>>866 ヨコシマ父はアニメには出てないYo
母は緒方恵美だったけど
ヨコシマのラジオでそろそろゲストに来てくれると信じてたんだけどな・・・
最近のゲスト:野沢雅子、古谷徹、鶴ひろみ、草尾毅
バレはいつくんのかね?
サンデーバレスレのいつ行バレ
>絶チル 皆本の助言で葵快勝。一方薫と紫穂は東京でぐーだら生活。
バレ
テレポータは三次元空間を直に感知してそれを操る進化したエスパー。
レベル7の葵は目を封じられた事で普段無意識に使っている超感覚で
敵を把握し快勝。そこにグリシャム大佐とメアリーが到着、メアリーの液
体念動能力で絵の具の粘着剤などはきれいにはがされた。
任務終了後、葵実家にて宴会。
その時に葵父と皆本の会話で過去の話。
葵のバベルに入った事で寂しい思いをしている事を知った紫穂と薫が、
その事を叱りに東京から来たことがあってそれ以後家族仲が改善された。
いまさらながら蕾見も到着、メアリーと一緒に葵父に巨乳接待。それに
キレた葵母のスロレス解消は浪費癖であった、800万のキモノを買うと
言い出し葵父はあやまりつつ必死で止める。
場面変わって賢木・紫穂・薫トリオ。
薫はアダルトチャンネルの支払コードを聞き、紫穂が答える。賢木が
後で皆本に怒られると止めはするが、料理はするが失敗作、紫穂は
勝手にピザを注文しぱくついていた。
乙です
内容的にはいろいろ少年漫画のコードに引っかかりそうですね
命がけだなぁ・・・
倒すトリック以外おもしろそうだ
連レスすまんが大佐とふじこちゃんの絡みあった?
>キレた葵母のスロレス解消は浪費癖
ストレスかな?乙です、ママンが見れるとは・・・ココが楽しみ
>>873 一緒に宴会してますが絡んではいません。
ケン・メアリー・蕾見は騒いでいますが、大佐は普通です。
>>874 ストレスが正しいです。
居残りトリオは実は1コマです。
宴会から抜け出し屋根の上でイチャつく葵と皆本…
次回か、家族との別れは。それともなしかい?
新幹線で帰れる距離で別れっていってもな
葵はテレポーターだし。
つか、もともとは通ってたんでしょw
880 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2006/08/26(土) 03:14:16 ID:96mZK9Vk
MAXでマッハ5以上らしいから片道5分くらいだな
881 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2006/08/26(土) 16:03:34 ID:aps0p96o
公式更新きたな。
あのクルーザーはやっぱ局長手配のバベルクルーザーなんかな。
いいヨ、クルーザーくらい100でも200でも手配してあげるヨ!…とか言ってw
こういう展開大好き
一行バレ
>絶チル 一方留守番している東京では志穂と賢木のサイコメトラー対決がおこなわれていたのだ!
でもアレだ今回のお話で
皆本が葵の手のひらに指文字書いて励ましたシーン
チョトだけジーンときた
何故かエロを感じなかった
いや、普通感じないってとかそんな突っ込みはうけt(うわやめろ何をsr
発売後の話の感想をなんでここで言うのよ
夏休みだから
>>884 手のひらに字を書くなんて、あんなの絶対に通じないから。
漫画だからってのはあるけど、違和感が先に立ってしまって
エロまで辿り着けなかったよ……orz
背中に書くよりわかりやすいと思うが?
