン。 
TKOでララの勝ち。 
沢近 愛理、日本の正月を満喫。 
塚本 八雲、珍しく本気(マジ)。 
2006年、ついに播磨のヒゲ復活。 
大塚 舞、2−Cの学級委員。 
沢近 愛理、中学途中まで海外在住。 
バカ、バトルロワイヤル開催中。 
――繰り返しますが、祝・播磨ヒゲ復活!! 

コメント 
アルハンブラ宮殿に行ってきまし 
た。 


285 ◆Ijbg3iR4eg sage 2006/01/14(土) 17:40:17 ID:avuXaDZi 
正月。一人では揚げられないからと、花井にたこ上げの手伝いを頼む晶。 
同じく、家賃の滞納を理由に播磨をこき使う絃子。 
かくして、花井vs播磨の空中戦が。 
ウォーズマンよろしく3倍の高さから…糸が切れ花井行方不明。 

百人一首。先に手を伸ばした今鳥の右手を粉砕し、札を奪取するララ。 

羽根つき。完全に顔真っ黒にされた天満に代わって、沢近の相手をする八雲。 
あっさり沢近を倒し、墨汁と筆を手に迫る。 
たじろぐ沢近の視界に入ったのは、天満に見とれていた播磨。 
獅子舞の一件を理由に罰ゲームだけ交代。困った八雲は…ヒゲ書きました。 

そして3学期。いまだ戻らぬ花井。イギリス行きの修学旅行へ向け、ホームルーム中。 
まずは旅行委員決め。天満の一言で沢近決定。相方争奪戦開始。 
金髪つながりでと名乗りを上げる吉田山。すでにハリーセット装着済みの西本。 
菅「おいおい皆落ち着けよ!!」「やめよーぜ醜い争いは!!」「本当にイギリスを愛する者ならその身から」 
  「オーラが出てるんじゃねーか?そいつを探そうぜ!!」 
と言う彼の胸にはでかでかとユニオンジャックが。 
麻生「お前もう部活来んな」 
安直にも英語の成績が一番の奴にと言う谷。めんどくさいからそれで通す舞。 
1位は花井だが休みなので2位繰上げ。2位は… 
なんとあの写経が効いたのか播磨だった。なんつーか…腐れ縁?
702六商健一 ◆50IVMbFpsA :2006/01/16(月) 09:41:22 ID:TXj/ZQCd
「オーッあがってるあがってる!!」 
正月の浜辺で凧揚げを楽しむいつもの面々。 

「ねぇ私も参加したいんだけど花井君手伝ってくれない?」 
「ん?凧揚げなんて一人で出来るだろう」 
花井に話しかける晶。 
「それが一人じゃあげられない凧なのよ。目立てば学校の名誉にもなると思うし東郷君にも差をつけられるわよ」 
「なるほど!協力しよう!!」 
花井即決。 

一方播磨に話しかける絃子。 
「オイ拳児君」 
「んだよ?オリャ手伝わねーぞ」 
「ホウ……今月の家賃もまだなのにずい分な口の利き方だな」 
播磨屈服。 

「ねえ美琴あの侍っぽいのも凧なの?」 
「あれはヤッコ凧っていう種類だよ」 
「わーっあっちのも高〜い!」 
天満達が地上ではしゃいでいる間に… 

「……………」 
「……………」 
「マジか…ホント高けェな」 
バカ2人は文字通り空を飛んでいた。
703六商健一 ◆50IVMbFpsA :2006/01/16(月) 09:41:59 ID:TXj/ZQCd
「すごいすごい!播磨君達ケンカ凧やってるよーーー!!」 
「よくまあやるわ今年も……」 
はしゃぐ天満に傍観する美琴&沢近、晶と絃子は花井と播磨の凧を操っていた。 

「いいだろう、君とは今年こそ決着をつけねばと思っていたところだ」 
「ちっ、こんな茶番に乗ってんじゃねーよ!相変わらず頭固ぇヤローだぜ」 
相変わらずの花井に意外と冷静な播磨だが、 

