からくりサーカス絶望的にだめぽ25【ネタバレあり】

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848名無しさんの次レスにご期待下さい
本バレ

 「最後通告」

「ナルミか、久しぶりだな。サハラ砂漠で僕が君を助けて死んだ時から会ってないものな。
びっくりしたろ。あのフェイスレス司令が全ての黒幕だったなんてさ。
そして今、こーんんあいハンサムになって君に再会するなんてさぁ」
「なんで、あの時俺を助けた、フェイスレス。いや、それよりなぜお前がサハラに行く必要があった?」
フェイスレス、真夜中のサーカスの動向を全て監視し、人形達がゾナハ病をばらまいて
柔らかい石を持つ人間を見つけ出す方法を黙認していた経緯を話す。

「そして君の噂を聞いた。ルシールと僕の故郷に行って、僕と兄さんの過去のいきさつを
見てしまった男だとか」
それで鳴海に興味を持ったフェイスレスはサハラに行った。
「会って驚いたよ、顔こそ違え、兄さんに雰囲気がそっくりだったんだ。
その時、思ったね。君を兄さんだと思うことにしよう。そして僕がエレオノールをものにするのを
見せびらかしてやろうとね」
「だからあの時俺を助けたのか」
「君と会って、それを決めたらもう用は無い。死んだフリしてサハラを去ったんだ。
その前に今までほっといた人形達に自己紹介してね」
人形達に自分が造物主だと明かすフェイスレス。
「僕が三解のフェイスレスだと言われてたのを覚えているかい?
最後の【理解】、その言葉の意味を理解して人形達は即おとなしくなるのさ」

あと2週間でゾナハ病で死滅する事を説明するフェイスレス。
それで兵士や子供達に尚更毛嫌いされたエレをいたわるエリ公女。
気を取り直したエレはギターを弾き、子守唄を歌い、皆を慰めようとする。