耳や足が弱点の葵の背中なんかに書いたらすごいことになりそうだが
空間を把握する感覚が鋭いから、
皆本の手の動きもわかるんだよ、とマジレス
JOJOワロス
バレ
皆本と葵を見送った後、紫穂と薫はマンションに戻りゲームで遊ぶ。
そこに子守を頼まれていた賢木が同じく子守を頼まれていた柏木目当てでやってきた。
しかし皆本の事件の方で人手が足りず来れなくなったと聞かされふてくされる。
紫穂と薫はカーレースのゲームをやっていたが、紫穂のサイコメトリー能力は手加減を
しないと遊びにならない。その事が薫にバレ、ゲームを放棄して飛び出した。同じサイコ
メトラーの賢木はもっと上手くやれと諭すが、紫穂は反抗する。
薫が戻ってきて、自分では勝負にならないので紫穂と賢木のサイコメトラー対決を見た
いと言い出し勝負するが賢木惨敗。賢木は紫穂に対し対抗意識を燃やし、教育的指導を
かまそうとするのだった。
なるほどね。
紫穂がガンダム乗れば最強のパイロットになれるってことか。
「わかる わかるわ」
「あなたに命をふきこんであげる」
895 :
妄想乙:2006/09/01(金) 21:23:03 ID:AvRnSqBd
天候は快晴。洋上を往く一隻の船を阻む物は、今は何一つ存在しない。
展望台に座って足をぶらつかせる薫の元へ、賢木の口ずさむ異国の歌がかすかに響いていた。
肌を焦がす太陽。吹く風。潮の匂い。全てが心地よいと見え、薫は随分と上機嫌だった。そこへ唐突に、聞き馴染んだ声が届いた。
「薫ちゃーん!ずっとそこに居るつもり?熱中症になっちゃうわよ。せめて帽子かぶりなよ!」
「へーきへーき!!帽子嫌いなんだよ!紫穂も来いよ!気持ちいいよ♪」
「暑いし焼けちゃうからヤダ。それに船は高いとこの方が揺れが大きいのよ?酔っても知らないから!」
楽天的な薫に半ば呆れ、紫穂はすねたようにその場を後にした。
896 :
妄想乙:2006/09/01(金) 21:25:13 ID:AvRnSqBd
「ほんとにもう!なんでこんなことに…」
無理に外へ連れ出された恨みも有るのだろう。紫穂の機嫌はすこぶる悪い。
「こーゆー場合、子供はもう少しはしゃぐもんだぞ。退屈してたんだろ?」
ぼやく紫穂に、賢木は小面憎い顔で揶揄の言葉をかける。紫穂がそれにカチンとこない訳も無く、負けずに皮肉のジャブを当て込んだ。
「ゲームに負けたはらいせに、自分の趣味の釣りで勝負なんて、そっちこそ大人気ないんじゃない!?」
その言葉に、賢木は紫穂以上に幼い表情で、あからさまに機嫌を悪くした。
「釣れたてを船の上でさばいて晩メシにしようってんだぜ?サービスだよ、サービス!ま、もちろん、釣り勝負は俺が勝つけどなっ!!」
「…」
恐らく得意分野で子供に負ける訳がない、とタカをくくっているのだろう。賢木はわははははは!とでも形容出来そうな、品の無い高笑いをしている。紫穂はもう呆れて物も言えないようだ。
「ちなみにこれが得点表だ!!この図にない魚は0点とするッ!!制限時間は原子時計で正確に出すからなッ!!」
いつの間に用意したのか、魚や得点等の詳細を事細かに張り出したホワイトボードを、賢木は勢い良くバンッ!と叩いた。
「どこまで大人気ないのよ」
呆れて物も言えなかった紫穂も、これには突っ込まずにはいられなかった。
897 :
妄想乙:2006/09/01(金) 21:26:45 ID:AvRnSqBd
「あ〜あ、私も京都に行けばよかった」
勝負の準備をしながら、紫穂はなおもぼやく。
「……フン。チームメイトや皆本べったりだと後でつらいぜ?たまには馴れない人間とも付き合わないとな」
やや落ち着いたのか、馴れた手つきでリールの点検をする賢木に先程の面影は無い。口端を上げ、皮肉めいた笑みで『大人』の顔をしている。
「……」
紫穂は賢木の言葉を吟味するように黙り込んだ。
「ノーマルにあんな奴らは滅多に居ないんだ。10歳の時に会えたってのは―――ものすごく運がよかったんだぜ?」
「……!!そんなこと…!!」
き、と睨み付ける紫穂の顔は、泣きそうに見えた。
898 :
妄想乙:2006/09/01(金) 21:29:32 ID:AvRnSqBd
私は、初めて皆本さんに会った時のことを思い出していた。
