【ツンギレと】涼風−SUZUKA−#34【哀れな下僕】

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あらすじ:付き合い始めて1か月。ちっとも深まらない大和と涼風の関係ですが、季節の方は秋が深まっております。

大和「うおお〜〜朝夕はめっきり寒くなったなァ」涼風「うん・・そうね」
大和「なァ今日部活終わったらお好み焼き食って帰んねー?」
   「やっぱこーゆー日は暖かいモン食わねーと・・・・」

   「・・・・なァ聞いてっか?」涼風「え!?」
大和「どうしたんだよなんか昨日からボーッとして・・」涼風「ごめん・・何?」
大和「だからァ今日一緒にお好み焼き食って帰んねー?」
涼風「今日・・・・?」「・・・・ゴメン」「今日は部活のあと用事があるから・・」
大和「・・・・・・・・」「・・そっか」涼風「・・・・うん」「ゴメン」


大和「・・・・どうしたんだろアイツ」「何か悩みでもあんのかな・・・・」
涼風「大和くん」「衣笠先輩が呼んでるわよ?」「30秒で来いって」
大和「え・・・・」「ああ・・・・わかった」涼風「早く行った方がいいわよ?」
大和「あ・・朝比奈!」涼風「・・・・なに?」
大和「今朝のことだけど・・やっぱ悩みでもあるんじゃないのか?」涼風「え・・・・?」
大和「また陸上のことでプレッシャーとか・・」涼風「・・・・なんでもない」
大和「お・・おい!?」
   (なんでもないって顔じゃねーじゃん)(一言くらい相談してくれればいいのに)
   「・・・・あ」「なぁ羽柴」羽柴「・・・・・・」
大和「・・・・・・?」「羽柴ってば!」羽柴「なによ!」
大和「え・・・・なんで怒ってんの?」羽柴「別に怒ってないわよ!」「用もないのに呼ばないで!」
大和「いや・・・・ちょっと朝比奈から悩み聞いてねェかな〜〜って・・」
羽柴「え・・・・?」「なにアンタ・・まだ朝比奈って呼んでんの?」
大和「あ・・ああ・・なんか性に合わないしさ」「結局苗字にしたんだけど・・」
羽柴「ふ・・ふ〜〜ん・・」「そっかそっかまァそれなら別にいいんだけどね」
   「・・・・で?なんの話だっけ」
大和「いや・・だから最近アイツ悩んでるっぽいから何か知らねーかって・・」
羽柴「気にしない気にしない!そーゆー日もあるわよ!」大和「あ・・あぁそォ・・?」「・・・・・・・・?」
衣笠「貴様!!30秒で来いと言っただろォが!!」大和「うわぁぁっ!!スイマセン!!」


大和「・・・・なんか一人で帰るのって空しいなァ」「倍寒く感じる・・・・」「・・・・ん?」
恵美「あ・・・・大和くん」「今帰り?」大和「ええ」「恵美さんこそ珍しいですね一人だなんて」
恵美「早乙女さん今日提出のレポートができなくて大学に居残りなの」
   「おかげで合コンなくなっちゃったのよね・・・・」大和「そ そうなんスか・・」

恵美「ゴメンね〜〜つき合わせちゃったみたいで」「あ大和くんは未成年だからお酒はダメよ?」
大和「ハァ・・わかってますけど」「恵美さんもほどほどに・・」
恵美「なんかさ・・・・秋ってすごく寂しい気分になるじゃない」「一人でいたくないのよね〜〜わかるでしょ?」
大和「・・・・・・・・」「だったら彼氏といればいいじゃないっスか」恵美「・・・・・・・・・・(ぐい―――っ)」
大和「え・・ねェ・・・・ちょっと・・・・」恵美「(ゴンッ)フラれました!!」「だから合コンするんでしょォォ!?」
大和「あ・・スイマセン・・」(今日はスイッチ入んの早エな・・・・)
恵美「私はつき合ってすぐ手ェ出す男は信用できないの!!」「そう言ってやったの!!」
大和「ハイハイわかりますわかります」
恵美「そしたら今度は急に何か月もな〜〜んにもしてこないワケよ!!」「どう思う!?」
大和「それは恵美さんがそんなこと言うからでしょ?」
恵美「ええ言ったわよ!!」「だけど何か月もほっといて他に女つくれなんて言ってないわ!!」大和「いでででっ!!」
恵美「そういえば大和くん達ってつき合って1か月ちょいだっけ?」「もうキスくらいしたの?」
大和「い・・いえ・・・・」「つき合ってからはまだ何も・…」
恵美「ハー情けない」「そーゆーのは純情じゃなくてオクテってゆーのよ?」大和「・・・・んなこと言われたって・・・・」
恵美「大和くんってさァちょっと男として頼りがい無いわよね」「涼風ちゃんに相談とかされたこと無いでしょ?」
大和「え・・・・」他の客「スイマセーンビールおかわり!」

ここまで打っててめんどくさくなった。