グイッ 
「あ」 
バキッ 
高野の巧みな操作で顔面に一撃を決められ、 

「……テメェ」 
「オイオイ今のは高野君が…熱くなるなよ!」 
「やりやがたなこンのヤロー!!」 
ゴッ 
やっぱり暴れだす播磨。 

「おおっ!!ケリが入った!!なんて器用な!」 
「す、すごい空中戦!!本物のケンカ凧だあー!!」 
激しい空中戦に盛り上がるギャラリー。 

「すごーい大迫力だよ!!」 
「…………」 
「アホね」 
三者三様の三人娘。
704六商健一 ◆50IVMbFpsA :2006/01/16(月) 09:42:46 ID:TXj/ZQCd
「チクショーいい加減あきらめろ!!」 
「そうはいかん君こそさっさと降りたまえ!!」 
ゼェゼェハァハァと空中で息を切らす2人。 

「高野君…こうなればアレをやってくれ!!」 
「!…本気ね!!」 

晶の手によって急上昇し、 
「行くぞ播磨!!いつもの3倍の高さから……!!」 
「なっ!!野郎何を…!?」 

高速回転を加え、 
「いつもの三倍の回転でっっ!!」 
「おおおおおおおっ!!」 

「いくぞ必殺っ……!!」 
回転しすぎて凧の糸が切れる花井。 

「ララさん百人一首はね、まず詠み手の歌を聴いてその下の句が書かれた札をとるゲームよ」 
「とにかく取レばイイんだナ」 
こちらでは一条らが百人一首。 

「由良の門を、渡る舟人かぢをたえ、ゆくへも知らぬ、恋の道かな…」 
「とりーーーっ」 
「あっ意外にはえーな」 
嵯峨野の歌に素早く反応する今鳥と感心する冬木、だが… 
「フン!!甘い!!」 
とララが拳を振り下ろし今鳥の手の甲を粉砕。 

「ム?違うのカ?」 
「…まあいいんじゃないかな、お正月だし」 
「キャー今鳥さん!!」 
良くルールを理解してないララと流すつむぎ、 
腕をつぶされ転がっていく今鳥を追いかける一条。
705六商健一 ◆50IVMbFpsA :2006/01/16(月) 09:43:44 ID:TXj/ZQCd
「羽子板?」 
「そうその板で羽根をつきあって落としたら罰ゲームで顔にスミで落書きされちゃうの」 

「言っとくけど手加減はしないわよっ!!」 
「フーンまあやってみましょ」 
とりあえず手合わせする沢近と天満。 

「もう書く所がないわよ」 
顔面真っ黒にされた天満。 
「うーん相手が悪かったな」 

「わ〜〜ん八雲〜〜〜お姉ちゃんの仇を取ってちょーだい!」 
「え……」 
サラと振袖姿で訪れていた八雲、最初は渋るが 
「アラ?もう終わり?歯ごたえないわね」 
「――――」 
姉を馬鹿にされたのが頭にきたのか、 
「……私にやらせてください」 
「何?やろうっての?望むところよ」 
挑発にのる八雲。
706六商健一 ◆50IVMbFpsA :2006/01/16(月) 09:44:19 ID:TXj/ZQCd
コンッ 
「あ……」 
「お〜〜さすがだね八雲ちゃんは」 
早速スミを塗ろうとする八雲に 
「ちょっ、ちょっとま………」 
焦る沢近。 

そこに 
(天満ちゃん…かわいいぜ) 
と天満を眺めていた播磨を発見。 

「こ、こっちも選手交代よ!ってことで罰ゲームはこっちよ!!」 
と播磨を引っ張ってくる沢近。 
「……オイ」 

「え………」 
「ハア?何で俺が!!バカじゃねーか?」 
「あら〜〜正月早々崖から突き落としてくれたのはどこのどなたでしたかしら〜〜〜〜?」 
「ぐっ…」 
「腹くくりなさいよ!」 

「さあ、思う存分塗りたくるといいわ!!」(フッフッフッできるもんならね!) 
ほーっほっほと高笑いする沢近。 

「そ…そーいうワケだ妹さん…」 
「そ、そんな…」 
観念した播磨と困る八雲、 
(何を必死になってんだろ…後輩相手に…) 
一人ずっと冷静に観察する美琴。 

しばらく困ってた八雲だが、 
「………!」 
ぬりぬり 
(な…!?) 