「はじめまして。君たちが叩きのめした前任者に代わって―――『ザ・チルドレン』の指揮を執ることになった、皆本光一です」
皆本さんは恐る恐る、といった風情で、しかし辛うじて笑顔を作りながら右手を差し出していた。
「『叩きのめした』なんて…人聞き悪いなー。あのオバハンが悪いんだ!ヒスばっか起こしてさ!」
「…お手柔らかに頼むよ」
皆本さんの言葉に反論しながらも、差し出した手を一番に取ったのは薫ちゃんだった。
「ひと月もたへん方に2万♪」
にやり、不敵な笑顔を向け、手を握り返したのは葵ちゃん。
「……」
でも、あの時、私は手を取ることを躊躇った。
「よろしく三宮さん」
「……私…サイコメトラーでレベル7よ?」
言外に、心を読まれるわよ?と忠告したつもりだった。
「?知ってるよ?」
「だったら――」
判っているなら軽々しく触らないで。苛つきながら睨んだ。
「……」
皆本さんは、優しい目をしていた。全部判っているよ、大丈夫だよ、そんな目。
「……よ…よろしく」
見ていたら、私は自分の苛立ちが凄くつまらない物に思えて、気が付いたら皆本さんの手をしっかりと掴んでいた。
899 :
妄想乙:2006/09/01(金) 21:34:00 ID:AvRnSqBd
「言われなくても知ってるわ…!!」
そう叫びたかった。でも、心の奥底に留めた。
だって、賢木先生には弱みを見せたくないんだもの。これ以上、私達のテリトリーに踏み込んで欲しくない、そんな思いも有った。
今は目の前の勝負に集中しないとね。こてんぱんに叩きのめされて、二度とうちの敷居をまたごうなんて思わないくらい、徹底的にね…
――――――――――――――――――――――
一応、40号の前半部分です。
この後、やはり紫穂が軽々と高得点の魚を釣り上げたり、賢木のやんちゃな過去がかいま見れたり、普通の人々が現れたりします。
ウザ
901 :
妄想乙:2006/09/01(金) 22:13:55 ID:AvRnSqBd
すまん。台詞だけ、もしくは状況説明だけの方がよかったか?次からはそうする。
これでいくんならテキストでロダにあげたほうがいいかも
いや、ただのネタバレだからロダにあげる物でも無いとオモ。40号の台詞と状況、そのまま文にしただけだし。
>>901 乙
最初メル欄見なかったから、ただの妄想かと思ったw
画バレが欲しいですのぉ……
906 :
妄想乙:2006/09/01(金) 23:55:46 ID:AvRnSqBd
それはちょっと無理ぽ…管理が凄く厳しいから。
隙を狙ってみるけど、あんまり期待しないでくれ。
>>903 俺も読んだが
正直台詞と状況を文にしただけというには
表情からあんたが独自に推測した心理描写がかなり多めに入ってると思うんだが
まあたまには面白いけど
ありがとう ありがとう
紫穂の過去話かー、面白そうやな
ある意味、サイコメトラーでレベル7よって言ったのは紫穂のやさしさなんだよね?5歳にして
自分もそう感じた。皆本が知ってるよ、って言った後、少し戸惑った表情見せてたし。
言い忘れてた。回想シーンのチルドレンは5歳じゃなくて9〜10歳くらいだった。紫穂は今のふわふわヘアーじゃなくて、読み切り時の真っ直ぐな髪でなかなか可愛かった。
ああ、出会いって5歳の時じゃないんだね。5歳でその精神はさすがにないか。
やば…賢木の「10歳の時に会えたってのは―――ものすごく運がよかったんだぜ?」
というのにぐっと来た。
この人はこの人でノーマルとは今のところうまくやっていけているというだけなのかもね。
多分、表面的には上手くやってこれてたんだろうな。でも心底気を許せる相手は居なかったと見た。
賢木が皆本に会ったのが何歳の時か判らないけど、もしかしたら今回の紫穂みたいな心の交流が有ったのかも知れない。
賢木と皆本の出会い話も今回やってくれるんだろうか。
今回は皆本と賢木の出会いの描写は無かった。
ただ、賢木単体の過去描写はちょこっと有った。
インターン時代、大学病院に勤務
↓
愚かな権力争いに嫌気がさし、わずか3ヶ月で辞める
↓
その後コメリカの病院に勤務
あーあ…アマゾ●でコミックス購入したら同梱してたCDの角でザックリ傷が付いてた…
