前スレ
>>582 >>733 >>814-818 は、自分が知るかぎり、嘘バレです。
エヴァと刹那は、リング上で相対して動かずにいた。
いぶかしがるネギ達、観客達。
しかし、エヴァと刹那の意識は、魔法で作られた幻想空間に移っていた。
幻想空間の内部は、エヴァの別荘と同じ構造(おそらく、同じポリゴンモデル)。
刹那の手には、夕凪が握られ、服も袴姿になっている。ただし、袖が無く背中が開いている。
刹那のために人目を憚ることなく力を振るえる舞台を用意した、と言うエヴァ。
なぜ、わざわざそのようなことをするのか、と問う刹那に対し、
刹那がタダの人間に堕してしまうのを惜しく思うからだ、と答えるエヴァ。
幻想空間中では、エヴァは、本来の力を取り戻しているらしく、空を飛び、所謂「本気」で襲いかかってくる。
刹那も、白い翼を展開し戦いに臨む。
が、次の瞬間、至近距離から魔法のビームのようなものをぶつけられ、海に叩き落とされる。
刹那が、「あのこ」(おそらくネギ?)を守る、と言ったことを受け、
この程度で誰かを守るなど片腹痛い、と言いつつ、強大な氷塊を空中に作り出すエヴァ。
そして、この試合に負けたなら、剣を捨てろ、と言い、その氷塊を刹那の頭上に叩き付ける。
しかし、刹那は、その氷塊を両断し、エヴァに打ちかかる。
一方、現実世界のネギ達は、二人が幻想空間で戦っていることに気付く。
夢見の魔法とカードの力で幻想空間にダイブするネギ、明日菜、カモ、チャチャゼロ。
すると、火花だの煙だのを散らしながらエヴァと刹那が空中戦を交わしていた。
勝てない、と感じた刹那は、剣を執り木乃香を守ることは、自分の全てである、とうったえる。
そんな刹那の首根っこを掴み地面に叩き付けながら、
そういった大仰なものを持たずに生きるのも悪くはないと、一瞬、寂しそうな笑顔を見せるエヴァ。
刹那は、エヴァを巴投げで振りほどき、反論しようとするが、言葉が出ない。
剣か人並みの幸せかを選べ、と宣告し、魔力をチャージするエヴァ。
危険を察知した刹那は、四面体状の障壁(?)「四天結界独鈷錬殻」を展開する。
見開きで大技が炸裂。
何とか耐えた刹那だが、こんな圧倒的な戦いでは、自分には、選択の余地がない、と諦めの情に襲われる。
しかし、次の瞬間、これが幻術で行われていることから、そこに何か別の意味を感じる刹那。
そこに、ネギ達の精神体が駆け付けてくる。
ネギ達にじゃまをしないよう忠告し、最後の一撃のチャージに入るエヴァ。
と、エヴァの目に映ったのは、ふっ切れた顔で剣を構える刹那。
見開きで、雷鳴剣が炸裂。直撃はするが、それを防ぎ切るエヴァ。
爆煙が晴れていくなか、刹那は、幸せと剣とのどちらも選ぶのは、ダメなのか、と尋ねる。
「どちらも?」と言いながら、エヴァは、フッと笑みを浮かべる。