王とアカズ、シャウが軍儀の部屋にいる。
王「ピトーはまだか?」
シャウ「はい…すぐ来るように伝えたのですが、何処へ行ったのやら」
王「ぬう…痛いぞ。かなり痛い。正直ガマンできそうにない。
コレ(千切れた腕を傷口に近づける)、くっつけておけば治るはずだな?」
シャウ「…さすがにムリかと」
王「再生するとか」
シャウ「…やっぱりムリかと」
王「そうか。それは予想してなかった。…泣いてもいいか?」
アカズ「駄目す」
王「…」
シャウ「…」
突然ネフェルピトーが部屋に入ってくる。
ネフェ「ああっ王様!そのようなお姿に…
おいたわしや!ぐりぐりぐりぐり(傷口を触る)」
王「おうっ!?」
シャウ「王!?」
アカズ「OH!っす」
ネフェ「でも大丈夫!ここに取り出したるは東ゴルトーに古くから伝わる秘薬!
(色々混ざった真っ赤な物体を見せる)
これを傷口に塗ればあっという間に…夢のような時間をすごせますよ?」
王「うむ。でかしたぞ、ピトーよ」
シャウ「いや、能力を使えば…」
アカズ「白いご飯に合いそうす」
ネフェ「膳は急げ、思い立ったが吉日、王様の耳はロバの耳!
こうやってつけて…ぬりぬりぬりぬり(傷口に塗りたくる)」
王「ぐぬぅ!?う、お…おおうっ!げふうううう」
シャウ「王!」
アカズ「五月蝿いす」
王、部屋中をのた打ち回る。
ネフェ「ご心配なく。痛いのは最初だけ…
床のシミでも数えてればすぐ楽になれるかと」
王「ぐふッ!ぐふッ!ぐぅぅぅぅぬ…ふゥゥゥゥッ…ゼハァーゼハァー
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ハァハァ(´д`)」
シャウ「王…?」
アカズ「目覚めたっすね」
煽り「新たなる境地…!」