まともに購入した意味がねえ。
ノーマルには天才だからって弾き出され
エスパーにはノーマルだからって線引きされる皆本カワイソス
918 :
妄想乙:2006/09/09(土) 00:34:26 ID:is6WhStl
クルーザーから非常用の小舟へと移ろうとする賢木に、紫穂は小走りに駆け寄った。そして、いぶかしげに問いかけた。
「賢木センセイ!?どこ行くの!?薫ちゃんを放っとく気!?」
紫穂の責めるような口調には動じず、ロープをたぐり寄せながら賢木は答える。
「薫ちゃんは大丈夫だ。軽症だし、処置はしたから心配いらん。安静にしてれば2〜3時間で元気になる」
応急処置を施された薫は、船室のベッドで寝込んだままだ。
「それより問題はあっちのじーさんだ。容態が気になる。処置を急がないと命に関わるかもしれん」
「放っとけばいいのに。向こうも医者で、エスパーを嫌ってるのよ」
紫穂は憤懣やるかたない、といった風情で眉を寄せている。
「そうもいかねーだろ。できるだけのことはしとかないとな」
賢木は紫穂にウィンクと苦笑いを投げながら、船を後にした。
「―で、どーすか、教授の具合は?」
「!貴様、何しに来た!?お前なんかの手は借りん!!こっちは天下の東都大医学部―」
横たわる教授の周りで、医局員3人が賢木を威嚇する。
「ふん、で、先生方の診断は?」
青ざめた教授に視線を落としながら、賢木は病状を訊ねた。
「…」
途端に黙り込み、互いに顔を見合わせる医局員達だったが、意を決したか、せーの!のかけ声と共に賢木に向き直り、口を開いた。
「カゼ!」
「盲腸!」
「便秘!!」
「…このまんがはフィクションです。実在の人物・団体等とは関係ありません」
誰に説明しているのか、呟く賢木の顔は引き攣っていた。
「どけっ!!」
「ああっ、キミ暴力は…!!」
賢木は医局員を蹴り飛ばして教授に近寄り、おもむろにリミッターを解除した。
「サイコメトラー賢木修二、解禁!!」
脂汗のにじむ教授の額から情報を読みとるやいなや、賢木の目に緊張がみなぎる。
「これは…ヤベェ……!!」
919 :
妄想乙:2006/09/09(土) 00:46:15 ID:is6WhStl
「ど…動脈りゅう破裂!?」
「ああ。ヘリを要請したが、今、別件で出払ってて船で戻るのと、そう時間は変わらんそうだ。…ま、普通に来てもどのみちこのままじゃ助からん。この場で緊急オペを行うしかねえ」
術衣を身に着けながら、賢木は状況をかいつまんで話した。
「ここで!?無茶な―」
「見殺しにするよかマシだろ。バベルの船には道具はひと通り揃ってんだ」
「人工血液はこれで全部よ。足りる?」
紫穂が用意した医療用キットを、賢木は振り返った。
「十分じゃねーが超能力と併用すればなんとかなるだろ」
そして、ニヤリとしながら紫穂に告げた。
「ただ…生体コントロールをやりながら、世界記録をぶっちぎる速さで手術する必要がある。紫穂ちゃんが助手をやってくれ」
「…!!わ…私が!?」
「んな…子供がオペ看!?法律違反じゃないか!!」
「このコはただの子供じゃねーんだ。場合によっては超法規活動を行う資格を持ってる」
紫穂は未だ驚きが冷めないのか、呆けたような顔を賢木や医局員達に向けている。
「…ってか、お前らが治したことにすりゃいーじゃん?出世の糸口になるぜ?」
「!!」
「(し…しかし失敗したら?やべーよコレ!)」
「(その場合は奴らの仕業ってコトで…)」
「(教授が死んだら俺たちの将来おしまいだぜ!?)」
「…」
意見が一致したか、やはりせーの!で口を開いた。
「緊急事態だ、やむをえん!」
「君らの超能力にかけよう!」
「アッチョンブリケ!」
「ちょ…ちょっと待って……!!」
「さすがにビビるか?まー、ガキに無理強いする気はねーけど…」
「………」
あくまでも逆なでする賢木の言葉に、紫穂の顔には青筋が立っていた。
920 :
妄想乙:2006/09/09(土) 00:52:48 ID:is6WhStl
「…簡単に言うと、破裂した血管をふさいで止血する作業だ。
体内はたぶん血の海になってるけどビビるなよ。手術野は見なくていい。
とにかく俺の思考を読み続けて必要な道具を必要な時に渡してくれ。いいな!?」