「ヒゲ…」 
「「「あ!!」」」 
問題解決。
707六商健一 ◆50IVMbFpsA :2006/01/16(月) 09:44:55 ID:TXj/ZQCd
―――新学期 
「さーていよいよ今学期はイギリスへの修学旅行があります」 
「そのための修学旅行委員長を決めたいんだけど」 
舞の提案に 
「めんどくせーそれよか班とか決めようぜ!」 
「俺ストーンヘンジでUFO呼ぶんだ!!」 
「ハイハイ勝手ばかり言わないの!」 
相変わらず自分勝手な2−C。 

「ミコちゃんイギリスで何する?私お城とか見たいっ!」 
「城もいいけどイギリスといえばアイツの……」 

「海外なだけに打ち合わせも多いし大切で大変な委員だからマジメに決めないと!」 
舞の言葉に 
「ねーーーねーーー!!エリちゃんやんなよーーー!!」 
「いっ!?」 
沢近を推薦する天満。 

沢近は渋ったが周りが押し切って結局やることに。 
そこで本来なら適任と思われた花井が、今日に限って欠席なため 
男子役員に(沢近と一緒ということで)立候補殺到。 
「(花井は)小中高と無遅刻無欠席だったのになあ…」
708六商健一 ◆50IVMbFpsA :2006/01/16(月) 09:45:36 ID:TXj/ZQCd
「外国といえば金髪(ブロンド)!!俺こそ委員に相応しいぜ!!」 
「吉田山てめー!!ザケンな染めてるだけだろーがっ!!」 
吉田山下克上失敗。 

「オイ!西本がいつの間にか変身してる!?」 
「das.」 
「論外すぎるーーーーー!!うぜーっ!!」 
ハリースタイルで親指立てても却下。 

「あ、あのボク、実はビートルズの大ファンで…」 
「るっせースッこんでろ!!」 

「オイオイ皆落ち着けよ!!やめよーぜ醜い争いは!!本当にイギリスを愛する者ならその身から 
オーラがでてんじゃねーか?そいつを探そうぜ!!」 
そういって立ち上がった菅のシャツにはデカデカとプリントされたユニオンジャックが。 

「「「「「「…………………」」」」」」 
「ふ…我ながらナイスアイデアだ」 
「お前もう部活くんな」 
周囲の冷たい視線をものともせず席に着く菅につっこむ麻生。
709六商健一 ◆50IVMbFpsA :2006/01/16(月) 09:46:12 ID:TXj/ZQCd
「なあこうしたらどうだ?英語の成績が一番の奴を委員にするとか。ほら、英語の国だし」 
谷先生の提案に、 

「…うーん安直すぎる気もするけどめんどくさいしそれでいきましょうか」 
「え〜〜〜しゃあね〜な〜〜」 
「谷さん余計なこと言うなよ〜〜」 
(お、俺…担任なのになぁ………) 
へこむ谷先生。 

「じゃあ先生期末テストで良かった人発表してください!」 
「え?あ?英語は俺か!えーと…花井は休みだから………2位は2位はっと………」 

――だ…誰が沢近さんと一緒に…………!! 

「播磨」 
「オウ、俺か」 

「……は?俺?」 

「何ーーーなんではりま?」 
「オイオイありえねーー!!」 

留年先生の指導によりさりげなく高得点を取っていた播磨。 

「ナ、ナイス、ツー、ミーツー」 
「ハァ?足引っ張らないでよねヒゲ!」 
播磨と呆れ顔の沢近で締め。 

#161…Fin.