「りょ…了解!『ザ・チルドレン』三宮紫穂―解禁!!」
「心配すんな。俺たちなら10分で終わらせられる!!」
賢木が教授の体にメスを入れると大量の血液がほとばしり、それらは紫穂の顔にも飛んだ。
「―!!」
「落ちつけ!事件や事故の現場を透視したことはあるだろ。それと同じだと思え」
紫穂の動揺を感じ取ったのか、賢木はフォローを入れた。
「…ま、ナマで見るのとはだいぶ違うのはわかるけどな。本物の知識や経験と、透視で知ったこととは違う」
「う、うるさいわね!平気よ!なんだってそういちいち言わなくていいことを言うわけ!?」
紫穂は賢木を睨むと、まくし立てた。
「私のこと嫌いなのはもう充分伝わってるわよ!!いいから手術に集中して!!」
「……!!」
その言葉に、賢木は一瞬目を見開いた。そして笑みを浮かべた。
「やっぱガキだな」「何よ!?」
喋りながら、術野に視線を戻し、手を動かす。
「超度7で透視状態でも人間の心理のややこしいとこはよくわかんねーのな」
術式に集中しているのか、それとも口では伝え難いと思ったのか、賢木の言葉が不意に止まった。そして言葉の代わりに、賢木の内心が紫穂に流れ込んできた。
921 :
妄想乙:2006/09/09(土) 00:56:06 ID:is6WhStl
(俺はお前見てるとムカつくのは本当だが…嫌いってのとはちょっと違う。お前と違って俺が10歳の時、チームメイトや皆本はいなかった)
「…」
(お前は奴らに守ってもらって、そのおかげでガキでいられるんだ。なのに―それがどれほどラッキーなのかわかってねえ)
「わかってるわよ、そんなこと―…!!」
ここで紫穂も、同じく言葉を止めた。
(……)
それに気付いた賢木は、紫穂の心に意識を傾けた。
(私だって…なんでもかんでも透視してるわけじゃないわ。読まないようにしてることもたくさんあるの。
知らないことがある幸せに、サイコメトラーが気づかないわけないでしょ)
「…」
(これだからムカつくんだよなっ!!ものわかりのいいオトナぶりやがってよ―!!)
(じゃあどーしろってゆーのよ!?大人気ないわねっ!!)
ある意味患者を無視しながら、二人は手先と精神感応バトルを白熱させていった。
922 :
妄想乙:2006/09/09(土) 00:59:08 ID:is6WhStl
「…そうか、そっちも大変だったな」
京都から戻った皆本は、そう言って残留組をねぎらった。テーブルにはお土産の八ツ橋が広げられている。
「えっへっへ〜もう平気♪見て見てっ水着のあと、セクシー!?」
薫は下着をめくりながら皆本に近寄り、日焼けの跡をチラチラと見せた。
「し…尻をしまえっ!!君じゃなくて紫穂や賢木に言ってるんだ!!お前は外ではボーシをかぶれ!!」
「で、そのじーちゃん助かったんやな?」
日常茶飯事に見向きもせず、葵は賢木に訊ねた。八ツ橋を頬ばりながら、賢木は答えた。
「あのあと連絡なんかねーけど、手術はうまくいったから大丈夫だろ。大学のヤブ医者が余計なことしなきゃ生きてるはずだ」
「そんな言い方するな。あの人たちだって―」
「いい子ぶってんじゃねーよ。おめーだってガキの頃いろいろあって、とっとと留学したんじゃねーかよ」
賢木は険悪な顔で言い捨てた。
「俺は最後までああいう連中の中でぐだぐだやってきたんだ。最後にはあきらめておん出たけどな」
「賢木…」
皆本は一瞬言葉を詰まらせると、悲しそうに眉尻を下げた。
「じゃ、片っ端から大学の女性看護士に手を出して、居づらくなって海外留学して逃げたってのはデマだったのか」
「あっ、そーいやそんなこともあったよーな!?忘れてた!!」
「…アカンやん」
923 :
妄想乙:2006/09/09(土) 01:03:56 ID:is6WhStl
賢木は笑いながら、こんなことを言い出した。
「いやー、俺が今10歳ならなー。俺も『チルドレン』のメンツになって、お前にめんどーかけてやったものを……!」
その言葉に、紫穂は沈黙する。
「…」
髪型は今よりやや長め、やはり地黒で、活発、それで少し生意気そうな、バベルの少年用の制服を身に着けた10歳の賢木。
そんな少年が自分達の真ん中で、『ザ・チルドレン、解禁ッ!!』等と言っているところを想像してみたのだが…
「ヤダ、そんな『チルドレン』。なんかキモイ」
「なんでキモイんだよ!?美少年よ!?よく見てみ!?」
フイッ、と目を逸らす紫穂に、賢木は激しく抗議した。
「仲間は女の子の方がいーな」
「セクハラ系は薫がおるから」
薫と葵も、難色を示していた。
「……」
皆本は無言でいた。そんな皆本に、素早く紫穂が触れた。
「皆本さんも『女の子の方がいい』って」
「えっ、ちが…」
「うわっ、やっぱそーなんだ、皆本!?」
薫と葵は皆本の弁解を聞き流し、キャーキャーと嬉しそうな悲鳴をあげた。
(皆本…お前は本当にすげえよ)
その様子を、賢木は微笑みを浮かべながら見ていた。
「(こんなかわいくねえガキどもと、平気で組んでられるんだもんなっ!!きっと変態だ、あいつは!!)はっはっはっはっは」
「(センセイ、もう用は無いから帰って?)ほほほほ♪」
傍目には、大人が子供の頭を撫で、見つめ合い、仲良く笑い合っているように見えるだろう。深層下で壮絶なバトルを繰り広げているとも知らずに。
「ま、仲良くやってたみたいでよかった」
「そーかな?」
のほほんとした皆本と、ことの真相を薄々見通す葵、久しぶりの皆本に甘える薫が、二人を見守っていた。
乙!
賢木カッコエエエエエエエエエェエエエェェェ!!!!
解禁!のとこのイケメンぶりは普通に惚れる
925 :
妄想乙:2006/09/09(土) 01:27:00 ID:is6WhStl
こんな時間にまあ乙!
>皆本は無言でいた。そんな皆本に、素早く紫穂が触れた。
>「皆本さんも『女の子の方がいい』って」
>「えっ、ちが…」
>「うわっ、やっぱそーなんだ、皆本!?」
ココかな?公式のやつ。とにかく賢木に乙といいたいな、紫穂も少しは大人になるかな?
やっぱり皆本に見せるために焼いてたのか。何かムカつくぜ!
>>925 携帯でしかみられないところにUPるのやめてくれー
930 :
妄想乙:2006/09/09(土) 08:01:52 ID:is6WhStl
スマソ、設定忘れてた。PCからも許可した。
>>「カゼ!」
>>「盲腸!」
>>「便秘!!」
この元ねたってなんだっけ
932 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:2006/09/09(土) 09:31:14 ID:BlgJaH2f
マニアックなお姉さん向けキター
乙です
うわっ、めっさ面白そう
出来れば短く概要だけまとめてほしいなぁ。
正直素人の小説みたいなのはニガテだ。
アゲてくれてるのにスマン。
せっかくあげてくれてるのに文句いうなよ
携帯からだと長文読めねぇ。
概要のみを追加してくれれば問題全部解決じゃね?
>>935 同意
概要だけでいい奴はサンデー速報スレ行けよ
いつも一行バレしてくれるバレ氏がいるだろ
>>940 ここの初期のバレ位が丁度いい
あまりに詳細かつ情景描写されまくりだと、サンデー買う意味が薄くなる
そこまで言うともはやエゴだな。
サイコメトリーって能力自体が反則だよなー
賢木は以前サイコメトリーで女の人診察してたけど
心まで読まれるかもしれないのに誰も診察受けにこないと思う
944 :
妄想乙:2006/09/09(土) 14:50:49 ID:is6WhStl
ここは台詞全部とか、あまり詳しいネタバレはNGだったか?だったらごめん。
次からは2〜3行くらいのちょいバレにしておく。画バレは出来る時だけ、って感じで。
騒がせてもめん。では名無しに戻ります ノシ
>>931 亀レスだが、ブラックジャックだったかな?うろ覚えだが。
>>944 はっきり言って、文句を言っているやつの論調の方が絶対におかしいし、できる事なら詳細バレでお願いします。
つうか、この昨日からあるイチャモンは本当に頭が悪いから気にしないで。
>>944 詳しいネタバレがダメなんじゃなくて、主観の入った小説に仕立てるのが反発食らってるんだよw
他のマンガスレのバレを読んでみると良いかも
見たくなければNG設定であぼーんすればいいジャマイカ。コテ付けてる人なんだから。
買う意味薄れるとか言うなら、そもそもなんでバレスレ見るんだ?
次スレからはテンプレに、
『 バ レ 師 さ ん へ の 感 謝 の 気 持 ち を 忘 れ ず に 』
を追加した方がいいかもなー
>948
本当はそんなこと言わなくても良いことなのにと思わずにはいられないなぁ
どっか根本的にオカシイよな
>>947 他のバレスレを見てるならお前みたいな奴のせいで今までいろんなスレからバレ氏が消えたことを理解しろよ
あくまでもバレはバレ氏の好意でやってるんだぞ
気に入らなければ見るな
951 :
妄想乙:2006/09/09(土) 18:46:15 ID:is6WhStl
>主観の入った小説に仕立てているから反発
それは、先週のネタバレをした時になんとなく判った。
だから今回は、なるべく自分の主観を入れずに、
状況を箇条書きするに止めたつもりだ。(紫穂は××した、とか賢木は○○に居る、みたいに)
でもそれでも駄目だ、となるなら、自分はちょいバレ程度しか出来ないと思う。短文にまとめる、というのが下手くそなんだ。
詳細バレを希望している人達には申し訳ないけど、出来れば他のバレ師さんに頼んで欲しい。
自分がこのスレの空気を悪くしてしまって、本当に申し訳なかった。ごめんなさい。もう半年ROMっとく。
いろいろとかばってくれた人達も、ありがとう。
まぁ情景描写は無くしてくれたほうが読みやすいかなとは思う。
読んでる人の主観だからね。
でもあげてくれることに感謝はしてるよ。いや本当に。
バレ氏さんは集配部の人かな?
自分のクビ掛けてまでやってくれてるんだからありがたいじゃん。
例えばハヤテのネタバレは
319 名前: 名無しさんの次レスにご期待下さい [sage] 投稿日: 2006/09/02(土) 21:42:43 ID:ydiKUxZf
ワタルとサクが縁日デート(違
虎鉄がハーマイオニーに告白。
泉様がみてる。
泉様が正体ばらす。
虎鉄逆ギレ。
ナギ(とマリア)がお面を買う。
ヒナの誕生会を学院でやるらしい。
ヒナに時計を渡す。
帰り道にナギが虎鉄に攫われる。
SP役立たず。
今週は表紙だけで満足しました。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
この程度ならネタバレしつつ興味掻き立てつつなんだよな
バレしてくれてることにはもう大感謝よ
詳細が嫌な人はサンデー速報に行ってろ。
ここで詳細バレが上がったら適当に簡略化して書いてやるからよ。
バレが来て当然だと思っている奴何なの?
普通は水曜日にならないと読めないんだから感謝するのは当たりまえだろ
バレ氏も人間なんだから何かしてもらったらお礼を言うぐらいの常識はまもりな
>バレ氏
トン!!!
出来ることならこれからもよろしくお願いします!!!
>文句いってる乞食
なに勘違いしてんの?
常識のない低能は頼むから、もうここには来ないでくれ。
キモい
人として最低限の感情さえ持ち合わせていない基地外でケツの穴以下の
ゴミクズが散々暴れまわって最後には理屈も何も無い一行負け惜しみレスしか出来なくなった。
と聞いて飛んできましたよ。
とりあえずサンデー速報スレに行けば全て解決なのになぜそうしない?
流れを微妙にd切りますが・・・・そろそろ次スレですね。ここらできっちりテンプレを決めませんか?こういう状況を避けるためにも。今の
>>1だと自治的な注意書きが少ないかと・・・・
次スレは
>>970?
テンプレいじるってのはバレ氏が来なければスレ自体が無意味になるし難しいねぇ。
どうしてもお約束を加えるならバレに対して反応する側についてしか無い。
バレは基本的に善意です。バレ氏に感謝しましょう。
>>962 いやいや、9ヶ月も前のものを発掘してくれて乙ですw
とりあえず、これでいいんじゃね?
>>962 おー本当だ!よく見つけたなww乙可憐!
965 :
名無しさんの次レスにご期待下さい:
>>916 当然、返品利くよ。 梱包の仕方が原因なのは明白だからね。